個性『武人狸(ブジンソード)』のヒーローアカデミア   作:零魔/仮面ライダー好き@FNF中毒者

2 / 3
さぁ、第一話!
玲「....」
アー、大丈夫かい?
玲「別に....早く始めようか」
ハイハイ.....


あ、今回はギーツキャラクターが出ます!
登場キャラ
門矢玲(かどやれい)
浮世英寿(うきよえーす)

それじゃあ....


『さぁココからがハイライトだ!!』


邂逅Ⅰ:創世の白狐と孤独少年

おーい

 

(....?だ、れだ.......?それに、俺.......倒れて.......?)

 

おーい、聞こえてるかー?

 

(....聞こえてるわ.......けど、体が動かないんだよ...........)

 

起きろー?

 

バシッ...と俺の額に痛みが来て、俺は目を覚ます。

真っ白でかなり広い空間だった、床には白色と赤色の花...薔薇やチューリップなどが咲いていた。

 

「っ.....あ、?」

 

「起きたか」

 

俺は痛む体を起こし、声のした方へ視線を向けた。

 

「.....なっ.......!?」

 

俺は自分の目を疑った....何故って?それは.......

 

「よお、門矢玲。俺は浮世英寿(うきよえーす)、神様さ」

 

仮面ライダーギーツの変身者であり創世の神様でもある浮世英寿の姿があったのだ

 

「な、何で.....!?」

 

「"何で"な、それはアンタの事が『気になったから』だな」

 

き、気になったからって言う理由で俺を連れてくるのかよ.......

 

「まぁ....アンタは『強くなりたい』んだろ?」

 

「!......嗚呼」

 

俺は強くなって.....誰かを守れる様に......したいんだ

 

「それじゃあ、力を付けてやるよ」

 

「!?は...!?良いのか......?それに....何で俺を気に入ってくれるんだ...?」

 

俺は驚き、英寿に疑問を投げかけた。

何故、俺のことを気に入ってくれているのか....それが気になるだけなのだが......

 

「...アンタの過去を知ったから、だな。両親に虐待されて、ずっと辛かったんだろ?」

 

...その言葉に俺は、少しばかり怒りを覚えてしまった...。ずっと辛くて痛くて......親には失敗作だって、毎日言われて......

 

「っ.......お前に何が分かるってんだよ....!」

 

俺は....英寿の胸ぐらを強く掴んで声を荒げていた。感情的になったのは今が初めてでもあった....けど、今の俺は周りを見ていなかった。大切な人なんて、誰も居なくて........

 

「俺だって.....ッ、必要だ(愛してくれ)って....言われたかった!!!!」

 

俺の呼吸は乱れていて、涙さえも俺の頬から溢れていた。

 

「....」

 

英寿は俺が胸ぐらを掴んでいる手を振り払わず、英寿の両手は俺の背中で抱きしめられていた。

 

「..... 失敗作、ね....」

 

英寿はそう呟くと俺のことを抱き寄せた...その感覚が....俺には少し、優しく感じた。

 

「.....なんだよ」

 

俺の額は英寿の胸に当たっていた...英寿の体は朝日みたいに暖かくて....そして俺は.......俺はずっと、強がっていた。誰にも、助けては貰えなかったから....

 

「それでいい。だけど、俺の前だけでは強がるな、泣け」

 

英寿の声は低くかったが....とても、優しかった

 

「....っ」

 

俺の心の中に堪えていた....感情。それが崩れたような感覚がした....

 

「俺....は、本当はッ........愛されたくて........ッ」

 

この後の言葉が出てこない.....いや、声にならなかった。俺の頬や英寿の服は俺の涙でぐしゃぐしゃになっていた。

 

「....全部、気持ちを吐き出せ。俺が全部受け止めてやる」

 

その言葉だけで......俺がどれだけ、救われた......様な気がした。

 

「ごめ、ん........ごめんな、さぃ.........ッ」

 

真っ白で花が咲き乱れている空間に....

孤独だった少年の一筋の涙が....................

 

 

 

ポトリ、と落ちた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が暫く経って、泣き止んだ後。英寿からこう言われた。

 

「生身の戦闘訓練をしよう。強くなるなら、俺みたいに強くなれ」

 

そう言って、英寿は何か何処かで見たことのあるサンドバッグ*1を出した。

 

「.....それ何か見たことのあるデザインしてるんだが......」

 

「気にしたら負けだ」

 

「アッハイ」

 

英寿はこのサンドバッグに殴り方や蹴り方などを教えてくれるつもりらしい.....

 

「それじゃあ、俺の戦い方を教えてやる」

 

英寿からそう言われて....俺は、英寿に戦い方を教えて貰う事になった。

 

「まず一発アレに殴ってみろ、それからだ」

 

「あ、嗚呼......多分....あまり強くないぞ....?」

 

俺はサンドバッグを殴ったが...

 

ドンっと鈍い音が響いた。

 

「...あまり力を入れすぎるな、肩が上がって上手く力を伝えられないぞ」

 

「本当だ....」

 

「それと腕だけで殴らないほうがいい、体全体を使って殴れ」

 

「体全体で.......はぁっ!」

 

俺は英寿に教えられた事を意識しながらもう一度サンドバッグを殴るとドスッと少し強い音が響いて英寿は少し笑った。

 

「いいな。お前は教えられた事を上手く体に染み込ませる事ができるな」

 

「!....そう、なのか.....?」

 

俺は...何もできないし......出来ない側だし.......

 

「理解出来ない奴は何回か教えるつもりだ....今のを修正出来るのはお前だけの特権みたいな物だ。自信を持て」

 

その言葉で俺は気づいた。自分に自信を持っていいって、誰かを守るための力を付けているんだって....だからもっと強くならないと.....

 

「それじゃあ、次は蹴りだ。肉弾戦は殴りだけじゃすぐに負けるからな」

 

「嗚呼!」

 

俺は少し笑みを浮かべ英寿に返事をした。

英寿は、クスッと笑い......

 

「膝を曲げて押し出すように蹴ってみろ、最初は弱くてもいい。段々強くしていけ」

 

「分かった....でりゃっ!」

 

俺はサンドバッグに蹴りを入れると、ドンッ!と少し強い音が鳴り俺の体は少しふらついてしまう。

 

「軸足をイメージしてみろ、地面を足で掴んでいるかのようなイメージをしろ!」

 

「っ...!はぁっ!」

 

ドンッ!と早く大きな音が響いた。揺れが少なくて地面に踏ん張る感覚を感じるのは何となく分かっていた。

 

「悪くないな、力の入れ方や体制...すぐに理解出来るみたいだな」

 

「そうか....」

 

「けど、体力は無いみたいだなw」

 

「はぁ...五月蝿い....」

 

まぁ、家からほとんど出ていなかったからな.....体力がないのは仕方が無い.......

 

「次は殴りと蹴りを混ぜてみろ、リズムを崩さずな」

 

「分かった...!」

 

俺はサンドバッグに拳や蹴りを入れて行く

 

「はっ...!」

 

右の拳をサンドバッグに当て

 

「でりゃぁっ!」

 

左の拳を当てて、次のアクションへと繋いでいく

 

「はぁっ!!」

 

蹴りを当てる。

 

「ふむ、良い感じだ」

 

「はぁ...はぁ.....よ、よかった........」

 

「それじゃあ、次は俺を相手に軽く組んでみるか」

 

「はぁ!?」

 

嘘だろ!?英寿(2000年間戦ってた人物)を相手には流石に無理だって!?

 

「倒すのは目的じゃない、俺相手に折れないかを試すだけだ」

 

すぐに英寿の拳が飛んでくる

 

「うぉっ!?」

 

俺は咄嗟に避ける

 

「本当にビビるから急には辞めてくれ!」

 

「本来の戦闘だった場合、教える訳ないだろ?」

 

「ヴッ、そ...それはそうだけど.......あーもう!仕方が無い...!」

 

俺は英寿に向かって拳を放つが英寿に受け止められる

 

「視線は逸らすな、今は1対1だ。目の前の相手に集中しろ!」

 

俺の体は地面に転がされるが何とか受け身を取り立ち上がる

 

「っ....やっぱ....英寿は強い......!」

 

「いや、お前も強いさ...それとまだ行けるよな?」

 

「!嗚呼......勿論!」

 

俺の目は鋭くて戦いを楽しんでいる目になっていた。

 

「それじゃあ、来い!」

 

「っ....!」

 

俺は英寿に向かってまた拳や蹴りを放っていた

 

「はっ!」

 

英寿は俺の拳や蹴りを受け止めたり俺に向かって攻撃してくる

 

「っ....」

 

やっぱり激しい.....けど、英寿には....勝ちたい.......手加減してるかもだけど。

 

「はぁっ!」

 

俺は息を荒げながらも拳が軽いが確実に英寿の胸に当たった

 

「.....」

 

「はぁ...っ、はぁっ.......」

 

沈黙...

 

「....初日でコレは十分だな。あとは体力とかを付ければいい」

 

「マジか....」

 

「ちゃんとお前は出来る子だ。教えられれば出来るさ」

 

英寿にそう言われて肩の力が抜けた。少しばかり、体がふらつき倒れそうになった時...

 

「おっと、疲れたか....なら少し休むか」

 

英寿が受け止めてくれて、意識が薄れてくる。

 

「それと、お前は逃げたい時は逃げていい、だけど....挑戦したり誰かを守る時は逃げるな、良いな」

 

俺は、小さく頷き意識を闇の中へと落としていった。

*1
スマブラのサンドバッグさん




浮世英寿(うきよえーす)
CV 簡秀吉
仮面ライダーギーツの変身者で創世の神。
2000年の間、輪廻転生を繰り返していてその目的は"「自分の母親」を探すため"だった。
下の名前、エースは2000年の輪廻転生で変わることはなく今の"浮世英寿"として生きるまでずっとこの名前は着いていた。
自分の母親の正体はツムリの前任者であるデザイアグランプリのナビゲーター「ミツメ」であった。彼女は古代人の男性(のちにエースの父親)に禁断の恋をしミツメが三日三晩「願い」続けたことでエースが産まれた。それを見たデザイアグランプリの創設者である「スエル」によって意思無き創世の女神へと姿を変えられ道具として利用されていた。
その息子であるエースは母親に「私の事は忘れて幸せに生きて」と言う言葉。そのエースはその言葉、存在を忘れたくないと願った結果「生まれ変わってもその記憶を忘れない力」を身につけ、記憶を持ったまま輪廻転生を繰り返す存在となった。コレが現代における、浮世英寿であり何度も困難を乗り越えてきた彼らは「2000年」と言う年を経て再会する事になる。ミツメは力を使い果たし消滅してしまうが、英寿は両親からの「願い」と「力」で「誰もが幸せになれる世界」を目指して行く。

終わり!
英寿「相変わらずだな」
アハハ....
英寿「まぁ、今寝てるからな....」←玲くんのこと
....スヤスヤと寝てるよね。可愛い.....
英寿「....過去は暗いけどな」
.....君よりかはマシじゃ無いかな.....???2000年の間、輪廻転生してる訳だしさ.....
英寿「....両親に愛されなかったからな」
...まぁ、違いと言えばそりゃそうか.......
英寿「それじゃあ、終わるか」
りよーかい、ってな訳で.....

バイバーイ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。