TS爆乳暴食悪徳サイコシスターの勘違い救国記 作:ちんぽ良い肉
ギャーギャー泣き喚いて、潰れた右目から血の涙をドバドバ流しながら地面の泥水と血の池をゴロゴロ転げ回ること約二十分。
「…………ふぅ」
痛みに慣れたのと、泣き疲れたので。私はスッと真顔に戻り、泥と血でドロドロになったピッチピチのタンクトップと食い込みまくりのホットパンツをパンパンと払って立ち上がった。いやー、無駄に体力使っちゃったわ。
潰れた右目の奥はまだズキズキと痛むけれど、それよりも何よりも、私の脳髄を支配しているのは狂おしいほどの『飢餓感』だ。メインディッシュの盗賊ボスは綺麗な消し炭になっちゃったし、どうしたもんかなーと視線を巡らせる。
そして、私の残った左目は、絶望のあまり地面に突っ伏してまだメソメソ泣いている気弱そうな眼鏡の商人のおじさんをバッチリと捉えた。
「んじゃ、気を取り直して……おじさんもいただきまーす!!」
満面の笑みで血濡れの棍棒を構え、ダラダラと涎を垂らしながらにじり寄る私。その殺気と異常な食欲に気づいたおじさんは、ビクゥッ! と肩を震わせて再びジャンピング土下座の体勢に入った。
「ま、待ってくださいお嬢様! 殺すのはお待ちを! こ、交渉しましょう! どうか私めと交渉を!!」
「あ? 交渉ぉ?」
私は首をコテッと傾げて、ペロリと唇を舐めた。
「まさかと思うけどおじさん。『荷台の商品と金は全部渡すから、これで命だけは許してくださーい』なんて、寝ぼけた三流の命乞いして許してもらおうとしてないよねえ? ギャハハハ! いいこと教えてあげる。おじさんをここでぶち殺してお肉を全部むさぼり食えば、商品も金もぜーんぶ私のモノになるんだよ! 逃げれば一つ、進めば二つ、奪えば全部! わっかるかなー?」
私が棍棒を振り上げると、おじさんは眼鏡をズレさせながら必死に首を横に振った。
「ひぃぃっ! さ、流石に承知しておりますよ! 私めも曲がりなりにも商人、そんな算盤の弾き間違いはいたしません! ですから、雇いたいのです! 私めを無事に『迷宮都市キャッスル』まで護衛してくだされば、報酬として一般家庭の1年分の給金をお支払いいたします! これならお嬢様にとっても悪くない話でしょう!?」
「一年分の給金……」
なるほど、街に行けば美味しいものがたくさん食べられるかもしれない。お金があれば、いちいち森で血生臭いモンスターを追いかけ回さなくても、ふかふかのベッドと極上のお肉が手に入るってわけだ。悪くない。悪くないけど……。
「んー、了解! その話乗った! ……でもさぁ、今の私は死ぬほどお腹が減ってるわけよ」
私はそう言いながら、ドンパチで全滅してその辺に転がっている、おじさんの護衛たちの死体へとためらいなく手を伸ばした。とりあえず、こいつらの腕の一本や二本かじって小腹を満たそう。
「ああっ!? お、お待ちください! 私めの部下の死体は食わないでください! 命より大切な部下なのです! どうか、どうかそれだけは!」
おじさんが私の足首にすがりついて泣き叫ぶ。
「はぁ? なにおじさん! 死体なんてただの肉の塊じゃん! 私が食って供養してやるって言ってんのに文句あんの!?」
「供養の概念が狂ってますよおおお! お願いです、給金を倍、いや、二年分出します! ですから彼らの尊厳だけは守ってやってくださいいいい!」
「……二年分! よろしい、採用!!」
私はピタッと手を止め、満面の笑みでおじさんにサムズアップを送った。金が倍になるなら、冷たくなりかけたおっさんの死体肉くらい我慢してやろうじゃないの。私ってばなんて慈悲深い爆乳美女なんだろう。
「あー、それにしても腹減った! 死ぬ! 胃袋が背骨突き破りそう!」
文句を言いながら周囲を見渡し、私は消し炭になった盗賊ボスの傍らに転がっている、唯一無事だった『ボスの生首』をひょいっと拾い上げた。
「まあ、いっか。何もないよりはマシでしょ」
私はボスの頭の髪の毛を掴んでぶら下げると、その耳たぶから頬肉にかけて、大きく口を開けてガブリと齧り付いた。
「んんっ! くちゃっ、むちゃむちゃ、ばきぼきっ、ごきゅっ……!」
血と脳漿が飛び散る生首を、まるでリンゴでもかじるみたいに貪り食う。あー、塩酸とかかかってて変な味するけど、飢餓状態の胃袋には染み渡るわー。
骨ごと頭蓋骨を噛み砕く快音を響かせていると、ズキズキと痛んでいた右目のあたりが熱くなり、ぽっかり空いていた眼窩からウニョウニョと肉芽が膨れ上がって、あっという間に新しい右目が再生した。うんうん、今日も絶好調!
「ひぃっ……」とおじさんが小さく悲鳴を上げた気がしたけど、気にしない気にしない。
──そして、数十分後。
私とおじさんは、生き残った馬が引く荷馬車の御者台に並んで座り、ガタゴトと街道を揺られていた。
私の手には、半分くらいまで食い進められたボスの生首が握られている。
「むぐむぐ……いやー、それにしてもさっきはウケたよね! おじさんがピーラーでボスの太ももシュッシュッてした時、あいつ『ヒギィッ』とか変な声出してたじゃん! ギャハハハハ!」
「ええ、ええ! 私めもあの瞬間は最高の気分でしたぞ! お嬢様が腕を引きちぎった時の、あの絶望に満ちた顔! 芸術的でしたなぁ、ヒッヒッヒ!」
二人で拷問のハイライトを振り返りながら、ゲラゲラと大爆笑。さっきまでお互いガチ泣きして責任転嫁し合ってたのが嘘みたいに、すっかり意気投合していた。
ひとしきり笑い合った後、ふと、おじさんが横目で私をチラチラと見て、ものすごく遠慮がちに口を開いた。
「ええと……お嬢様。お嬢様は、その……人間、ではありませんよね?」
「え?」
私は、ボスの眼球をチューッと吸い出しながら、きょとんとしておじさんを見た。
「何言ってんのおじさん。どう見ても人間でしょ? どこからどう見ても、か弱い一般通過黒髪爆乳美少女(24)じゃないのさ」
私はボスの頭蓋骨をバリバリと咀嚼しながら、自慢のスレンダーボディと暴力的な巨乳をドヤ顔でバンッと張ってみせた。泥と血で汚れまくってるけど、造形の美しさは隠しきれないはずだ。
「……マジすか」
おじさんの顔から、スッと血の気が引くのがわかった。
さっきまで拷問でキャッキャウフフと笑い合っていたおじさんが、今度は完全に自分を棚に上げて、心底からのドン引き顔を私に向けている。
おいおい、なんだその目は。
おじさんのその表情が雄弁に物語っていた。「コイツ、てっきり人食いのバケモノ種族だと思ってたから生首かじってても『そういう生態なんだな』って流してたけど、ただの人間が腹減ったからって笑いながら人間の生首食ってんのかよ! ド外道じゃねえか!!」と。
「……あっ」
私は口の端からボスの血をダラダラ垂らしながら、ハッと気づいた。
そういや、元の世界でもこの世界でも、人前で同じ人間の肉を『おやつ感覚でくっちゃくっちゃ食う』のって、倫理的に一発アウトのドン引き案件だったわ。
「やっば。グラちゃん、うっかり☆」
私はテヘペロっと舌を出して可愛くウインクしてみたけど、おじさんの顔色は青ざめたまま、ガタガタと震えを強めるだけだった。
ま、いっか! 美味しいから! ギャハハハハ! 私は再び残りの頭蓋骨に齧り付き、迷宮都市へ向かう馬車の上でご機嫌に咀嚼音を響かせ続けた。
■■■■
「ギャハハハハハハハハッ!! とうちゃこー☆」
ガタガタと揺れ続けていた馬車が、ついに巨大な石造りの門をくぐり抜けた。
迷宮都市キャッスル!
門を通った瞬間から、もう空気が全然違う! 香ばしく焼けた肉の匂い、スパイスの香り、甘い果実の匂い……街中から漂ってくる無数の『美味しそう』な匂いが、私の鼻腔を直接ぶん殴ってきた。
きゅるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるっ!!!!!
「あーっ、ヤバい! 匂い嗅いだだけで胃袋が爆発しそう! 死ぬ、マジで死ぬ! 早く、早くなんか口に入れないと私の胃酸で私が溶けちゃうよぉ!!」
涎をダラダラ垂らしながら御者台から身を乗り出すと、限界まで怯えきっていた馬たちが「ヒィン……ッ」と悲鳴みたいな鳴き声を上げて足を速めた。あははっ、健気な子たち! 街に着くまでよく私の視線と食欲に耐え抜いたね! 偉い偉い!
そのまま馬車は活気あふれる大通りを抜け、やがて立派な石畳の敷かれた、いかにもお金持ちが住んでそうなエリアに入っていった。
そして、どどーん! と建ち並ぶ建物の中でも、ひときわ立派な三階建ての商館の前で馬車が止まった。
「おー、着いた着いた! ……って、うわっ!?」
馬車が止まるや否や、商館の大きな扉がバンッ! と開いて、中からワラワラとものすごい数の人間が飛び出してきた。
「会長ぉぉぉぉぉっ!!」
「ボルマン会長! ご無事で……っ! ああ、神よ感謝します!」
「心配しましたぞおおお! 帰りが遅いから、もしやと……!」
飛び出してきたのは、身なりのいい商人から、屈強な護衛、荷運びの若い衆まで様々。彼らは馬車から降りたボルマンのおじさんを取り囲むと、文字通りボロボロと大粒の涙を流して無事を喜んでいるのだ。
中にはおじさんの足元に縋り付いて号泣してる奴までいる。
「おお、皆の衆! 心配をかけたな! このボルマン、無事に戻ったぞ!」
おじさんはさっきまでの、あの盗賊のボスに「痛覚3000倍薬」を飲ませてゲラゲラ笑ってた邪悪な顔を微塵も感じさせない、まるで慈愛に満ちた聖人のような笑顔で部下たちの肩を叩いている。
「……へえー」
私はその光景を、馬車の荷台に座ったまま足をブラブラさせながら眺めていた。
なるほどねえ。この商館、めちゃくちゃデカいってわけじゃないけど、けして小さくもない。立派な看板も出てるし、なによりこの部下たちのリアクション。
あのクズどもに対する容赦のなさからして、てっきり恐怖で支配してるブラック企業かと思ったら、明らかに部下たちからめちゃくちゃ慕われてるじゃん。
「ねえねえ、おじさん」
私は馬車からひょいっと飛び降りて、感動の再会を果たしている輪の中にズカズカと割り込んだ。
「もしかして君、ただの成金のおっさんかと思ってたけど……結構すごい人?」
私がそう尋ねると、周りの部下たちが「なんだこの露出狂の女は!?」みたいな顔でギョッとした。まあ、今の私、返り血でベタベタのタンクトップにホットパンツだしね!
でもおじさんは、コホンと一つ咳払いをして、ドヤ顔で胸を張った。
「ふふん、これでも私めはこのクロック商会の長。部下たちを家族同然に愛し、また愛される、真っ当な商人ですからな!」
「ギャハハハハッ! 真っ当な商人はあんなエグいお薬使わないでしょ! でもまあ、その身内贔屓なところ、嫌いじゃないよ! で?」
私は血まみれの手を、おじさんの目の前にヌッと突き出した。
「お話はこれくらいにして。……私のご飯代、ちゃんとくれるんだよねえ? 今すぐここで、この丸々太った部下のみんなをまとめて私のお腹に詰め込んでもいいんだよ?」
「ヒッ!?」
私が舌なめずりをすると、部下たちが一斉に青ざめて後ずさりした。
「ま、待たれよグラ様! もちろんでございますとも! おい、誰か至急、金庫からアレを持ってきてくれ!」
おじさんが慌てて指示を飛ばすと、すぐに若い部下が重そうな革袋を両手で抱えて走ってきた。
おじさんはその革袋を受け取ると、恭しく私の前に差し出した。
「お約束通り、一般家庭の数年分……いや、グラ様のその偉大なる働きに敬意を表し、特別ボーナスも上乗せいたしました! 」
「……っ!!」
私はひったくるようにその革袋を受け取り、中を覗き込んだ。
そこには、キラキラと眩い光を放つ、大量の金貨や銀貨がギッシリと詰まっていた。
脳内で前世の貨幣価値にざっくり換算してみる。えーと、これがこれで、この重さで……。
「や……っ」
全身の血が沸騰するような感覚。
心臓がバクバクと激しく高鳴り、視界が黄金色に染まる。
「やったああああああああああああああああああっっ!! 現金1000万相当おおおおおおおおおおっ!!」
私は革袋をギュッと胸の谷間に抱きしめて、その場でピョンピョンと飛び跳ねた。
すごい! すごいすごいすごい!
1000万円! 1000万円分のお肉! 1000万円分のごちそう!!
これだけあれば、あの匂いのする屋台の串焼きも、高級そうなレストランの分厚いステーキも、なんだかわかんないけど美味しそうなモンスターのお肉も、ぜーんぶ、ぜーんぶ端から端まで好きなだけ食べられる!!
「ギャーッハッハッハッハッハッ!! 最高! おじさんマジで最高!! ありがとね! それじゃあ私、さっそくこの街の美味しいもの全部食い尽くしてくるから!! じゃあねーっ!!」
「あ、グラ様! その服では……」
おじさんが何か言ってた気もするけど、そんなのもう聞こえない!
私の頭の中は、今から胃袋に叩き込む極上の食事のことで完全に埋め尽くされていた。
「待っててね、迷宮都市の美味しいお肉たち……! 私の胃袋が、今すぐ君たちを一つ残らず綺麗に平らげてあげるからねええええええっ!! いっただっきまあああああああああああす!!」
私は1000万円の入った革袋を握りしめ、弾丸のようなスピードで、美味なる匂いが渦巻く歓楽街へと一目散に駆け出していった。
「物価高えええええええええええええええ!!」
迷宮都市キャッスルの大通り、そのど真ん中で私は血の涙を流さんばかりの勢いで絶叫した。
すれ違うファンタジーな住人たちが「ヒッ」と短い悲鳴を上げて道を空けるが、そんなの知ったこっちゃない。私の怒りと絶望は今、限界突破して天元突破しているのだ。
おじさんからせしめた現金、日本円にしてざっと一〇〇〇万相当。
あの革袋のずっしりとした重みを感じた時、私の脳内では既に完璧な暴食の青写真が描かれていた。一〇〇〇万だよ? 牛丼なら何杯食える? 高級焼肉だって何百回通える? ざっと計算して、一万人前。質量にして約三トンの極上のお肉が、私のこの空っぽの胃袋に収まるはずだったんだよ!!
それなのに!!
「なんだよこのふざけた値段設定は! 屋台の串焼き一本で元の世界の高級フレンチ並みの値段ふんだくるとか、どういうぼったくり!? これじゃ三トンどころか、三百キロも食えないじゃん!!」
そう、この世界……というか、この迷宮都市、現代日本のざっと十倍は物価が高かったのだ。
冒険者がガンガン金を落とすバブル経済なのか、それともダンジョン産の食材に謎のプレミアム価格が乗っかっているのかは知らない。だが、極限の飢餓状態で脳髄が焼き切れそうになっている私にとって、そんなマクロ経済の事情なんかクソの役にも立たない。
ギュルルルルルルルルルルルッッッ!!
腹の虫が、もはやドラゴンが咆哮しているような爆音を鳴らす。
ショーケースに並んだこんがり焼かれた巨大な猪の丸焼き、立ち上るスパイスと肉汁の匂い。お金はある。でも、ここで全力で買い食いしたら、あっという間に一〇〇〇万が底をついてしまう。
「あ゛あ゛あ゛あ゛……はらへった、肉、肉食わせろ……」
口の端からダラダラと生温かい涎を垂らしながら、私はフラフラと大通りを歩く。
視界に入るふくよかな貴族のおばさん。丸々と太った商人のおっさん。路地裏をうろつく野良犬。馬車を引く馬。
……美味そう。あのおばさんの二の腕とか、脂乗ってて最高にジューシーなんじゃないか? 今すぐ飛びかかって、首筋に噛みついて、ブチブチと肉を引きちぎって……むーしゃ、むーしゃ、ごきゅっ、と。
「……いかんいかん。我慢、我慢だグラちゃん」
私は自分の頬をバチンと張り倒して、すんでのところで理性を繋ぎ止めた。
美味そうな野良犬や、その辺を歩いてる人間を頭から丸かじりして食うのは、あくまで最終手段……の、三歩前くらいの手段だ。
街のど真ん中で一般人を捕食すれば、確実に衛兵がすっ飛んできて大パニックになる。そうしたら、落ち着いてゆっくりお食事(ディナー)を楽しむどころじゃなくなってしまう。まだだ、まだ私は人間社会のルール(という名の効率的な食料調達システム)を手放すわけにはいかない。
「どっかに……どっかに、安くて大量に、胃袋が破裂するくらい食べられる場所はないの……?」
血走った目で周囲をギョロギョロと見渡しながら彷徨い歩くこと数十分。
華やかな大通りの喧騒から外れ、街の端の、高い壁の影に隠れるような薄暗い区画に差し掛かった。
悪臭。腐敗臭。そして、どん底の貧困の匂い。
立ち並ぶのは今にも崩れそうなボロ家ばかり。道端には骨と皮だけになった浮浪者がうずくまり、ゴミ溜めを漁る子供たちの姿が見える。
「……スラム街」
その光景を見た瞬間、私の脳内に稲妻のような閃きが走った。
「そうだ……! 前世でも、文明が遅れてる土……ゲフンゲフン! そういう【自主規制】連中が住んでる底辺の地域って、物価が異常に安かったじゃないか……!」
ポリコレ? ヘイトスピーチ? 知るかそんなもん、こっちは餓死寸前なんだよ!
スラム街っていうのは、いつの時代も、どの世界でも、底辺向けの粗悪で安い食べ物が大量に出回っているに違いない。見た目や衛生状態なんて知ったことか。今の私の胃袋は、ブラックホールすら消化できる自信がある。量が食えればそれでいい! 金貨数枚で、山のような肉の塊(何の肉かは問わない)が買えるかもしれない!
「ギャハハハハハ! 見つけた! 見つけたぞ私の激安食べ放題リゾート!! 待ってろ未開人ども、今すぐ君たちの食料を全部買い占めてやるからなああああ!!」
私は狂喜乱舞し、ピッチピチのタンクトップからこぼれ落ちそうな爆乳を暴力的にドインバインと揺らしながら、スラム街の奥深くへと全力ダッシュを決めた。
頭の中にあるのは、ひたすら「安く、大量に食う」ことだけ。
──そう、この時の私は、本当にただ飯を食うことしか考えていなかった。
まさかこの後、ほんの安飯目当てでスラム街に突撃した私が、この薄汚い未開人共に『三時間後』には聖女様と崇められてとして崇め奉られ、さらに『三日後』には、こいつら狂信徒の群れの「インチキカルト教祖様」に君臨して女神女神と讃えられてるとはこの時の私は夢にも思っていなかったのである。
感想くれるとモチベになるのでうれしいです。あと評価も何卒何卒…評価一つで読者様の想像の十倍くらい見て頂ける量が変わるので…