閃光のブルーアーカイブ   作:ヨンタンク

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英語だけ点数死んでるっ…!


学生だって大変

「おはようございます。ところで本日はどのようなご要件 で…?」

『腰低』

「そんなに畏まらなくていいよ。いや、もし君が良かったら、シャーレでちょっと手伝いしてもらって、私が授業したりとかできるかなって。」

『すげぇイイ提案ですよ、乗るしかないですよこのビッグウェーブ』

「…いいんですか?先生は忙しいと聞きますが…」

「いいのいいの。何とかなるし、君にとっても、シャーレのサポートをしてたっていう情報と、仕事を見られれば学校に通うときいい顔されるかもよ?」

『悪いオトナですよ悪いオトナ。貴方じゃ粛清できない悪いオトナです』

「…受けます。これからよろしくお願いします。」

 

 職…職?を得ました。テロリストからテロリスト兼補修生徒兼社畜にワープ進化だぜ。

『ゴミがカスになっても正直微妙ですよね』

 さっきからうるさくない?どしたん話聞こか?

『私に構ってないで働いてください』

いやでも脳内に直接うるさいのそっちやろがい

『暇潰しにしょうがなくです。相棒として、甘んじて受け止めてください』

 ならいいか

 

 職を得て1週間程。自宅とブラックなマーケットと職場とカイザーの拠点やらを行き来する毎日。職場にも慣れてきて、書類整理も早くなったし、カロンと脳内でしりとりしながらでも捌けるようになった。トラブルの解決もするし、先生の奇行にも慣れたし、当番の生徒さんともちょくちょく話すようにはなった。先生、生徒に好かれすぎで笑うしかない。俺を警戒していた子も、学校なし職これまでなしボロアパート住み虚弱人間だと分かると優しくしてくれた。…あれ?なんでか涙が…

『流せるようになってから言ってください』

 

 そんなこんなのある日。

 

「ラギ!ミレニアムに呼ばれたから行ってくるね!遅くなるときは連絡するから!」

「え、今すぐですか?1人で?って待て待て待て!」

 

 行っちゃったぁ…ワァ…『泣いちゃった!』

 

 絶対また危ないよ…アビドスの件も聞いたけど…一応後で追いかけるか。書類を終わらせ、自宅に戻ってからミレニアムへと向かう。

 

「…で、これはどういう状況で…?」

「ははは…ゲーム作って入賞しないと廃部なんだって…」

「うわーん!悪魔だぁ!妖怪太ももストーンヘンジだぁ!」

「誰が悪魔…太ももストーンヘンジ!?」

「何でストーンヘンジ知ってるの…?キヴォトスにはないよね?」

「先生?ストーンヘンジって何です!?」

 

 収集がつかないッピ…『確かに太もも、太いですね。これまで見たどの太ももより大きいです。』お前は何を言ってるの?『いえ、貴方の好みを見ておこうかと思いまして…』弱み握るのいくないと思う。『太いのが好きなのですね。流石脚フェチ』勝手に決めつけないで?

 

 先生がピクシス司令の如く場を収め、ユウカさんは仕事をしに戻っていった。学生も社畜になれるんやな。

 

「つまり、部員を増やすか結果を出せと。というか、これまでの活動がダメすぎただけでは?」

「もうやめて!モモイのライフはもうZEROよ!」

「大丈夫だ、問題ない…G.Bibleさえあれば、あんな悪魔なんかに…」

 分身でもするおつもりで?

 

 聞くに、G.Bibleとはゲーム作りにおけるチートアイテム。読めば最高のゲームを作れるとかなんとか…ふぅん…へぇ…

『そんなものないでしょうし、今すぐにでも作り始めたほうがマシだと思います』

 あっ、バカ。

 

「…?今…」

『しかもそのために立ち入り禁止区域に入るとは…もう少し頭を使ってください』

「シャベッタァー!?」

「カロンのバカ野郎ー!」

『もういいでしょう。私と脳内で会話しているときの貴方、端から見ると百面相をしていて変人にされそうでしたし』

「えっ、ソーナノ!?」

 

 閑話休題

 

「はえー、サポートAI。なんか凄そうだね」

『当然です。私が居なければこの阿呆はそこらへんで野垂れ死んでいたでしょう』

「んなことないが?」

「なんか…口悪いね…その子…」

『とにかく、そんなものに頼るより、さっさと作った方が…』

「俺が言うの我慢したのに…」

「ラギもそんなこと思ってたの!?信じてたのに、ヒドイよ!」

「どこでそんな信頼を…?」

 

 しかし、結局廃墟に来ていました。オートマタがそこら中彷徨いてる…ソリッド・スネーク的な動きが求められる。しかしダンボールがないが。

 

「先生、これホントに許可して良かったんですか?」

「生徒のやりたいことを助けたいし…」

「でも…ここ、普通に危険ですよ。生徒も当然、先生ならもっとです。」

「それはそうだけど…もうあの子、止まらないし…それにラギだって結構弱いでしょ?」

「俺には方法があるんで…」

「ヤバい!見つかっちゃったぁ!」

「モモイとミドリで迎撃して!ラギは…」

 

『緊急用4番機、起動完了』

 コートと内側の服のシステムを起動し、ハンドガンを取り出す。

 

「俺も行きます。指示をお願いします。」

 

「こいつら…数が多すぎない…!?」

「モモイ、まとめて撃って。ミドリは撃ち漏らしを順に!」

「手伝うよ。」

「ラギ…!?貧弱なんでしょ?」

「誰だんなこと言ったのは…いや、分かった。」

「ラギは突入して撃ち払って!」

「任せな!」『余裕です』

「ラギくん、戦えたんだ…」

 

 俺が敵を引き付け、モモイでまとめて処理し、ミドリが追撃する。即席なのにうまく使うよな、ホント。

 

「お疲れ様。皆すごいよ!」

「私たちなら楽勝だよ!」

「当然…けど、ラギのお陰で助かったけど…大丈夫なの?」

「心配するな。弱い俺でもやりようはあるし、コイツがいるからな。」『私達に敗北はあり得ません』

「本当に相棒みたいだね…」

「いいなぁー!なんかカッコいい!次回作に組み込めるかも…!」

 

 その後も接敵は避けつつ、邪魔なオートマタは撃破しながら進んでいく。そうしていく内に、かなり奥まで着いたようだ。

 

「何かある…」

 

 見つけたのは、AL-1Sと書かれた椅子に座り、眠っているように見える裸の少女だった。

 

『視界ジャック作動』

「何何!?なんか目の前にペロロの人形が!?」

『先生、今のうちに服か何かを』

「あ、うん」

 

 そうしていると、先生が触れたからか、少女(上着を着せられた)が目を開ける。

 

「状況把握、難航、会話を試みます――説明をお願い出来ますか」

 

「…どういうこと?」

 

 ラギの一言が響き渡る。未だに視界にはクソでかいペロロが鎮座している。

 

 謎の少女には記憶がなく、先生たちも何も理解していない。一人は役に立たない。場に気まずい空気が流れる。

 

 静寂とペロロを破ったのはモモイだった。

 

「工場の地下、ほぼ全裸の女の子、おまけに記憶喪失…ふふっ、良い事思い付いちゃった!」

『絶対にロクなことではないでしょう』

かっ

「どういう状況?」

 

 ▽

 

 先生達はあの子…アリスと名付けられた少女を学校に入れさせて、部活へin!させることで部の相続を図るらしい。挙動が赤ん坊だったが、本当にうまくいくのか…?そして、シンプルに俺の出る幕が無くなったため、セミナーの机とパソコンを借りてシャーレのお仕事をする。

『社畜が板につきましたね』

 青い方が、早瀬ユウカさん。シャーレにも良く来てて、先生の金銭関係を握っている人…正直居ないとヤバそうなので頑張ってほしい。めっちゃ計算早いから助かる〜。ほんで、白い方が生塩ノアさん。中坊の時に話したことがあるが、名前も教えてないし見た目もそこそこに変わっている。気付かれはしないことでしょう。早瀬さんとはかなり仲が良さそうで、見ていて微笑ましい。生真面目な早瀬さんをイジる側にいるっぽい。あの時より楽しそうで良かった。後めっちゃ記憶力良くて助かる〜。

 

「ラギさん」

「ん?生塩さん、何かありましたか?」

「いえ、何でも…気の所為だと思いますので」

「?…まあ何かあれば手伝うので、無理しないでくださいね。」

「はい。ありがとうございます。」

 

 調子悪いのかな?俺の持ってる回復用のアンプルとかは特殊だから使えないからな…

『………………』

 

「ちょっとノア、大丈夫?辛いなら休憩しても…」

「大丈夫ですよ。ユウカちゃん。早く終わらせて、一緒に新しくできたスイーツ屋さんにでも行きましょう?」

「え…?けどそうしたら今週の摂取カロリーが…」

「大丈夫ですよ。越えた分は先生と運動でもすれば、カロリーも消費できます。」

「先生と運動って…ノア!?まだダメよ!」

 

 うん、あれは大丈夫そうだ。すんごい楽しそうに笑ってる。綺麗。何か気になってはいるみたいだけど…何かというか、俺だよな…やっぱ怪しすぎるかな…

『…………………………』

 

「あっ、先生からだ…少し外すわね」

 

 どうやら色々終えれたようだ。果たして早瀬さんの目を欺けるのだろうか…呼ばれなかったので泣く泣く待機し、仕事仕事。もうそろりと終わりだが。

 

『一先ずは終わりでしょうか』

「お疲れカロン。」

 

 この子が居て助かった。作業効率が3倍は上がる。作業中はあんまり話せないのが残念だけど。

 

「…その子、凄いですね…」

「お、気づきましたか生塩さん。俺の相棒、カロンの素晴らしい能力に…お目が高い。ですね。」

『褒められて悪い気はしませんね』

「ラギくんって…私に会ったこと、ありますか?」

「…いや、ないと思いますよ。俺は学生でもないですし、ミレニアムの近くにも住んでいませんし…」

「…そうですか。突然ごめんなさい。」

「大丈夫ですよ。俺は少し休憩してきます。生塩さんも、こまめに休んで下さいね。」

 

 撤退、てったーい!セーフか?セーフだな?セーフであってくれ!あの時はまだ純粋に頑張れてた頃だから…今の俺とは別なの…俺みたいな奴があの時の俺と同じであってはいけないから…ごめんね。

『多分、そう思っているのは貴方だけなのでしょうね』

 

 彼が去って一人の部屋で、静かに呟く。

 

「そうですね…ラギくん…少し、変わりましたね…でも、ダメ、ですよ…?応援するって、言いましたから。」

 

 ▽

 

 中学時代、まだユウカちゃんとも知り合えていなかった頃。はっきりと言えば、退屈しか感じなかったあの時。学校での勉強は苦にならず、人と関わるのも、うまくやれなくて、好きではなかった。そうして、いつも学校から離れた、少し寂れた古本屋に行くことが、小さな楽しみになっていた。

 いつもと少し違ったのは、音と、空気。案外広いが、店主のおじいさん以外誰もいない空間に、私と異なるペースで捲くられる紙の音。少しだけ、温かく感じる気配。

無性に、気になった。或いは、私は誰かと関わることを望んでいたのか。見ると、彼…キヴォトスでは珍しい、ヘイローをもった男性は、気持ちゆっくりと、本のページを捲り、静かに笑ったり、悲しんだりしては、照れたようにかぶりをふっていた。私が見ていることに気付くと、静かな声で話し掛けてきた。

 

「ごめんなさい。うるさかったですか?」

「いえ…何だか、見ていて楽しかったので。」

「え…?」

 

 我ながら、初対面で言うことではないと、今でも思う。しかし本当にそう思ったのだ。仕方がないでしょう。その日はそれで終わりだったけれど、次の日もその次の日も、彼は居て…何となくその日のことを話した。それからは、隣で本を読みながら、日常のことを話すようになった。

 

「今日は友達と一緒にしりとりをしたんだが、る攻めにこだわりすぎてな…るから始まってるで終わるものを互いに言い合ってたよ。」

 

「昨日の帰りに見つけた出店の串焼きが凄い美味しいんだ。よければ行ってみてほしい。」

 

「今日は下校中に猫が居てな、鳴き真似をしていたらなんと寄ってきてくれてな。暫く撫でていて…え?鳴き真似をしてって…?いや、それは流石に恥ずかしいというか…需要ないだろ?」

 

「この本が気になるか?お目が高いな。これは…」

 

「今日大丈夫か?そうか。けど、無理はしないでくれ。」

 

 それから、夢について語った。貴方は日常の様々なことに目を向けていて、楽しそうにそれを感じていて…私は、その時は夢も、何も話せなかった。けれど、貴方は…

 

「夢?唐突だな…そうだな…笑わないでくれよ?って、定番のセリフを先に言わせてもらうよ。俺はな、誰もが幸せな世界ってものをつくりたい。」

「誰もが…ですか?でも…」

「難しいことだろう。言葉にするより余程。でも、それでもだ。俺なりにできることが、きっとある筈だから。」

「…どうして、ですか?」

「理由か?理由なんかない…と言いたいところだけど、実際は当然違う…憧れというか、何というか…その世界を見たいと、思わせてくれた人がいる。その人の理想を、叶えたいと思ったから。そんな理由だよ。」

 

 貴方は、輝く瞳で、子供のように夢を語り、私の心に、火を灯した。私は、そんな貴方の夢を、心から応援したくなった。貴方にそれだけ想われる誰かに、嫉妬しながら。

 

 それから、少しだけ、いつもが変わった。彼のように、日常の細やかなことに気を配ってみたり、クラスの子に勉強を教えたり、自分の夢を考えてみたり…そうして得られるものは、何だかとても楽しく感じて…彼と話す時間に、私からも口を開くことが増えた。彼との会話は全て、覚えているが、何となく、形として、その時の思い出ごと記録したくて。手帳を買って、彼と話して帰ったその日には彼との記録を書き綴った。

 今でも読み返す度、その時の全てを思い出せる。今でも手帳に記録する癖はあるが、あの時以降…貴方と逢えなくなって、初めの手帳に何かを書くことはなくなった。 

 今でも想像する。今、彼に夢を聞かれたなら…その時は、貴方の夢が叶うことですって、伝えたい。

 

 ね?なにか理由があるのでしょう。唐突に消えたことも、高校に通っていないことも、私のことを知らないフリをしていることも。けれど、バレバレです。だって…誤魔化すときのクセも、嬉しそうなときの口角も、話し方も、なーんにも変わっていません。確かに成長して、妄想していたより遥かにカッコよくなりましたけど、貴方は貴方のままです。何か苦しんでいるのも、見れば分かりますよ。それなら、私に預けてください。頼ってください。私はそうあれることが夢なんですから。

 

 だから、逃がしませんよ?ラギくん。

 

 ▼

 

 仕事も終えて、休憩もして、また仕事して、そこで、先生からのモモトーク。どうやら早瀬さんのチェックをすり抜けたようだ。よく何とかなったな。早速ゲーム開発部へと向かう。

 

「パンパカパーン!ラギが仲間に加わりました!」

 

 ピカチュウがゴリチュウに進化するくらいわけわからん進化した!?

 




こんにちは、きっとやらかした。

飛立ラギ:緊急用…というか普段着ている装備はメカメカしくないからバレないバレない。過去の自分は綺麗で、今とは違うものでなければいけない。だってあの人に誇れた頃の自分だから。今はもう無理よ。後脚フェチではある。いいだろ別に。

天童アリス:初見の状態からこうなるなんて誰が予想した。この後沢山ゲームした。臨戦アリスは350連の末でなかった。ケイちゃんは2人来ました。ホシノのガチャ引いてたのになんで?とても嬉しいです。

早瀬ユウカ:太ももストーンヘンジの異名がつけられた。当然ブチ切れた。

生塩ノア:どうしてこうなった

はい。何でこうなった…?独自の展開や解釈が含まれるし確かにラギくんと一部生徒は過去関わってるとは言いましたけど…こうはならんやろ。湿度高いのは好みだけどぉ…元々は新技術をもったカイザーにΞで戦ってほしいなーとか思ってたのに…ノアが可愛いのが悪い。持ってないけど。この調子だと大変だぞぅ…
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