【架空ゲーム】男性アイドルVTuber育成ゲーム『きらめきぼし☆ステラプロジェクト』【シナリオ集】 作:くれは*
恒常R《初名乗り》
1:【初配信】挨拶で噛みまくる新人VTuber【紅星新旗/切り抜き/ステラ】
コメント: デビューおめでとう
コメント: 初配信おめでとう!
新旗: こんあらき。
新旗: ステラプロダクション所じょ……。
新旗: ステラプロダクション所ぞきゅ……。
新旗: ステラプロダクションそ……。
新旗: ……すみません、少しだけ待ってください。
コメント: 噛んだw
コメント: かみかみw
コメント: 緊張してる?
コメント: がんばれー!
新旗: はい、こんあらき。
新旗: ステラプロダクション所じょ……。
新旗: ……。
新旗: ……くっ。
新旗: すみません……。
コメント: wwww
コメント: 落ち着いてwww
コメント: ど ん ま い
新旗: すーっ……はぁ……。
新旗: はい。改めて、こんあらき。
新旗: ステラプロダクションしょ・ぞ・くのアイドルVTuber
新旗: ふう……。
新旗: Starline(スターライン)の赤いリーダー 紅星 新旗(くれないぼし あらき)だ。
コメント: 言い切った!
コメント: 頑張った!
コメント: えらい!
新旗: みなさん、はじめまして。
新旗: 新人アイドルVTuberとしてデビューしました。
新旗: これから、よろしくお願いします。
コメント: 言えた!
コメント: ドヤ顔可愛い
コメント: ぱちぱちぱちぱち
[END]
恒常SR《焼肉奉行》
1: 焼肉屋
[背景: ビル前]
昴: レッスン後ってお腹空くよね。
朱音: そうだな。
昴: 焼肉食べたい!
昴: ね、みんなで焼肉食べに行こうよ!
陸: ……構わない、けど。
昴: 朱音くんは?
朱音: ああ、俺も大丈夫だ。
昴: やったー!
[背景: 焼肉屋]
昴: これ食べたい! あ、これも美味しそう!
昴: こっちも頼もうよ!
陸: おい、注文しすぎじゃないか?
昴: 三人いるんだから、このくらい食べられるって。
昴: 二人は食べたいものある?
朱音: えっと、その……。
朱音: (何か提案した方が良いだろうか)
朱音: (でも、俺より昴の方が詳しそうだし……)
朱音: ……昴が食べたいものを頼むのが良さそうだ。
昴: やったー!
昴: あ、これも頼んじゃおう!
2: 焼肉奉行
[背景: 焼肉屋]
店員: お待たせいたしました。
昴: やったー!
昴: 早速焼いちゃうね。
朱音: ……。
朱音: (置きすぎじゃないか……?)
朱音: (こっちは重なっている……)
昴: まずはこんなもんかな。
昴: それでさ、今日の筋トレきつかったよね。
陸: ああ、そうだな。徐々に回数が増えてきて、試されている気分になった。
朱音: (火が少し強くないか……?)
朱音: (……焦げないだろうか)
朱音: (……気になる)
朱音: ……。
[一枚絵: トングを手に網に肉を並べている朱音]
朱音: (これはもうひっくり返して、こっちは焦げそうだから少し避けて)
朱音: (こっちはもう大丈夫、次に焼くのはこの肉だな)
朱音: (野菜も並べよう)
[背景: 焼肉屋]
昴: あ、朱音くん、奉行だー。
朱音: ……焦げそうだったから。
朱音: あ、この辺りはもう焼けたぞ。
昴: うーん、美味しい!
昴: こっちの肉も美味しい!
昴: あ、今度はこっちのタレ試してみよっと。
陸: こっちのタレは少し辛味があったぞ。
昴: 本当? それ気になる!
朱音: (玉ねぎに火が通ってきた、ひっくり返して、と)
朱音: (こっちの肉を少し追加しよう)
朱音: ……あ、その。
朱音: この肉、そろそろ良い感じに焼けたぞ。
昴: 本当? ありがとう!
陸: 朱音、お前、食べてないんじゃないか?
朱音: ……え?
陸: 焼くばっかりで食べてないだろう。
朱音: あ……。
朱音: その、せっかくだから、美味しく焼けた方が良いかなって。
昴: あ、朱音くん気を遣ってくれてたんだ!
朱音: いや、その、単に焦げるのが気になって……。
昴: この肉、美味しいから絶対食べた方が良いよ!
陸: 焼くのはしばらく大丈夫だから、お前も食べろ。
朱音: ……そうだな。
朱音: ありがとう。
朱音: (……トングは置くか)
朱音: いただきます。
朱音: (肉、いい感じに焼けてるな)
朱音: ……美味しい。
昴: でしょ? 俺の選んだお肉だからね!
朱音: ああ、昴のおかげだ。
昴: お肉、足りてるかな、もっと注文する?
陸: さすがにそろそろ大丈夫じゃないか。
朱音: ……そうだな、今ので十分だと思う。
朱音: (良い時間だった)
[END]
恒常SSR《きらめきぼし☆》
1:胸のときめき
[背景: レッスンスタジオ]
トレーナー: 全体曲は、通しで歌えるようになってきましたね。
朱音: ありがとうございます。
トレーナー: 休憩後は、Starlineのパートを中心に、
トレーナー: 質を高めていきましょう。
トレーナー: 見せ場ですから。
朱音: 見せ場……そうですね、頑張ります。
トレーナー: 特に、ブリッジ直後のサビのパートは重要な部分です。
朱音: はい。
トレーナー: では、10分休憩です。
朱音: お疲れ様です。
朱音: ふう……。
朱音: (歌えるようにはなってきた)
朱音: (でも……)
[背景: 楽譜]
今 胸のときめき 感じてるでしょ?
誰もが持ってるはずさ 眩しいくらいに
[背景: レッスンスタジオ]
朱音: ときめき、か……。
朱音: (本当に誰もがときめきを持っているんだろうか)
朱音: (見失っている人とか、感じられない人も)
朱音: (いるんじゃないだろうか)
朱音: (この歌は、そういう人にも届くんだろうか)
[背景: 楽譜]
今 胸のときめき 感じてるでしょ?
誰もが持ってるはずさ 眩しいくらいに
[背景: レッスンスタジオ]
朱音: (答えが見つからないままで)
朱音: (納得できないままで)
朱音: (歌えるんだろうか……)
2:小さな輝き
[背景: 配信スタジオ]
スタッフ: 今日は共通衣装のチェックだけなので、
スタッフ: リラックスしてください。
朱音: はい。よろしくお願いします。
スタッフ: まずは両手を水平にあげてください。
朱音: はい。
スタッフ: そのままゆっくり回ってください。
朱音: はい。
[背景: モニター 衣装チェック映像]
朱音: (動くと、少し光が入るんだな)
朱音: (袖口の色はユニットカラーか)
朱音: (シャンパンゴールド)
朱音: (こうやって見ると、あまり目立たない気がする)
[背景: 配信スタジオ]
スタッフ: じゃあ、軽く踊ってもらえますか。
朱音: はい。
[背景: モニター 衣装チェック映像]
朱音: (衣装のきらめき……)
朱音: (ささやかだ)
[背景: 配信スタジオ]
スタッフ: はい、オーケーです。
スタッフ: 大丈夫そうです。ありがとうございました。
朱音: ありがとうございます。お疲れ様でした。
朱音: (届くんだろうか)
朱音: (こんなにささやかな輝きで)
3:感じてるでしょ?
[背景: ステージ裏の配信スタジオ]
朱音: (はじめての、全員揃っての、全体曲の披露)
朱音: (練習はした)
朱音: (でも、全体練習でも、リハーサルでも)
朱音: (最後まで、揃わなかった)
朱音: (大丈夫だろうか)
[SE: ざわめき]
朱音: (観客はいる)
スタッフ: はじまります。
スタッフ: 5、4、3、2、1、スタート。
[BGM: きらめきぼし☆ インスト]
[SE: 歓声]
朱音: (歌声も、動きも、揃っていない)
朱音: (どうしたら良いんだ)
朱音: (サビは全員で歌うのに)
朱音: (動きはばらばら)
朱音: (歌声だって……)
朱音: (失敗、だ)
[SE: 歓声]
朱音: (どうして……)
朱音: (揃ってないのに……)
[SE: 歓声]
朱音: (失敗……じゃ、ないのか?)
朱音: (ブリッジ)
朱音: (ブリッジあけはStarlineのパートだ)
[一枚絵: きらめきぼし☆を着て歌う新旗のアバターと、それに重なる朱音の答えが出ないまま前を向いて歌う真剣な表情]
今 胸のときめき 感じてるでしょ?
誰もが持ってるはずさ 眩しいくらいに
朱音: (ときめき……)
朱音: (観客は、感じているのか……?)
[背景: ステージ裏の配信スタジオ]
[BGM: きらめきぼし☆ インスト 終了]
朱音: (終わった……)
朱音: (あっという間だった……)
朱音: (完成してない)
朱音: (でも……)
[SE: 歓声]
[SE: 拍手]
朱音: (届いて、しまったんだ……)
朱音: (ステージで歌って踊るって……そういうことなんだ)
[END]