【架空ゲーム】男性アイドルVTuber育成ゲーム『きらめきぼし☆ステラプロジェクト』【シナリオ集】 作:くれは*
恒常R《おひさまだから》
1:【初配信】3人で焼肉に行った話をする彩黄原まひる【彩黄原まひる/切り抜き/ステラ】
コメント: ユニットメンバーとはどんな感じ?
コメント: これから、一緒に活動するんだよね?
まひる: うん、そうだね。
まひる: まずは、ユニットでオリジナル曲の披露があります。
コメント: 楽しみ!
コメント: どんな曲?
まひる: かっこいい曲で、今MV作ってるので、楽しみにしててね。
コメント: 他のメンバーの印象は?
まひる: 新旗くんはね、うーん……
まひる: 先頭に立ってどんどん進む人!
まひる: この前、みんなで焼肉行ったんだよね。
コメント: 焼肉?
コメント: 何それ楽しそう
まひる: 新旗くんさ、気づいたら肉焼いてるの。
コメント: 焼肉奉行?
まひる: 仕切るっていうか、自然と先頭に立って進めてる、みたいな。
まひる: で、焼き加減、完璧なんだよね!
まひる: 美味しかった!
コメント: そういうのは参謀の仕事だと思ってた
まひる: 継くんはね、空になったお皿片付けたりとか、小皿取り替えたりとか、
まひる: あと、たれとかね、気を遣ってくれた。
コメント: 確かに参謀っぽい
コメント: どっちかというとおかんではw
コメント: まひるんは何してたの?
まひる: 僕?
まひる: 僕は、おひさまだから。
まひる: 場を明るく保つのが役目だからね。
まひる: ずっと喋ってたよ。
コメント: つまり、焼いてもらってた肉をずっと食べていた、と
まひる: だから、僕は喋って場を盛り上げていたんだってばー。
まひる: ちゃんと役目、果たしてたよ!
まひる: 多分!
コメント: 多分w
まひる: だって、せっかくの焼肉だもん、楽しい方が良いよね!?
[END]
恒常SR《じゃんけん》
1:残り2つ
[背景: 事務所]
[SE: ドアが開く]
昴: こんにちはー。
朱音: 打ち合わせにきました。
陸: よろしくお願いします。
宮本: お疲れ様です。
宮本: そうだ、休憩スペースにお土産のお菓子がありますよ。
宮本: まだ残ってると思うので、
宮本: よければ皆さんで食べてください。
昴: ほんと!? やったー!
昴: 待ち時間に食べちゃおう!
朱音: あ、おい。
陸: 宮本さん、ありがとうございます。
宮本: いえいえ。
[背景: 事務所の休憩スペース]
昴: あ、この箱だね、きっと。
昴: フィナンシェ、だって。
昴: ……あ。
朱音: どうした?
昴: 残り、2つだ。
昴: プレーンと、ショコラ、ひとつずつ。
陸: 2つか……。
朱音: ……。
昴: ……。
昴: (あ、これ気まずいやつだ)
昴: (じゃあ、さっと決めちゃおう!)
朱音・陸: 俺は……
昴: じゃんけんね! せーのっ!
朱音: え?
陸: は?
昴: じゃんけんぽん!!
朱音・陸: !
昴: あー、負けたー!
昴: じゃあ、このフィナンシェは
昴: 朱音くんと陸くんふたりで食べなよ。
朱音: ……良いのか?
昴: え、だって俺、負けたし。
陸: でも、
昴: ふたりはじゃんけんに勝ったんだからさ、
昴: ふたりが食べるんだってば!
昴: ほら、さっさと選んで!
昴: プレーンとショコラ、どっちにする!?
朱音: ……。
陸: ……。
朱音: じゃあ、プレーンで。
陸: じゃあ、ショコラをもらうな。
昴: うん、それでよし!
2:ひとくち
[背景: 事務所の休憩スペース]
朱音: 昴、ひとくち食べて良いぞ。
昴: え、良いの?
朱音: ああ……せっかくだから、
朱音: 味見をしたら良い。
昴: やった!
昴: じゃあ、ちょっともらうね。
昴: ん、バターの味が美味しい!
陸: 俺のも、味見するか?
昴: 良いの?
陸: せっかくだから、両方食べ比べたら良い。
昴: やったー!
昴: じゃあ、端っこもらうね。
昴: こっちも美味しい!
昴: ショコラの香りする!
[一枚絵: 指先についたフィナンシェのかけらを舐める昴]
昴: じゃんけん負けたのに、
昴: 両方食べられちゃった。
昴: ふたりともありがとう!
[背景: 事務所の休憩スペース]
朱音: いや、こっちこそありがとう。
陸: ……これはきっと昴だから、だな。
昴: ……何が?
陸: いや、なんでもない。
昴: ?
朱音: 昴の明るさに助けられてるってことだ。
昴: 俺は、俺が楽しいようにしてるだけだよ。
昴: 楽しい方が好きってだけだってば。
昴: (みんなでお菓子食べられたし)
昴: (楽しかったし)
昴: (こういうの、良いよね)
[END]
恒常SSR《きらめきぼし☆》
1:何も考えてない
[背景: レッスンスタジオ]
ボイストレーナー: では、次は歌詞の意味を意識して歌ってみましょう。
朱音: ……。
陸: はい。
昴: はーい。
[背景: 楽譜]
今 胸のときめき 感じてるでしょ?
[背景: レッスンスタジオ]
昴: (……良い感じに歌えた!)
ボイストレーナー: 高宮くん、胸のときめきって、なんだと思う?
朱音: えっと……その……。
朱音: 胸が熱くなって……歌い出したくなるような、衝動……みたいな。
朱音: ……いえ、すみません、もう少し考えさせてください。
昴: (朱音くん、真剣だな)
ボイストレーナー: 間違ってはいないよ。
ボイストレーナー: 何をときめきと呼ぶかは、人それぞれだと思う。
ボイストレーナー: この歌詞では「感じてるでしょ?」ってその次にあるよね、
ボイストレーナー: それが聞いている人に伝わるか、が大事になってくるんだと思う。
朱音: ……ときめきを、伝える。
朱音: 胸の熱さ、衝動を……。
ボイストレーナー: 佐野くんはどう?
昴: え、俺?
昴: 俺は……楽しく歌っていたら、その楽しさって伝わるのかなって……。
ボイストレーナー: それも間違いじゃないね。
ボイストレーナー: その楽しさ、感じてることを歌に乗せてみてね。
昴: ……。
昴: (俺、何も考えてないな)
[背景: 事務所 廊下]
昴: (歌詞の意味……)
昴: (考えた方が良いのかな)
昴: (胸のときめき、か……)
昴: ……。
昴: (まあ、いっか!)
昴: (次、ダンスレッスンだ!)
2:このままで良いのかな
[背景: ステージ裏 配信スタジオ]
昴: (リハーサルだ)
[背景: モニター画面 リハーサル映像]
昴: (踊るとちゃんとまひるも踊る!)
昴: (気分上がる!)
[背景: ステージ裏 配信スタジオ]
昴: (楽しい!)
陸: ……。
昴: (陸くん、周囲を気にしてる)
昴: (誰かが遅れてないかとか)
昴: (歌声が不安定じゃないかとか)
朱音: ……。
昴: (朱音くんも、真剣な顔してる)
昴: ……。
昴: (俺は……)
昴: (自分が楽しいだけだ)
[背景: モニター画面 リハーサル映像]
昴: (自分が楽しいかどうかしか、考えてなかった)
昴: (このままで、良いのかな)
[背景: ステージ裏 配信スタジオ]
昴: ……。
3:楽しいを止めたくない
[背景: ステージ裏 配信スタジオ]
昴: (本番だ)
昴: (……このままで良いのかな)
昴: (何も考えてない俺が)
昴: (ここに立ってて、良いのかな)
[BGM: きらめきぼし☆ インスト]
昴: ……。
昴: (ああ、でも)
昴: (体が動く)
昴: (声が出る)
[SE: 歓声]
昴: (お客さんの声が聞こえる)
昴: (……楽しい)
昴: (どうしようもなく、楽しい)
[背景: モニター画面 本番映像]
今 胸のときめき 感じてるでしょ?
[背景: ステージ裏 配信スタジオ]
昴: ……。
昴: (これが、ときめきだ)
[一枚絵: きらめきぼし☆を着て笑顔のまひるのアバターと、それに重なる昴の、迷いごと楽しさに巻き込まれたような笑顔]
昴: (止められない)
昴: (この楽しいを、止めたくない)
昴: (だから、やりきる)
昴: (何も考えてなくても)
昴: (ただ楽しいだけでも)
昴: (俺は、ここで楽しむ)
[背景: ステージ裏 配信スタジオ]
[SE: 歓声]
[BGM: きらめきぼし☆ インスト 終了]
昴: ……これで、良いのかな。
昴: ……まあ、楽しかったし!
[END]