【架空ゲーム】男性アイドルVTuber育成ゲーム『きらめきぼし☆ステラプロジェクト』【シナリオ集】   作:くれは*

31 / 51
恒常カード 蛍灯 光羽 / 白井 綾人

恒常R《癒し係》

 

1:【初配信】コメントに癒される癒し係【蛍灯光羽/切り抜き/ステラ】

 

光羽: 改めて、自己紹介しますね。

光羽: 名前は蛍灯 光羽。みつはって呼んでください。

光羽: 異世界「ステラ」からこの世界にやってきた、光の精霊です。

光羽: 誕生日は、この世界の暦で10月21日。あかりの日、です。

光羽: 陽音と響、僕の3人で、Luminary Echoesというユニットです。

光羽: 僕は、ルミナリーエコーズの癒し係……

光羽: これ、自分で言うの少し恥ずかしいですね。

光羽: 癒し係って言っても、ちゃんとできるかわかりませんが、

光羽: 頑張りますね。

 

コメント: 声で癒されてるよ

コメント: 自信持って!

 

光羽: 実は、陽音と響と一緒に名乗りを考えたんですよ。

光羽: そのときに、僕ってできることないなって思ったんです。

光羽: 陽音みたいに明るくないし、

光羽: 響みたいに、強い声があるわけでもないし。

光羽: だから名乗りもなかなか決まらなかったんですけど、

光羽: 2人に、癒し係はどう? って言ってもらえて、

光羽: 癒すっていうのも難しいと思ったんですけど、

光羽: でも、誰かの隣にいることならできるかなって思って、

光羽: 癒し係を名乗ることにしました。

 

コメント: 大丈夫だよ

コメント: ぴったりだよ

コメント: 癒されてるよ

 

光羽: みなさん、あたたかいコメントありがとうございます。

光羽: これじゃあ、僕が癒されちゃってますね。

光羽: ……これから、

光羽: ちゃんとできるかわからないけど、

光羽: そばにいられたら嬉しいです。

 

[END]

 


 

恒常SR《好きなだけ》

 

1:そこまででもない

 

[背景: 事務所 休憩スペース]

 

颯太: プロデューサー、前の打ち合わせがまだ終わらないな。

綾人: お菓子でも食べて、のんびり待とうか。

蓮: そうだな。

 

[SE: お菓子の袋を開ける音]

 

颯太: あ、それ、辛いって話題のやつですよね。

綾人: え、あ、そうだね。

綾人: 好きで、よく買うんだ。

颯太: どのくらい辛いんですか?

綾人: うーん……そこまででもない、かな。

颯太: 気になる。一口もらって良いですか。

綾人: どうぞ。

綾人: 蓮くんも、どう?

蓮: 辛いものは喉に悪いから食べないことにしてるので。

颯太: じゃあ、もらいますね。

颯太: いただきまーす。

颯太: ……。

颯太: げほっ! げほげほっ!

颯太: ひー、辛っ!

綾人: え、え、そんなに辛かった!?

綾人: 大丈夫!?

颯太: うん、らいじょぶ……。

颯太: 綾人さんがそこまででもないって言うから、

颯太: 大丈夫かと思ったけど、

颯太: 思ったより辛かった。

綾人: なんかごめんね……。

蓮: 颯太は何をやってるんだ……。

 

2:好きなもの

 

[背景: 事務所 休憩スペース]

 

颯太: ごく、ごく……。

颯太: はあ……ようやく落ち着いてきた。

颯太: でも、まだひりひりする。

蓮: やめておけば良かったのに。

颯太: だってさ、気になったから。

颯太: 綾人さんは、平気で食べてますね。辛くないの?

綾人: 俺は……もっと辛くても良いかな、くらい。

颯太: ひえー、すごい。

綾人: 別に、すごくはないよ。

綾人: ただ好きで食べてるだけで。

颯太: 辛いもの、好きなんですか?

綾人: そうだね。割とよく食べる、かな。

颯太: 意外。

蓮: 知らなかったな。

綾人: 別に、言うことでもなかったから。

颯太: でもさ、綾人さんの好きなもの、知れたのなんか嬉しいです。

 

[一枚絵: スナック菓子の袋を持ったまま、ちょっと驚いている綾人]

 

綾人: え?

颯太: 綾人さんって、あんまり自分からそういうこと話さないから、

颯太: こうやって知れたの、良いなって思って。

綾人: ……そう、かな。

 

[背景: 事務所 休憩スペース]

 

蓮: 思いつきだけど、

蓮: 配信で辛いもの食べ比べとか、やったら面白いんじゃないですか。

颯太: 確かに、それ面白そう!

綾人: ……そっか、そういうことも、できるんだね。

綾人: (ただ好きで食べてただけだけど)

綾人: (そういうのも活かせるんだ)

綾人: (それに……知ってもらえたのは)

綾人: (ちょっと、嬉しい、かも)

 

[END]

 


 

恒常SSR《きらめきぼし☆》

 

1:隣にいるだけでいい

 

[背景: ステージ裏 配信スタジオ]

 

颯太: いよいよだな!

蓮: ……ああ。

綾人: ……。

 

[SE: ざわめき]

 

綾人: (お客さん、入ってる……)

綾人: (みんな、楽しみにしてくれてるんだ)

綾人: ……。

綾人: (俺は……癒し係)

綾人: (隣に寄り添う)

綾人: (みんなの邪魔にならないように)

 

[SE: ざわめき]

 

颯太: 綾人さん、準備できてますか?

綾人: うん。

綾人: ……みんなの足を引っ張らないように、頑張るよ。

颯太: そんなこと、気にする必要ないですよ。

綾人: でも……歌もダンスも、俺は人より苦手だから。

蓮: ここまで練習してきたし、大丈夫ですよ。

颯太: そうだね。

颯太: 楽しくやりましょう!

綾人: 楽しく……。

綾人: うん、でも、俺が楽しむよりも、

綾人: お客さんに、楽しんでもらわなくちゃ。

颯太: そういうとこ、綾人さんらしいとは思うけど。

綾人: ……。

綾人: 俺は、癒し係だから。

綾人: (お客さんに寄り添うような)

綾人: (そんな存在にならなくちゃ)

 

2:繋がりあって

 

[背景: ステージ裏 配信スタジオ]

 

スタッフ: では、本番行きます。

スタッフ: 5、4、3、2、1、スタート!

 

[BGM: きらめきぼし☆ インスト]

 

綾人: (最初はStarlineのパート)

綾人: (次は俺たちだ)

綾人: (寄り添うように……)

 

[背景: モニター画面 本番映像]

 

みんなの想いが 繋がりあって

輝く絆が 星座になるよ

 

[背景: ステージ裏 配信スタジオ]

 

[SE: 歓声]

 

綾人: ……!

綾人: (声が、聞こえる)

綾人: (お客さんの、声……)

綾人: (あたたかい)

綾人: ……。

綾人: (俺、寄り添えてるのかな)

綾人: (でも、それ以上に)

綾人: (お客さんに寄り添ってもらってるみたいな)

綾人: (心強さ……)

綾人: ……。

綾人: (そっか、繋がりあうって)

綾人: (そういうことなんだ)

綾人: (俺がいて、みんながいて)

綾人: (お客さんがいて)

綾人: (それが、繋がるってこと……)

 

[BGM: きらめきぼし☆ インスト 終了]

 

[SE: 歓声]

[SE: 拍手]

 

3:星座になるよ

 

[背景: ステージ裏 配信スタジオ]

 

[SE: 歓声]

 

[SE: 拍手]

 

スタッフA: お疲れ様でした。

スタッフA: 今日の予定、全部終了です。

スタッフB: 撤収に入ります。

スタッフC: 観客退場開始します。

 

綾人: ……。

綾人: (終わった)

綾人: (いつもなら、終わってしまった、って思う時間だ)

綾人: ……。

綾人: (でも)

綾人: (まだ、胸に残ってる)

綾人: (お客さんの声……)

 

[一枚絵: モーションキャプチャースーツを着て空っぽの客席が映るモニターを見つめる綾人の、まだ想いが残っていることに気づいた静かな表情]

 

みんなの想いが 繋がりあって

輝く絆が 星座になるよ

 

綾人: ……。

綾人: (想いが繋がって、絆になって)

綾人: (星座になって)

綾人: (その星座が、消えずに残ってる)

綾人: (繋がりあった想いは、消えない)

 

[背景: ステージ裏 配信スタジオ]

 

綾人: ……。

綾人: (消えずに残り続ける)

綾人: (終わらない、場所……)

 

[END]

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。