【架空ゲーム】男性アイドルVTuber育成ゲーム『きらめきぼし☆ステラプロジェクト』【シナリオ集】 作:くれは*
恒常R《リクエスト禁止》
1:【初配信】「リクエスト禁止」「じゃあやらないで」【白銀夜/切り抜き/ステラ】
夜: この先やっていきたいこと、ですか。
夜: 歌やダンス動画は、定期的に公開していく予定です。
夜: 僕ひとりじゃなくて、影とも一緒にやっていきますね。
夜: 近々、Parallel Glowのオリジナル曲のMVも公開予定なので、
夜: それは楽しんでもらいたいなと思っています。
コメント: オリジナル曲楽しみ
コメント: ゲーム配信とかする?
夜: ゲームは……僕が不慣れなので、
夜: どうでしょうか。
夜: 今のところは未定ですね。
コメント: シチュボやってほしい!
夜: あー……
夜: 申し訳ないのですが、リクエストはしないでくださいね。
コメント: えー
コメント: なんで?
夜: 僕、とっても捻くれているので、
夜: やってって言われると、やりたくなくなっちゃうんです。
夜: だから、歌とかも「この曲歌ってほしい」とか、
夜: 言わないでもらえると嬉しいです。
コメント: え、じゃあ、シチュボやらないで欲しい
コメント: 夜くんのシチュボ聞きたくないです
夜: ……それはリクエストしてるのと変わらないのでは?
夜: 言い方を変えても、駄目なものは駄目ですよ。
コメント: 呆れ声好き
コメント: 夜くんの呆れツッコミ助かる
夜: ……。
夜: 改めて言いますね。
夜: リクエストは受け付けません。
夜: 僕は僕がやりたいことだけをやります。
夜: でも、出すからにはちゃんと楽しんでいただけるようにします。
[END]
恒常SR《白いジグソーパズル》
1:白いピース
[背景: 凪の部屋]
凪: ……。
[SE: ドアが開く]
燐: 凪ー。
凪: ノックしろって言ってるだろ、いつも。
燐: ごめんてば。
燐: ちょっと聞きたいんだけど。
凪: メッセージで良いだろ。
燐: 返事がないから来たんだよ。
凪: 今忙しい。
凪: 見てわかるだろ。
燐: え、何、それ。
凪: ジグソーパズル。
燐: それは見たらわかるよ。
燐: 真っ白じゃん。
凪: そういうパズルだから。
燐: 絵が完成しないパズルとか、面白いの?
凪: ……面白いというか。
凪: 気分転換。
凪: 近づくなよ、崩れる。
燐: わかってるよ。
燐: なんかもう、用事も後で良いや。
燐: 後でメッセージ返信ちょうだい。
凪: 後でな。
[演出: 暗転]
[背景: 凪の部屋]
凪: ……。
[SE: ドアが開く]
燐: 凪ー。
凪: だからノックくらいしろって。
燐: ごめん。
燐: でもさ、急ぎの用事。
燐: てか、その真っ白パズル、まだやってるの?
凪: 完成してないから。
燐: よくできるね、そんなの。
凪: 慣れてくると、形で結構わかるよ。
燐: 俺なら我慢できないけどな。つまんなそう。
凪: お前はな。
凪: ……てか、何、用事ないなら出てって。
燐: だから急ぎめの用事だってば。
燐: 母さんから、おつかい頼まれてる。
凪: 燐が行けば。
燐: そう言って、こないだ俺行ったじゃん。
燐: 今日は凪行ってよ。
凪: ……わかったよ。
凪: 今日はここまでだな。
燐: うわ、本当に真っ白。
凪: 触るなよ。
燐: 触んないよ。
2:完成
[背景: 凪の部屋]
凪: ……。
凪: (あと、少しだ……)
[SE: ドアが開く]
燐: 凪ー。
凪: だからノックをしろ。
燐: ごめんごめん。
燐: で、さー。
凪: 今忙しいんだけど。
燐: パズル、もう少しじゃん。
凪: そう、もう少し。
凪: だから忙しい。
燐: 明日のボイストレーニングの相談したかったんだけど。
凪: 後にして。
燐: じゃあ、待ってる。
凪: 近づくなよ。
燐: 近づかないよー。
凪: ……。
燐: 漫画、勝手に読んでるね。
凪: 好きにすれば。
凪: (あと、数ピース)
凪: (これは、ここ)
凪: (ここと、ここ)
凪: ……。
凪: ……終わった。
燐: あ、終わった?
燐: うわー、本当に真っ白だ。
凪: (もう、終わった)
[一枚絵: ピースを崩して箱にしまいはじめる凪]
[SE: ピースがぶつかりながら箱に落ちてゆく]
燐: え、何、もう崩しちゃうの?
燐: いつも思うけどさ、
燐: せっかく完成したんだから、
燐: 記念撮影とか、飾るとか、したら良いのに。
凪: 完成品には、興味ない。
燐: ほんと、変なの。
燐: 俺にはわかんないや。
凪: 別にわかってほしいとも思わない。
燐: そのくらいわかってるよー。
[背景: 凪の部屋]
凪: ……。
凪: (まあ、手応えはあったかな)
[END]
恒常SSR《きらめきぼし☆》
1:正確に
[背景: 事務所 会議室]
{{プロデューサー名}}: 全体曲の歌詞が完成しました。
{{プロデューサー名}}: みなさんに配ります。
凪: ……。
[背景: 歌詞用紙]
涙と笑顔を 分かちあって
深まる絆が ほらまた輝く
[背景: 事務所 会議室]
凪: ……。
凪: (分かちあって、絆が深まる)
凪: (アイドルらしい歌詞だ)
[背景: レッスンスタジオ]
ボイストレーナー: では、歌詞の意味を意識しながら、歌ってみましょう。
燐: はい。
凪: ……わかりました。
[背景: 楽譜]
涙と笑顔を 分かちあって
深まる絆が ほらまた輝く
[背景: レッスンスタジオ]
ボイストレーナー: 燐くんは、楽しんで歌えているのは伝わりますよ。
燐: ありがとうございます。
ボイストレーナー: 凪くんは、もう少し歌詞の意味を掴んで歌えると良いですね。
凪: ……はい。
ボイストレーナー: では、もう一度。
凪: ……。
凪: (分かちあう、絆が深まる)
凪: (正確に歌えれば、それで十分だ)
2:アイドルそのものじゃないか
[背景: モニター画面 衣装チェック映像]
凪: ……。
凪: (きらきらしている)
凪: (アイドルそのものといった衣装だ)
[背景: 配信スタジオ]
スタッフ: 軽く踊ってみてください。
凪: ……。
凪: はい。
[背景: モニター画面 衣装チェック映像]
凪: ……。
凪: (動くたびに、きらきらする)
凪: (まったく……)
凪: (僕は「アイドルらしいことはしない」と言ったのに)
[背景: 配信スタジオ]
スタッフ: オッケーです。ありがとうございました。
凪: ありがとうございました。
凪: ……。
凪: (仕事だ)
凪: (仕事として、これを着る)
凪: (それだけだ)
3:契約違反
[背景: ステージ裏 配信スタジオ]
[SE: 拍手]
凪: ……。
凪: (やりきった)
[SE: 歓声]
凪: ……。
凪: (この声)
凪: (まるっきりアイドルへの声援じゃないか)
[背景: ステージ裏]
凪: 契約違反ですよ。
{{プロデューサー名}}: ……どういうことでしょうか。
凪: 僕は「アイドルらしいことはしない」という条件で、ここにいます。
凪: あの歌詞も、衣装も。
凪: そして今日、あの声援も。
凪: 全部アイドルそのものじゃないですか。
{{プロデューサー名}}: ……。
{{プロデューサー名}}: 観客は、勝手にアイドルだと期待します。
凪: それが問題だと言っています。
{{プロデューサー名}}: でも、その期待は凪さんがコントロールできるものではありません。
凪: ……。
{{プロデューサー名}}: わたしは凪さんに、
{{プロデューサー名}}: その期待を裏切ってなお成立するアイドルになってほしいと思っています。
凪: ……。
{{プロデューサー名}}: それは、凪さんにしかできない。
凪: ……挑発ですか。
{{プロデューサー名}}: いいえ。本気でそう思っています。
[一枚絵: プロデューサーと向き合う凪の、プライドでその挑戦を受け入れた瞬間の静かな表情]
凪: ……わかりました。
凪: ただし、条件は変わりません。
凪: 「アイドルらしいことはしない」、それは変わりません。
{{プロデューサー名}}: もちろんです。それで良いんです。
[背景: ステージ裏]
凪: ……。
凪: (本気かどうかは、今は関係ない)
凪: (やるからには、こなしてみせる)
[END]