【架空ゲーム】男性アイドルVTuber育成ゲーム『きらめきぼし☆ステラプロジェクト』【シナリオ集】   作:くれは*

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メインストーリー 8:Reach

8-1:SPR - 範囲の拡大

 

[背景: プロダクション実験室]

 

部屋の中央に据えられた大きなリング状の機械。

その中に、陽音と響、光羽が立っている。

リングの中央に集まった光が、3人の姿を照らしている。

 

オペレーターA: 準備完了しました。

プロデューサー: では、お願いします。

 

プロデューサーの声に、3人は顔を見合わせ、頷き合う。

そして歌いだす。

 

[BGM: ココロエコーズ 歌唱ver]

 

リングの中央に集まった光が、歌声と共に広がってゆく。

 

オペレーターB: 共振率上昇中。

オペレーターC: 周囲の小規模な異変の消滅を確認。

オペレーターA: 範囲を広げられるか、試してみます。

プロデューサー: お願いします。

オペレーターB: 歌の影響範囲を確定。

オペレーターC: 範囲の拡大に必要なエネルギーを計算。

オペレーターA: エネルギーの濃度を調整。

オペレーターB: 駄目です。範囲を拡大すると、上昇率が不安定になります。

オペレーターC: 中規模な異変はそのままです。

プロデューサー: わかりました。

プロデューサー: 実験はここまでにしましょう。

プロデューサー: 残った異変については、対応班への依頼を。

オペレーターA: はい。

プロデューサー: みなさんも、ありがとうございます。

 

[BGM: ココロエコーズ 歌唱ver終了]

 

陽音: うまくいかなかったのか?

響: 大丈夫か?

プロデューサー: ……今のわたしたちの技術では、

プロデューサー: あなたたちの力を十全に活用することは難しいようです。

プロデューサー: せっかく手伝ってもらったのに、すみません。

光羽: そんな。

光羽: むしろ、ステラの崩壊を止めるのに、

光羽: 手伝ってもらっているのは、僕たちの方だから。

陽音: そうだよ。

陽音: それに、今のでも、崩壊が少し止まったのはわかった。

陽音: 少しだけでも、効果はあったんだ。

プロデューサー: そう……ですね。

 

 

8-2:蓮みたいに

 

[背景: レッスンスタジオ]

 

颯太: (歌も、ダンスみたいに、みんなで楽しく歌えたら良いんだけど)

 

ボイストレーナー: 白井くん、声が小さいですよ。

ボイストレーナー: もっと腹筋を意識してください。

綾人: すみません。

 

ボイストレーナー: 小川くんは、音程がまだ不安定ですね。

ボイストレーナー: 一音一音を丁寧に歌ってください。

颯太: はい。

颯太: (音程もまだ安定しないし)

颯太: (楽しく以前の問題だ)

颯太: (ダンスと違って、うまくいかないや)

 

ボイストレーナー: 篠峰くん、安定してますね。

ボイストレーナー: 他の二人を引っ張るつもりで歌ってください。

蓮: はい。

颯太: (蓮はやっぱりすごいな)

颯太: (音程だけじゃない)

颯太: (ちゃんと歌になってるって感じがする)

 

ボイストレーナー: 他の二人は、篠峰くんをガイドにして、

ボイストレーナー: 合わせる感じで練習してみてください。

颯太: はい。

綾人: ……はい。

 

[演出: 暗転]

[背景: レッスンスタジオ]

 

颯太: 蓮って、やっぱり歌上手いよな。

蓮: ……。

綾人: そうだね。さすがだと思う。

蓮: それは……今まで、いっぱい歌ってきたから……。

颯太: やっぱり練習量かな。

蓮: ……。

 

颯太: (俺も蓮みたいに歌えたらな)

 

### 8-3:SPR - 鍵はまだ

 

[背景: モニタールーム]

 

プロデューサー: 正直、ステラ位相とこちらの世界の異変は、

プロデューサー: 数が増え続けています。

プロデューサー: 今は、ほとんどが小規模なものですが、

プロデューサー: このままでは中規模な異変が起こり、いずれ大規模な……

プロデューサー: 世界の崩壊に至ってしまうのではないか、と……。

陽音: ……でもさ、数は増えてるけど、

陽音: 防げてる分はあるわけだし。

響: そう簡単な問題じゃないだろう。

響: 今は、それが防ぎきれていない、という話をしているんだ。

陽音: そうだけどさ。俺たちだって、何もできてないわけじゃないよな、光羽。

光羽: え、あ、うん。そうだね。

光羽: ……その、「鍵」はまだ、見つからないんですよね。

プロデューサー: ……はい。

プロデューサー: あるはず、と思って探してはいますが、

プロデューサー: そもそも本当にそんなものがあるのか……。

陽音: 諦めないで、頑張ろう。

陽音: 必要なら、俺、もっと歌うからさ。踊るし。

響: だから、考えなしにそういうことを言うな。

響: ただ歌って踊っていれば良いって問題じゃないだろう。

響: ……でも、俺たちの活動には、一定の成果はある。

響: それは確かだ。

光羽: ……うん、そうだね。

光羽: だから、大丈夫ですよ。

光羽: 頑張りましょう。

プロデューサー: みなさん……。

プロデューサー: 弱気になっては駄目ですね。

プロデューサー: はい、頑張りましょう。

 

 

8-4:颯太みたいに

 

[背景: レッスンスタジオ]

 

ダンストレーナー: 1、2、3、4、2、2、3、4。

 

[SE: 足音]

 

蓮: ……。

 

[演出: 背景モノクロ]

 

颯太: 蓮って、やっぱり歌上手いよな。

 

[演出: 背景モノクロ終了]

 

蓮: (颯太は、なんでそうやって簡単に認められるんだ)

蓮: (歌は、これまで精一杯やってきた結果だ)

蓮: (それに、俺はダンスは全然……)

 

ダンストレーナー: 蓮くん、今の動き遅れましたよ。

ダンストレーナー: 集中してください。

蓮: はい。

 

蓮: ……。

蓮: (そうだ、集中しないと)

蓮: (……振りを意識すると動きが遅れる)

颯太: ……。

蓮: !

ダンストレーナー: 颯太くん、メンバーのフォローは良いけど、

ダンストレーナー: 振りを崩しすぎないでください。

颯太: はい。

蓮: (かなわない、な)

 

ダンストレーナー: 綾人くん、また振りが小さくなってますよ。

ダンストレーナー: もっと大きく。

綾人: あ、すみません。

ダンストレーナー: 颯太くんは、自分の振りに集中してください。

ダンストレーナー: メンバーが気になるのはわかりますけど、

ダンストレーナー: これは揃えるための練習ですからね。

颯太: すみません、つい。

 

ダンストレーナー: 1、2、3、4、2、2、3、4。

 

[SE: 足音]

 

颯太: ……。

蓮: (やっぱり、颯太は身軽に踊るな)

 

蓮: (俺も、颯太みたいに踊れたら……)

 

 

8-5:SPR - 世界が崩壊したら

 

[背景: プロダクション屋上 夜]

 

響: ……。

陽音: 響、こんなところにいたんだ。

光羽: 少し風が冷たいですよ。大丈夫ですか。

響: ああ。

響: ……ふたりは、気づいているか?

陽音: 何が?

響: 最近、歌っても、ステラからの反響が……遠く聞こえる。

陽音: ああ……俺も、なんかこう……今までと違うなって思ってた。

光羽: ステラの存在が薄くなったような気はしてた。

光羽: でも、僕たちが、こっちの世界に来てしまった影響かなって思ってた。

響: ……かもしれない。

響: でも、それだけじゃなくて……やっぱり、ステラがおかしくなってる気がするんだ。

陽音: うん……それにさ、こっちの世界で異変ていうのが起きるたび、

陽音: ぐちゃぐちゃになってるのがわかるんだ。

陽音: ステラとこっちの世界が、ぶつかって、壊れてるっていうか。

光羽: ……世界も、傷ついて弱ってるんじゃないかな。

光羽: 痛いって……泣いている……そんな気がするんだ。

響: 世界が崩壊したら、俺たちは……生きてはいられない。

陽音: わかってる。

光羽: 僕たちはステラの精霊で、世界との繋がりが深い。

光羽: 世界が崩壊したらその時は、僕たちの存在自体も……。

陽音: ……そうならないように、今、頑張ってるんだよな!

陽音: だったら、響も光羽もさ、そんな顔するのやめようよ。

陽音: きっと大丈夫。

陽音: 崩壊を止める方法はきっとあるよ。

陽音: プロデューサーさんだって、頑張ってる。

陽音: この世界の人たちだって、頑張ってる。

陽音: だったら、俺たちだって、やらなくちゃ。

響: ……。

響: 言われなくても、わかってる。

響: 諦めるつもりはない。

光羽: そうだね。

光羽: それに、僕たちの声がこっちの世界にも届くって、素敵だもんね。

陽音: うん、頑張ろうな!

 

陽音がふたりの肩を抱く。

 

 

8-6:ふたりが羨ましい

 

[背景: レッスンスタジオ]

 

颯太: お疲れ様ー。

蓮: ああ。

綾人: うん、お疲れ様。今日も大変だったね。

颯太: でも、だいぶ形になってきた気がするよな。

蓮: 全体練習までに、もっと詰めておきたいな。

綾人: ……そう、だね。

綾人: (俺は、歌もダンスもできてない)

綾人: (ふたりに、追いつけない)

 

[SE: ドアが開く]

 

颯太: あ、プロデューサー。

蓮: お疲れ様です。

綾人: いつもお疲れ様です。

 

{{プロデューサー名}}: 全体曲の練習はどうですか?

颯太: ……。

蓮: ……。

綾人: ……。

{{プロデューサー名}}: うまくいってませんか?

颯太: あ、そういうわけじゃないんだ

颯太: ただ……やっぱり、難しいこともあるなって。

蓮: 今はまだ、足りないことばっかり気になってしまって。

綾人: ……。

綾人: (やっぱり、俺、足引っ張ってる気がする)

{{プロデューサー名}}: ……。

 

選択肢: お互いのことが、気になりますか?

 

{{プロデューサー名}}: お互いのことが、気になりますか?

蓮: ……。

綾人: ……。

颯太: ……そうかも。

颯太: 俺、レッスン中もずっと、ふたりのこと見てた。

蓮: 俺、は……。

綾人: 俺もずっと、ふたりのこと見てたよ。

綾人: 颯太くんはダンスが上手いよね。

綾人: 蓮くんは歌が上手だ。

綾人: ……俺、ふたりが羨ましいよ。

蓮: ……。

颯太: ……俺も、蓮みたいに歌えたらなって、思ってた。

蓮: 俺だって! 颯太みたいには、踊れない……。

綾人: (ふたりも、お互いのことが羨ましいんだ……)

颯太: ……。

蓮: ……。

綾人: ……ふふっ。

綾人: 俺、ふたりの足を引っ張らないように、

綾人: ふたりに追いつけるように、頑張るね。

蓮: ……。

颯太: ……練習、しよっか。

蓮: そうだな。

颯太: プロデューサー、この後スタジオって空いてる?

{{プロデューサー名}}: はい、1時間なら大丈夫ですよ。

颯太: よし、やろうか。

 




【イベント開催のお知らせ】

イベント「Are You Here?」
    6月13日(土)開始!
    ユニット: Luminary Echoes

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<ストーリー概要>

Luminary Echoesの2曲目が届いた。
タイトルは「Are You Here?」。

「Here!のコールが入って完成する曲です」

問いかけて、応えが返ってくる。
──でも、そこにいない人には、届かないのか。

「俺……置いていきたくないんだ、
 そこにいない人だって」

「……それでも、そこにいてもらわないと、
 届かないだろう」

「時間が経ってから届くことも、
 あるかもしれないよね。」

噛み合わない3人の歌は
誰かに届くのか。

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◆新曲 Are You Here?(Luminary Echoes) 追加!
◆報酬で SR《Are you here?》鳴瀬響(衣裳付き) もらえる!

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イベント連動ピックアップガチャ開催!

・SSR《Are you here?》春咲陽音(限定)
・ SR《Are you here?》蛍灯光羽(限定)

どちらのカードも衣裳付き!
今回のイベントでポイントボーナス付き。

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