ハイスクールD×D 赤き龍帝を守護せし神殺しの聖なる槍 作:夢の翼
―――――――何があったんだろう―――――――
《姉ちゃァァんッ!!!!!逃げろォォォオオオ!!!!》
イッセーのその叫びが聞こえた途端、私の左胸に大きな光の槍が刺さった
一気に体の力が抜けて、私は糸が切れた人形の様にパタリと倒れてしまった
意識が掠れていく中、私の目に映ってるのは血の様に紅い真紅の槍
《刺し―――穿つ死棘の―――槍―――ッ!!!!》
紅いオーラの様なモノを纏ったイッセーが同じく紅のオーラを纏った槍をあの時私を殺そうとしてきた同じ堕天使の翼を持った女性へその槍を放った。
《―――――――ッ!!!!!!》
紅の軌跡を描きながら紅の槍は女性の左胸を貫き、そのまま女性と共に真紅の槍は地下の壁へ突き刺さり左胸を貫かれた女性は中刷りとなったままピクリとも動かなくなった
そして私も等々意識が薄れていき、最後に見えたのは
私の傍で私に微笑むイッセーとイッセーから溢れ出る綺麗な金色の光に私は包み込まれた
ハイスクールD×D 赤き龍帝を守護せし神殺しの聖なる槍
第十一話『聖槍の代償』
「はっ!!」
夢から目を覚ました刹羅は勢いよく起き上がった、辺りを見渡すとそこは自分の部屋だった。閉ざされていたカーテンを開けると眩しい朝の陽ざしが差し込んだ。
「う~ん、昨日……何してたんだろう」
昨日の記憶がない刹羅は疑問を浮かべながらベットから起き上がり、そのまま扉を開け階段を降りていく。
「何か夢を見ていたような気がするんだけど……どんなだったけ…?」
頭に手を置き昨日の事を思い出そうとするが何も思い出せない、いや、”思い出せるはずがない”。そして一階のリビングの部屋のドアノブに手を掛けて中に入ると、いつもの様にテーブルの椅子に座ってヌイグルミを抱いたオーフィス、そして台所へ刹羅が視線を向けるとそこに居たのは。
「おはよう、”姉さん”」
黒いYシャツに白いネクタイを付け、雪の様に白い髪をした青年が立っていた。
「・・・・・・え?」
誰?と刹羅は一瞬思うがよーく見てみると一誠だった事に気づいた。刹羅は恐る恐る一誠と思われる青年へと話しかける。
「えっと……イッセー……だよね?」
「あぁ。…そうだけど、どうかした?」
白髪の一誠は静かにそう刹羅に言い返すと洗っていた食器を仕舞うと手を拭き出来上がった朝ご飯をテーブルに乗せる。
「い、いや…その…その髪の毛どうしたのかな~って……」
「あー……イメチェン?かな」
無表情で静かにそう答える一誠。
「い、イメチェン……?」
「駒王学園って頭髪の規則とかなかっただろう?だから、変えてみた」
どう?と一誠は自身の髪を触りながら刹羅にそう聞くと。
「い…いいと、思うよ……かっこいい」
顔を赤くしてそっぽ向いて、刹羅はそう言う。
「そう。ならいい」
「イッセー、早く早く」
一誠はそう言うとオーフィスが座っている椅子へ向かいオーフィスを一度抱き上げ自分の膝へ下ろすと刹羅も一誠とオーフィスの向かい側へ座る。
(イッセー…ご飯作れたんだ。……何で教えてくれなかったんだろう?教えてくれたらいいのに)
「「頂きます」」
「頂きます…」
その後、刹羅は一誠の手作り料理の美味しさに涙した。
その頃、
「そうか……イッセーの奴、遂に最後の代償を……」
《そうだね……もう後戻りは出来ないよ》
「くそ!」
アザゼルは舌打ちをし机を強く叩き付けた、その勢いで机に乗っていた書類が中に舞う。
「よりによってこんな時に最後の代償を支払うことになるなんてな……これも運命なのかよ?」
《………さぁね》
和也も沈んだ気持ちでそう言い返す。
「……一誠は…これでどれぐらい弱くなった?」
《二天龍クラスから五大龍王クラスの間……といったところかな、殆どの力をお姉さんに”移植”しちゃったからね》
「そりゃ……弱くなったな」
《昨日までの一誠君なら世界最強と言っても当然だったよ、けど今回の件で大幅に力が激減した。だけどそれだけじゃない》
「そうだな……力だけじゃないんだよな」
《力と一緒に支払った代償は―――――――》
「あいつの”感情”全て……」
アザゼルはそう言うと再び机に拳を叩き付けた。涙を流し悔しがりながら、ひたすら涙を流した。
はい、一誠。白カネキと達也くんみたいになっちゃいましたね、力も五大龍王クラスから二天龍クラスへ格下げしちゃいましたね、次回からはフェニックス編飛ばしてエクスカリバー編に行きます。え?フェニックス編やらないの?……色々と面倒なんですよあの話し(自分的に)自分勝手ですみません!そしてちょろっと刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)出てきましたね!一誠には聖槍以外の伝説の槍とかを持たせようかと思っています、何かそういうのがあったら教えてください
では、また次回!感想お願いします!