L社の技術を持っただけの擬態型一般人Aがキヴォトスで生き残るためにできること。 作:D-T45-45-1919JP
なんでプロムンってこんなに考察のしがいがあるんだろう。
オモシロ!
色々あった。
下手に事情を話せない分、気を遣って話しかけてくれているトキに気まずい思いをさせてしまったり、そうして連れていかれた先のモニターから姿を見せずにミレニアムのビッグシスターとお話したり。
と言っても質疑応答で記憶がないことを延々と喋るだけだったが。
お陰で無駄に警戒されてしまった。
『記憶がないだけであなたがリスクを孕んだ存在であるということを否定する根拠にはならないわ』
『しかし、あなたを監禁するわけにもいかない』
『……最後に聞くわ。本当に心当たりはないのね?』
『心当たりは本当にないです』
『そう……もういいわ。一応、あなたの身体のデータは取らせてもらったけれど、悪用するつもりはないから安心して』
方法に関する心当たり……というより、それが可能な技術は想像できるが、なぜエリドゥに転移したのかはマジでわかりません。
……リオに洗いざらい話してしまおうかとも少し考えたが、都市の苦痛によって築かれたこの技術たちは必ず、彼女の合理に訴え掛け、そして心に疵を作るだろう。
原作では色々と悪事を働いたものだが、取り返しのつかないものではない。先生の導きの元反省し、更生することができる希望がある。
だが1度でも都市の技術を利用してしまえば、その利便さに目を曇らせ、さらなるダークサイドに堕ちるかもしれない。
学生に取り返しのつかない失敗を背負わせる気なんてさらさらないんだよ、俺は。
まぁ、そんなこんなで俺は見事隠し通し、目隠しをされて、ミレニアムの街中に放逐されたわけだ。
きっと何らかの仕掛けをされていることは間違いないだろうが、まぁその程度の些細なことは受け入れよう。リオは原作だとアリスを破壊しようとしたが、それもあくまで機械だから命は、心はないという前提があったからこそ。
まるっきり血の通った人間である俺を殺す判断にはならないはず。
しっかし、これからどうするか。なんだったらエリドゥの中で監禁されてた方が安全だったまであるぞ、これ。ゲヘナじゃないだけマシだが、ミレニアムだって不良は居る。
そして俺は金目のモノがまるっきりゼロ。あるのはE.G.Oによって生み出せるロボトミーコーポレーションの施設のみ。そして普通に働くのも考えたが、何せ俺は流れ弾一つで致命傷になる貧弱ボディ。
……ちなみに黒髪金瞳。整ってはいるが、どこか冷たい印象がある顔付き。
はい、Aこと管理人ことアインさんですね本当にありがとうございましたAのE.G.Oを浸食もなしに使える時点で変だな~と思ってたらアインでしたゴミが。
俺は一体どういう状態なんだ……XがXのまま辿り着いた先、ということだろうか? まぁよくわからんから考えないようにしている。
このキヴォトスで生き残るにはあまりにも俺は弱すぎる。せめてアブノーマリティたちの装備できるE.G.Oがあれば……この世界における攻撃がどの属性になるかはわからないから、とりあえず被ダメほぼ全部0.5にできる失楽園とか欲しくてたまらないんですけどね。
でも無理なんですわ。なんでかって?
ペスト医師ってL社の技術関係なく、そこらへんでポップしたヤベーヤツだからさ!!! まぁやり方次第で抽出できたりするのかもしれないけどアブノーマリティの抽出自体やる気はないヨ! 死ぬから!!!!
さて、話は戻るがどうやって金稼ぎをしたらいいのかについてである。普通に働いているだけで流れ弾で余裕で死ねるキヴォトスじゃ俺は絶対に働きたくない。となればどうすればいいか。
L社の技術を利用してエネルギーを生産し、それを売り払えばいいのだ!!!
は? おいおい、さっきと言ってること矛盾してるじゃねーか!
エネルギーを生産するってことはつまり、アブノーマリティからエンケファリンを精製するってことだろ! アブノーマリティが居ない状況で、それをするには抽出するしかねーじゃん!
そんな声が聞こえなくもないが、少し待ってほしい。
そもそも、アブノーマリティがどっから出てきたのか、そもそもL社ってなんでアブノーマリティ生産してんのって話である。
L社(というよりカルメンやアインたち御一行)は元々小規模の研究グループであり、人類が罹患している魂の病を治療する薬を製造することが目的だった。魂の病は簡単に言えば、やりたいことができない自分らしくない状態である。
そんな自分らしくない状態を解決するには、自分の欲求を思い出せばいいんだ!
そういう発想なのだが、その手段がエグイ。
カルメンたちはそれを精神論ではなく、物理的にその欲求を液体として取り出すアプローチにした。これが後々L社の特異点技術となる。
人類が持つ時間を超越した可能性の集合無意識である“井戸”を見つけたのは良かったが、それにアクセスし、そこから特定の自分をくみ上げる方法がわからなかったのだ。
結果として失敗したアプローチは自分自身の本来の欲求をくみ上げることができず、失敗したまま“井戸”から汲み上げた結果、謎の異常極まりないアブノーマリティが現れてしまった。
アブノーマリティは元々地に足を付けた生物というわけではなく、“井戸”から汲み上げられた結果、そういう形で生まれた現象なのだ。……まぁ中には怪しいのも多いけど。
しかし、だ。
生み出したアブノーマリティだけがエンケファリンを放出するわけではないんだなぁこれが。だってL社産ではないはずのペスト医師の作業をしても、ちゃーんとエンケファリンは回収できる。
だったら、L社産ではない存在……例えば、光輪があって銃を何回撃たれても傷つかないボディを持った幻想存在たちが相手でも、エンケファリンが回収できるんじゃないか?
そう、つまり!
俺は生徒たちを相手にして喜んでもらい、エンケファリンを回収して電力を生み出す新事業を作り上げようとしているわけである!
……しかし、これには多くの不安要素も伴っているのも事実。L社の技術はあくまで人間の精神の物質化に関わるものであり、ガチの人外相手だと効果があるのかが問題なのだ。
周年PVでは陸八魔アルの学生証に種族:悪魔という記載があった。キヴォトスは割と人間以外が多いのだ。
人間を前提とした青春学園モノというテクスチャが貼られているからこそ、その精神活動もまた人間と大差ないものとなっているため、おそらくは作用するだろうとは思うが……これはやってみなければわからない。
それが通用しなければ……既存のアブノーマリティを抽出するしかない。可能ではあるのだ。なぜなら、俺の身体はアインのモノであり、E.G.Oもまた同じだから。
これがもし仮に俺が本来の身体だったなら、抽出した瞬間地球の人類から生まれる未知のアブノーマリティが出現したことだろう。しかし、都市産であるアインのE.G.Oがその可能性を消してくれた。
なぜそう言い切れるのか? 説明しよう。
E.G.Oとは自分本来の欲望を解放した状態である。そしてそれはカルメンが望んだ人の姿であり、魂の病が完治した状態。E.G.O状態にするためにカルメンは薬を作っていた……まぁ、ええと、クソリプ
クソリプおばさんと化したカルメンはねじれ現象だろうがE.G.Oだろうがどっちでもいいんだろう。どちらも自分自身を解放した姿であることに代わりはないのだから。
とりあえず、そう、その薬は“井戸”から自分自身を組み上げるためのもの。
つまりE.G.Oもアブノーマリティも出所は同じく“井戸”なのだ。
であるなら、アインのE.G.Oを持つ俺を通して抽出した無差別なアブノーマリティは全くの未知ではなく、都市産のアブノーマリティになると予想できる。
“血の風呂”とか、都市で起こった悲劇が元だからね。
そんなこんなで、俺はアブノーマリティを抽出するにしても最低限知ってる顔を呼び出せると思ってる。そもそも抽出したくないが。
これはあくまでセカンドプラン。そうならないことを祈ろう。
さて、行動の時間だ。
個人的に血の風呂と同じように、静かなオーケストラも都市の悲劇が元だと思うんですよね。
より詳しく言えば、アンジェリカやローランが戦ったときが元なんじゃないのかなって思います。黒い沈黙が無言でピアニストに剣を振っている。
これって指揮棒振ってるみたいじゃないですか?
でもピアニストがねじれる前のロボトミーコーポレーションで出てくるのおかしくない? と言われるかもしれません。
忘れないでほしいのが、“井戸”は過去、現在、未来を超越して存在する人類の可能性の海ということ。
要はFateの英霊の座で、未来の英霊エミヤシロウが過去に召喚されたように、未来の出来事から生まれた“静かなオーケストラ”が過去で抽出されたということなんじゃないのかなーと思ってるわけです。
わざわざ未来なんて書くか? っていうメタ読みもあったり。
原作知ってるかアンケート
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ブルアカは知っているがロボトミは知らない
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ロボトミは知っているがブルアカは知らない
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どちらも知らない
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どちらも知っている