やっと平和回が帰ってきましたね。でも、今回はいつもとは違う雰囲気を味わえると思います。
一晩中続いた愛宕山大天狗と鞍馬大天狗VSロマン溢れる初代博麗の巫女との大勝負は2人の大天狗が八雲紫が仲裁後、降伏宣言をしたことで、博麗の巫女が勝利したことで終わった。
なんだか変な終わり方をしたけれど、結果としては平和な終わり方だったのかも知れない。
そして、異変が終わってから数日後。改めて妖怪の山へと訪れた博麗の巫女の仲裁により、五大英傑連合と妖怪の山による正式な停戦協定が結ばれることになった。
そうだ。これは言っておかなきゃね。結果的に文やはたて、椛を中心としたこの戦の勝敗を大きく左右した疾風義勇隊は大きな戦果をあげた訳だけど、流石にお咎めなしとは流石にいかなかったようで、後で沙汰が下されるらしい。そりゃあ、罰は少なからずあるだろうと思ったよ。特に、私達については独断で集団を扇動したわけだから組織としては罰さないと秩序は守れないよね。
けど、文と私が五大豪傑同盟の総大将だった愛宕山大天狗を形だけとはいえ、見事に打ち破ることが出来た功績は大きかったようで、妖怪の山の上層部は重い処分を下すことは躊躇っているらしい。だから、そんな酷いことにはならないとボロボロになっていた龍さんが教えてくれた。
良かったね。文。
ん?龍さんの傷?なんか巫女さんとバチボコにやりあったらしくてその時についた傷らしい。勝負的には引き分けだったらしいけどあの大百足のヒトと巫女さんとの三つ巴の乱戦で二人に2対1に持ち込まれた時に押し込まれて実質的に負けちゃったって悔しそうに言ってた。
あの巫女さんと正面から戦うとか龍さん……結構やんちゃするタイプなんだね。
それよりも隕石を落とすなどの天変地異を起こす大妖怪に正面からやり合うとか巫女さんも巫女さんも人間として戦闘力がおかしいすぎるでしょ?その前にあれだけいた殆どの天狗を全員制圧してるんだから訳が分からない。天狗って一人一人が強力な妖怪なんだからね?
私も幻想郷に仇なす行為だけはしないようにしよう。命まではとられないからといって、巫女さんに追いかけ回されるとか後で夢にでも出そうでいやだからね。クワバラクワバラ。
あと、大百足の名前は姫虫百々夜って名乗ってたけど、まさかあの大陸から遥々地中を掘って私達を追ってくるとか怖すぎでしょ。あと、私を見て舌なめずりするのは辞めてください。百々夜さん。
わ、私は美味しくないよ?
さて、異変が終わったならば〜〜!!
「「「宴だぁ〜〜〜!!!」」」
「「「「「「「かんぱ〜〜〜〜〜い!!!」」」」」」
そう。宴である。やられたやったも結局は酒で全部流すべし!!これで恨みっこなしだね!!
でも、実際に死傷者は出ているのは忘れてはいけない。
実際は天狗は妖怪だから致命傷を食らっても妖力が残っているなら時間が経てば復活するわけで、負傷者や重傷者がいても死者の数は総死傷者の十分の一くらいしか居なかったのは幸いだった。これでも、多いと思うけど、死者の多くは畜生妖怪だ。天狗だけを見るならもっと比率は少ない。
実は一番可哀想なのは連れてかれて戦場に行かされた知能もない畜生妖怪達なのでは?
………まぁ、気にすることないって皆言ってるし良いのかな?私も時々食料にするために狩ってるし。
気にしてはいけないこともあるんだろう。うん。
さて、妖怪の山で開かれるという宴会だけど、今回の宴会は少し前にやった月に一度の大宴会よりも数倍も規模が大きいのです。なんと、妖怪の山の天狗の里の中心街が殆ど埋まるくらいなんですよ?ねぇ?凄くない?凄くない?
と、言ってもこれで二回目なんだけどね。この宴会。一足先に私達は戦が終わったその日の夜に宴を始めてた訳だけど、あれは前夜祭みたいな感じだったし、ただの飲み会みたいなノリなのでセーフである。まる。
でもでも、正式にこの戦が終わってから行われるって意味では今行ってる妖怪の山の宴は最初の宴ってことになるね。
自分で言っておいて、いちいち区分けするの面倒くさいな。目の前の皿運びに集中するか。
なので細かいことは気にしてはいけないよ。ワトソンくん。
そんなこんなで、私達は地方からきた天狗達やなんだか新しい体勢における天狗達の上司の鬼達との交流を行っていった。
これは、そんな騒音や怒声、そして歓声などが沸き起こる3日間に及ぶ大宴会の一幕だ。
妖怪の山では比較的平たい所に建てられている広場で三ノ巡回隊や椛ちゃん、優月ちゃんと鞍馬大天狗を中心とした剣に自信があるヒト達が余興として一対一ずつの総当たり戦の模擬戦をしている。そんな彼等彼女等が汗水垂らして模擬刀を振っている光景を横目に、他の地域の天狗達と妖怪の山の天狗達が楽しそうに観戦し、それを酒の摘みにして酒を飲み交わしている中を、
臨時炊事当番をさせられている懲罰部隊(?)である私達は、その手に持つ高く積み重なりあったお皿や瓶やら何やらを運びながら右往左往と奔走していた。
因みに構成員は疾風義勇隊の参加者ほぼ全員である。
この宴会が終わって大天狗達の会議が行われる時に沙汰が降りるまで、取り敢えず形だけでも罰は与えないといけないとはいえ、随時当番ってどうなんだろうか?
まあ、鬼殺しを食らった私達は現在軽い二日酔いが起こってるから今は酒は勘弁したいし、別に良いけどさ?皆が楽しんでるのに私達は楽しめないのは辛いからね?
けど、三ノ巡回隊や椛ちゃん、優月ちゃんについてはあの模擬戦を休まずやらされてるしなぁ〜〜。あれもあれでキツイ罰だからこっちの方がマシだから比較的楽なこっちは何も言えないよね〜?
だって、ここで文句言ったら『じゃあ模擬戦に行くか』言われるだけである。口は禍のもととは言うけどブラック過ぎだと思います。後、私もお酒欲しいです。オーバー。
………そんな本人達はそのハラハラ感と新しい猛者達と模擬戦でも打ち合えることを結構楽しんでるっぽいけど。まあ、形式上は罰なんでしょ。きっと………。
因みに萃香さんに沢山鬼殺しを飲まされて暴走していたはたては二日酔いが一番酷くてまだ全然直っていないらしい。
凄く痛そうにしてたので、休憩部屋で龍さんを始めとした大天狗と天魔様とお偉い様だけの個室部屋で休んでるらしい。
休めて羨ましいとは思うけど、なんなんだその面子は?怖すぎでしょ。やっぱり羨ましくないや。
はたて………ちゃんと休めてるかな?
酒はヒトを駄目にする怖い飲み物なんだからあんまり飲まないようにね?はたて。
でも、はたてなら案外余裕で平気な顔して呑気に寝てそう。肝が据わりまくってるからなぁ。はたて。
…………うん、大丈夫でしょ。
それで、結局私と文、そしてその他の疾風義勇隊の天狗達が残ったって訳だ。
なんか炊飯してないヒト達は皆ずるくない?凄く楽しそうなんだけど。まあ、偶には酒の飲まないもてなす側の宴もありだね。これはこれで楽しいし。
というわけで、比較的顔の良い私と文を中心に女性グループは調理や後片付けの班とは違い、天狗達のお酌や炊事で奔走中である。なんだろう。私も料理にいきたい。酔っ払いってそうではない人にとっては迷惑そのもの意外にはないからなぁ。
そうなのだ。酔っ払いは給仕にとってかなり結構面倒くさい。
『いやぁ〜別嬪な黒柳様にお酌してもらうとは、これまた中々いい気分ですなぁ〜。お酒が進む進む。ヒック。』
「光栄です〜。引き続き楽しんでくださいねぇ〜。ところで……一次郎さん?私のお尻は自由に触れないのでお尻を擦るのは辞めてください?」
『へへへっいいケツしてますねぇ〜黒柳様は〜〜!!ヒック。』
「…………はぁ…少しだけですよ?」
「えっ!?いいのか?」
「んなわけあるか!!いっぺん頭を冷やして出直して来い!!」
―ドカ―
「がべし!!」
―キラーン―
私の見事な飛び蹴りを食らい、ついでに能力でエロ天狗を能力で『飛ばす』と、一次郎さんは星になって夜空に星になって消えていったのだった。
ふっ…ついに私は飛ばす側になったか…………。いい気分だね。
『『オォ〜〜〜〜〜!!』』
その瞬間、天狗達の歓声と拍手喝采が鳴り響く。そんな天狗達に両手を振って舞台上の上で礼を取るような大げさな礼をしながら、影で私は溜息を吐いた。
はぁ………変態共め。皆、余り物のヨレヨレの給仕服の何が良いのさ?
だってね?…この服は丁度私が貰う時に予備の給仕服がなくて、鼻高天狗さん達に古いのを探して貰ってやっと出てきた古いやつだよ?
それに所々破けてるし、魅力もなにも無いってのに酔狂な人達だよ。それに男の天狗達を中心に天狗の娘達が私の服を見て顔を赤らめる回数が異常に多いのはどうしてなんだい?
まあ……エロジジイや変態だと私が認識してる天狗達は進んでジロジロと私のヨレヨレの給仕服の内側を巡ってみたり、のんなら内腿を触ってきたり、お尻を撫でてきたりしてくるけどさ。酔っ払いはタガが外しやすくて酷いねこりゃあ。
セクハラ反対!!エロ親父共!!調子に乗りおって!!
………まぁ………私も人のこと言えないけどね?
はぁ………、文も時々私の体をジロジロと見てくるし、本当に何なんだろう。何処がそんなに良いの?この服?
この時、呑気な化け鴉は知らなかった。そのヨレヨレの給仕服は、普段から山伏の服装を心得とする天狗達にとっては露出の多い服装だったと言うことを。
そして、同時にいつも着ているだろう隙のない西洋服のジャケットではお目にはかかれない筈だったが、今のヨレヨレの給仕服を着てみれば、なんと、脇などや脇腹、そして下乳が彼女がおぼんで何かを運んでいく度にふわりと給仕服が揺れて丸見えになり、見事に見えるではないか。そして、その度に近くにいる全ての天狗達の目線が集中していることを化けガラスの彼女は知らない。
因みに先程の歓声は飛び蹴りをしたことによって綺麗な下乳や下半身の肌着の内側が見れたことが原因だったりする。
この場にいる紳士な天狗達や影で黒柳飛燕のファンクラブを作っている天狗達は全員が気がついているが、しかし。誰も指摘しようとはしない。
何故ならば、宿題を出すことを忘れた先生に『先生!宿題忘れてますよ!!』と宿題が無くなったのを喜ぶ男子達の前で堂々と指摘するような奴はいないからだ。
特に天狗達は団結力が高いし、たまにいる空気の読めない生徒は現れることもない。
しかし、それでも例外は一応いる。
心優しき天狗達だ。彼らは黒柳飛燕にいつまでも見たいのを我慢して彼女の為に仕方なくそのことを教えようと近づくが、
その行為をいち早く察知した周りにギロリと睨みを利かされてしまい、言い淀むことになる。
そして、渋々といった感じでがっつくように黒柳飛燕の痴態を覗く彼らの仲間に加わるだけだった。
結果的に変態が一人、また一人と増えただけだった。
無論、文もその内の周りの取り巻き達の筆頭だった。文は敢えて後ろから飛燕に話しかけることで出来るその振り返りの仕草をさせることで、毎回おこる飛燕のその淫らな姿を特等席から覗くことで細かい所まで脳内フィルターに保存することに成功していた。
『お嬢様!こちらの皿をお願いします。』
「ハイハイ!今行くから待ってなさい!!」
が、彼女は完璧だ。それを本人に察せられる前に天狗の注文を受けることで契約による感情の丸見えを誤魔化しているのだ。
…………だから、この化けガラスの女は気が付かなかった。
皆、私達懲罰班が炊事をしているのを肴に楽しそうに談笑しているなぁ。
くっ!この!いい身分だな!!私もやっぱり酒飲みたい!!二日酔い残ってるけど後悔は明日の自分がするから!!ね?少しは良いでしょ?ダメ?
今頃ルーミアちゃんや青雅さん達だって違う区画で楽しそうに飲み食いしながら騒いでいるんだろうねぇ〜〜。
…………羨ましいぃ!!バルっちゃうぞ!!
無意識で、周りの天狗達に色気を振り回して発していることに気が付かずにこのようなことを考える始末だった。
『黒柳様〜!!頼んだ品物を描きました〜!!よろしくお願い致しま〜〜す!!』
「は〜い♪」
但し、今話しかけてきた女性が多い集団は覗く。やっぱり酔った可愛い子ちゃんが多いとこちらとしても目の保養になって仕事が捗るからねぇ〜!なんせ頬を赤らめた扇情的な顔をただで見れるんだからお得である。グヘヘヘへ。
なお、その対象達にも影でその振り向く度にくねる健康的なくびれをまじまじとエッチな目で見られていることに気がついていないのは言うまでもない。
あれもこれも彼女の魅力が未亡人になったりと増々上がっているのが悪いのかもしれない。
「ほらっ!飛燕!穴の下伸ばしてないで働きなさい!!」
「グエッ……イタタタ。脇腹を急に抓らないでよ?文。この服何故か胸よりも下はガラ空きなんだよ?」
「そう言っておいて、実際はつねられているのを喜んでるくせに、ガタガタ言わないの。
ほらっ!品物表は代わりに貰ってきたからちゃっちゃっと料理係に届けてきなさいよ!!」
「わ、わかったよ。文。」
ぐぬぬ。更に契約が強まっているせいか文には私の煩悩も全てお見通しのようだった。まあ、元からなんだけど。でも、嫉妬するようになったんだね。文。なんだか情緒が育ってきてくれて私はうれしいよ。
けど、それがいいね。この美少女にイビられる感じがなんだか好きだなぁ。なんかぐっとくるものがあるね。そう言うゲームとかないかな?
「…………相変わらず頭の中お花畑ね。飛燕。周りにどんな目で見られてるのか分かってるのかしら?」ボソッ
いそいそと皿を回収していく化け鴉の後ろ姿を見ながら独りごちるが、文のそんな独り言は騒音に打ち消されて消えてしまうので黒柳飛燕には聞こえない。そこも織り込み済みで文は完璧に立ち回っていた。
『お嬢様ぁ〜!!お酌お願いしまぁ〜〜す!!』
「こら!あんたら!!調子に乗るな!私は炊事しかしないわ!!お酌とかサービスを頼むなら飛燕にしなさい!!この鴉なら喜んでするわ!!」
『『『ぶ〜ぶ〜!!ケチぃ〜〜〜!!』』』
「やかましい!こっちは風の速さであんたらがスムーズに楽しめるようにしてるのよ。お酌なんかして、待つ時間が少しでも遅くなるのは嫌でしょ!!」
『『『ハイ!感謝しております!!』』』
「よろしい。なら、私に構わずそれぞれ楽しんで。代わりに私は今頼まれた仕事を直ぐにこなして届けてあげるわ!!」
『『ヒャッホーーーイ!!アザーース!!文お嬢様万〜〜歳♪』』
「…………調子がいいわねあんたら。」
実は文って………結構カリスマ?
意外にも凄いな。もう皆を尻に置いてるよ。炊事係なのに。
「ほらっ!飛燕!!あんたも能力を使って皿やら酌瓶の片付け手伝いなさい!!私と同じ即戦力なんだかキビキビ働け!!」
「へいへい。」
私は、能力を使って触れた皿や酌瓶を『飛ばし』ながら同じく風に乗せて器用に運んでいる文と一緒に料理室へと運んでいった。
ここにいる黒柳飛燕以外の皆が得をしているが、一番得をしているのは敢えて残りがないことを演じて、ボロボロな露出度の高い給仕服を黒柳飛燕に渡し、影で黒柳飛燕のファンクラブの会員から賄賂を受け取っていた鼻高天狗達だったのかもしれない。
* * *
― カチャカチャ ―
『ハイッ!!できたよ!これは第二広場の皆に渡して!!』
『了解!!』
『酒の追加が来たよ!!』
『よし!運べ!!どうせあのバカ広い倉庫に腐るほどあるんだ!!樽ごと運び出せ!!』
時は変わって、皿やらなんやらを厨房へと運び終えた私達は、厨房係が忙しそうにしていたので代わりに他の給仕係の天狗に先程頼まれた料理を運んでもらって、今は皿洗いの手伝いをしていた。
まあ、私が汚れを『飛ばし』て水で軽く洗った後に、文に風で皿やお椀を乾かすっていう離れ技で一気に溜まってた汚れ物を一掃してるんだけどね。いかんせん暇だからおしゃべりに興じちゃう訳だ。
「なんだかんだ言って、妖怪ってのはみんな頭がおかしいと思うんだよ。」
「はぁ?……あんたも妖怪じゃないの?」
「それも兼ねてだよ。皆、私利私欲で動きすぎじゃない?正直羨ましいよ。私も化け鴉だけど。」
「何が言いたいのか分からないけど、それが妖怪なのよ。それに妖怪に理屈を述べても無視をされるだけよ。大体妖怪なんて半分を本能で、もう半分をノリと勢いで生きてるんだから当たり前よ。あと、飛燕。あんたは人のことは言えないから。」
「まあ、それもそっか?」
そんな他愛もない話を2人でしていると、急に調理場の襖が勢いよく開く音が調理場に響き渡った。
―バンッ―
「失礼いたします!!文お嬢様と黒柳様がいるとここにいると拝見し、参りました!!……あっ!!いた!」
私と文が他の疾風義勇隊の一部のヒト達と一緒に皿洗いやらなんやらを済ましていると、一匹の鎌鼬が部屋の戸棚を勢いよく開けて入ってきて、人型の和服の幼女の姿に変化して少女特有の少し甲高い声をあげながら私達にてこてこと小さな体をつかって駆け寄ってくる。
グヘヘヘ……可愛いなぁ。
「ここにいましたか!!黒柳様に文お嬢様!!」
「うふふ〜〜!かわちいなぁ〜〜〜。で?名前は?なんていうの?鎌鼬ちゃん?」
「はい!私の名前は椎菜(しいな)と申します。実は何度か天狗の里の畑仕事をしている時に稽古場に向かう黒柳様のお顔を拝見させて頂いておりました!!」
あ〜ね。あの時の鎌鼬か〜。私が天狗の里に滞在してる時は早朝に龍さんやも椛ちゃんの修行に参加してるんだけど、その時に稽古場へと向かう途中の村で見ていた畑仕事をしている天狗を手伝ってた鎌鼬の子だったんだ。
詳しくはおまけの『天狗の里の日常回』の稽古の日常をチェック。まあ一瞬出てきただけだからそこまで見なくていいんだけどね。………なんで私が宣伝みたいなことしてんだろ?作者がしなよ。文字と尺の無駄だよ。
「へぇ〜?椎菜ちゃんなんだ。それでどうしてここに?」
「今はこうしていつも雇って頂いている雇い主様から時々出稼ぎで奉公をさせてもらっている身で御座います!!黒柳様!!」
「成る程ね。それにしてもその格好、凄く可愛いね?」
そう、私の好物であるロリ体型の和服幼女なのである!(迫真)
ヤバいよ!私の上半身の半分くらいしかないじゃん!?この幼女から因幡達と同じ匂いがする!!
ヤバい、和服のロリ体型の幼女とかめっちゃいい。それに優月ちゃんみたいに小動物感が抱きしめたくて堪らないなぁ。私のツボに刺さってしょうがないなぁ……ハァハァ。
「ありがとう御座います。所で、黒柳様!文お嬢様!鬼の大将と四天王の皆様がお呼びのようですよ!!」
元気な声で感謝の声と同時に、椎菜ちゃんにそんなことを言われてこてんと首をかしげる私と文。
「「鬼の大将?と、他の四天王達が?」」
「はい!そうでございます!!」
鬼の大将ってのは…萃香さんのことだけど?一体急にどうしたんだろうか?にしてもかわいいなぁ。スンスン。いい匂いもする。そうだ。持って帰ろうかな?近い内に新しい文の家も建てるしね。
「うん?私と文が?まあ、知り合いだからってのはあるけど?いったいどうして?」
「ねぇ?どういうことかしら?椎菜とかいってたけど。私達の担当区分じゃないって聞いたわよ?指示もされてないし。」
「ハイ!そのようなんですが………あの……なんで私を持ち上げて抱きしめているんですか?黒柳様?」
私は鼻の下を伸ばしながら無意識に抱き上げていると、嫉妬して睨んでくる文に私の脂肪の少ない健康的な横腹をつねられてしまう。
アイタタタ!!こ、ごめんって文。後で文のことも抱きしめて上げるからさ?
えっ?違う?そういうコトを言いたいんじゃない?って?
まさか、文が………独占欲を見出すとは……文も可愛らしい所があるんだね?
グヘヘヘ………イタタタタタタ!!?
「あの?お二人共?いい加減出発させてくださいよ〜。私が遅れたら、私だけでなく、バディ達が上司のヒトに怒られちゃいます〜〜!!まずは一旦降ろして道案内させてくださいよ〜〜〜!!」
「……あ、ごめんね?椎菜ちゃん。これはね?文が悪かったんだよ。どうしても抱きしめたいから私が文の分も代わりに抱きしめてあげたんだよ。だからさ?私が代わりに謝るから許して?ね?はい。飴ちゃん。私の手作りだよ?謝罪も兼ねて上げるね?」
「そうね。私が悪……………いや、飛燕。どう見てもあんたが悪いわよ。なんか流されそうになったけど。」
「………仲が良いんですね。お二人共。あと、飴もらいます。―コロコロ―……エヘヘ〜………甘〜い。」
綻んだ嬉しそうな表情で飴を舐めながら話していく、可愛らしい椎菜ちゃん。そんな椎菜ちゃんから、私達は私達が呼ばれた理由を聴くことになった。
なんでも鬼の幹部達のいる炊事を任されていた天狗の班が鬼の幹部達に無理矢理酒につき合わされちゃって全員酔い潰れちゃったらしい。
それで、困った天狗の上層部や鼻高天狗達は代わりに、懲罰部隊の主犯格だった私達を罰も兼ねて向かわせることにしたらしい。
私と文はそんな話しを未だに飴に夢中になっている椎菜ちゃんから聞き終えると、お互い顔を見つめ合っのだった。
「「これ………結構面倒くさい案件じゃない?」」
(続く)
いやぁ〜!!楽しいぃなぁ〜〜〜!!平和な回を描いてるのが一番楽しい!!最高!!
読者の皆様にとっての女オリ主のイメージを教えてください!
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可愛い! ここに皆入れてね!
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格好いい! そう?まあそれもありだね?
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美しいね! エヘヘー分かってんじゃん!
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変態! でも変態なお姉さんは好きでしょ?
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人情姉さん! 私についてきな!君達!
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大人なお姉さん! 妥当だよねー!うふふ♪
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乙女だよ! 分かってるねー!
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人妻最高! 良い子の皆は入れないでね?
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未亡人最高! なんか投票欄が怪しくない?
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もっと強くなれよ! あっはい、頑張ります
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ポンコツだね。 ん?これは褒め言葉?