ネタバラシの回です!まあごちゃごちゃしていて混乱している方もいると思いましたがこれで大体の伏線は回収できたんじゃないんですかね?
(前回からの続きです。)
紫さんは、自らの発言によって黙り込んでしまった私と文を見通すかのようにジッと見遣っていた。
すると、その瞬間空気がほんわかとしたものから、少しだけ緊張感に変わっていた。
急に雰囲気が真剣そうになったね?うん?これって結構大事な話かな?温度差酷くない?さっきまで甘~い恋愛話だったじゃん?えっ?なんで?
「ふふふ♪そんなに緊張感しなくてもいいわよ。交渉事は余裕が先に無くなったほうから負けるんだから。
あら?どこぞの異国の正義を語る国の誰かさんみたいね?まあいいわ。話を続けましょう。」
そう言って、八雲紫はスキマから取り出した、よく出来た形のしている模様の入った綺麗な扇子をパサッと綺麗に開いて口元を隠し、私達に向かってその胡散臭い笑みと綺麗な瞳でで笑いかけてきた。
その瞳は、月光の光に反射して紫色に揺れていた。
「貴方達は、私の計画を狂わせた。それも数百年かけて積み上げた盤上をぶち壊したの。
丹精込めて仕込んだ天狗の里へ工作を貴方達はものの見事に台無しにした。
お陰で私は本来使う筈もなかった博麗の巫女という切り札を使わなければいけない事態になった。必要もなかったその手札だったのに。それは射命丸文。貴方が一番分かっているでしょ?」
「……………。」
私は文の方を見遣ると、文は珍しく警戒した真剣な表情に変わっていた。そのこと自体がまだ二日酔いでボーとしていた私の意識をはっきりとさせた。
………ん?
ちょっと待って!?話についていけてないの私だけ?
「え?そうなの!?」
「「「……………………。」」」
そんな私の発言に、私は二人どころか文からもジト目の目線を送られてしまっていた。
うゔ……すみません。空気を読んでませんでした。
その呆れとも『コイツは………。仕方がない奴だ』とでも言いたそうな、皆の目線を喰らってしまって落ち込んでしまったいたそんな私に、紫さんはまるでこのシリアスな空気を出すのを諦めたかのようにため息を吐いてクスクスと朗らかで何処か楽しそうにしながら笑い出してしまっていた。
その隣の萃香さんすらも隣で楽しそうに腹を抱えて笑ってしまっていた。
「クスクス……貴方の前でシリアスな雰囲気を出そうとしたのが間違いね。飛燕ちゃんは本当に昔から『飛んだ』シリアスブレイカーね、もうっ………クスクス……諦めて、フランクな感じでもいきましょうか。はぁ。」
「アヒャヒャヒャ!!………なんだか肩の力が抜けちゃったよ。アヒャヒャヒャ!?…こりゃあぶったまげた。飛燕は肝が据わりすぎだね?紫を膝枕しても一切ビビらないどころか、私と同じく髪の毛まで弄りだすのも頷けるねぇ〜。」
「…………アホカラス?貴方?結構ポンコツなのは知ってたけど今更それを言っちゃうのかしら?」
私を後ろから抱きしめたままの文から呆れの感情と仕方ないなぁと言う様な感情が伝わってくる。うゔ……。なんだかとんでもない恥をかいたような気がする。いや、かいたねこれ。
「あ、アハハハ………………。いや?ね?私はただ、『ただの文の反抗期で暴走してたのかな〜』って思ってたからさ。私もそういうのに付き合わせられた経験は何度もあったから。意外と違和感なくてね。」
まあ、前世で中学の頃につっぱりだした親友が時代錯誤かと思うくらいのバリバリのヤンキー達に無双してたのを、私は隣で引きつった笑いで見てたからね。ほんとすごかったよ。あれは……………。
そんな後ろ頭を擦っている私の様子に、紫さんはまた溜息を吐いた。ごめんね。真剣な雰囲気だったのにぶち壊しちゃって。
「はぁ………もういいわよ。ゆかりん疲れたわ。
兎に角。率直に話すわよ?こちらとしては報復とかは考えてないの。けど、それだけでは私、もとい幻想郷全体が損をしただけ。簡単に言えば、纏った戦力となるべきモノが分散してしまって、混沌としてしたったのよ。まあ、私個人としてはそっちのほうが無駄に私の手を煩わせなくなるからまだ許せるんだけど。まだまだ幻想郷は完成していないの。簡単にいけば不足の事態にかる数々の保険の一つを得れなくなっちゃったのよ。なら、その分のケジメをつけるべきじゃないかしら?」
ん?えっと?なるほど?紫さんは天狗の里を支配しようとしてたのは龍さんから聞いてたけど、そういう理由があったんだ〜。ずっと『どうして紫さんはそんなことをしようとするんだろ?』って思ってたけど、確かに、なら合点するね。
だって、態々大規模な組織のトップになる人は何かしらの目的が、あるわけなんだから、何も目的なく態々そんな面倒くさい地位にはつかないだろうしね。
「ま、まあ。そうなのかな?紫さんが私と文達の暴走で不利益を被ったなら、だとしたら一応こちらに非はあるのかな?」
「丸め込まれちゃだめよアホカラス。元々、八雲紫は天狗の里を目の前にいる萃香さんをトップにして間接的に完全に支配をしようとしてたのよ?
そもそも私達の行動は自己防衛みたいなものよ。確かに今回の独断は滅茶苦茶な行動だったけど。だからって、ぶっちゃけると私達に全然非はないんだから謝る必要も詫びる理由もないのよ。」
「ん……となると?こっちに非があるから賠償しろとかの交渉じゃなくて、本当に言葉通りの『取引』ってこと?」
「そうよ飛燕。貴方は特に純粋なんだから。騙されやすいんだから気をつけなさい。」
「う、うん?分かったよ。」
「…………チッ。これだから頭がいい奴は嫌いよ。ポンコツな鴉だけなら騙せたのに、生意気な天狗までいると面倒ね。やっぱり個別で取引するべきだったのかしら?
いえ………どちらにせよ2人の契約で情報の交換は行われてしまう。なら、これは仕方がないことなのよね。ということで、飛燕ちゃん。騙してごめ〜んね♪許して?」
妙にキャピキャピしながら謝ってくる紫さん。精神力やその精神の図太さと顔の面の厚さだけなら中々上位にいけるだろう。それにしても、そのキャピキャピ顔が凄くキュンですね?後で伝手で写真撮れるところがあるから一緒に撮っていいかな?紫さん?
「え?……ん〜?かわちいから許しちゃうよ〜!グフフフ。あと、紫さん?後で一緒に写真撮ろ?そしたら許してあげるどころか可愛がってあげる〜♪」
「それだけ許してくれるなら私としては万々歳だからいいわよ〜?ふふふ〜♪私としても貴方とは仲良くしときたかったからね♪」
「やった!沢山思い出を作ろうね!ゆかりん♪」
「ええ♪忘れてしまった青春の思い出を2人で沢山作りましょう♪」
「いやっ!嬉しいけど違ぁ〜〜〜う!!」
…………はっ!?危うく流されそうになった!?お、恐ろしヒトだよ!ゆかりん!?
そんな私と紫さんの即興コントのようなやり取りに文は呆れ顔をしていた。
もしかしたら、私はハニートラップに弱いのかもしれない。うゔう………。
「ほらね。あんたは"都合のいい良いカモ"ならぬ"都合の良い鴉"なのよ。今回の異変とかなんだとか言われたものだって最初から最後までの八雲紫の自作自演の結果よ。だから私は言ったじゃない『下らない戦』だって。」
「えっ?そういうことだったの?」
あ、危なかったーーー!危うく騙される所だったーーー?というか、紫さん。そんな緩い雰囲気出しといてそんなことを考えてたの?
いやー妖怪こわいわー。何でこんな戦が起こってたのかは知らなかったしどうやって手引きしたのかは知らないけど、大体の状況が紫さんが裏で手引きしてたの?
こわいわー八雲紫こわいわーー。でもゆかりん可愛わー!グフフフ。
ロックオンしとこう。いやぁ〜ゆかりんを後で愛でるのが楽しみだわ〜〜。
「『やっと、分かった』っていう顔をし始めたね。紫?案外この鴉の神様も頭の回転は速いほうなのかい?それとも遅いほうなのかい?分からなくなってきた。」
「ふふ♪騙されちゃだめよ萃香。いつもはポンコツで何を考えてるかは分からないけど、この鴉の石道神はちゃんとした時にはしっかり頭は働くのよ。まあ……大体変態なことを考えてるんだけど…。まあ、ちゃんと大切な時には頭は働く子だから、今回の取引の場に参加させたのよ。」
「私は化けガラスだよ!にしても、ゆかりんはよく分かってらっしゃる〜。」
「ふふふ♪だってあんなところからこんな所まで貴方を知ってるもの〜♪」
「そうだったね〜?なら、私達は親友だね?」
「………ええ。そうね♪私達は親友〜♪」
成る程ね。なんとなく紫さんがここに来た理由は分かったよ。少しだけ紫さんへの警戒は上げといた方から良いのかもしれない。でも、その紫さんの危なさが私の愛で手のツボにはまるのだ!!
待っててね。ゆかりん。隙を見たら可愛がってあげるからね〜?グフフフ
「と、まあ。前置きは此処までに置いといて。貴方にはこれから幻想郷の為に裏で動いて貰うことにしたの。」
「「『ん?幻想郷の為って何(かしら)?』」」
「そうよ。これから話すことが今回の件でのケジメよ。まあ、取引と言ってもいいかしら?…勿論、報酬はあるわ。」
「はぁ………?」「報酬?」
「そうよ二人共。特に、射命丸文。貴方にとってはかなりの嬉しいだろう報酬よ。」
「へぇ……………。」
その言葉に、文と紫さんの顔がキラリとあくどい笑みに染まっていた。
「貴方達を含め、今回の懲罰された『疾風義勇隊』は名を変えて『疾風諜報隊』として活動させてもらうわ。」
「『疾風諜報隊』?」
「そうよ。これから幻想郷という土地に住み、幻想郷という所属に入るのなら妖怪の山の勢力は何かしらの形の役割を担うことで、幻想郷を保つ為の歯車になっていって貰うことになるわ。そこで、貴方達が天狗の里の上層部によって抜擢されたのよ。まぁ、今から言う事は全てこれもあれも私が提案したんですけど。まあ、そこ辺の説明は萃香にお願いするわ。」
「任されたよ紫。簡単に言えば、暫くの間だけど左遷されるって訳だよ二人共。活動拠点は私達が住んでる大江山と妖怪の山の2つのそれぞれの妖怪の拠点となる山を行き来してもらいながら、ここ日の本の情報を集めてもらうっていう役割さ。
無論、その目的は妖怪の全盛期の対応と幻想郷に強く少しでも理性的な妖怪を集める為にだけど。
どうだい文?飛燕?まあ、役職としては少し忙しくなるけれど、文、あんたにとっては色々な場所に赴けるんだから、かなり嬉しいことだろー?」
「………良いわね。それ。最高ね♪」
後ろでソワソワしだす文。うん。心の奥からワクワクしていて凄く嬉しそうだね。お姉さんとしては文がそうして楽しそうにしてくれているのは凄く嬉しいね。
「それが、処罰の内容ってこと?」
「そうよ。飛燕ちゃん。でもこの話のことは他の天狗達にまだ公にはしないでね?2日後に天狗の里から通告されるから♪」
「でも?それが取引なの?」
「ふふ♪ここからよ、取引は。……そこで貴方達二人には天狗の里と幻想郷、その合間で情報を探る密偵になって貰いたいの。」
「……………。」
う〜ん?………なんで左遷させられる私達が?そんな疑問を持つ私の後ろで、有頂天の文がニコニコとしながら私を譲る。
「それについては別にいいわ。その報酬を貰えればそれだけで私は満足よ!!」
「分かってるわよ。射命丸文、黒柳飛燕。貴方達には私の権限で希望時に一時的に自由行動を取ることができる権利を持てたわ。まあ、天狗の里の上層部達も貴方達の暴走で懲りたんでしょうけどね。『お転婆な娘達は手綱を離して自由にさせたほうが返って天狗の利益になるだろう』って。………、余程の問題児なのね。貴方達。」
「いよっしゃぁ〜〜!!!これでほぼ自由よ〜!!!!」
テンションマックスな文が、私から離れて立ち上がったガッツポーズを取り始めた。テンションの幅が凄いな文。この小説では不機嫌キャラが売りじゃなかったの?まあ、私としては明るい笑顔の文が好きだからいいか。
「一応伝えておくけどと、その自由行動の範囲には随伴者は複数人までなら認められているわ。
誰を随伴者にするかはそのつど自己選択してちょうだい射命丸文。飛燕ちゃんは引き続き客人としての立場だからこの任務に参加するかは自由にしててもいいわよ。」
でも?私の報酬は?ただで参加するのは違うんじゃないのかな〜?
そんなことを考えていた私は、自分の顔に出してしまっていたらしく、紫さんは笑顔でニコリと笑って、少しだけあくどい笑みで微笑んでくる。
それと、同時に紫さんの声が脳内で聞こえてきた。
『ふふ♪安心して飛燕ちゃん。これは貴方だけに聞こえるようにしてるんだけど。
貴方にも働いてくれた分のちゃんと報酬をあげるわ。特に可愛い子ちゃん達を紹介してあげる。
私は顔は無駄に広いから、貴方とその可愛い子ちゃんの関係を見繕えれば、少なくとも初対面の時点で知り合い程度には持っていけるわよ。後は自分で仲良くなるなり何なりすればいい。
ね?沢山可愛い娘をめでたいんでしょ?報酬はこれでどうかしら?』
…………分かってますねぇ〜ゆかりん。なら、私も暇があれば参加してもいいですよ?
それにしてもそちも悪よの〜〜ゆかりん?あと、その報酬の対象はゆかりんも入ってるんだよね?
『……急にフランクになるわね?一応許可しますが………にしてもその愛で手で私までの毒牙にかけようとするとは………ふふふ♪貴方も悪よの〜♪飛燕ちゃん?』
いやぁ〜それほどでも〜〜♪
『褒めてはないわよ?なら、貴方がそういうのなら、好きな時に甘えさせて貰うわよ?それでいいのね?』
うん。私としてはゆかりんとも親密に仲良く成りたいからね。それだけでも満足だよ。
『…………ヒトたらしね〜♪』
そんなノリの良い密談を私と紫さんで話していると、絶好調な気分で盛り上がっている文は、楽しそうにしながら紫さんに踵を返して話しかけてきた。
「分かったわ。紫!話の分かるやつね〜〜!私と飛燕の契約の妨害をして、遠くまで引き離した件についてはこれで許してあげるわ。」
「お気に召してくれて幸いね。なら、取引は成立かしら?」
「ええ!飛燕。貴方も良いでしょう?」
「まあ、私も反対意見はないよ。私は文が嬉しそうにしてるのを見れて嬉しいからね。それだけでも報酬になるしね。」
これも本心だ。うん。まあそれに紫さんがくれる報酬のお陰で私に不利益は完全に無くなったしね。楽しみだぜ。グヘヘヘへ。あと、ゆかりん。君も私のかわいがり候補には入っていることをお忘れなく。私はゆかりんが油断すれば直ぐに可愛がってあげるんだからね。楽しみにしててね?
「………………何かしら?謎の悪寒がするわね?どうしてかしら?」
「どうしたんだい?紫?」
「いえ、なんでもないわ萃香。ふう。それじゃあ取引は成立したなら今度は勧誘ね。」
「ん?今度は何かしら?八雲紫。」
「どう?どうせならついでに私の式にでもならない?私の部下になってこの幻想郷の為にこき使われるのと引き換えに、大妖怪以外の妖怪は、ビビって寄り付くことも出来なくなる程の膨大な力と私に匹敵する程の知識と知能がつくわ。どれも好きな時に出し入れ可能です。結構魅力的じゃない?どうどう?まだ私しかいないけど、これから作る予定の八雲家に住める権利をあげちゃってもいいのよ?」
「「………………えぇ〜。凄く嫌なんですけどぉ〜〜。」」
めっちゃ嫌なんだけど。文も私と同じくらい凄く嫌そうだ。
「あ、アヒャヒャヒャヒャヒャ〜〜〜〜!?腹が捩れる!アハ、アハハハッ〜〜!!見ろよ2人の顔!!私の言った通りだったろ?紫!!ワハハハッ〜〜〜!?ゴホッゴホッ!アハハハ〜!凄い嫌そうな顔!!アハ〜〜〜ハ〜〜ハ〜〜〜〜♪」
腹立つほどに大笑いを決めて地面をのたうち回る萃香さんの横で紫さんは引きつった笑顔をしたまま私と文に再び問いかけてくる。
「い、一応聞くわ。…………なぜかしら?」
「「自由じゃなさそうなんで遠慮したいです。」」
「ワハハハッ〜〜!!今度は完璧にハモってる!?だ、ダメだ紫!!私はもう腹筋が割れそうだ〜!!アヒャヒャヒャ〜〜!!」
だってそうじゃん。めっちゃ忙しそうなんだもん。想像できるかな?幻想郷ってのがなんだか知らないけど聞いた話ではこれから沢山の妖怪や神様がどんどん移り住んでくるんでしょ?
その管理?無理無理。冷静に考えてみればそれぞれの種族ごとで考えや価値観が違うんだよ?食の対象も違うだろうし、考えや思想での対立なんて日常茶飯時じゃん。
それを管理やら種族間の関係や棲み分けの調整なんやらをさせられるんでしょ?面倒事しか起きないじゃん。
「…………はぁ。まあいいわ。どうせ断ってくるとは思ったけど、余りにも想像通りの嫌そうな顔されたらイタズラ心も薄れるわね。」
「分かりきってることならわざわざそんなこと聞いてこないで欲しいわね。」
「そうだよ。嫌な想像しちゃったじゃん。もう社畜はこりごりだよ。」
「あら?飛燕ちゃん?そんな経験があったのかしら?」
「ギク」
「可笑しいわねぇ〜?私が監視している間はそんな様子は無かった筈何だけど?あれれ〜?」
「えっと………そのぅ〜。プライバシーがないです!!」
「だからないわよ。こっちにその概念。」
「むぅ〜。」
ますます思ってたけど、……紫さんって結構ストーカータイプ?
「そんなことはどうでもいいわ。飛燕の過去がどうとかなんて。今の飛燕が大事なんだから。私は気にしない。」
私をからかってくる紫さんに対して文は静かにそう言ってくれた。それも本心だと契約から暗に語られていた。
「文…………。」
文は私をありのままにしてくれる。私が文のことを大事に思っている理由はこういうところなのかもしれない。
私が文に熱い視線を送っていると、文は私の肩に自分の肩をぶつけながらウインクしてくる。
「あら?飛燕?私に惚れたの?」
「もう。惚れてるよ。それもズボズボに沼にはまってるくらい。」
「そう………。」
こうして私が真っ直ぐと好意を伝えると赤くなる所も。やっぱり文は可愛いなぁ〜〜。
「…………甘いわね。ぺっ!」
「そうだね。紫。いい加減、いい相手を見つけたらどうなんだい?」
「私に見合う奴が中々いないのよ。ふんっ。どうせならこの化けカラスにお裾分けしてもらうかしらね?懐も広いだろうし。丁度いいわね?」
「凄いね紫、この化けガラスの相手が既に複数人いるとは、聞いてたけど、今見せつけられたこのラブラブな二人の間に挟まろうとするなんて…………アハハ♪………まあ、私は知らないや。グビグビ…ぶっはぁ〜〜!」
イチャイチャしている2人とそれに謎に嫉妬して、なんなら間に挟まってやろうとする相変わらずな旧友を眺めながら、美味しそうに伊吹瓢を口元に傾けたのだった。
それにしても、黒柳飛燕か……………。存在自体が余りにも不可解だ。少し、探ってみる必要があるようだね。
さて、シリアスも混ざっていましたが、その分、これからのストーリー展開ができましたね〜。
でも、次回から普通に日常回に戻れそうですね。長かったあ〜〜!!
読者の皆様にとっての女オリ主のイメージを教えてください!
-
可愛い! ここに皆入れてね!
-
格好いい! そう?まあそれもありだね?
-
美しいね! エヘヘー分かってんじゃん!
-
変態! でも変態なお姉さんは好きでしょ?
-
人情姉さん! 私についてきな!君達!
-
大人なお姉さん! 妥当だよねー!うふふ♪
-
乙女だよ! 分かってるねー!
-
人妻最高! 良い子の皆は入れないでね?
-
未亡人最高! なんか投票欄が怪しくない?
-
もっと強くなれよ! あっはい、頑張ります
-
ポンコツだね。 ん?これは褒め言葉?