インフィニット・ストラトス 忘れ去られた恐怖とその銀龍 作:妖刀
では本編をどうぞ!
「ではもうそろそろ学年別タッグトーナメントの時期です。みなさんは自分のパートナーを見つけましたか?決めた方から私か織斑先生にその用紙を渡してくださいね」
ある日の朝のホームルーム。真耶は笑みを浮かべてそう言うも、クラスがとても静かなことに若干不気味に感じながらも、それを顔に出さないように気を配っていた。この日、数日ぶりに箒が復帰して登校しているが、それでも雰囲気がとても重い。
こうなったのは数日前、朝のホームルームにて千冬がシャルロット、もといシャルルが実家でとある事態が起きたという建て前で学園にいられなくなったということにより、クラスの大半が強いショックを受けたためだ。
ただこれが原因変わらないが、周りが一夏に対しての扱いが若干雑になってきており、うわさに聞くと航に対しては大きく敵視しているということになってるという。真耶も千冬も犯人不明の学園新聞をすでに読んでいたため、これについての火消しに回っているが、どうしても噂というものは厄介だ。
今となっては航がシャルルを追い出したということにまで発展しており、もうシャルルは偽名で実はスパイでしたと事実を流してやろうかと思ったほどだ。だがそうするとほかのフランスの生徒にも飛び火をしてしまうため、本当に最終手段でしかない。
「そういえば篠栗が学年別タッグトーナメントまでに復学する。そのときは皆で迎えてやってくれ」
「はい」
千冬がそういうが全員無反応。いや、一夏だけが返事をした。
そんなことを考えながらも真耶はいつも通りのホームルームを進めていく。
「では今日も学園生活を送ってください」
そういって教室を出ていくのだった。
そしてホームルームも終わり、一夏はタッグトーナメントで誰と組むかを考えていた。一番は機龍戦で一緒に組んだラウラが有力だろうが、現在彼女の機体はまだ修理が終わっていない。まあ代表候補生なら訓練機でも十分なほどの戦いぶりを見せるだろうが、いまいち話しかける気になれない。
そして箒に話しかけようにも、彼女は何か思い悩んでるのか、話しかけられる雰囲気ではない。
「あと残ってるのは鈴とセシリアか……」
とりあえず、どっちかと組めるか聞きに行くことにした。ただほかの生徒と組むという手もあるが、現在一夏は半ば女子たちと対立しつつあるという現状になっている。
原因はこの前の航の擁護。それが原因で女子たちに話しかけても無視されたりすることが多くなっており、現状クラスの半分は一夏のことを無視してるという状態だ。まあ航に限ってはクラスの大半が敵に回ってると言っても過言ではない状態であるが。
そんな状況下、堂々と動ける一夏の胆の据わりっぷりがすごいのか鈍感なのかわからないが、彼は2組へと足を運ぶのだった。なお後ろの方で、一夏に話しかけたくても、周りの女子たちがいろいろ話してきて動けなくなってるセシリアがいるが、それは余談である。
そして2組に向かった後鈴を呼び、今回の件について話すが……。
「うーん、組みたいのは私もそうなんだけどさ……。私たちが組むと近接と近接になって、遠距離系に対して弱くなっちゃうのよね。だからさ、ごめんけど別のこと組んでくれない?ほら、なんだっけ?えっと……クラスに専用機持ちの子いなかった?遠距離系の」
「セシリアのことか?」
「そう!その子に組んでいいか聞いてみなさいよ」
「おう!分かった!アドバイスありがとよ!」
そして一夏は急いで自分の教室へと戻っていくのだった。
「ふぅ、少しは一夏の味方を増やしてやらないとね。これだから女尊男卑はめんどくさいのよ」
一夏を見送った後、鈴はそう一人つぶやくのだった。
「セシリア!俺とタッグトーナメント組んでくれないか!?」
「えっ!?わたくしと!?」
セシリアは一夏が教室に戻ってくるなり、いきなりタッグ申請してきたことに驚きを隠せなかった。確かに一夏と組みたかったし、こうやって彼から頼んできたのは願ったり叶ったりだが、いきなり一夏がこう来たことに強い疑問を持った。
「その、一夏さん、なぜわたくしに……?」
「あー……その、あれだ。俺近距離型だし、セシリアは遠距離型だろ?だからさ……」
セシリアはジト目で一夏を見つめており、そんな一夏は「ははは……」と笑みを浮かべながら、わずかながら額に汗が流れる。だがセシリアは小さくため息を漏らして、ジト目をやめた。
「それならかまいませんが一夏さん、体はもう大丈夫ですの?」
「おう!すでに治ったぜ」
「なら白式は?」
「あー、うん。まだ戻ってきてない」
それを聞いたセシリアは困った表情を浮かべ、そして申し訳なさそうな表情で口を開いた。
「あのですね、一夏さん。専用機持ちで今、その機体がないとなるとおそらく出れる可能性がとても低いですわ……」
「なっ、それってどういうことだよ!?」
「これは言いたくないのですが……。一夏さん、今この世の中に出回っているISコアっていくつあるか知っていますか?」
「えっと……。500、ぐらいだった、か……?」
「厳密にいうと683個ですわ。そのうちの60個近くは日本にあり、そしてそのうちの30個はIS学園にありますわ。そして現在の学園の全生徒数は、約30人5クラスが3つで約450人。そして専用機持ちが現在私たちを入れて9人。そのため残った生徒たちはこの30機を抽選で勝ち抜いてやっと使えますの。いや、先生方が使われてる機体もあるから、厳密には残り20機強って所ですわ」
「なっ、そんなに少ないのかよ……」
「えぇ。ですから、一応先生方に出れるか聞いてくださいまし。それで問題ないならそのときはお願いしますわ」
そういって微笑みを浮かべるセシリア。
「おう!なら今から聞いて―――」
だがそのとき、授業開始前のチャイムが鳴ったため、一夏は渋々自分の席に戻っていく。セシリアはそれを見送った後、小さくため息を漏らした。
(一夏さん、えらいやる気でしたわね。でも私を選んでくれてとてもうれしいですわ!)
表情が大きく緩み、ニヤニヤとしているセシリア。周りはそれに若干引きながらも授業の準備をしていた。
そのとき教室の扉が開き、そして入ってきたのは織斑千冬。そのためセシリアも先ほどの緩み切った表情からいつもの表情へと戻り、早急に教科書等を出す。
そして授業開始の令の後、いつもなら授業がさっさと始まるが、千冬はいつもより重苦しい雰囲気を漂わせながら教卓に立っている。
「諸君、今日はとある知らせがある」
この重い雰囲気に誰かが息を飲む。
「まずは前の何者かによる、機龍の暴走について知ってるものが殆どだろう。そして篠栗は機体の負荷に耐えられず入院、機龍は没収となっている」
「そして昨日、篠栗が退院し、停学処分が下された。期間は学年別タッグトーナメントが始まる前日までで……」
それにより一気にざわめく女子たち。一夏はそれに喜びの表情を浮かべるが、あの時の暴走のことがあってか、若干複雑な気分となる。
「あの先生。なんでいきなりこんなことを……?」
一人の生徒が挙手して千冬に聞く。だが千冬はその生徒にじろりと睨み、そして視線を全員に再び向ける。なお先ほど睨まれた女子は、その眼力からか憧れの天元突破でか知らないが失神してる。
この時千冬は目を伏せており、その後彼女は何も言わずに「授業を始める」と言い、無理やりながら授業を開始した。生徒たちは何か言いたげだったが、千冬の一睨みで沈黙する。
そしてお昼。一夏は食堂に1人向かっており、そしていつも通りの定食を頼み、そして盆を持って座れる席を探す。だがほとんどが満席となっており、一夏は少し困り顔を浮かべながら奥へと進んでいくと、そこには篠ノ之箒がおり、彼女のいる席には他にはだれもいないため相席させてもらいことにした。
箒は少し目を伏せながらであるが彼を向かいの席に座らせ、そして黙々と食事を再開する。
「なあ、箒。ちょっといいか?」
「……なんだ」
「いや、ほら……、最近休んでただろ?だからそのことが心配だったから」
「ただの風邪だ。……心配かけた」
「別に。ただ幼なじみなんだから心配するだろ」
この時箒はそれがうれしかったのか、小さく笑みを浮かべて一夏の方に初めて視線を向ける。だがその顔は疲れ切ったかのような感じになっており、寝不足なのか少しクマができている。
「箒、大丈夫か?眠れてるか?」
「あ、いや、……最近、妙な夢を見て、な……」
そして再び目を伏せる箒。一夏はどんなのか聞こうとしたが、これで聞いたとしてどうすればいいのか分からず、少し口ごもってしまう。
『お昼のニュースです。まず最初に数日前、ある家にて男女1名ずつの死体が発見されました。殺されたのは篠栗北斗と篠栗月夜の2名で、彼らは現在IS男子搭乗者の片割れである篠栗航の両親であり、体に多数の刺し傷や切り傷など―――」
この時、食堂の空気が固まった。それは食堂に備え付けられている大型テレビで放送されていたニュースでのことであった。その後も女性ニュースキャスターが内容をスラスラと読み上げるが、一夏はそのことが全く耳に入らず、ただ航の両親が殺されたことが脳内で何回も繰り返される。
(どういうことだ……?航の両親が死んだ……?えっ……)
一夏は理解したくなった。箒もあまりの内容に驚愕の表情を浮かべている。2人は実際航の家で何回もお世話になってるのだ。そのため彼の両親、特に織斑姉弟はよく彼らの世話になっていたのだ。
そして篠ノ之流以外に、当時彼が住んでいた家には道場があったため、よく稽古とかを付けてもらっていたのだ。そのため一夏にとっては、ある意味自分の親のようにも感じていたのだ。
だがそんな2人が死んだ……。
「ざまぁないわね」
そのときだ。食堂の真ん中にいた3年の女子が言い放つ。完全に静まり返っていた食堂の中では、その声がよく響き、周りの生徒が彼女の方に一斉に顔を向けた。
「どういうことだよ……」
それと同時に一夏の声が響く。その声はいつも通りの明るい雰囲気ではなく、とても重い、怒りに震える声であった。だが女子生徒は三日月のように口角をゆがませ、一夏を見下すかのようにその口を開く。
まるで楽しそうに、嬉しそうに。
「あら、聞こえなかったのかしら?ざまあないって言ったのよ。だってISを使える男子を産んだのよ?それなら二度と産んでもらわないように死んでないとね」
典型的な女尊男卑に染まった女性。いや、その中でも過激な方というべきか。彼女はニヤニヤとしながらそう言い放つ。
「ちょっと静香、そんなこと言っちゃ……」
だが友人らしき子らの忠告を無視し彼女、静香はそんなの知らんと言わんばかりに完全に男性を見下す言葉をツラツラと言いあげていく。それによって周りにいた女子たちも彼女に厳しい目線を向けるが、やはり賛同してるのか、一部の女子たちがその言葉にうなずいている。
それをおとなしく聞いていた一夏だが、拳は強く握りしめ、さらにその手が怒りで震えている。うつむいて前髪で顔が見えないが、相当怒ってるのだろう。
「なんであんたはそういうことを言えるんだよ!」
「あんたには何も関係ないでしょ!」
「あるに決まってんだろ!俺や千冬姉は航のお父さんお母さんに何回も世話になってたんだぞ!俺からしたら親が亡くなったに変わりはないんだよ!それよりも航は自分の両親が殺されたんだぞ!それで怒れずにいられるか!」
それによって一気に生徒たちがざわめいた。
「何の騒ぎだ」
「あ、千冬姉!」
だがこの時、千冬は一夏に出席簿による一撃をくらわす。
「織斑先生と言え。で、何の騒ぎだ、これは」
「お、織斑先生!俺は彼女を許せません!航の両親が殺されてそれを馬鹿にされて!」
「……篠ノ之、それは本当か」
「っ……!は、はい!私は聞いていました」
箒はいきなり聞かれたことに驚きを隠せなかったが、どうにか答えたため千冬が視線を彼女から逸らす。そして千冬は鋭い目つきで静香をにらみつけた。
「溝口、今からお前に聞かないといけないことがある。私についてこい」
「っ……!あんたのせいでぇ!」
静香は完全に罰が与えられると察したのだろう。怒りの形相で一夏の方を向き、そして不意打ち同然に殴り掛かった。一夏はその反応に遅れてしまい急いで両手をクロスさせて防ごうとするが間に合わず、そのまま殴られると思い、強く目をつぶる。
だがそのとき、千冬が瞬時に手を伸ばして静香の襟をつかんで手元に引っ張ったため、拳が一夏の顔に届くことなくバランスを崩す。
「私は来いといったんだ。それ以上罪を重ねるか?では織斑と篠ノ之、お前らにも放課後に聞きたいことがあるから、放課後職員室に来るように。わかったな?」
「「は、はい!」」
これは私情なのかもしれない。だが千冬はそれを許すわけにはいかなかった。そして静香の制服の襟を掴み、引きずるようにして食堂から連れ出す。それをただ茫然と見届けていた一同であったが、箒は思い出したかのように一夏の安否を心配する。
「い、一夏!大丈夫か!?」
「お、おう……なんとか」
そして騒ぎが終息したのか、話まりの生徒が元の場所に戻っていく。
一夏は、航がこのこと知ってるのか気になって仕方ない。だがあの時の暴走が、これが原因だとしたら……。ただ不安でしかなかった。
ここは東京都にある八王子駐屯所。現在そこの懲罰房に鷹月仁
なぜここにいるのかというと、前にあったメガヌロンを駆除する『渋谷作戦』の失敗による責任を取らされていたのだ。だがパッと見2階級降格と懲罰房に入れられるのでは罪が軽く見えるだろう。
しかし、実際は懲戒処分で免職を最初は言い渡されていたのだ。隊員1名、しかもISを持っている隊員を亡くし、そして渋谷の水没。実際これだけで十分懲戒処分になるが、なぜ彼がそうならずに済んでいるのかというと、現防衛大臣の中條瞬がいろいろと手を尽くして、ここまでに抑えることができたのだ。
だが仁が指揮を失敗して、結果的に渋谷を水没させたということにあまり変わりはない。
それに目を付けた上の人間、政治家たちは彼を潰すことにしたのだ。これを起点に自衛隊を潰せれば、ISの知名度はさらに上がり、日本からは軍人が消えるという考えを持っており、今の渋谷の真の現状については全く耳を傾けない。
それについては防衛省で防衛大臣をしている中條瞬が警鐘を鳴らすが、他の政治家は馬の耳に念仏と言わんばかりに無視し、それどころか瞬をクビにさせようとしてるのだ。
さて話がそれてしまったが、仁は現在1階級降格。そして減給と1か月停職処分を下されている。だが今彼の中に思い浮かべてることは愛娘の静寐のことであり、ここを出た後にどうやって娘に連絡するかを考えていた。
現在仁は、娘との通話手段であるスマートフォンを同じ部署の女性隊員にニヤニヤ顔で“うっかり”壊されてしまったことによって、連絡する術を持たないのだ。実際電話番号等も全てスマートフォンに入れてたため知らず、IS学園に連絡を入れてみても「自衛隊なんか知るか!この屑軍隊!」という女性教員の暴言と共にガチャ切りされるため、自分の安否を娘に知らせることができない。
実際のところ、仁の娘である静寐は幼いころに母を亡くしており、男手1つで育てられたため半ばファザコンとなっており、こうやって連絡が入らないことにとても不安を感じているとわかっている仁は、手紙とかにしてでも娘に連絡を入れたかった。
「ったく……本気でどうにかならないかな……」
ただ今は、とりあえずここから出してもらうのを待つしかなかった……。
そのころ、ここは婆羅陀魏社。現在ここでは、機龍の暴走によって損傷した蒼龍の修復作業と、その原因である機龍に二度と暴走が起きないように設定を組み替えたりする作業などが行われていた。
その中に白衣を着た黒髪の男、主任がおり、彼は機龍の足元で機体を見上げていた。
「いやー。まさかこんなに早く
手元のファイルに挟まれていた紙に書かれていたのは『-162℃』。絶対零度と呼ぶには、温度が軽く100℃も高すぎて名前負けしてるのだ。おそらく原因は機体の大きさそのものとシールドエネルギーの残量。これらの問題を解決すれば、-240℃は出せたと考えられる。
主任はこの問題を、今の大きさのままどう解決するか考えており、手元にあるタブレットに何やら計算式等を事細かに書き始めていた。
そのとき、1人の研究員が彼のもとに立ち寄る。
「主任、蒼龍の修復は終わり、現在は機龍の修復作業に移らせてますが……」
「あ~、それでいいよ。で、蒼龍はさっさと送り返しておいてね」
「はい、わかりました。そして主任、一つ聞きたいことが……」
「何だね、ワンダースワン君」
「だから私の名前はワンダーソンです!てかなんなんですか、そのネーミング!」
「ん?2000年初期に流行った携帯ゲーム機のことさ。知ってる?」
「いや、知りません。そして話題をそらさないでください!」
そういってカンカンに怒るワンダーソンだが、主任はケラケラ笑っている。
「はっはっは。まあいいじゃんいいじゃん。で、話したいことって?」
いきなり素に戻るため、ワンダーソンはそれなりに慣れていてもペースを乱されてしまい、少しイラッと来てしまう。だが上司を怒れるはずもないワンダーソンは、今のことは無視して本題に入ることにした。
「その、機龍の胸部についてですが……」
「ん?あぁ、あれね。あれは私の知り合いに出資者がいてねぇ、その人が大半の資金を出してくれたんだよねえ。おかげで人工ダイヤモンドがすぐに開発ができたし、本当にいいことづくめだよぉ!」
そういってケラケラ笑う主任。だがワンダーソンはその出資者について気になった。
機龍に使われた人工ダイヤモンドは、通常の人工ダイヤモンドと違って恐ろしく高価で、そして相当な技術がないと作れない代物だ。そのため40年前の三式機龍には相当大きな人工ダイヤモンドが使用されたが、それは国家予算を大きく傾けるものであり、翌年のゴジラ襲撃の際には人工ダイヤモンドの開発が間に合わず、三連ハイパーメーサーを代わりに装備したほどだ。
そして今回の四式機龍に使われている人工ダイヤモンド。それは3式のより1/6ほどの大きさになるだろうが、それでもこの会社にある金すべてを集めても足りないほどの予算を要する代物であり、その分をどこで補ったのか……。この開発班で一番の責任者は主任だ。というより
そして恐る恐る、ワンダーソンは口にした。
「その、出資者ってのは……?」
「んん?聞いちゃう?聞いちゃう?」
いきなり顔を近づけてくる主任。ワンダーソンはいきなりの行動に驚き、尻もちをついてしまう。
「まあ聞かない方がいいと思うよ。消されたくなかったらね……」
そういってニヤァ……と口角を上げて笑みを浮かべる主任。その三日月のようになった口にたいして目が全く笑っておらず、ワンダーソンは強い寒気に襲われた。
その間にも機龍は修復作業が進められていく。
原作よりISコアの数を増やしました。実際銀龍本編で原作と同じ数とは言ってないから問題ないよね?(言ってたらごめんなさい)
次の更新は2週間後の日曜、8月14日の予定です。お楽しみに!