銃弾が飛び交う学園都市?!んでもって銃の耐性なし?!・・・やってやろうじゃねえかこの野郎!!   作:オーバジン

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仕事に慣れるため投稿するのが遅くなってしまいました(ごめんなさい)
ようやく柴関ラーメン爆破事件がいったん落ち着きましたね。そろそろミレニアムの日常回を完成させたいところです。
良ければ見ていってください。


取り敢えずは一件落着、柴関ラーメンも屋台になるらしい!(歓喜)

 柴関ラーメン爆破跡地

 

(何?この圧力……本当に人間が出している者なの?)

 

 現在、空﨑ヒナは目の前の死神から発せられる死の圧力に若干気後れしていた。

 

(こんな人が居るなんて……もしかして私よりも?……)

 

 ヒナとヒョウ両者は睨み合い一歩も動かない……恐らくお互いが出方を伺っているのだろう。その両者の威圧にこの場の誰も言葉を発することが出来ない。

 

お前があいつらのトップか……

 

「……えぇ、そうよ。」

 

 ヒョウの問いかけにヒナは簡潔に答える。

 

お前が指示をしたのか?」「……何を?」

 

知らないのか?」「えぇ、全く。」

 

 そんな会話をすると両者はまた黙ってしまう。

 

「イオリ、あなた達は何をしてるんですか!?」「アコちゃんの指示で不良生徒の確保を……」

 

 チナツはイオリを治療しながらこうなった敬意を聞いている。

 

「本当にですか?アコ行政官からまだ聞いてる事があるんじゃないですか?」ゴゴゴ……

 

「ほ、ほんとにそれだけだって!」

 

 チナツの圧にイオリは必死に答える。

 

(本当そうですね……ということはアコ行政官の独断でしょうか?)

 

「どうにかお二人にこのことを伝えなければ……しかし……」

 

 チナツはヒナとヒョウの方を見る。

 

「……」「……

 

(どう考えても無理です!あの中に入っていったら死んでしまいます!!)

 

 殺気を振りまくあの二人の間に待ったをかけるのは誰が見ても自殺行為だろう。

 

(アコ行政官も汗を大量に流しながらフリーズしていますし……何か第三勢力があればっ……)

 

 チナツは自身の無力感に苛まれながらこの地獄を見つめることしかできないのであった。

 

「私は……」「

 

「私は…何があったか知らないけれど……イオリたちを傷つけたあなたを許さない……」

 

そうか……

 

 ズアァァァァ!!!!

 

 ヒョウからの圧がさらに強くなる。

 

なら死ぬといい!!

 

「!……はぁ!!」

 

 両者は強く踏み込み駆けだした。

 

 ギィン!!

 

 ヒョウの鎌とヒナのデストロイヤーのストックが衝突する。

 

(っ!?…なんて力なの!?)

 

 ヒナは自身の腕に伝わる衝撃に驚愕する。

 

(まるで鉄筋コンクリートに思いっきりを殴りつけたみたいな衝撃……ますます人間かどうか怪しくなってくるわね。接近戦は悪手ね。)

 

 ダッ!バッ!

 

 そう判断したヒナはヒョウから距離を取る。

 

 ガコンッ!ギュルルル!!

 

 

 バババババッ!

 

シャドウパウンス!*1

 

 ヒョウはデストロイヤーの回転音を聞いた瞬間、大きく跳躍して範囲攻撃を回避する。

 

「なんだあの動き!?」「おそらくヒョウさんの特殊能力でしょう。」「なんだそれ?」「ヒョウさんは……」

 

 チナツはイオリにヒョウの事を説明する。

 

「そんなの勝てるわけないじゃないか!!」「えぇ、イオリ達は勝てない戦いをしていたのですよ。」

 

(そんなことよりも……本当に私が言い出す隙が無い……!)

 

 ヒナとヒョウは未だに一進一退の攻防を繰り広げている。

 

 ヒョウがヒナに攻撃を当てるためにデストロイヤーの弾幕を搔い潜りながら近づき鎌の間合いに入ると同時に鎌とデストロイヤーの衝突音が何度か響きその度にヒナが距離を取り制圧射撃をする。これのループができていた。

 

 見た感じ近接戦はヒョウの方が優勢に見える。離れるとヒナの弾幕が展開されるためヒョウが近づくフェーズに入る。

 

「ハァ……!ハァ……!」(キリがないわね……向こうの方が動き回ってるはずなのに私の方が消耗してるように見えるのは何で!?)

 

 息を切らすヒナとは対照的にヒョウは疲れた様子もなく尚もヒナに迫っていく。

 

 ギィン!!

 

 何度目かの金属の衝突音が鳴る。

 

(体力的に次の打ち合いまでに決めないとっ!!)

 

 出張帰りのヒナにフォージドシャドウ状態で体力、力、身体能力が驚異的なほど上がったヒョウの相手はしんどいらしく、次で決着をつけようと準備をする。

 

……

 

 ヒョウもヒナが次の攻防で決着を付けようとしているのを感じ取ったらしく走りながら構えを取り始める。

 

「……」「……

 

「!!」「!!

 

 両者が走り出すそして肉薄しお互いの攻撃が繰り出され決着がつく……

 

「待て!!」「待って!!」

 

 前に二つの声により武器が触れる寸前で動きが両者の止まった。

 


 

「何?……この光景……」

 

 サツキは車の窓から見える惨状に言葉が出ないようだ。それもそうだろう辺りには血が至る所に飛び散り風紀委員が地面に倒れていたり壁に叩きつけられていたり……頭を埋められていたりと地獄のような光景が広がっている。

 

「これでもヒョウは……恐らく手加減をしている。殺すとは口では言っているが無意識にセーブを掛けているはず……」

 

「噓でしょ……これで!?」「あぁ、だがヒナが出張ってくるとなると……」

 

 二人の脳内に嫌な想像がよぎる。

 

「……急ぎましょう!?」「はじめっからそう言っているだろう!!」

 

「マコト様!!これ以上は車では進めません!!道がボコボコ過ぎて進めません!!」

 

「ええぃ!!サツキ降りていくぞ!!」「分かったわ!」

 

 そうして二人は走り出す。

 

 キィン!キィン!! ババババババッ!

 

「マコトちゃん、この音!」「くそぉ!あのバカども!(風紀委員ども!)

 

「この件が終わったら反省文2000枚書かせてやる……覚悟しろよ!!」

 

 マコトはイラつきを隠せずに走る。

 


 

「うっ、血の匂い?」「みんなみて!血を流して倒れてる人が!!」

 

 柴関に近づいてきた先生たちは漂ってきた血の匂いに顔をしかめる。

 

「ですが、皆さん致命傷という訳ではなさそうですね……」「急いだほうがよさそうですね……」

 

 先生たちも走る速度を上げる。

 

 ドゥルルルル!ギャリィ!

 

「ん!誰かが戦ってる!」「金属の衝突音……ヒョウ君だ!!」「ヒョウさん…お願い…無事で…」

 

 そうして音の聞こえる方へ走りを強くする。

 


 

「早く……!」「早く……!」

 

 ギンッ!!ドドドドドッ!

 

 どんどんと音が近づいてくる。火花が見えても来る。そして二つの人影が見えてくる。

 

 どうやら少し距離を取りお互いがお互いの出方を伺っている。

 

(今のうちに声を…!)(ヒョウ君そのまま待って……!)

 

 マコトと先生の思考とは裏腹に二人は駆け出す。

 

「「!!」」

 

「待て!!」「待って!!」

 

 二人の口からは、いつもの五倍ぐらいはあるであろう声がでた。

 


 

 二人の声が響いたとき世界から音が消えたよに沈黙が流れた。

 

(マコト!?どうしてここに!?それにもう一人は噂の先生?)

 

 ヒナは突然聞こえてきた方に視線を向け困惑をする。

 

 ヒナの認識ではマコトは風紀委員がボコボコにされていると知ったなら煽りを入れてくるような奴だと思っていたが、今のマコトの慌てように疑問を持つ。

 

……何の用だ?マコト……見ての通り俺はかなり気が立ってるんだが?

 

「いや、私は茶化しに来た訳ではない。」

 

 そのマコトの次の言葉に意識のある風紀委員たちは驚愕に包まれる。

 

「ヒョウ、お前に謝罪しに来た。」

 

「え?」『は?』「!?」

 

 特にヒナ、アコ、イオリが驚いている。

 

……

 

「今回の件、ゲヘナの生徒たちが起こしたテロ。ゲヘナの生徒会長として本当に申し訳ないことをした。許してくれなんては言わない。今回の責任は万魔殿が…いや……私が取ろう……。」

 

 マコトはそう言い頭を下げる、隣でマコトをうかがっていたサツキもマコトが頭を下げたとたん慌てて頭を下げる。

 

「うそ?」『あのタヌキが!?』「……」

 

 羽沼マコトはプライドが高いプライドが天を突き抜け宇宙に進出してるんじゃないかというぐらい高い。そのマコトが頭を下げている。普段の彼女を知っている者からすればあり得ないことだろう。誰かに頭を下げる……この行為に。

 

 それはもちろんヒョウも知っている仲良くなってからも彼女のこの性格も嫌と言うほど分からされた。

 

「私も、同じ風紀委員会の仲間が……申し訳ございません。」

 

 いつの間にか傍にいたチナツも頭を下げている。

 

「ヒョウ君もういい……君の怒りは良く分かってる……だがこれ以上息子が誰かを気づ付けるとこなんて見たくないんだ……」

 

「それに元々近いうちに店をたたむつもりでいたしな……だからな…もういいんだよ……」

 

 大将がヒョウ君に近づき息子をたしなめるように優しく言う。

 

……いいだろう……今回は、大将とマコト、チナツの顔に免じて矛を下すとしよう」

 

 ヒョウの身体が赤黒い色から色白の肌に戻っていく。両手の鎌もいつの前にかどこかに消えている。目も白い部分が戻りいつもの黒曜石のように綺麗な黒めにもどっている。いつものヒョウだ。

 

「大将、ほんとにいいんですね?」「あぁ、俺はここが壊されたことよりもヒョウ君が傷ついたことに頭に血が上ってたらしいよ……俺もまだまだな……」

 

「ヒョウ。」「おぉ!どうしたマコト?」

 

「本当に迷惑をかけたな。」「いや、いい。お前は頭を下げて謝ってくれただろう?これ以上謝る必要はない。」

 

「だが……」「確かにマコトの監督不責任わはあったかもだが……俺はもう気にしてない……大将は無事だったし。」

 

「そうか……ありがうヒョウ。」「おう!」

 

「だが、あのバカども(風紀委員ども!)と共に謝罪はさせてくれ……こちらも立場上…」「…なるほど、分かった日時は決まったら連絡してくれ。」「あぁ。」

 

 そうしてマコトと会話をひとまず切るすると

 

「ヒョウさん」「ん?チナツか。」

 

「お前っ!どの面を下げて……」「いやいいマコトチナツとは面識があるしよく連絡も取ってる。それにあの白髪の子との戦いを止めようとしてたじゃないか……」「止めることはできませんでしたが……」

 

 チナツは落ち込む。

 

「いんや。あの状況なら仕方ない……だれも口を挟めないだろうからな……普通は恐怖で何も考えられなくなるだけだが。チナツは止めようと考えてくれていた……それだけで十分だありがとう。」

 

 ヒョウはニコッとチナツに笑いかけ頭を撫でる。

 

「///……はいっ///」「フンッ!」

 

 チナツは顔を赤らめているが、なぜかマコトは面白くなさそうに鼻を鳴らした。

 

「マコト、チナツには反省文はなしでな。」「なぜ分かった?」「いやなんかしそうな感じだったから…」「……」

 

 俺の発言にマコトは驚き沈黙してしまった。

 

「……キキッ!よかったな、ヒョウのおかげで免れたな…」「ありがとうございますヒョウさん」

 

 そうして一通り会話が終わると

 

「おい!風紀委員ども!!いつまで倒れているつもりだ、さっさと撤収しろ!!」「は、はい……」

 

 マコトの号令に風紀委員たちは戻っていく。

 

「空﨑ヒナ、銀鏡イオリ、そして横乳は後でたっぷりと聞かせてもらうからな。」

 

「分かったわ……」「あぁ……」『誰が横乳ですって!?』「ほう?今のお前はそんな口が利けるんだな?」

 

アコ?」「アコ行政官?」『ヒッ!……はい……』

 

 マコトの言葉に反論したアコと呼ばれる横乳をはみ出した痴女は委員長とチナツの圧で静かになった。

 

「お前たちの処遇はそれを聞いた後だ。分かったら帰れ……」

 

 そうしてチナツを除くヒナたち風紀委員は帰っていった。

 

「ヒョウさん!大丈夫なの!?」

 

「ん?ああ!先生、セリカちゃん、みんな!」

 

 セリカちゃんが俺に話しかけにきた。

 

「何があったの?それにその傷……」「ええとな……」

 

 俺が説明しようと口を開くと…

 

「うへー?どうなってるの?なんかヒョウ君もボロボロだし……そこにいるのはゲヘナの子?」

 

「ホシノ先輩!?今までどこに行ってたの!?」「うへー、ごめんねーちょっと野暮用でねー。」

 

 ホシノが現れた。ずいぶんと遅れたようだが。

 

「今から説明する…」「私もいい?」

 

「カヨコ?」「仮説だけど……なんとなく分かる。」

 

 俺が説明しようとするとカヨコも何かあるようだ。

 

「恐らく……風紀委員たちの目的は私たち便利屋じゃなく……」

 

「先生、あなたの身柄の確保が目的だと思う。」「私?」「ほう?なぜそう言える?」

 

「最近トリニティの生徒会ティーパーティーがシャーレに関する書類を手に入れたっていうことを聞いた事がある。」

 

「今回の計画の主犯の天雨アコは……シャーレを怪しんでいる。」

 

「ふむ……確かに連邦生徒会長が残した正体不明の組織……しかも大人の先生が担当している超法規的な部活だからか。」

 

 カヨコの予想にマコトも考え始める。

 

「さらにゲヘナはトリニティとの条約が控えているから……このシャーレがどんな影響を起こすか分からないからじゃないかな。」

 

「……なるほど……焦ったわけか。トリニティが先に情報を掴んだから……政治は万魔殿に任せていればいいものを……余計なことをしてくれたな……今月の予算、無しにしてくれようか……。」

 

 理屈は分からんでもないがやらんとしているのは誘拐だな。治安組織がやることか?

 

「で、でも…なんで私たちが狙われたのかしら?」

 

「恐らくだが……先生を向かい入れようにも正当な理由がなかった…だから不良の鎮圧ついでに居合わせたから保護という形でと言うところだろうか……」

 

 アルの疑問に俺も憶測を話す。

 

「ふむ……それが妥当だな……まぁ問い詰めるまでは分からないが……」

 

 マコトもこの説に納得しているようだった。

 

「うへ?つまり便利屋ちゃんたちは先生をおびき寄せるための餌で、ヒョウ君と私達は巻き込まれたってこと?」

 

「その見解で会っているかと……本当に申し訳ありません…」「お前たちにも言ってなかったなうちの連中がこんなことに巻き込んですまなかった。」

 

「うへーそれは私たちじゃなくてヒョウ君や大将に言うべきだよー。」

 

 ホシノは怪我をしている俺と大将、そしてお店の瓦礫を見ながら言う。

 

「俺は謝ってもらったしもういいさ。」「俺っちも言ってもらったし二度目はいらないよ。」

 

「ありがとうございます。」「分かった……」

 

 俺と大将の言葉に全員が納得する。

 

(やはり優しすぎるな……)(あの感じセリカちゃんが言ってたヒョウ君の親代わりみたいな人って大将なのかな?考えてることとか、底抜けな優しさとか…なるほどね。)

 

「そういえば大将!お店無くなっちゃったけどどうするの?」

 

 セリカちゃんが大将に聞く。

 

「そうだ!大将どうするんだ!?しかもさっき近いうちにたたむつもりだったって。」

 

 俺が大将に勢い良く聞く。

 

「最近立ち退きを迫られていてな……その相手はここの土地をまとめているほど大きくてね……個人じゃどうしようもなかったのさ。」

 

「そ、そんな……」「マジかよ……」「そうか……」

 

 俺とセリカちゃん、アビドスの皆、俺が誘ってからよく来るようになっていたマコトが落ち込む。

 

「じゃぁ…このまま終わりってことなのか……」

 

「……フフッ♪そう言おうと思ったが気が変わった。」

 

「「えっ?」」

 

 お通夜状態になっていた俺たちだが突然大将が言う。

 

「皆の顔見てたらどうやら思っていたよりも愛されてたようだしな……規模は小さくなるが屋台としてまた始めようと思ってな。」

 

「ということは?」「もしかして?」

 

 俺とセリカちゃんは顔を見合わせる

 

「あぁ、俺はまだ続けようと思うよ」

 

「よっしゃー!」「やったー!」

 

「もちろんセリカちゃんもまたアルバイトとして雇おうかと思ってるんだが大丈夫か?」

 

「ええ!もちろん、大丈夫よ!」

 

 よかった・・・・まだ続けてくれるんだ・・・・またみんなが笑いあって飯を食えるんだな。俺の目から涙が出てくる。

 

「そこまで思ってくれてるなんて…嬉しいぜ……」

 

 そうしてどうにか柴関はまだ続くらしい。

 

「なら、屋台を立てるための費用はゲヘナが持たせてくれないか?」「えっ!いいのかい!?」

 

 マコトは会話を聞いてそう言ってくれた。

 

「もちろんだ。馬鹿どもが迷惑をかけたしな、それに私も大将の味が好きだしな!キキッ!」「そこまで言うなら……有難く支援を受けようかな……ありがとよ、マコトちゃん!」

 

 俺が費用を出すつもりだったが…マコトが持ってくれるなら甘えるか…

 

「それにしてもけがは大丈夫なのケガは?」

 

 アルが聞いてくる。

 

「うん?大丈夫だぞ!」「え?でも首にさs……」

 

「大丈夫だ」「でも……」「大丈夫だ」「わ、分かったわ……」

 

「そろそろ解散にするか!」「そうだねーひとまず一件落着かな?」

 

「そうだな……ヒョウ日時はおいおい連絡する」「分かった。」

 

 そうしてマコトはサツキを連れて帰っていった。

 

「そうだ!みんなあの書類の事についてだが。」「それなら私たちの方も分かった事があります!」

 

「ならまた開いてるときにでもそっちに行くよ。」「分かりました!」

 

 アビドスとの対話の予定も立てた。今度こそこれで終わりだな。

 

 アビドスも便利屋も帰っていった。ちなみに大将はいったんアビドスでの保護だそうだ。

 

「……帰るか。」

 

 常連さんやここに来てくれる人たちに連絡も入れないとな。

 


 

 ソラスIMC

 

「ただいまー。」

 

 俺は家に帰ってきた。まだラブ達は帰ってきてないようだな。

 

 ポタッ、ポタッ。

 

 何かの液体が垂れる音がする。

 

 ……そろそろ限界か。

 

 ブシュッ!ブチッ!ブシャァァ!!

 

 首の傷が開き血が溢れ出る。

 

 フォージドシャドウで補強していただけだったから傷の部分が解放されたらしい。

 

「グッ!?ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛!!」

 

 俺の口から声にならない叫び声が上がる。

 

 床に俺の血で赤色に染まっていく。

 

「カアァー!?カァ!?」「キキッ!?キキキッ!?」

 

 アルトゥウとエコーが俺に向かって心配そうに鳴く。

 

「ド、D.O.C.!!来゛て゛く゛れ゛!」「ピピッ!」

 

 俺はD.O.C.ヒ-ルドローン*2を呼ぶ。

 

 ヒールドローンは俺の近くに来て管を傷口に直接接続する。

 

「グゥ!?ア゛ア゛ァ゛!?」

 

 傷口に直接だから激痛が走る。

 

「ア゛ァ゛……ハァ!ハァ!」

 

 しばらくして痛みが引き血が止まる。

 

「とりあえず……これで……よっぽどのことがない限りは傷が開くことは無いな……」

 

 はぁ……床、拭かないと……

 

 俺とペットたちは雑巾を持って床の血を拭き匂いを消すために芳香剤を使うのだった。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 キヴォトスの何処か

 

「はぁ……ようやくここを統治できましたね。」

 

「さぁ……ここを私が崇高に至るための場所にしましょうかね。」

 

 そこはステンドグラスが綺麗な教会だ。そこには一人の異形の大人がいる。

 

「そろそろ本格的に動き始めますか……」

 

 その異形の首にはペンダントがかけられている。

 

 パカッ!

 

 そのペンダントが開く。

 

「私は……必ず崇高に至り……帰らなければならない……何処かも分かりませんがね……」

 

 その中には写真が入っている。

 

 そこには、四人の男女が取られている。親子だ……

 

 一人は背の高く黒髪で黒いスーツを着た男性。もう一人は背の高く長い赤い髪で肌は色白の女性、その二人の子供だろう、兄と思われる男の子は父親に似た漆黒の髪色に黒曜石のような瞳をしていた。そしておそらく妹と思われる身長の低い女の子は赤い髪をしている。

 

 全員が笑顔で写真に写っている。

 

「……本当にこの映っている人たちは誰なんでしょうかね……」

 

 その異形は写真の人物たちを知らない(忘れている)

 

「しかしなぜかこのペンダントは持っていた方が良いような気がしますね……」

 

「恐らく儀式に使うのでしょう…きっとそうです……」

 

 その異形はそう呟いた。

*1
レブナントのアビリティ

*2
ライフラインのアビリティ




最近スト6を始めました、FPSばっかやってきた俺には指が動きません!!ちなみにダルシムを使っています。理由はなんとなく俺の感性にビビット来たからです。
……ヒョウ君が腕伸ばしたり炎吹いたりしながら。ベアトリーチェとか地下生活者をシバキまわしてもいいですかぁ!?
一応もう一度言います。俺は文を書いてるときは人の心はありません!!
良ければ気軽に感想とか書いていってください。スト6でのコンボ練習が捗るので。(強欲の壺)

ブラックマーケットでの日常回も欲しい?もしほしいならどの学園の後が良い?

  • 欲しい!ミレニアムの後
  • 欲しい!百鬼夜行の後!
  • 欲しい!トリニティの後!
  • 欲しい!ゲヘナの後!
  • 欲しい!ワイルドハントの後!
  • 欲しい!山海経の後!
  • 欲しい!その他の学園の後!
  • 要 ら な い ☆
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