銃弾が飛び交う学園都市?!んでもって銃の耐性なし?!・・・やってやろうじゃねえかこの野郎!!   作:オーバジン

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はい、ミレニアムでの日常回です。ヒョウ君の学校見学ですね。
時間軸はアビドスとパヴァーヌの間の出来事です。
良ければ見ていってください。


ミレニアムで学校見学(前)

『予定が開いていたらミレニアムに来てみませんか?』

 

 その連絡に気が付いたのは依頼が終わり事務所へと帰っている時だった。

 

「ユウカから連絡か……」

 

『ヒョウさんは学校に通っていないようですし、転入しなくとも見学だけでもどうですか?』

 

 そう続いていた。ふむ……ミレニアムを見学か…確かに少し興味あるな。ミレニアムは科学技術が他の学園と比べて優れているんだったか?見たことのない技術……機械……面白そうだな!!

 

『すまない依頼で返事を返すのが遅れた。返事だが、興味があるし今度予定を開けておく。日程が決まったらまた連絡する。』

 

 そうして俺はそう返す。

 

 ピコン!

 

 俺が連絡を入れると直ぐに返事が返ってくる。おぉ?やけに早い返信だな。待たせてしまっていたか…申し訳ないな。そうだよな見学ってなると場所とか学校に許可とか貰わないといけないからな。

 

『大丈夫です!では日程が決まったら教えてください。その時に行ってみたいところがあれば言ってください!』

 

『https://……』

 

 その連絡と一緒にミレニアムのホームページのリンクが送られてくる。おお、ご丁寧にありがたいな。

 

『丁寧にありがとう。出来るだけ早く行けるように調整するよ。』

 

『はい!では待っています!』

 

 さてと帰ったら依頼の優先度と期限を確認して開けられる日を探すか……開けれるかな……。

 

 俺はそう考えながら薄暗い道を歩いて帰るのだった。



 

 ピコン!

 

 私は来た連絡をすぐに確認する。

 

『すまない依頼で返事を返すのが遅れた。返事だが、興味があるし今度予定を開けておく。日程が決まったらまた連絡する。』

 

「やった!誘うのに成功したわ!」

 

 私、早瀬ユウカは初めて男の子にお誘いの連絡を入れた。送ってから時間が経っていたから無視されているのかと思っていたが依頼で気付いていなかったようね。

 

「そうね、どうせなら楽しんでもらいたいし、行きたい場所でも聞いたほうがいいかしら?」

 

 そうして私は文とミレニアムのホームページを送る。

 

『丁寧にありがとう。出来るだけ早く行けるように調整するよ。』

 

「フフッ…こういうちょっとしたところから好感を持ってもらわないとね。」

 

 そう私は考えヒョウさんの連絡が来るまで持つのだった。



 

 次はミレニアム、ミレニアムです。

 

 電車のアナウンスがかかる着いたようだ。俺は降りて改札を抜ける。

 

「おぉ!デカい建物がいっぱいだな。ブラックマーケットとは大違いだ。」

 

 駅を出ると目の前の光景に声を漏らす。

 

 数々の大きなビルに建物、道にはオートマタやロボ住人とは違うロボットが沢山いた。まさに近未来という表現が正しいだろう。

 

 俺は男だこういうのはロマンだ。こういうのを見てると年相応に少し興奮する。だってカッコイイだろ?ロボットとか先生ほどではないがなかなか好きだこういうのは。

 

 それにさっきから見られているような気がするな気のせいか?*1

 

「……おっと、見とれている場合じゃないな。時間まで余裕があるものの早めに到着するに越したことはないからな。」

 

 女性を待たせるわけにはいけない。父さん母さんに教わったからな。だが……

 

「うーん、思ったよりも広すぎる迷いそうだ。」

 

 俺はセミナーに来てくれと言われたがうーん……迷うかもな……誰かに道を聞くか?俺はあまりスマホのマップを信用していない*2クロナに聞くか?

 

 そう悩んでいると。

 

「そこの人ー!どうしたのー?」「うん?」

 

 声が聞こえた方に視線を向けると長い金髪で胸の大きいメイド服を着た女性がいた。……メイド服??後ちょっと距離が近い……。

 

「あ、えっと?」

 

「ん?あれ?もしかしてあなた男の子なの?!」

 

 俺が困惑の声をだすと、メイド服の少女はまじまじと見て興味津々に聞いてくる。

 

「確かにそうだが……」「わー!私男の子初めて見たよー!」

 

 肯定を返すとその少女はさらに距離を詰めてくる。ちょ、ちょっと待ってくれその体で近づかれると…刺激が強い……。

 

「あなたの名前はなんて言うの?」

 

「お、俺は新城兵だ……それと距離が近いy……」

 

「へー!ヒョウ君って言うんだね!私の名前は一之瀬アスナって言うんだ!よろしくねー♪」

 

「そ、そうかよろしく。アスナか……俺に話しかけてかけてようだが何か用か?」

 

 この人思ったよりグイグイ来るな!?

 

「それはヒョウ君が何か困ってそうだったからかな?」

 

「そ、そうか……。だが、ありがたいな。確かに困っていたんだ。」

 

 俺はブラックマーケットに住んでいる以上感情をあまり表情に出さないようにしているのだが違うところに来た新鮮さからか顔に出ていたか?まぁだが正直ありがたいなこうやって声を掛けてくれるのは。丁度いいから助けてもらおうかな。

 

「アスナ、良かったらなんだがセミナーって所に案内してくれないか?」

 

「セミナー?いいけど、どうして?」

 

 アスナは可愛らしく首をかしげる。うーん見た目は大人っぽいからギャップがいいn……ゲフンゲフン……すごいないい意味で。

 

「俺は今日ミレニアムを見学しようと思っていてな。そんで案内してくれる人がセミナーにいるらしいから行こうと思ったんだが……」

 

「あー、たしかに広いもんねーミレニアム。分かった!私が案内してあげる!」

 

「おぉ!!それはありがたい!!」

 

「それじゃぁ決まりだね!じゃぁ行こう、ヒョウ君!」

 

 そうして俺はアスナに案内してもらいながらミレニアムを歩き始めた。



 

「ほーん。じゃぁアスナは格好通りメイドさんだったか。」

 

「うん!そうだよ!依頼が来たら『お世話』や『お掃除』をするんだー♪」

 

「おぉ、いかにもメイドさんって感じの仕事だな。」

 

 俺はアスナと談笑しながら歩いている。

 

「今度ヒョウ君が私たちに依頼してみる?喜んで受けるよ?」

 

「そう言ってくれるのはありがたいが、俺は逆に依頼をこなす側なんだよ。」

 

「え?ヒョウ君もメイドさん…違うか……執事さんなの?」「いや、俺は何でも屋だ。」

 

「へー!何でも屋さんなんだ!どんな名前なの?」「ソラスIMCって言うんだ。」

 

「そんな名前なんだー。どこにあるの?」「ブラックマーケットに事務所があるぞ。ついでにそこに住んでる。」

 

「え?そうなんだ!すごいねー。ブラックマーケットって危険じゃなかったっけ?」「そうらしいが……俺にとってはあんまり脅威に感じないな。」「へー!」

 

 そんなこんなで歩いているとひときわ大きな建物が見えてくる。

 

「アスナ、ここか?」「ありゃ?もう着いちゃったねー。ヒョウ君と話すのが楽しくってすぐだったねー。」

 

「そうだな、俺もなかなか楽しかった。」「ヒョウ君も?良かったー。」

 

「じゃぁ、案内ありがとなアスナ。」「いいよー。困った時はお互い様だからね!」

 

 お礼を言い建物に入ろうとする。

 

「そうだ!ヒョウ君連絡先を交換しようよ!」「ん?いいぞ。」

 

 そうしてアスナと連絡先を交換する。

 

「そういえばアスナの所属先の名前は?」「C&Cって言うんだ!」

 

「C&Cね了解。」

 

「じゃぁまた連絡するから二人でどこかに遊びに行こうね♪」「おう、いいぞ」

 

 そうしてアスナと別れる。彼女はどうやらまだ依頼があるらしい。

 

「さてと……見学か、楽しみだな確かユウカが案内してくれるんだったな。」

 

 ワクワクしながら俺はセミナーのドアをくぐるのだった。



 

「ようこそミレニアムへ!ヒョウさん!」「おー。歓迎ありがとなユウカ。」

 

 受付で言われた部屋に入るとユウカが居て出迎えてくれた。

 

「こんにちは、あなたがヒョウさんですね。ユウカちゃんからよく話を聞いていますよ。」

 

 するとユウカの隣にいた白く長い髪をした少女が話しかけてくる。

 

「すまんがどちら様でしょうか?初めて会ったはずだが。」

 

「そうですね、私は生塩ノアと言います。ここセミナーでは書記を担当しています。よろしくお願いしますヒョウさん。」

 

「そうか、ユウカが言っているのなら知っているかもしれないが俺の口からも……俺の名前は新城兵だ。よろしくノア。」

 

 そうして俺はノアと握手をかわす。

 

「挨拶も済んだことですし早速だけど見学に行きましょう!」「おぉ!よろしく頼む。」「えぇ!」

 

「そうだ。ユウカ、俺の事は呼び捨てでもいいぞ?んでもって敬語も要らんぞ?」「えっ?い…いいんですか?」「もちろんだ。」

 

「分かりまし……分かったわ。その……ヒョ///ヒョウ///?」「おう!そっちのほうが距離が近い感じで良いな。」「なっ///!何言ってるの///!?」「ハハハ!!いいじゃねえか!」

 

「フフッ♪あんなに顔を真っ赤にして可愛いですねー♪ユウカちゃん。」「なっ!揶揄わないでよノア!」

 

 こういう賑やかなのはやっぱりいいな。

 

「と///とにかく!!行くわよ!ヒョウ!!」「了解。ではまたノア。」

 

「はい♪いつでもどうぞ。」

 

 そうして俺とユウカはセミナーの部屋を出る。

 

「……フフッ♪ユウカちゃん。すごくいい人を見つけましたね♪正直私もタイプな人なので狙っちゃいましょうか♡」

 

 部屋には一匹の獣が狙いを定めていた。

 


 

「はぁもうノアったら!」「いいじゃないか仲がよさそうで。」「そうですけど……うがーー!」

 

 おぉおぉ荒ぶってんなー。

 

「はぁー……切り替えましょう。えっと。これからミレニアムの見学を始めるわ。まずはヒョウの見学したいところから行こうと思ってるけど良いかしら?」

 

「おう!もちろんいいぞ。すまんな要望をしちまって。」

 

「大丈夫よ。こっちから見学を提案をしたんだもの。そのぐらいは聞かないとこっちが悪いわよ。」

 

「そうか、ありがとな。んでどっちから行くんだ・」

 

 感謝をしユウカに聞く。俺は二つの部活に興味を持った。

 

「トレーニング部かエンジニア部だったわね。ここからのルートだと……」

 

 俺はトレーニング部とエンジニア部に興味をもった。理由としては、俺はキヴォトスに来て大将に拾われた後から戦えるように鍛えてきた、しかし最近のトレーニングメニューじゃ物足りないと感じてきた。ミレニアムに来たなら数字と科学に基づいた効率的なトレーニングメニューを見繕ってもらおうと思ったからだ。あと単純にトレーニング部なんて言う運動系の部活はミレニアムに無いと思っていたから興味を持った。

 

 エンジニア部は、俺がバイクの整備を始めて機械いじりに興味を持ったのと。今までエンジニア部が作ったものが面白そうなものばかりだったからだ。

 

「ヒョウ。トレーニング部から行きましょうか!」「了かーい!」

 

 ユウカの声に俺は答えユウカの隣を歩く。行きかうミレニアム生から視線を受けながら。

 


 

「……それでな、あのバカがな……」「そんなことが!?でも想像すると……フフッ…プフッ!」

 

 俺はユウカと会話をしながら歩いていると。

 

「あっ。着いたわよヒョウ。ここがトレーニング部の部室よ。」

 

 ウィン!

 

 ユウカがドアをくぐり部屋に入っていくため俺も後に続く。

 

「スミレー!以前話してた見学の件で来たわよー!」

 

 ユウカがそう言うとランニングマシンで走っていた少女が降りてこちらに近づいてくる。

 

 うーん。引き締まったお腹周りに健康的な健脚、それにプラスして男にとって目に毒なトレーニングウェア、しかもトレーニングの途中だったからか少し汗をかいていて……何と言うか……その……フフ……下品なので……少し匂いを嗅いでみたいと思ったことは伏せておきますね。

 

「こんにちはユウカさん。見学でしたねそちらの男性が?……ん?男性?」

 

「そうよこの人が今日ミレニアムを見学をして、そしてトレーニング部に興味を持ったから連れてきたわ。」

 

 やっぱり俺が男ということにみんな驚くんだよなー……どうしようもないかこればっかりは……

 

「こんにちは。俺の名前は新城兵だ。今日はこのトレーニング部に興味を持ったから見学をさせてもらうことになったよろしく。」

 

「これはご丁寧にどうも。私は乙花スミレといいます。トレーニング部のリーダーをしています。今日はよろしくお願いします。」

 

 そうして握手をする。

 

「……」「……?どうかしたか?」

 

 スミレは握手をした俺の手を見つめている。しかも時々手を動かし何かを確かめているようだ。ユウカがなぜか「あっ……」と言い憐みの目線を向けてくる。どうしたんだ?

 

「ヒョウさん……かなり鍛えていますね?」「うん?まぁかなり鍛えてる方だと自負しているが……」

 

「やはりそうですか。手を握ったときの感覚で分かりました。」「なるほどやっぱりプロには分かるのか。」

 

「普段はどのようなトレーニングを?」「別に特別なことはしてないぞ?普段から……」

 

 そうして俺とスミレは話を深めていく。俺がどんな筋トレをしているか、普段の食事はどんなものなのか、など話を弾ませる。

 

(話に入れないわね……それにしてもヒョウ、楽しそうね……)

 

 このやり取りを見ているユウカは蚊帳の外であるそれゆえ少しモヤモヤしていた。それもそうだろう気になっている異性が自分以外の女子と仲がよさそうに話しているのを見せつけられているのだから。

 

 ユウカ自身脳筋のスミレに限ってそんなことは無いと思っているが不安が拭えないのだろう。

 

「そうだ、そうだ。ここを見学に選んだ理由なんだが。これまでのさっき言ったようなトレーニングじゃぁ少し物足りなくなってきてな。だからプロに何か案をもらおうと思ってな。」

 

「そうでしたか。なら私がいつもやっているメニューをしてみますか?」

 

 スミレはトレーニングのメニューが書かれた紙を持ってくる。

 

「ふむふむ……」「私にも見せて……うわっ。なにこれ!?本当に人間ができるものなの!?」

 

 俺はそれを見てうなずく。ユウカは驚いている。

 

「確かに少しハードメニューだできないわけじゃぁないな。」「ほ、ほんとに言ってるの!?」「あぁ」

 

「!!ならさっそく始めましょう!!ではお二人ともトレーニングウェアに着替えてきてください!!」

 

「分かった。」「な、何で私も!?」

 

 そうして俺とユウカは服を着替えに行くのだった。(ユウカは強制。)

 


 

 それから一時間ほど。

 

「ふぅ……さすがに少し疲れたな。」「お見事ですヒョウ私のトレーニングに初見でついてこられたのは初めてですよ」「ハァッ……ハァッ……!どうなってるのよ!?」

 

 俺たち三人はスミレのトレーニングを終え休憩に入っていた。スミレは少し汗をかいているが何ともなさそうにしている普段からこれをやっているのだから当然だろう。それに比べ俺は少し息が上がり汗を流している。キヴォトス人のトレーニングメニューはなかなかにきついな。これが普通の人間とキヴォトス人の差か。しかしユウカは俺よりも息が上がり俺よりもさらに汗をかき床にへばってしまっている。

 

「大丈夫か?ユウカ?」「大丈夫じゃ……ないわよ……」

 

「あの時の戦闘は結構と強かったはずだが?」「私は……前にも言った通り……事務仕事ばっかりしてるのよ……」

 

 そういえばそんなことも行ってたな。だがこのまま床は可哀そうだな移動させてやるか。

 

「ユウカ持ち上げるぞ。」「え?ちょ///!?」

 

 スッ 俺はユウカをお姫様抱っこで持ち上げる。

 

「えっ///?は///ちょ、なんで///??」「いつまでも床は嫌だろう?だから椅子に連れて行こうかと」

 

「い、今は///汗かいてて匂いが……///臭いかもだし……////」「いや?特に臭くなんかないぞ?むしろ女の子特有のいい匂いがするぞ」

 

「なっ!///~~~~~ッ////!!」「ユウカ?」

 

 ありゃ?黙ってしまったよっぽど疲れたんだな。

 

「スミレ少し運んでくるよ」「えぇどうぞ。」

 

 そしてこの部屋のベンチにユウカを運び座らせた。

 


 

 一方ユウカは

 

(なんで///お姫様抱っこ…///しかも汗かいたのにいい匂いって……~~~~////)

 

(よくもまぁそんな恥ずかしいことをスラスラと……///)

 

(それにしてもすごい筋肉ね///やっぱり脱ぐとすごいわね////)

 

 ユウカは自分を抱っこするヒョウの身体を感じている。トレーニングウェアで薄着で運動後だからかパンプアップしたヒョウの筋肉を体全身を使って感じている。

 

 ここでこのキヴォトスの常識をおさらいしよう。ヒョウの住んでいた世界とは貞操概念が逆転している。つまりこれは何を意味すると思う?では今のヒョウとユウカの事をヒョウの世界ではどのように見えるのか言おう。

 

 今の光景はほどよく汗をかいた美人が汗びっちょりの男をお姫様抱っこしている光景である。

 

(……しかもヒョウの汗のにおいが……おっほ♡///ダイレクトに////すっごいわね♡///)

 

 ユウカはヒョウの筋肉を感じながら汗のにおいを嗅いでいた。それは性欲旺盛の女子高生には刺激の強すぎるものであった。

 

 ユウカはベンチに連れていかれるまでそれを楽しんでいたのだった。

 


 

「すまん今戻った。ん?この人は?」「大丈夫ですよ。あぁ、紹介してませんでしたね。」

 

 俺はスミレが居たところまで戻ってきた。するとそこには先程までいなかった少女がぶっ倒れていた。

 

 その少女はオレンジ色の髪に青とパーカーに青キャップさらにオレンジ色のサングラスをキャップに付けていた。

 

「紹介します彼女は野正レイ。トレーニング部で私の後輩です。」

 

「グへ~……あれ?スミレさんこの方……男の人!?しかも汗がすごっ!?」

 

 レイと呼ばれた少女は俺を見て驚く。

 

「俺は新城兵。今日はミレニアムに見学に来ていてトレーニング部に興味を持ったからここにいる。」

 

「そ、そうですか……」

 

 そうしてレイとの自己紹介を終えた。

 

「ヒョウは先程までユウカさんも入れて三人で私がいつもやっているトレーニングメニューを行っていました。」

 

「えぇ!?ほんとですか!?」「えぇ、本当ですよ。」

 

 レイは俺の方を驚きながら向いてくる。

 

「あぁ、少しきつかったが…いつもとは違うトレーニングメニューで楽しかったし筋肉に効いた。」

 

「それに私のメニューがヘイローが無い男性にどんな効果を発揮するのか見れてよかったです。」

 

「えぇ……」

 

 レイが人外を見るような目で見てくる。失礼だな。

 

「そういえばレイは何をしていたんだ?」

 

「え?私はスミレさんに出されていたランニングメニューをしていました。」

 

「……へぇー!中々にハードだがよくこれをこなしてるな!すげえじゃねぇか!」

 

「え?そ、そうですかね。えへへ///」(男性に褒められた……結構嬉しいですね///)

 

 なんか顔が赤くなったぞ。疲れが出てきたのかな?

 

「うーんこのままだとしてもらうばっかになっちまうな……俺からもなんかないかな……」

 

「別にいいですよ?私も興味深いデータを取れましたし。」

 

 俺のつぶやきにスミレが答える。いや、それでもな……そうだ!

 

「二人ともヨガとか興味あるか?」

 

「「ヨガ?」」

 

 俺はキヴォトスに来る前、とある格ゲー*3の影響でヨガを始めて、そのまま健康になったので今までも続けていたのだ。

 

「ヨガは柔軟性や体幹を向上させるだけでなく、ストレス軽減、リラックス効果、自律神経の調整などができるんだ。」

 

 二人が俺の話を聞き入る。

 

「ヨガは柔軟性を鍛えるだけだと思われがちだが、普通の筋トレだけでは鍛えきれない深層筋、いわゆるインナーマッスルも鍛えることが出来る。」

 

「それに筋トレにはメンタルも必要だろう?ヨガは精神安定やストレスの軽減もできるからより効率的にトレーニングに集中できるはずだぞ。」

 

「それにトレーニング前にすることにより筋肉がほぐれ安全にトレーニングに専念できると思うが。」

 

「へぇー!そんな効果があるんですね!」「確かに…それはかなりメリットになりそうですね。」

 

「どうする?」

 

「「よろしくお願いします。」」

 

 俺は二人にヨガを教えることになった。

 


 

 俺は二人に資料を作って渡し始めて少し経った。

 

「やっぱ思ってた通りスミレは身体が柔らかいな。」「えぇ、まぁ私も少し知識があったので。」

 

 スミレは俺が教えるとすんなり飲み込んで少し難しい体勢にも挑戦している。

 

「うぐぐ……」「レイ、ヨガは無理やり身体を曲げるものじゃない自分のペースでゆっくりしていくことが大切なんだ。」

 

 一方レイは少し苦戦しているようだ。

 

「俺が手伝うからゆっくりといくぞ。」

 

 俺がそう言いレイの足を持つ。

 

「ふぇ?」「つらくなってきたら言うんだぞ」

 

 グググ…

 

 俺はレイに少しづつ体重をかけていく。

 

「くッ……ふっ……んん……」「この辺か?」

 

 レイの声が少し変わってきたところで止める。

 

「このままキープだきつくなったら言えよ。」「分かってるけど……その……近い……///」

 

 まぁそれも仕方ないレイの身体を支えながらしているため密着している。

 

「……このぐらいか?そろそろ解くぞ。」

 

 そうしてレイの身体を離す。

 

「どうだ?」「なんかいい感じかも……気分がスッキリした感じがする。」

 

「そうか、初めはその感覚が得られたなら十分だ。長期的に続ければ免疫力も上がるし、美容効果も出てきたりもするぞ。寝る前にも少しすれば質のいい睡眠もできるようになる。」

 

「思ったよりいろんな効果があるんですね。」

 

 そう会話しながら俺はスミレの方を見る。

 

「それは少し無茶しすぎだぞ……逆に負荷が掛かりすぎてしまうぞ。」「うっ……すいませんヒョウ思ったよりも楽しくなってしまって。」

 

「そりゃいいことだだが、引き際を見極めろよ。」「はい。」

 

 スミレは組を解いて立ち上がろうとする。

 

「…!あっ……」「ん?あぶねぇ!」

 

 いつもと違うことをやったせいか立ち上がる際にバランスを崩してしまう。俺はとっさにスミレの下に滑り込み抱きとめるように支える。

 

「だから無茶はダメだって言っただろ?こうなっちまうから。」「……」

 

「スミレ?」「……///」

 

 どうした?おーい?

 

「……いえ……大丈夫です。ありがとうございます。」「おう、ケガが無くてよかった。」

 

 なんか気まず……それにしてもスミレ身体引き締まってたな……とても健康的で……筋肉がすごくて……でも柔らかいところは柔らかかった……それにいい匂いも……やっべぇ、やっべぇよ……(語彙力崩壊)

 

「あー……そういえばヒョウさんってなんでヨガを始めたんですか?」

 

 レイが助け舟を出してくれる。

 

「俺がヨガを始めた理由はとある人がやっててすごかったからだ。」

 

「へー!どんなふうに凄かったの?」

 

「確か……ヨガをやってたから腕や足が伸びたり……」「ん?」

 

 俺はあのキャラを思い出しながら言う

 

「ヨガをやってたから口から火を噴けるようになったり……」「えっ?ちょちょちょ?」

 

「ヨガをやってたから空中に浮いて…」「浮いて!?」

 

「テレポートができるようになったらしいんだ。」「ええぇ!?テレポートォ!?」

 

「いい反応をするじゃないか。」「流石に噓ですよね?」

 

「いや?全部本当だぞ?」「えぇ?」

 

 まぁその反応になるわな。

 

「俺はそれができるようになりたかったから始めたんだ」「で、できるようになったんですか?」

 

「お察しの通りだ」「あぁ。」

 

 そう話していると。

 

「ヒョウー。そろそろ次の部活行くわよ!」

 

 ユウカが疲れから回復したのか俺に声を掛けてくる。

 

「分かった。俺はそろそろ行くわ。」

 

「そうですか。結構楽しかったです。またミレニアムに来たなら来てくださいね。」「応!」

 

「私もまた教えてください!」「分かった。」

 

 俺はスミレとレイに別れをかわしユウカのもとに行く。

 

「トレーニング部はどうだった?」「なかなか良かったまた来たいぐらいだ。」

 

「それならよかったわ。まだまだ見学は始まったばかりだし楽しんで。」「言われなくても。」

 

 そうして俺たちは次の目的地エンジニア部をユウカの案内のもと目指すのだった。

 


 

 ヒョウが出て行った後のトレーニング部

 

「スミレさんどうしたんですか?顔が赤いですよ?」

 

「……///」

 

 スミレの顔は赤く染まっていた。

 

「……!!まさかあのスミレさんが!?」

 

「……………///」

 

 その部室にはレイの驚きの声だけが上がっていた。

*1
お前が男だからです。

*2
書いてる人もあまり信用してません

*3
ヨガファイヤ!




皆さんアンケート回答ありがとうございます!ブラックマーケットでの日常回はミレニアムの日常回が終わった後に書きます!
何か長ぇな……前後半に分けます!トレーニング部の二人いいよね…… 
良ければ気軽に感想とか書いていってください。(強欲の壺)

ブラックマーケットでの日常回も欲しい?もしほしいならどの学園の後が良い?

  • 欲しい!ミレニアムの後
  • 欲しい!百鬼夜行の後!
  • 欲しい!トリニティの後!
  • 欲しい!ゲヘナの後!
  • 欲しい!ワイルドハントの後!
  • 欲しい!山海経の後!
  • 欲しい!その他の学園の後!
  • 要 ら な い ☆
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