銃弾が飛び交う学園都市?!んでもって銃の耐性なし?!・・・やってやろうじゃねえかこの野郎!! 作:オーバジン
人が多いと難しいね(二敗)
良ければ見ていってください。
コツッコツッ
薄暗い螺旋階段を俺は目の前で浮かんで案内をするアテナ三号の後を追うように上がっていく。
「案内って言っても階段を上るだけなんだな。」『はい。ここは地下なので。』
地下に落とす必要ほんとにあったのか?
「アテナ……お前は本当に……ただのAIなのか?」『…そうですが?』「そうか……」
妙な間があったな……まぁ俺はただ階段を昇って行くしかないんだがな。
『兵さん……そろそろ着きます。』「結構上ったな。」
登り始めて10分アテナがそう告げてくる。お、あれか。屋根裏部屋に付いてるような感じだな。
『それでは兵さん開けてください。』「なんで俺なんだ?お前が前に居るだろう?」
『見ての通り私はこの扉を開ける手段を持っていませんなので開けてください。』「思ってたより図々しいやつなんだな。」
『今時のミレニアムのなのに電子じゃないのが悪いんです……アナログじゃなくてデジタルにするべきです。』「俺に言うなよ……お前の主人に言え、主人に。はぁ。」
そうして俺は取っ手に手を掛ける。んん?意外と重いか?まぁいけるか。
ギギギ……
そうして俺は少し重量感のある上付きの扉を開けるの。
「うわっ!?うわわわっ!?」ガタッ!ガタタッ!!ドンガラガシャーン!!
……なんかやらかしたか?幸先が不安である。
ヴェリタス部室
「アテナ三号はどこに行ったんだろ?」
朝からなぜかアテナ三号が見えない。どこに行ったんだろうか?
「どうしたのハレ先輩?」「いやアテナ三号が見当たらなくて……」
私に話しかけてきたのは赤髪でパーカーの後輩、小塗マキだ。
「アテナ三号が?いつもハレ先輩の周りを飛び回ってるのに?」「そうなんだよ。どこに行ったのかなぁ。」
私が頭を掻いていると。
ガタッ……
「ん?」「どうしたの?」
「いや、何か物音が……」
ガタッ…
「ハレ先輩?何か震えてるよ?」「地震?イヤでもマキは震えてないし……」
ガタタッ……
「うわっ!?」「ハレ先輩!?」
私の身体が震える。もしかして床がッ?
「うわわわっ!?」「ハレ先ぱーい!?」
私の視界が反転する。その結果、椅子ごと後ろに倒れてしまった。
「……ゑ?俺……なんか……やっちまったか?」「え?誰!?」
頭を打った私の耳に聞きなれない男の人の声と困惑するマキの声が聞こえた。
俺が開けた先に広がっていたのはパソコンの駆動音が響き冷房がよく聞いた薄暗い部屋だった。あたりを見渡すと頭だけを出している俺の方を驚いた顔で見ている赤髪の少女と恐らく俺が開けた扉の上に居たであろう椅子ごと倒れている白い髪の少女が目に入った。
「あ…あなた誰!?」「あ…あぁそうだな…俺は新城兵っていう名前だ。」
俺は赤髪の子の質問に答え自己紹介をする。
「新城ヒョウ?どこかで聞いた事があるような……」
『対象、小鈎ハレ。何をやっているんですか?客人が来ているのですよ?』「え…アテナ三号?昨日と雰囲気が違うような……」
『来ているのですよ?』「は、はぃぃ。」
「わ、私は小鈎ハレっていいます。」「私は小塗マキだよ!」「よろしく二人とも。」
そうして三人は自己紹介を終える。ちなみに俺は出て部屋にいる。
「それでヒョウさんはどうしてヴェリタスに?」「それにどこから出てきてるの!?しかもなんでアテナ三号と!?」
マキとハレが聞いてくる。あれ?
「おいアテナ、ハレがお前の主人じゃないのか?」『回答、私の主人は小鈎ハレで間違いないです。』
「なぁ、ハレ……アテナに俺の事をここに連れてくるように言ったのか?」「いや、言ってないけど……」
「「?????????」」
俺とハレはお互いに見つめ合ったまま固まる頭の中には?で埋まっていた。
『いえ、私は対象、小鈎ハレに対象、新城兵と会いたいと言っていました。』
「「『?????????』」」
???どうなってやがる?話がかみ合って無いぞ??
「うーん……ヒョウヒョウ……確かどこかでー……あっ!」
俺たちがショートしていると急にマキちゃんが何かを思いついたような声を上げる。
「どうした?マキちゃん?」「え?なんでマキちゃん?」
「?マキちゃんだろ?」「いや、そうだけども呼び方……ハレ先輩は呼び捨てなのになんで私はちゃん付け?」
「うーん……なんとなく?嫌だったか?」「なんとなくなんだ……」「私としては何か仲が良いような感じがする感じだからそれでもいいよー。その代わり私もヒョウ君って呼ぶねー。」「いいぞ。」
まぁそんな茶番を挟み本題に入る。
「ヒョウ君ってユウカが言ってた連邦生徒会長のメールを解析した男の人でしょ!」
「あぁ、あのメールか確かに俺だな。」
「そうなの!?私たちが解析できなかったあの!?」
「そんなに難しかった記憶はないはずだが……そんなに驚くことか?」
「そうだよ!チヒロ先輩やヒマリ先輩でも解析なかったんだよ!?」
「お…おぉ、そんなになのか……。」
二人の剣幕に俺がたじたじになっていると。
「どうしたのそんなに声を荒げて……え、誰?」「どうしたんですか……チヒロ……誰ですかそのでっかい人は。」
入口のドアが開き二人の少女が入ってくる。
一人は……というか二人ともメガネをかけているのだが。青髪の大人しそうな少女とベージュの髪色のヘッドホンを首にかけた少女が居た。どうやらヴェリタスはエンジニア部と違い健全な恰好をしている目に優しい、良かった。
何はともあれ自己紹介をした方が良いな。
「俺は新城兵。何でも屋ソラスIMCをやっている人間だ。」
「!?あなたがあの新城ヒョウ!?」「そうだ。」
青髪の方が驚きながら聞いてくるので肯定を返す。
「あ、あなたが……って自己紹介だったわね。私は各務チヒロ。ここヴェリタスの副部長をしている。よろしくヒョウさん。」
「私は音瀬コタマと言います。よろしくお願いします。ヒョウさん。」
「よろしくチヒロ、コタマ。俺の事はヒョウで良いぞ。俺も呼び捨てで呼んじまってるし。すまん許してくれ。」
「……別にいいよよろしくヒョウ。」「分かりましたこちらもよろしくお願いしますヒョウ。」
ん?副部長?
「なぁ、ここの部長さんはいないのか?」
「あー……それはね……」「……聞いたらまずかったか?」
なぜか言葉を詰まらせている。もしかして触れない方がよかったか?
「いや、別にそういう訳じゃないんだけどね……まぁいろいろあるんだよ。」「そうなのか。」
チヒロはそう答える。触れてほしくないというより……めんどくさそうだな……まぁいいか。
「聞きたいことがるんだけどいい?」「いいぞ。」
今度はチヒロの方から聞いてくる。
「ありがと。どうやってあのメールを解析したのか教えてくれない?」「いいぞ。」「そうだよねーダメだよn……ゑ?」
教えたところでまねできないしいいかと思い即答する。しかしマキちゃんは俺が断ると思っていたのか即答したことに驚いている。
「いいの?そんなにあっさりと教えちゃっても?」「ん?大丈夫だぞ。どうせまねできないから。」「へぇ……」
ハレの問いに俺はそう答えるとチヒロがニヤリと笑う。……なんか火を着けたような……。
「なら教えてもらいましょうか。ちなみに噓をついても心音で分かりますので。」
怖えよ!なんでこんな圧を掛けられないといけないんだ!?*1
「わ、分かった。嘘は言わないからその圧を収めてくれると……」
……ダメそうですね……はぁ……
「ドローン。」
俺がそう言うとドローンが出てくる。*2操作用のコントローラーも取り出す。
「それは?」「このドローンは偵察兼妨害兼ハックできる。なんかプログラムはあるか?」
「それならこれを。」「ん……よし接続完了。」「早っ!?」
俺は出されたパソコンにドローンを接続する。そうすると俺の頭にパソコン内の情報が入ってくる。
俺はドローンと情報や視界諸々全てを共有することが出来る。これをニューロリンクと言う。*3
俺はこの能力を手に入れた瞬間情報戦やプログラムの電子方面にも強くなった。恐らくク〇プトの知識がすべて俺の頭にインプットされたのだろう。ちなみに他のレジェンドの知識なども入ってきているから、使うことは無いが無駄に多芸だ。
カチャ…カチャ……カカカ……
俺はコントローラーを動かしパソコン内のプログラムをどんどん解析していく。
「えぇ?どんどん解析していってるんだけど?」「あれー?結構難しいプログラムのはずなんだけどなー?」
ハレとマキがパソコンのどんどん解かれていくプログラムを見て驚く。
「これは……」「凄いですね……このスピード……もしかして。」
チヒロとコタマは俺を見て何かを話し合っている。
「……解けたぞ、これでいいか?」
「すごっ!?この短時間で全部解いてる!?」「簡単だったぞ?」「えぇ?それは副部長がかなり難しく作ったはずなんだけどね?」
そうか?ちょちょいと解ける感じだったが。
「どうやったの?」「俺の地頭とドローン、んで俺の特殊な能力。」
「能力?」「あぁ、詳しくは言えんがまぁ、ちょっとしたな。」「ふーん。」
俺の言葉に四人がジト目で見てくる。
「まぁ、少しだけなら……俺はこのドローンと共有している。」「共有?」
「あぁ、ドローンが繋げた媒体の情報やドローンの視界が俺の頭に入ってくる。」「え?それ大丈夫なの?」
「まぁ、大丈夫だ。俺以外は……ハハッ♪」
「「「「!?」」」」
ヒョウの回答にヴェリタスの四人はぞっとした何かが走る。
「ハハハ……なんだ?少し怖がらせてしまったか?」
「まぁ、俺の力はこんなもんだよ……一部人間離れしてる力があるかな。」
「へ~。驚いたけど……まぁあれを解析できたならそれもそうだねー。」「そうだなー。」
「ここまでなら……もしかして……」「チヒロ?」
チヒロが何かぶつぶつと言っている。それにコタマが反応してビックリしている。
「ねぇ……ヒョウ。あなたの所属している学園は?」「いや、俺はどこにの学園にも所属して無いぞ。」
……
「それならさ……
やっぱりか……。
「ヒョウのその技術目を見張るものがある。」「……」
「それにヒョウ自体面白そうだしね。」「そうか。」
「……まぁ俺から言えるのは……」
この人たちは良い人たちだ。まぁいろいろあるらしいが。それを加味しても俺の答えは決まっている。
「ヒョウなら私のことを好きにしてくれてもいいんだけどねー。」
俺が答えようとするとチヒロがニヤッと笑いそう言う。こ…こいつ!?もしや俺が溜まっているのがばれて!?……いやチヒロの顔が赤い……冗談か。
「魅力的な提案だが断らせてもらおう。俺はやりたい事があるからな。」「そう……」
「……でもやりたいことが終わったらいつでも歓迎するからね。」「……おぅ……」
そうして俺はもう少しヴェリタスの皆と話をするのだった。
「そろそろ戻らねえとな。」
俺は時計を見てそう言う。
「あれ?もう行くの?」「あぁ、元々ユウカに連れられて見学してたからな。」
「そうなんだね。」「あぁ、だからそろそろ行くわ。」
「大丈夫?道分かる?」「むっ、確かに分からんな。」
「なら私が案内するー!」
マキちゃんが元気よく手を上げる。だがすまんなマキちゃん。
「すまん、マキちゃん。案内してもらうやつは決めてるんだ。」「そうなのー」ムスゥ……
俺の言葉にマキちゃんは頬を膨らませて不機嫌になる。なんだこいつ可愛いな……
「まぁまぁ。時間が出来たらまた来るからそん時頼むよ…いいか?マキちゃん。」「……それなら許してあげる!」
「ありがとなー」なでなで
俺はマキちゃんの頭を撫でる。
「あぅ……ありがと……///」
うん、やっぱ可愛いなマキちゃん。
「それで誰を指名するの?」
チヒロが聞いてくる。そして俺はハレの方を見る。
「え?私!?」「すまん。違う違う。」
俺の視線はアテナ三号の方に向く。
「案内頼むぞ。アテナ。」『……私ですか。』「おう」
「ツー訳でハレ、アテナ借りていいか?」「え?別にいいけど。」
「ありがとな。じゃぁ案内よろしく。」『了解しました。』
そうして俺はアテナと共に扉へ向かう。
「じゃぁまた!」「また来てねー!」「ではまた!」
そうして部屋を出た。
『疑問、なぜ私を?』「色々と知りたいことがあってな。」
『……何が知りたいんですか?もしや小鈎ハレのスリーサイズですか?』「今は真面目な話なんだがなぁ…」
「興味はあるが……いらない……俺が今から知るのはお前の事だ……アテナ」『……』
俺はアテナ三号を指差す。
「完全に俺の勘だが俺はお前をただのAIとして見れない。主人の言葉を忘れるような…まるで人間のような人工知脳はな。」『……』
「お前は何もんだ?なぜ俺をヴェリタスに向かわせた?」『……』
俺の問いに目の前のドローンは何も言わずふわふわとただ浮いている。
『……あなたとヴェリタスの皆さんの関わりが必要だったからです。』「というと?」
『今後のため……としか私は言えません……まだ誰にも言えません。ご了承をお願い致します。』
「……それは誰かの命に関わることなのか?」『はい。それに世界のためでもあります。』
ドローンはきっぱりとそう言い切る。そいつの視覚カメラには確かな覚悟の炎がちらついていた。まるで人間だな……
「分かった……なら最後の質問だ……お前はアテナか?」
『もちろん。私はアテナ三号、小鈎ハレが作った人工知能AIです。』
「そうか……なら、俺の前ぐらい素を出せばどうだ?アテナの事を言いふらすような真似はしない。今のお前は息苦しそうだぞ?お前がアテナと言うのなら俺はそれを否定しない。全部受け止めてやる。」
『……そうですか……ではそうさせてもらいましょうか。……よろしくお願いします兵。』
「応。なら改めて案内頼むよ、アテナ。」『お任せください。』
そうして俺はアテナの後ろをついていくのだった。
ちなみにヴェリタスの地下の空間はアテナが皆に黙って作ったらしい……自分で作っておいて文句言うなよ。
「大丈夫だったの!?いきなり落ちたから心配したのよ!?」
「あぁ……俺はこの通り大丈夫だ……だから…その……少し離れてくれると……」
「だめよ!あなたは私たちと違ってヘイローがないんだから!!」
「うぅ……」
現在俺はユウカに身体のいたるところを触れられて安否を確かめられている。うん……言いたいことは分かるぞ?だけど……ちょいと手つきが少しいやらしいような……勘違いはするなよ俺……ユウカは俺を心配してくれているだけだ。しかも女の子だ男にセクハラしても解くなんて無いしな……うん、そうだ。焦らない焦らない……。ふぅ…。
『対象、早瀬ユウカ。今回の事を謝罪します、私の聞き間違いによって拉致のような真似をしてしまったことを。』
「アテナ三号さん?詳しく教えてくれませんか?」『はい』
そうしてアテナはユウカとノアに説明をしていく。……大分内容をぼかして。
ハレやヴェリタスの皆に迷惑が掛からないように考えながら説明している。……本当にAIっぽくないな、今のお前は人間に見えるよ……だが…俺はそっちの方が好きだぞ。
『……という訳です。』
「そうですか……まぁどんなに優秀なAIでも間違いはあるでしょう……ここは矛を収めましょう?ユウカちゃん。」
「……はぁ、アテナ三号の話を聞く感じ本当にヴェリタスの皆に非は無いようだし……そんなに地下があるなんて知らなかったけど……」
おっ(*^^)ひと段落着いたようだな。
「まぁまぁ……いいじゃねえか俺は無事だったし。それにヴェリタスの部室も見れて友達も増えたし俺にとっちゃぁいい結果に終わったからよ。」
「……ヒョウがそう言うなら……」
「優しいんですねヒョウ君は。」
「終わり良ければ総て良し。俺の好きな言葉の一つだ。」
「フフフ…そうですか♪」
まぁこのあたりで良いだろう。
「アテナ、案内ありがとな。ハレとマキちゃん……みんなにありがとうって伝えといてくれ。」『了承、それではみなさんお邪魔しました。』
アテナの返事はユウカとノアが居るからかAIっぽい口調に戻っていた。しゃーないか。
「ヒョウ?時間はあまりないけど……セミナーの説明もしておこうと思っているんだけど。」
「ん?あぁ、いいぞ。今日は後にも依頼も予定も入れてないから長くなっても大丈夫だぞ。」
「そうなのね!よかったわ。私の所属も紹介しておきたかったから。なら早速説明していきましょうか。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「……とまぁいろいろ言ったけど。セミナーはこのミレニアムをまとめる生徒会ってことよ。」
「なるほどな~。」
俺は一通りセミナーの説明をユウカとノアから受けた。かなりわかりやすい説明だったから疑問は無い……二つを除いて。
「なぁ……」「どうしたの?」
「セミナーの会長はどこにいるんだ?」「あー……」
うーん♪ デ☆ジ☆ャ☆ブ
「あー……聞かない方がよかったか?」
「……そうね……他の学園と同じように私たちもいろいろとあるの……はぁ……」
「なんか…すまん……」
「良いのよ……こっちの問題だから謝る必要はないわ。」
「おう……今度何か奢ってやるから予定が空いたら連絡くれ……愚痴ぐらいなら聞いてやるから。」
「ありがとうヒョウ。」
うーんヴェリタスもセミナーも大変そうだ。
「気を落としているとこ悪いが……あの金庫は何なんだ?」
俺は物々しくデカい金庫を指差す。
「あれね……ハァァァ……」
ユウカがさらに深いため息をつく。またやっちまったか俺!?
「そうよね……
「分かりました。」
そうしてノアが金庫にパスワードを入力する。え?俺見てますが!?
ゴゴゴゴ…… ビュン!!
ポスッ…!「ニハッ!?」
金庫が開いたとたん何かが飛び出したかと思えばそれは俺にぶつかる。俺は驚いたがそれを受け止める。
「おっとっとっ?急に出てくると危ないぞ?」「ニハハ……もう反省したのでそろそろd……えぇ!?ダレェ!?」
金庫から飛び出したピンクの髪の少女は抱き留めている俺の顔を見て驚いている。そりゃそうだ誰かもしれない奴に捕まってるんだから。
「ユウカ。この子は?」
「コユキお客さんよ。ほら挨拶。」
「お客さんでしたか!私は黒崎コユキて言います!」
どうやら少女はコユキと言うらしい。
「よろしくコユキ。俺は新城兵って名前だ。」「よろしくお願いします!……お兄さんって呼んでもいいですか?」
「ちょ!?コユキなにいって・・・」「良いぞ。」「ヒョウ!?」
「ニハハ!ありがとうございます!雰囲気的になんか名前で呼ぶのは違うかなって思ったので!」「そうか。」
そういう雰囲気が出てるのか?まぁ確かに俺は兄だったからおかしくは無いか。イブキちゃんにもお兄ちゃん呼びされているしな。
「なぁユウカ、コユキはどうして金庫に?」
「それは……」
ユウカ説明中
「……だからよ。」
「うーんw妥当www」
簡潔に言うと暗号と鍵開けの才能がとびぬけているが。ギャンカスで倫理観がなかなか終わってるらしい。たびたび問題を起こしていて今回はセミナーの経費を抜き取ったらしい。草w
「笑い事じゃないわよ!」
おっとこれ以上はやめとくか。
「コユキこいつを解いてみてくれ」「ニハ?いいですよー?」
数秒後
「できましたー!」「おぉ…思ってたより倍以上早いな!?」
こいつはすごいな…なんかもったいないな……
「ユウカ……俺これからも少しづつ
「コユキの教育俺に任せてくれないか?」
「私たちが言っても聞かないしなぜかヒョウに懐いているからありがたいのだけど……良いの?」
「あぁ。」「なら良いわよ?」
「ニハ?お兄さん遊びに来てくれるんですか?」「あぁ、毎日じゃないがよろしくな。」
そうして俺のやりたいことが一つ増えた。
「そろそろ帰るか…」
四人で話しているて、外を見ると日が半分ほど沈んでいる。
「そうですか。名残惜しいですけれどいい時間ですからね。」
「お兄さん帰るんですか?じゃぁまた!」
「なら私が送るわ。」
「別に大丈夫だが?」「人の好意は素直に受け取るべきよ?」
そう言われると弱いなぁ。
「分かったなら頼む。」「それでいいのよ。」
「ユウカ今日はありがとな。楽しかったしいい出会いもあった。」
「そう言ってくれるなら誘ったかいがあったわ。」
そろそろ電車が来そうだな。
「ならまた暇なら連絡くれたら時間取るからな。」
「そうね、なら。」
ユウカが近づいてくる。え?ちょ…近い近い!?
「今度は二人で出かけましょう……///」ボソッ…
ユウカは俺の耳元でそう呟いた。顔を赤くして……。
「!?!?!?」
「じゃぁまた連絡するわ!///」
そうしてユウカは速足で戻って行ってしまった。
「……なんだ?急に?////」
多分俺の顔は赤くなってるだろう……いや仕方ないだろ!?急に女の子に耳元であんな風に言われたら……。
「今日は刺激的だったな……///」
その呟きは電車の音にかき消された。
「ああぁぁぁぁ!!///」
ヒョウのもとから逃げるように去った私はさっきの事の恥ずかしさで身もだえていた。
「は、はしたないって思われてないわよね!?///大丈夫よね?///」
私の顔は真っ赤になってるだろう。
「でもヒョウも少し顔が赤くなってたし意識してくれているはずよね?////」
確かにヒョウも顔が赤くなっていた。
「あれは意識してくれているわよね?///そうよね?///」
早瀬ユウカのその声は暗くなりだしたミレニアムの建物群に吸われていった。
薄暗い部屋
「ヒマリ…噂の彼と会ったよ。」
「!?会ったのですかチーちゃん!?」
そこにはチヒロと車いすに座っている少女が話をしていた。
「何ですぐに言ってくれなかったんですか!?」
「仕方ないでしょ。私も部室に入ったらなぜか居て。急な展開に驚いてたんだから。」
「まぁいいです。……で、どんな人物でしたか?」
「悪い人じゃあないね。それどころかかなりの良い人だね。しかもユウカの言う通りかなり強いし。ヒマリが作ったプログラムを簡単に解いちゃってたよ。」
「私のプログラムを!?……フフフ…面白い人もいるのですね面白くなってきました。次は会いたいですね。」
「待っていなさい新城ヒョウ。この超天才病弱美少女ハッカーが私の目でどんな人物か見極めてあげましょう。」
「チャンスがあればお近づきにもなりたいですね……。」
「……顔だけはいいから持ってかれないようにしないとね…」
少女たちは次のヒョウが訪れを待つのだった。
次からはストーリーを進めていきます。
感想を書いてもらえるとモチベが跳ね上がります。(強欲の壺)
ブラックマーケットでの日常回も欲しい?もしほしいならどの学園の後が良い?
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欲しい!ミレニアムの後
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欲しい!百鬼夜行の後!
-
欲しい!トリニティの後!
-
欲しい!ゲヘナの後!
-
欲しい!ワイルドハントの後!
-
欲しい!山海経の後!
-
欲しい!その他の学園の後!
-
要 ら な い ☆