銃弾が飛び交う学園都市?!んでもって銃の耐性なし?!・・・やってやろうじゃねえかこの野郎!! 作:オーバジン
良ければ見ていってください。
ドオォォン!
遠くで爆発の音が聞こえる。
「始まったか……それにしても結構えげつない作戦を思いつくよなぁ先生……」
まさかアリスを囮にするとは……んでそこまでやってやることは正面突破とは……案外脳筋なのか?んでもってセミナーはセミナーでどうやらゲーム開発部とヴェリタスが襲撃を掛けることを知っていたようだし……
まぁ小型EMPでシステムを無効化させするらしいが……こりゃまたなかなか無謀な……
「……まぁ先生が居るし大丈夫か……それよりも早く探さないとなー。」
俺はミレニアムの廊下を歩いている。
「一応いくつか目星は付けてるが……あそこだろうな。」
目の前の教室に入っていく。そこは何の変哲もないただの教室だ。
「コユキー!俺だー新城兵だ!」「お兄さん?」
ロッカーからコユキが出てくる。
「どうしてそんなところに隠れてたんだ?」「実はユウカ先輩とノア先輩に追われまして・・・ニハハ……」
また何かやらかしたのか?
「いや、別になにもやらかしては無いですけど・・・」「んじゃぁ、なんでだ?」
「ニ、ニハハ……」「??どうした?」
何か言いにくそうにしている。聞いていいのかどうか迷っているように見える。
「……なんでも聞いていいぞ?」「いいんですか?」「あぁ、もちろんだ。」
俺がそう言うとコユキは覚悟を決めたような顔をする。よっぽどの事なのだろう……俺も身構える。
「お兄さん……」「なんだ?」
「いつ結婚したんですか?」「は?」
「そして奥さんは誰なんですか?」「????」
その言葉に俺は困惑を浮かべることしか出来なかった。
一方ミレニアム。
「うわああ!?」「で、でたらめに強い!これがC&Cのエージェント……!」
モモイ達はメイド服を着た少女と対峙している。その少女は亜麻色の長髪に大きな二つのメロンを持っている。
「やるねー!双子のパワーってやつ?良いじゃん良いじゃん♪」
「くっ、まさかここでアスナ先輩と出くわすなんて……」
C&Cのコールサイン01と呼ばれる一之瀬アスナがモモイ達を見てニコニコと笑っている。
「あれー?そう言えばヒョウ君は居ないの?」
「え?」「なんでヒョウさんのことを?」
アスナの口から予想外の人物の名前が出てくる。
「少し前にセミナーまで案内したんだよ!それで時々連絡を取り合ってたんだー!」
「そんな以外な繋がりが!?」「一体どこでそんなに繋がりが……」
『モモイ!避けて!!』
ドカアァン!!
「きゃぁっ!?」「大口径弾!?何で!?」
ハレの警告が聞こえたと思ったら窓が割れてスナイパーライフルの弾が入ってくる。
「これ……カリン先輩の……ということはまさか、ウタハ先輩!?」
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ミレニアムのどこかの建物の屋上
「……うん?どうして私は横になって……それにこの大きなお尻はいったい誰の?」「大きくて悪かったな。」
そこにはウタハが横になっていてその上に褐色肌のメイドが乗っかっている。
彼女はコールサイン02。角楯カリン、彼女はC&Cのスナイパーだ。
「思ったより早いお目覚めだ……ごめん手加減する余裕はなかった。」
そう言ってカリンはウタハに謝罪をする。
「……どうせ上に乗られるなら……ヒョウに乗ってもらいたいものだね……」「???」
「なんでもないこちらの話だ……」「そ、そうか?」
ウタハの急な発言によりカリンは困惑するが気にしないようにする。
「……まぁ、この状況なら先輩思いのヒビキは撃ってこれないだろうからね。」
「これは計算外だった。あの砲煙の中で、どうして私の事を狙えたんだい?」
「視野だけでしか敵を補足できないような狙撃手なんて、C&Cにはいない。」
「……これは困ったね……あとほんの少しでいいから離れてもらえるかい?この状況だと君のお尻が近すぎて、ちょっと困る。」
「……」
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「ハレ先輩から連絡!カリン先輩を抑えられずに、ウタハ先輩が捕まっちゃったって!」「分かってるよ!」
「あっ、マキからも連絡!あかね先輩がシャッターを爆破させて脱出したみたい!……同時に、すごい数のロボットがこっちに向かってるって……」「えぇ!?」
「あははっ、何だか分かんないけど、私たちが優勢って感じ?もしかして、もうそっちの計画は失敗寸前かな!」
モモイ達の焦りを感じ取ったのかアスナは愉快そうに笑う。
「うぅ……」「失敗……」
「……違う、まだ失敗じゃないはず。」
セミナー反省室
「あっ。電力遮断、このイベントが起きたということは……」
ガチャン!反省室の扉が開く。
「EMP発動……ハレ先輩のハッキングを使った設定の変更……把握しました、アリス脱出します。」
「ここからのアリスの行動は……まず生徒会の差押品保管庫に向かうこと。」
「派手に動けば、動くほど……アリスの警戒は薄くなるはず。」
「うーん?何の相談かな?まさか諦めちゃった?」「この状況じゃぁ諦めた方が正解だと思いますけどね」
「うっ、ユウカ。」
アスナの後ろからユウカが出てくる。
「久しぶりね。ヒョウがいないのは少し予想外だったけど、ここまで状況を引っ掻き回したのは褒めてあげる。それについては本当に驚いたわ。」
「でもそれはそれ、これはこれ……」ありとあらゆる方法を使ってまで生徒会を襲撃するなんてやり過ぎよ。」
「うぅ……このままだと……どうにかして突破しないと!」
「突破?へぇ、私たちを?」
「私たち?」
「ふぅ、ようやく着きました……こんなに息が切れるなんてまさか、本当に体重が……いえ、そんなはずは……。」
「うぇぇ!?」「あ、アカネ先輩に戦闘ロボットまで!?」
後ろからコールサイン03と呼ばれる、室笠アカネが戦闘ロボットを引き連れてくる。
「うぅ……もうだめだーー!!」「C&Cにセミナー生徒会……。ミレニアムのトップレベルに強力な二大勢力。」
「ごめんね……二人とも……私が力不足なばっかりに……」
先生たちはもうほぼ詰みの状況に追い込まれてしまった。
「こんな状況でどうしたら……」
ターゲット確認 魔力充電、100%
どこからかそんな音が聞こえてくる。
「この音は……」「お姉ちゃん、先生、伏せて!」「!」
『ん?』
光よ!!
そうしてまばゆい光に包まれた。
「くっ!!」「きゃぁ!」
「アスナ先輩!?大丈夫ですか!?」
「大丈夫じゃないよー!うー、思いっきり当たっちゃった!」
「アスナ先輩と半分近くのロボットをまとめて行動不能に!?」
「カリンの火力支援が止んで……!?あの光は!?」
『モモイー!カリン先輩の方は気にしないでー。閃光弾で足止めしてるから。』
「ヒビキ!」
カリンの方はエンジニア部たちの方でどうにかなっているようだ。
「モモイ、ミドリ!今です!」
「アリスちゃん!?」「何でここに!?」
そこには差し押さえ保管庫に向かっていたはずのアリスの姿がそこのあった。
「アリスは考えていました……しかし考えました……いろんなゲームの主人公たちは……」
「仲間を諦めたりしません!」
「試練はともに突破しなくては!」
「アリスちゃん……」
「……うん、どうせこのまま捕まったら全部終わり。行こう、ゲーム開発部!」
そうしてアリスを加えて戦闘が始まった。
「どうなんですか?お兄さん詳しく教えてください!」
「?……なんで俺が結婚したことになってるんだ?」
「俺は奥さんどころか彼女すらいないぞ?」
コユキの質問に理解が追いつかない。何故?何故何故何故何故?
「え?でも転校生のアリスって子がお兄さんの事を『パパ』って言ってたのを聞いて……」
「……まじか……」
まさか……聞かれていたのか……
「なるほど……アリスが俺の事をパパと呼んだから気になってたわけか。でもなんでそれがユウカたちから逃げる理由になるんだ?」
俺に彼女ができても気にすることは無いと思うのだが?
「ニハッ!?まさか分からないんですか!?」「あぁ、まったく。」
コユキが「嘘ですよね?」と言っているが、何が嘘なんだ?
「く、詳しくは言えませんがお兄さんのせいでもあるんです!!」「えぇ!?俺ぇ!?」
「とにかく教えてください!!お兄さんはなんでパパって呼ばれてるんですか!?」
「わ、分かった……教えるから落ち着いてくれ!」
そうして俺はアリスが俺をパパと呼ぶ理由を話し、彼女も奥さんも居ないことを説明する。
「……だから俺は結婚もしてないし、彼女すらいない。」
……何だろう、自分で言ってて悲しくなってきたな……彼女欲しい……ジュンコちゃんかラブ、どっちか俺の彼女になってくれないかなぁ……。
「なるほど、そうだったんですね、大変ですね~。」「他人事のように……。」
「他人事ですからね~~……そう言えばお兄さんはどうして私を探してたんですか?」
「そう言えばそうだったな……コユキを探してた理由はな……解いてほしいパスワードがあるんだ。」
危ない危ない……目的を忘れるところだった……。
「ほえ?私にですか?」「あぁ、ヴェリタスにも俺も解けなかったからな……」
「分かりました!!お兄さんのお願いなら何でも聞いちゃいますよ!」
そう言って「ニハー」といい笑顔で笑う。
「そうか、ありがとな。その解析したいものは今俺の手元に無いんだ。」「ニハ?そうなんですか?」
「あぁ……それはゲーム開発部にあるんだ。一緒に行こうぜ。」
「分かりました!でもさっきまでユウカ先輩に追いかけられてたので疲れてます!おんぶしてくださーい!」
「はいはい……ほら。」「ありがとうございまーす!」
そうしてコユキは俺の背中に乗る。
「ニハハー!高いですねー!」「まぁ、おれ179㎝あるしな。」
そうして俺はコユキをおんぶしてゲーム開発部に向かった。
一方ゲーム開発部
「ふふっ、ふへへへへへ、全部終わった!おしまいだぁ!」「もう無理ぽよ……」「怒り、破滅、腐食、絶望、虚脱……世界は今、破滅に向かっている……」
「先生……モモイ達はどうしたのですか?」「うーん、これはさすがに可哀そうかな……」
モモイ達は無事に鏡を手に入れG.Bibleの中を見た……しかしその内容が
『ゲームを愛しなさい』
だけだったのだ。
あれだけ苦労したのに得られたのはその言葉のみでモモイ達が期待していたような具体的な方法ではなく、それしかそこには入っていなかったのだ。
そして後に残ったのは<Key>という謎のみ。
「今の皆の姿は……まるで正気がログアウトしたみたいです。SAN値が0になったようです。」
「うぅぅ……仕方ないじゃん、最後の手段だったのに!それが、あんな誰でも知ってるような文が入ってるだけなんて釣りにもほどがある!」
「し っ て た 世界にはそんな、それ一つで全部が変わるなんて言う、便利な方法がある訳ないって!うわぁぁぁん!」
そうモモイの絶叫がゲーム開発部に響く。
「ごめんね、アリスちゃん……私たちは……G.Bible無しじゃ、いいゲームは作れない。」
ミドリがそう言う。
「……いいえ。否定します。」
しかしアリスは二人にそう言い切る。
「アリスは『テイルズ・サガ・クロニクル』をやるたびにおもいます。」
「あのゲームは面白いです。」
『え?』
「パパも言っていましたが、感じられるのです。」
「モモイが、ミドリが、ユズが……」
「このゲームを、どれだけ愛してるのかを、そんな沢山の思いが込められたあの世界を旅すると……胸が高まります。」
「あのゲームが、アリスに夢を見ると言うのがどういうことなのか教えてくれました。だから思ってしまうのです……この夢が覚めなければいいのにと。」
アリスは少し顔を赤くしてにっこりと笑う。
「アリス……」「……作ろう」「え?」
ユズがそう呟く。
「私の夢は……私の作ったゲームを、皆に面白いって言ってもらうこと。あの批判の中二人は私の元に来てくれた。」
「一緒に『テイルズ・サガ・クロニクル』を完成させたけど…クソゲーランキング1位になっちゃったけど。」
「そのあと、アリスちゃんとヒョウさんが訪ねてきてくれて、面白いって言ってくれた。それで私の夢はかなった。」
「心に通じ合う大事な仲間たちと、一緒にゲームを作って、それを面白いって言ってもらう……その夢が。」
「これ以上は、欲張りかもだけど。叶うなら、私はこの夢が……この先も終わらないでほしい。」
「ユズ……」「ユズちゃん」
ユズの言葉にモモイとミドリが考え込む。
「……うん、よし!ねぇ、今からミレニアムプライスまでの時間は?」
「6日と4時間38分です!」
「それじゃぁ、一同!『テイルズ・サガ・クロニクル2』の開発を始めるよ!!」
『おー!!』
モモイの号令で全員が拳を上にあげやる気を出すのだった。
ガチャ……
「おーっす、皆パスワード特攻の奴、連れてきたぞ……ありゃ?」
その時扉が開きヒョウが入ってくる。
「あ!パパ!」「おー、アリス、大丈夫だったか?」
「はい!アリスの光の剣ですべて吹き飛ばしました!」「そうか、よく頑張ったな。」
ヒョウはアリスの頭を撫でる。
「あれ?ヒョウ君……後ろの子は?」
先生はヒョウがおんぶしているコユキの事を見る。
「こいつはコユキ、鍵開けの天才って言われてるやつだ。」「ニハハ!どうも黒崎コユキです!」
「鍵開けの天才……なるほど、パスワードを開けるから……」「正解だ、ミドリ。」
コユキが俺の背中からヒョコッと顔を出す
「という訳で、G.Bibleは?」「あ、それなんですけど。」
ゲーム開発部説明中……
「もう終わりました。」「マジかよ……」
どうやら俺がコユキを探して連れてくるまでに、すべて終わってしまったようだ。
「ニハ?もう終わっちゃってたんですか?」「らしい……すまんコユキ……」
「別に大丈夫ですよ!私はお兄さんに会えて嬉しかったですし!」「そうか、コユキは良い子だな……」
俺はコユキの頭を撫でる。ちなみにコユキは説明中に降ろした。
「!コユキばっかりずるいです!アリスも撫でてください!」「はいはい……。」
さっきアリスを撫でたはずだが?……まぁいいか。コユキを撫でる反対の手でアリスを撫でる。……娘がもう一人増えた気分だ。
「それで?ゲームを作るんだってな?」
「そうだよ!絶対にミレニアムプライスを取るから楽しみにしててね!」
「そうか、なら俺も楽しみにしておこう。」
「出来たらコユキちゃんもどう?」「話を聞いた感じ私も楽しみです!出来たら教えてくださーい!」
「OK!出来たら二人に連絡するね!!」
そうして、今日が終わった。
「なるほどな……ゲーム開発部、か。知らねぇ部活だな……。」
「そいつらにしてやられたってことだな?」「申し訳ありません」
ミレニアム校舎廊下でメイド集団が集まって話をしている。
「依頼は撤回されてるから気にするな」「え?」
「リオからそう連絡があった」
そう言うのは赤みがかったオレンジ色の髪をしてメイド服にスカジャンというかなり奇抜な服装をした身長の小さい少女が言う。
彼女がミレニアム最強と謳われる美甘ネルである。
「ミレニアムの生徒会長が?なぜ?」
「さぁな……まぁ確かめたかったんじゃないか?」
「確かめる?私たちの力を、ですか?」
「逆だ。あのアリスとかいうやつだろ。だがまぁその辺の事情は知ったこっちゃねぇ。」
「依頼とは関係なくなったが。……アカネ調べておいてくれ。」「はい?何をですか?」
「ゲーム開発部をだ、ついでに関係者もな。」「……リベンジ、ですか?」
「その表現はなんか癪だが……まぁちっと興味があってな。」
「それに、アスナの言う、ヒョウ、ってやつにもな。」
そう言うネルの表情はニヤリと笑っていた。
「はい、望むところです。今頃あの子たちは、メイド部に一泡吹かせたと喜んでいるはずです。」
「ヒョウさん、という方には会えませんでしたが、あの子たちと事を構えれば出てくるでしょうし、リーダーの興味も満たせるはずです……楽しみですね♪」
C&Cは何やら不穏なことを言っていたのだった。
「ニハハ!ただいまでーす!ありゃ?どうしたんですかー?」
コユキはゲーム開発部からセミナー室に戻っていた。
「コユキ……まぁ、色々あったのよ……」
ユウカは疲れたようにそう言う。
「そう言うコユキはどこに行ってたのよ?」
「私はお兄さんと会ってました!」「そうなの」
(ありゃ?お兄さんの話をしたのに食いついてきませんね。そんなに疲れてるってことなんですね。ならお兄さんとアリスの話はまた今度でいいですかね?)
ヒョウによって教育されたコユキは無駄に空気を読めるようになっていた。このヒョウの教育のせいで今後来るであるだろう惨劇をさらに地獄へと変えることになるのだった。
アビドス教室
「うん?何この掲示板?」
セリカのスマホにおススメとして話題になっている掲示板が表示される。
「どうしたのセリカ?」「シロコ先輩、いやなんか、掲示板がおススメに流れてきて。」
セリカの言葉にシロコが反応する。
「どんなの?」「まって、今開けてみる。」
そしてセリカは画面をタップしてサイトを開く。
『キヴォトス唯一の男子生徒が子持ちだった件』
「「は?」」
その題名を見た瞬間二人は少なくとも乙女が出してはいけない声を出した。
「なに、この題名は……」「ん、ホシノ先輩に報告する。」
「詳しく聞かせてもらいますからねヒョウさん。」
着々と火薬に火がついていってます……面白くなってきましたねぇ!!
ヒョウ君は生き残れるのだろうか……
次回、ついにミレニアム最強とヒョウが!?
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要 ら な い ☆