銃弾が飛び交う学園都市?!んでもって銃の耐性なし?!・・・やってやろうじゃねえかこの野郎!! 作:オーバジン
「何もなければ来てはダメなのですか?」「……別にそう言う訳ではないのですが……」
研究所には黒服とやってきたベアトリーチェがいる、黒服はかなり警戒しているようだが、ベアトリーチェはそれを知っているのか知らないのかなんでもなさそうに黒服に聞いている。
「先ほどの出ていった子供はクロの新しい研究対象ですか?」
「……確かにそうとも言えますね」
「それに男性ですか……なかなか面白い研究対象を見つけたようですね。」
「えぇ……少なくとも彼のおかげで暇になることはありませんね……先ほども言いましたが何か私に用ですか。」
黒服は早く会話を切りたいのかベアトリーチェに何故ここに来たのかを聞く。
「はぁ……相変わらずクロはせっかちですね、もう少し余裕を持ったらどうなのですか?」
「逆にベアはマイペースすぎるのですよ……数年前から急に性格も変わりましたし。」
「そうでしたでしょうか?」
「えぇ、そうですよ以前のあなたはもっと傲慢で、荒々しく自分勝手で、他人の事などどうでもいいというような人だったですが……。」
「そうなのですか……私には分かりませんね……まぁ以前の私がどんなであろうがどうでもよいのですが……用件でしたね。」
「はぁ……今のベアには慣れませんね……」(今のベアの雰囲気が千愛に似ているのもありますし……はぁ……)
「用件ですが、マエストロは今どちらにいるか知りませんか?依頼していた連絡が取れないのですよ……」
「……マエストロは恐らく自身の工房にこもりきりだと思いますが……まさかそれだけですか?」
「えぇ、そうですね。」「……調子が狂いますね……」
黒服の疑問にあっけらかんと答えるベアトリーチェに困惑を隠せずにいる。
「マエストロはちゃんと製作をしているのですね、それが確認出来たらよかっただけですので。」
「そうだ、先ほどの研究対象ですが良ければ貰っても?」
「……一応聞きますが……何故?」
ベアトリーチェのその言葉に黒服は一段と声を低くして威嚇するように問いかける。
「もう少しで始まる私の計画のために少しでも駒が欲しいのと、個人的に少し興味が出ましたので、うまく活用できれば楽になりそうですしね。」
ベアトリーチェは面白そうな玩具を見つけた時のようにそう言う。
「……残念ですが、彼は契約者であって、詳しく言えば協力してもらっているので私がどうこうすることはできないのですよ。」
「そうですか、それは残念です。よさそうな駒が手に入ると思ったのですが……」
「まぁ、そう言うことですので帰ってどうぞ。」
「歓迎はされていないようですし帰りましょうか。」
そうしてベアトリーチェは研究室を出ていく。
「……少なくとも、ベアのような人物に渡すなんてことはあり得ませんよ、私の息子は……」
黒服のその小さな呟きは誰にも聞かれることは無く薄暗い部屋の中に消えていったのだった。
「あの、クロの研究対象……何故でしょうか……何故かあの姿が頭に残る……まるで昔から知っていたような……」
パカッ……
ベアトリーチェは持っているペンダントを開き中の写真を見る。そこには相変わらず笑顔の親子が写っている。
「……気のせいでしょう……きっと……気にする必要はないはずです……」
翌日、補習授業部教室。
「もう嫌っ!!もう嫌っ!!」
「こんなことやってらんない!分かんない!つまんない!めんどくさい!」
教室からそんな声が響く。
「お、落ち着いてコハルちゃん!」
「これが落ち着いてられる訳ないでしょ!」
「と、とりあえずその、皆で知恵を寄せ合って何かいい方法を探さないと……1週間後には本当に仲良く全員退学に……」
「知恵を寄せ合う……なるほど。悪くないですが、あまりグッとくる感じではありませんね……もう少しこう……」
「そうですね……弱くて敏感な部分を寄せ合う、という形はいかかでしょう?」
「え?ハナコちゃんどうして私の方ににじり寄ってくるの!?」
ハナコが少しづつジリジリと先生の方へ近づいて行く、先生は後ずさる。
「少し、実際にやって見せようかと思いまして♡先生、もう少し股を開いていただいて♡」
「待って!?言いたいことはなんとなくわかるから!実践しなくていいから!」
「捕まえましたよー♪エイッ♡」
「ちょっ!?や、やめて!?た、助けてみんなぁ!」
先生はハナコに押し倒される。
「あ……あわわ……」「すごいな二人の胸が……あそこに挟まったら窒息するかもしれないな。」
「アズサは何を冷静に分析してんのよ!?助けるわよ!?」
「あら?代わりにコハルちゃんが相手になってくれるんですか♡」
「……ごめん先生、私にその勇気はないから無理……頑張って……」
「そ、そんなぁ!?アズサちゃん!ヒフミちゃん!」
「ごめんなさい先生、私もさすがに尊厳は守りたいです」「私はこの見たことない拘束術を学びたい。」
「という訳で諦めてください先生♡」「いやーっ!」
バァン!!!
『!?!?』
先生が悲鳴を上げた瞬間教室の扉が爆音を立てながら開く。
「大丈夫か先生!?」
そこにはとてつもなく焦ってとんでもない量の汗をかいたヒョウがいた。
その大声にびっくりして思わず全員姿勢を正す、先生を組み敷いていたハナコも先生を解放している。そしてずんずんと先生の方へ足早に近づいていく。
ガシィッ!
「ふぇぇ!?なっななな…何っ!?ま、まだ早いよぉ……」
ヒョウは先生の方を掴み全身をくまなく見ていく、まるで割れ物を扱うように、しかし掴まれている先生本人は顔を少し赤くして戸惑っている。
「どこか怪我はあるのか!?爆発に巻き込まれたって聞いたぞ!?」
「えっ?……あっ!」
ヒョウの続きの言葉に先生はそのことか!と理解する。
「だ、大丈夫だよ!爆発の寸前にアロナちゃんが気づいて守ってくれたから!」
「そうなのか……本当に大丈夫なんだな……?」
「うん!この通り元気ピンピンだよ!!」
先生はサムズアップして自分が元気だと伝えるとヒョウは安心したのか険しかった顔をいつもの優しい顔に戻る。
「よかった……俺、先生が大けがしたんじゃないかって……心配で……」
「心配かけてごめんね……私がもう少し詳しく言えてればよかったね。」
「いや、大丈夫だ、先生も余裕がなかったのは知っている、俺も少し焦り過ぎたな……」
「大丈夫、誰だって親しい人が傷ついたら……そう私もヒョウ君がが傷ついちゃったかもしれないって思ったら、私もヒョウ君みたいになっちゃうと思うし……」
「そうか……そうかもな……本当に良かった……。」
「うん……私は大丈夫だよ。」
ヒョウが安心しきった声を出すと先生は少し背伸びをして俺の頭を撫でる。
「ちょ、ちょっと先生……」
「良いじゃん良いじゃん♪こうやって落ち着かせるのも先生の役目だからね。」
「そうか……まぁ……なんだ……ありがとな……」
「フフフ♪こういう一面は見てて楽しいし、結構好きだよ。」
「そうか……俺も結構好きだよ。」
ヒョウと先生は二人で笑いあっている。
「ねぇハナコ……」「なんですか、コハルちゃん?……まぁ、なんとなく言いたいことは分かりますが……」
「フフフ……なんだかとてもイライラしますね、どうしてくれましょうか……♪」「……ヒフミ、ちょっと怖い……」
その様子を残りの四人はその様子をジーッと見ている。
コハルはジトーッとした目を向けハナコは苦笑い、ヒフミはヒョウに向けてどす黒い笑みを向けており、その笑顔を見たアズサは少しおびえている。
その後、少し落ち着いた先生とヒョウは今後の事を全員で話し合うと決めて、とりあえず勉強を教えることにしたのだったが、なぜかヒフミはピリピリとしていて、コハルにはジト目を向けられ、ハナコは終始ニコニコで、アズサは何かを考え込んでいたのだった。
その夜
先生たちは昨日会った事を、事細かにヒョウに話していく。
「そうか……俺がいない間にそんなことが……すまない皆……俺がもっと早くに連絡に気付いてれば……」
「いえ、ヒョウ君も忙しかったのでしょうし、仕方ないですよ。」「そうですねそこは先生も言っていたように私たちも理解しております。」
ヒョウはクロナとケイに一応気づいていなかったのか聞いたが、歯切れ悪く気づいていなかったと答えた。それをヒョウは気づいていなかったことに罪悪感を感じているのかもしれないと解釈した。
「そう言ってくれるとありがたい……」
「……もうお別れだと思っていたが、すぐこうなるなんて。やっぱり人生は分からないものだ。」
「感傷に浸ってる場合じゃないでしょ!?これからどうするのよ!」
「本当にティーパーティーが私たちを退学にさせようとしてるならどうしようもないじゃない!私たちにどうしろっていうのよ!」
コハルがそうまくしたてるように言う。確かにその通りだ、日本で言えば総理大臣が学生を国外追放させようとしているのと変わらないのだ。たかがこんな少人数で国家に向かおうなんて無謀にもほどがある。
「一応、一週間後に第三試験が最後のチャンスになりますが……」
「学園間を巻き込むぐらいのアリとあらゆる手を使われてるなら、少し厳しいかもな……」
一歩間違えれば学園間での問題になるかもしれないような手を使ってきたのだ、これ以上のことを畳みかけてくる可能性もある。
「ごめんね、私がナギサちゃんにああ言ったせいで……」
「いいえ。お話を聞いた限り、先生は私たちのために言ってくださったのでしょう?むしろ感謝するべきことです。」
「私がその場にいたら、あの猫ちゃんにもっとひどいことをしていたかもしれません。」
いや、猫ちゃんて……確かに警戒心が強いところとか似てるが……アニャちゃんとか最初警戒心マックスだったもんな……今度サクラコとセリナ誘ってアニャちゃんに会いに行くか。
「この一週間で、90点以上取れるようになれですか……」
「そうですね……それにナギサさんが良からぬことをしないよう見張らなければなりませんし……」
「うぅ……やることが大変すぎるのよ!それにここまで頑張ったのに……これ以上頑張るなんて……もう無理……私、バカなのに……無理だって……うぅっ……」
コハルの声が少しずつ小さくなっていく……
「……勉強に関しては俺が教えるからどうにかなる。」
『えっ?』
先生以外の四人が俺の言葉に疑問符を浮かべる。
「えっと……どういうことでしょうか?」
「さっきも言ったろ?俺が教えるから大丈夫だ。少しお前らにはハードな勉強になるがな。」
「こ、こんなこと言っていいか分からないけど、ヒョウは、が、学校に通ってないんでしょ?」
「それに関しては大丈夫だよ。」『え?』
俺の言った事に先生はすかさずフォローを入れてくれる。
「ヒョウ君はミレニアムの模擬編入テストで96点取ってるから、問題ないと思うよ!それに教えてもらってて分かりやすかったでしょ!」
「えぇ!?一番難しいミレニアムのテストで!?」「そんなにすごいのか?」
「そうですね、ミレニアムのテストは平均値では難易度が高いトリニティのテストとは何回りも難しいと聞きます、そのテストでそんな高得点を取るとは……ヒョウさんもなかなかやりますね。」
「……え……ということは……ヒョウさん、ミレニアムに編入するんですか?」
「いや、そういう訳じゃない、自分が今どんだけ勉強できるのかを知りたくてな。」
「そ、そうですか、よかったぁ。」
「まぁ……誘われているのは間違いないが……前に無理やり編入させられそうになったが……」
「えぇ!?」「安心してヒフミちゃん、私が徹底的に阻止してるから。」
「ありがとうございます先生、やはり持つべきものは先生ですね。」「ふふふ……私を崇めよ!」
先生とヒフミが何やらコントを始めたのでスルーして話を続ける。
「まぁなんだ……とりあえずお前ら今日は休め。」
「ただでさえ、精神すり減ってるんだから、その状態でいい案なんか浮かぶはずがねぇだろ?それに勉強にも集中できなくなっちまうぞ。」
「今後のことは、何かしらの方法はどうにか考えておく……何とかするから任せな。」
「ヒョウ君も、きちんと休んだ方が良いですよ……?ここに戻ってくるまで依頼をこなしてきたのでしょう?」
ハナコがヒョウの体調を心配してそう声を掛ける。昨日のヒョウの限界の様子を知ってか全員が同じような表情をする。
「気にすんな、俺は十分すぎるぐらい休息できたからな、あと俺はこの後まだ用事があるからな。」
「ですが……」「気にすんなって、さっさと寝ろ。ほら、電気消すぞ。」
そうしてそのまま電気を消して、全員が寝静まったのを確認した後、ヒョウは外に出る準備をしてそのまま合宿所外へと出ていったのだった。
「こんな夜中にどうした?……セイア。」
ヒョウはセイアの居る病室に入る。
「そろそろ君にも詳しく言ってもいいかなと思ってね。」
「……どこまでだ?」
「私が見えた範囲まで。」
その病室には少しの沈黙が響いたのだった。
水着イブキは140連、水着イロハは60連、制服ネルに180連……フフフ…合計380連……諭吉さんが三枚ほど吹き飛びましたが私は元気です……。
水着紅茶と水着お姫様、合理シスターは制服ネルの180連中にすり抜けでお迎えできたのが救いです。
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