銃弾が飛び交う学園都市?!んでもって銃の耐性なし?!・・・やってやろうじゃねえかこの野郎!! 作:オーバジン
え?投稿が遅い?だって仕方ないだろ!!闘魂やってたんだよ!!
ペニーとデップーが魅力的すぎるのがいけないんだ!!
「見えた範囲か……具体的には?」
「ふむ、何から切り出そうか……私のこの力……最初に見た予知夢を話そうかな。」
「正直俺はあんまり長々と話を聞くのは好きじゃないんだが?」
「そこは我慢してくれないかい?私だってできるだけ完結に話したいのだが……如何せん情報が多すぎるし、これはこの世界の存亡に関わることだからね。」
「そうか、なら仕方ないな……」「聞き分けが良くて助かるよ。」
「私が最初に見た予知夢……いや、悪夢と言った方が良いだろうか……まぁどちらでもいいかな。私の目に最初に入ってきた光景は赤い空に染まった地獄だったよ。」
「そこでは、血の匂いが充満していてね、どこを見ても壊れた建物、そこを闊歩する青色の人型の人間ではない何か……そしてその何かは生き物を見つけるとそれを殺すために行動するという世紀末のような光景。」
「私が死んで、ナギサが死んで、ミカが死んで、ゲヘナの議長が死んで、最強と呼ばれる風紀委員長も死ぬ。」
「そして──シャーレの先生。彼女ほどの存在すら例外なく平等に命を奪って行った。」
「…………」
ヒョウは静かにセイアの話を聞く。先ほどまで冗談を言っていた人間とは思えないほどの険しい顔をして。
「その予知夢を見て私はどうしたと思う?」
「その予知夢の中でその未来を変えようと抗った、か?」
「大正解だ。君の予想どうり予知夢の中の出来事に「もし、私がアクションをしたら」、という別の世界線を見ることが出来る。」
「私はその予知夢の中で、ありとあらゆる手を使ってあの破滅の未来を回避しようと抗い、足掻いたよ。文字通り私の命を懸けるようなやり方も試したよ。」
「けれども私の予知夢は、私の努力をあざ笑うかのように、変わらない結末を見させてきたのだがね。」
「ナギサが疑心暗鬼になることも、ミカがアリウスとつながりを持つことも、先生がアリウスの生徒に撃たれることも……ベアトリーチェが儀式を完成させて決して消えることのない確定した未来だったよ。」
「……?何が儀式を完成させるって?」
静かに聞いていたヒョウだが、セイアの声が一部おかしいということに驚き、聞き返すが
「……やはり伝わらないのか……また規制がかかっているのか。」
「は……?」
「私が見た予知夢を誰かに話そうとしたとき、私の声が規制されることがあるんだ、まるで世界がまだ知られたくないと言っているように。」
「世界が……?」
「何というか……こう……うぅむ……すまないね……私の身体に起っていることなのに浮かく説明できないことを許してくれ、もしかしたらこれからの会話にももしかしたら規制がかかってしまうかもしれないがそこは理解してくれないかい?」
「……分かった。」
ヒョウは頭の中でいくつかの次元を回るも、どの世界線でもあの言葉には規制がかかっていることが確認できたためそう言うものだと理解し会話を続ける。
「続けるよ……そうして私は、君があの時言ったように絶望という深い底なし沼に引きずり込まれてしまってね、毎日を目的もなくベッドの上で過ごしていたんだよ。」
「だけどね、ある日運命が目の前に現れたんだよ、無数にあった絶望の未来のなかでどこにもいなかった、誰も知らなかった、名前すら聞かなかった、希望が……」
「君の言い方で言うと……変数かな?」
そう言って、セイアは目の前にいる
「俺が……希望か……」
「あぁそうだ、君は私が見た未来のどこにもいないイレギュラーであり、フィクサーなのだよ。君という変数がこのあの赤く染まった絶望の未来を変えてくれると確信している。」
「……………」
ヒョウはそれを聞いて静かに思考を回す。
(俺が、希望か……)
お前が希望だと?ふんっ、笑わせるな……目の前の皮付きは何も分かっていないようだな。お前の中にいる私のことも知らないくせに?
(黙れ……勝手にしゃべるな、耳障りだ。お前が何と思おうが知ったこっちゃない。)
そうやってお前は現実から目を背けるのか?お前のその抑圧された殺意はどう考えても希望とはかけ離れたものだろう?
(それはお前が勝手に植え付けたものだろ、もともと俺にあったみたいに言うな。)
……ハハハハ!今はそういうことにしておいてやろう、だがいつか、イヤでも理解することになるだろう……その時を楽しみにしていることだな……
忘れるな……お前もマークフォーデスされているのだからな……ハハハハハ!
「……」
「ど、どうしたんだい……ヒョウ?」
「……っ!い、いや……なんでもない、少し考え事をしていた。」
「そうか……すまないね、急に多くの情報量を君に伝えてしまったから仕方がない……」
「だ、大丈夫だ……」
頭の中で響くうるさい声に対処ししていると、無意識に顔に出ていたのだろうセイアに心配されてしまう……はぁ最近色々あり過ぎたからな。
幸いセイアには感づかれてないから大丈夫だろう……あの柴関爆破事件から少しずつ自我を見せてきた俺の中のガラクタが囁いてくる機会が増えてきた……それに並行して心臓の痛さも増していっている……黒服さんに相談するべきか?
いや、すでに薬のことで世話になっているのにこれ以上は迷惑はかけられない。
「それでなんだが……」「どうした?」
「君に協力してほしい事があるんだ。」
「なんだ?」
「君には───」
「……はぁ?」
その提案に困惑した俺の声が病室に響くのだった。
次の日から来週の第三回の特別試験に向けての勉強会が始まった。
ここからは追い込みのタイミングだ、主にコハルとアズサに付きっ切りで勉強を教える、その傍らでハナコやヒフミ、先生と今後の妨害の対策について考えたりしていた。
その合間に依頼とかセイアの計画について話し合いをしたりと休む暇もなく目の前の課題を解決するために尽力を尽くしている。
そのせいでもう一度ラブを呼ばれて強制睡眠をさせられたが俺は悪くないはずだ……解せぬ……たった四日寝なかっただけなのに……。
そんな感じで色々とワチャワチャしながらも時は過ぎていき試験の日は近づいていく。
「おーい、今回の模試の結果だ。」
試験の前日の夜、最終模試の結果を全員に渡す。
「全員よく頑張ったな、皆及第点を突破しているぞ。」
「特にコハルと、アズサ、よくあそこからこの点数まで伸ばしたな。」
コハルは94点、アズサは97点と始めの頃に比べればとんでもない成長具合だ。
「それは、ヒョウの教え方が分かりやすかったからだ、ほとんど付きっ切りで教えてもらったから。」
「そうねやっぱり、ここまで頭のいい人が多いと勉強も捗るのね……」
「それでも努力したのはお前らだ、素直に受け取っておけ。」
「……ありがとう……」「うん、そうする。」
「これなら大丈夫だろう、後はお前らの明日の頑張り次第だ。」
「んじゃぁ、今日はもう寝ろよ。試験は明日だ、しっかり寝て英気を養っておけよ。」
現在午後11時、明日に試験を控えている四人は寝るべきだろう。
「これで明日寝不足で点数取れませんでしたは、洒落にならんからな?まぁ、心配はしていないが。」
「んじゃ、全員おやすみ。」
『おやすみなさーい。』
そうして俺は部屋を出て自分の部屋に戻る。
「さてと……色々と調整をしないといけないしこの後に控えてることを考えると『あれ』も準備しておかないといけないな。」
午前0時
コンコンコン
「入っていいぞ」
椅子に座って作業をしていると、扉をノックする音が聞こえる、それにこたえるように入ってきていいと言う。
「ヒョウ君……まだ起きてるんだね。」
「どうした先生、寝れないのか?」
「うん、そうだね……どうしても明日のことが……」
先生はそう言って暗い表情を作る
「……まぁ確かに心配なのは分かるが……こういうのは信じるしかないだろう?」
「それはそうだけど……」
「それに、こういう時こそ、しっかりと構えてやるのが大人だろう?」
「そりゃ俺だって心配さ、ヒフミたちの今後の人生に関わってくることなんだからな。だが試験をするのはヒフミたちで合って俺たちじゃあない、あいつらの頑張り次第だ。」
「俺たちにできることはやったはずだ。後、俺たちができることと言えば、あいつらを信じるだけだ。」
「なら俺たちはあいつらが不安にならないように送り出してやるのが、俺たちの役目だ、だろ?」
「そう、だね……大人の私が不安そうな顔してたら皆も不安になっちゃうよね……」
「わかった!大人としてどっしりと構えるよ!」
俺の話を聞いた先生は先ほどの不安そうな顔から、きりっとした顔になった。
「まぁ、寝れないなら俺と話でもするか?」「うん、そうしようかな。」
そうして先生と会話を始めるのだった。
そうしてしばらく談笑していると。
「こ、こんばんは、ヒョウ君起きてますか……って先生?」
「あれ、もしかしてヒフミちゃんも寝れない感じ?」
「は、はい……」
扉が開いてヒフミが入ってくる。
「私も来ちゃいました♡」「みんな……何してるの?」
ハナコとコハルも俺の部屋に入ってくる。
「おいおい、全員起きるのか?寝ろって言ったはずなんだが……?」
「わ、私はトイレに行こうと思ったらみんながいなかったから……それより、明日は試験なのに何してるのよ!休むことが大事って言われたでしょ!?」
「と言うか……揃いも揃って何でヒョウの部屋にいるのよ!?もしかして全員でヒョウを襲うつもりだったの!?」
「ちょ!?ち、違いますよ!?私たちは緊張で眠れなくって……」
「そ、そうだったの……まぁ緊張するのも分かるけど……アズサもどっか行っちゃうし……」
どうやら全員眠れなかったご様子。アズサがいないのは予定通りってやつか……
「……実は先ほど、シスターフッドの方々に会ってきたんです。私の方でも色々調べまして……」
「明日の私たちが試験を受ける予定の第19分館についてなのですが……」
「ま、まさかまた場所が変わって!?」
「いえ、そういう訳ではなく、この場所はこの後、かなりの数の正義実現委員会が派遣されて、建物全体を隔離するようでして……」
「!!?」「……それは何でだ?」
「エデン条約の必要な書類を保護する」という名目でティーパーティーからの要請で、建物を守る厳戒態勢に入ると、本館の方も戒厳令が出ているそうで、昨日から静かだったのはこのせいのようですね。」
「戒厳令……どんなものなの?」
「恐らく、誰一人あの建物には入れませんね……」
「ちょっ、ちょっと待って!そしたら私たちの試験はどうなるの!?」
「なるほど……つまり、試験を受けたいなら正実を敵に回せってことか……中々陰湿な手を使うもんだな……」
「そ、そんな!?」
「わ、私がハスミちゃんに事情を説明すれば……」
「いや、それは難しいと思うぞ。」
「ハスミが俺たちのことを助けたら、それはティーパーティーへの明確な離反になるのと同義だ、ハスミも正義実現委員会を追放されちまうぞ。」
「全く……どうにも本気でお前らを退学にさせようとしているらしいな……」
「どうして……そこまで……」
この場の空気が重くなる。
「……私のせいだ。」
「アズサちゃん!?」「ど、どこに行ってたの!?」
そうこうしているとかなり暗い顔をしたアズサが部屋に入ってくる。
「みんな、聞いて。話したい事がある。」
「どうしたの?」「ちょ、震えてるわよ?具合でも悪いの?」
「ティーパーティーのナギサが探している「トリニティの裏切り者」は、私だ。」
「……はい?」「……え?急に何の話……?」「……」「アズサちゃん……」
「やっぱりか……」
アズサのその言葉にヒフミとコハル、先生は困惑を、ハナコは疑いが確信に変わったらしい。
「……え?ヒョウは知っていたのか?それに……いつから?」
「……まぁそうだな、気づいたのは第二回の試験が終わった時ぐらいからだ。」
「え……」
アズサは驚いて俺を見て他の皆も俺の方を向いて驚いている。
「アズサはアリウスの出身なんだろう?」
「あ、アリウスって?」
「アリウス分校……かつてトリニティの連合に反対した分派の学園で、その反発のせいでトラブルとなり、その後はキヴォトスのどこかで身を潜めていると聞いていましたが……」
「……そう、私はここに来るまではアリウスの自治区にいた。」
「アリウスとしての任務を受けて、今はこうしてトリニティに潜入している。」
「その任務って……?」「それは……」
「ティーパーティーの桐藤ナギサの殺害、だろ?」
『!?』「ど、どうして知って……」
何度目かの分からない全員の驚愕の視線が俺の方へと向く。
「どうやって知ったかはまだ言えない、だがこれは事実なんだろう?」
「……そうだ、アリウスはティーパーティーを消すためなら、なんでもするという覚悟がある。」
「アリウスはまずミカを騙して、私をこの学園にいれた。詳細はあまり知らない。」
「なんでだろう……」「先生、前にミカにあった時の事を思い出してくれ。」
「前に……あっ!」
先生は合宿所のプールサイドでミカとあった時の会話を思い出す。
「なるほど……ミカさんは政治に向いていなかったですね……すべてを終わった後、その罪をミカさんに着せるという流れを想定していたのでしょうか。」
「明日の朝、アリウス分校の生徒たちがナギサを狙ってトリニティに侵入する。」
「私は守らないといけない。」
「明日!?」「えぇっ!?」
「なるほど、本館には戒厳令が出ている、それに治安部隊の正実も本館にはいない状態。」
「なるほど、要人襲撃にはもってこいのタイミングですね。アリウスは頭が回るようで。」
タイミングが完璧すぎるのだ、アリウスはどこからその情報を仕入れてくるのやら……
「ちょ、ちょっと待って!なら何でアズサはナギサ様を守ろうとするの?やっつけに来たんじゃないの!?話が合わないんだけど!?」
「それは……」
「確かにそれだと話が合わないな、だが、アズサの目的がそもそも違っていたら?」
「え?」「ど、どういうことですか?」
「何、簡単な話さ。桐藤ナギサの殺害はアリウスの任務だ。しかし、アズサ
「集団と個人の目的が違うことなんてよくある話だ。」
「……そういうことですか。アズサちゃんはナギサさんを守るためにナギサさん襲撃任務を受けたのですね。」
「アリウスには連絡係として、常にうその報告をし続け、裏切るための準備をしていた。」
「トリニティの裏切り者でありアリウスの裏切り者でもある、二重スパイという訳ですね。」
「なぜ、ナギサさんを守ろうとするのです?それは誰かの命令ですか?」
「桐藤ナギサがいないと、エデン条約は取り消しになる、あの平和条約が無くなったらこの先のキヴォトスの混乱がさらに深まってしまう、その時にまたアリウスみたいな学園が生まれるかもしれない……」
ハナコの問いにぽつぽつといつもより小さな声で話す。
「なるほど、平和のためですか……とても甘くて、夢のような話ですね。エデン、この名を冠する今回の条約と同じくらい虚構にのような響きですね。」
「アズサちゃんは嘘つきで裏切り者だった、トリニティでもアリウスでも本音を隠し周りの人間をすべて騙た……そういうことですね。」
ハナコは容赦なくアズサを責めていく。
「……いつか言った通りだ。私はみんなのことも、信頼も、心も裏切ってしまうことになると。」
「……」「アズサちゃん……」
「だから……彼女が探している「トリニティの裏切り者」は私。私のせいで……みんながこんなことに……だから……本当に……ごめん……………私のことを恨んでほしい、この状況は全部、私のせいだから……だから……」
アズサは消え入りそうな声でとぎれとぎれにそう言う、目には涙が溜まっている。
「それは違うよ!」
しかし、先生がアズサの言葉を否定する。
「元々の原因はきっと、「信じれなかった」から、ナギサちゃんがもっとみんなを信じていたら、ミカちゃんがもっとナギサちゃんのことを信じていたら、もっとお互いのことを信じていたらこんなことにはなってなかった。」
「ヒョウ君の受け売りだけど、お互い信じるってことは何事にも大事なんだよ!」
先生はヒョウを見た後、アズサを真正面から見てしっかりと言う。
「……そうですね、そうかもしれませんね。」
「確かに、今のナギサさんのように、疑心暗鬼になってしまった人を変えるのは難しいです、そもそも誰かを信じること自体難しいですし。」
「ですがアズサちゃんはこうして本心を語ってくれました、黙り続けることもできたのに、謝ってくれました。」
「……ごめんなさい、先ほどは何と言いますか……どうしても意地悪したくなってしまって、何だか心が落ち着かなくなってしまって。」
「補習授業部は、注目を集めているはずです、本来なら「スパイ」はこんな注目されるようなところには長く委託は無いはず、誰にも気づかれないようにフェードアウトできたはずです。」
「……しかしアズサちゃんはそうしなかった。」
「楽しかったんだろ?」
「……!」
「みんなで、一緒に勉強して、飯食って、生活して、掃除して……何をしても楽しかったんだろ?」
「お前の表情とか見て、声色とか聞いてると……いやでもわかる、初めてあった時と比べると良く分かる。俺だけじゃなく先生や、他の皆も分かっている。」
「勝手に言って悪かったが……まぁなんだ……この楽しい時間を手放したくなかったんだろ?違うか?」
ヒョウはまっすぐとアズサの方を見る、アズサの視線もヒョウの目をまっすぐ見る。
「それは…………いや、うん……そうかもしれないな。」
「何かを学ぶ、皆と何かをする……そんな楽しい時間を手放せなかった…………まだまだ知りたいことが沢山あって……。」
「アズサちゃん……」
少しずつ……さらに深く本音を吐露していく。
「分かってしまいますね、その気持ち……何せ……同じように思った人がいたのですよ……。」
「……?」
「なぜか容量が良くて、何をしても周りからおだてられてしまうようなタイプの人で……」
「誰にも本心を話すことが出来ずに、誰にもできないまま……すべてが無意味になってしまった生活を続ける人がいました。」
「しかし、その方とアズサちゃんは違いました。」
「それにアズサちゃんは今回の事が終わればこの学園での生活は終わってしまいますよね?それにアリウスを裏切るのですから帰る場所もなくなるわけですよね?」
「それなのに、アズサは補習授業部で頑張ってきた。」
「自身の目的が果たされたら、この学園にいられなくなってしまうのに、この少しの学園生活に全力だった。」
「それにアズサちゃんがいつも口癖のように言っていたすべては虚しいもののはずなのに……ですが、そのあとに付け加えていっていた前向きな言葉に、ようやく気づいたのです。」
「学園生活の楽しさに。」
「下着でプール掃除したり、水着で夜の散歩をしたり、水着で皆でお話したり、皆で猥談したり、皆でヒョウ君のお風呂を覗いたり、自分をさらけ出せる人と、そう言った事を全力でするのがこんなにも楽しかったのだと。」
「え、やっぱりあれ水着だったの!?」「散歩も水着じゃなかったですよ!?」「確かにみんなで水着でお話ししたな。」「わ、猥談は言わないでもいいよね!?」
「え、俺の風呂覗いてたのか?」
『…………』
「おい?」
「コホン……アズサちゃんの言ってた通りです、虚しくとも、最後まで抵抗をやめてしまうべきではないということに。」
「それなのに諦めてしまうのですか?」
「いいえ、諦める必要はありません、守りましょう、ナギサさんを。」
「そして私たちは試験を合格しましょう。」
「敷かれた罠をそのままに、それでも合格する…………それが私たちの唯一の答えではありませんか?」
ハナコは自信満々に言う。
「でも……そんなことは物理的に無理なはず……試験も襲撃も9時から……」
そう、時間が同じだから同時に試験も、守ることも同時進行は無理なのだ。
「それもそうだな……だが方法が無いわけじゃない。」
ヒョウは何か打算があるように発言をする。
「……あっ!ヒョウ君がナギサちゃんを確保して、その間に皆が試験を受けるとか?」
「確かに効率を考えるならそれでいいだろう、だが……ハナコ、どう思う?」ニヤッ
「そうですね……それだとちょっと足りないですね♡」ニコッ
ヒョウとハナコはお互い見つめあって怪しい笑みを浮かべる。
「これまで様々な策略の中で弄ばれてきましたが……今度は私たちから仕掛けましょう♡」
「何せ今ここには正実のエリートと、ゲリラ戦の達人、ティーパーティーの偏愛を受ける自称平凡な人、トリニティのほぼすべてに精通した人がいます。」
「?」「へ、偏愛!?」「……?」
「そのうえ、ちょっとしたマスターキーのような「シャーレ」の先生とブラックマーケットのボス的存在のヒョウ君がいるんですよ?」
「ま、まぁ……」「そうだな」ニヤニヤ
「この組み合わせなら、」
「……トリニティぐらい半日で転覆させれますよ♡」ニヨニヨ
「ちょ!?何!?何をするつもりなの!?」
「あわわ、ヒョウ君が見たことないぐらいの悪人顔に……ちょっとイイかもですぅ♡」
「……?」
「作戦は私とヒョウ君に任せてください、と言っても大体考えはまとまっていますが♡」ニマニマ
「んじゃぁ、俺はハナコと作戦会議をするから、みんなちょっと待っててくれ!」二ヤ―
「ヒョウ君が今まで見たことないぐらいの暗黒微笑を……」
「フフフ……」「フフフ……」
「ちなみに作戦名はもう決まっていますよ♡」
そうしてハナコはトリニティを転覆させるその恐ろしい作戦名を宣言する。
「その名も!『ワクワク!桐藤ナギサ、脳破壊しちゃおう大作戦!!』です!」
「わー!!」パチパチパチ!!
『???????????』
良ければ感想とか書いていってください。
Q.ちなみに闘魂のメインは?(ペニーかデップーなんやろなぁ)
作者A.「ブリキだぞおめぇ!!」