銃弾が飛び交う学園都市?!んでもって銃の耐性なし?!・・・やってやろうじゃねえかこの野郎!! 作:オーバジン
「はぁ……こんな真夜中まで警備をさせられるなんて……」
「こんなに夜更かししていたら肌が荒れてしまいましてよ……」
「そうですわね……ナギサ様にもこまっ……」
「?どうしたので」
ガンッ!
「制圧完了……」「こっちも終わったぞ……」
何もないところから人が現れる。
「フフフ、さすがですねお二人とも、鮮やかな手際です♡」
「こういうことには慣れている。」
「俺はどちらかと言えば正面戦闘よりかは搦手とかサポートの方が得意だからな。」
「そうなのですか?先生のお話を聞くと一騎当千と言えるほどの戦闘力があると思いますが?」
「それは状況的に俺自身が戦うしかなかったからな。」
「それにしてもすごいな、この身体が透明になる技術……どこでこの技術を?これがあればゲリラ戦がより楽になる。」
俺たちは主神のクローク*1で透明になって警備を鎮圧していた。
「そうですね、自身だけを透明化させるのではなく周りの人物もミレニアムの技術なのですか?」
「いや、これは俺だけが持っている技術だ、だがまぁミレニアムなら作れそうだがな……」
ヒョウは
『見てくれヒョウ、服が透けて見えるようになるメガネだよ。』
『……なんでそんなものを作った?』
『これで、ヒョウの裸を見るた……ゔゔん゛……これがあれば服の上からでもケガの確認ができるだろう?』
『なるほど、医療のためか。というか実現できたんだな。』
『2轍してまで作った甲斐があったよ。』
(……個人用で一つ貰えねぇかな?いやでもそれ言うと絶対引かれるなやめとこう……男の夢なんだが……)
(これでいつでも、
「まぁ確かにミレニアムの方々なら可能ではありそうですね……」
「まぁその話はいったん置いておいて、作戦の復習と行こうか。」
「分かった。」「はい♡」
「俺のクロークで警備を無力化しながら、セーフハウスに侵入し目標を拉致、そしてハナコは俺が渡した端末からヴォイドネクサス*2を使って合宿所に戻る、俺とアズサは出来るだけアリウスの気を引き付ける、んで……あの時の俺はハイテンションだったからツッコまなかったが……」
「俺たちが引き付けてる間のヒフミによる桐藤ナギサの脳破壊という工程は必要なのか?」
「それは私も思った、必要性をあまり感じられないのだが……」
「いえ、これは必要な工程です、一度固まってしまった心と精神、思考を変えるためにはどうするか?」
「簡単な事です、一度壊してまた再構築すればいいのです♪」
ハナコは顔を暗くして悪女のような笑みを浮かべてそう言う。
「「…………」」
「私は……ハナコには逆らわないようにしようと思う。」「それがいいと思うぞ。」
俺とアズサはその顔を見てできるだけ逆らわないようにすると決めるのだった、何されるか分かったもんじゃない。
「まぁ……とりあえず行こうか。隠し部屋までの道に警備はまだまだいる、その警備の奴らをアリウスから隠す作業もある。」
「そうだな早く行こう。」
アルティメット促進剤を使い主神のクロークのエネルギーをチャージして展開する。
「主神の力を借りる……」
「……ずっと気になっているのだが……主神の力なのに機械……」
「気にしなくていい。」「そ……そうか……」
アズサ、それ以上はいけない……それ以上言うとブラハのキャラが立たなくなる……
(ここまでくれば……裏切り者は確実にトリニティから追放できるはず……)
(……ヒフミさんには、悪いことをしましたね……)
(彼女が裏切り者ではないと思いたいですが……疑いがある以上仕方がないのです……すべてはトリニティのため……)
(どんなものを犠牲にしてでもこのエデン条約を結ぶと決めたのです……恨まれるでしょうね……)
(彼女との間柄は守りたかったですが……それはもう叶わぬ願いでしょうね……)
(……大義のためだと……この選択に後悔は無いと思っていましたが……やはり……)
桐藤ナギサはいくつもあるセーフハウスの一つの屋根裏部屋で眠れない夜を紅茶を飲みながら過ごしている。
コンコンコン……
「紅茶でしたらもう結構です。」
「……」「……?」
屋根裏部屋の扉からノックがかかりそれにナギサは応答するが一向に返事が返ってこない。それにナギサが疑問を抱いた瞬間。
「……可愛そうに……眠れませんよね。」「っ!?」
扉が開き入ってきたハナコへと視線を向けて驚愕の表情を浮かべる。
「それもそうですよねぇ?正義実現委員会がほとんどいない状態……不安ですよねぇ♡」
「ハ、ハナコさん!?な、なぜここに……!?」
「フフフ♡私は知っていますよ?合計111個のセーフハウス、そしてそのローテーションも。そして変則的な運用もすべて把握していますよ?たーとーえーば♡」
「今のような不安なときは、秘密の部屋に隠れることも♡」
「なっ!?」
ハナコは動揺するナギサに「自分はすべて知っている」と言うようにセーフハウスの用途をズバリと当てていく、ナギサは冷や汗を流しハナコを見つめることしかできない。
「フフフ♡乙女ですねぇ、不安に駆られて部屋にこもる、私は良いと思いますよ?可愛らしくて。」
「な、何が…」「動くな」チャキ……
ナギサの背後から銃を構える音が聞こえ、銃口を突き付けられる。
「そ、その声は……白洲アズサさん……」
「あぁ、もちろんここに来るまでに警備の方々には『処理』をしましたので助けを呼んでも無駄ですよ?」
「まさか……「裏切り者」は一人ではなかった……!?」
ナギサはハナコに視線を固定したまま、自身に銃を突き付けているであろうアズサの気配を感じ取りながらそう呟く。
「あら?単純な思考回路ですねぇ♡私たちはただの駒にすぎませんよ?指揮官は別にいます♡」
「そ、それは誰ですか……!?」
「今ここで教えてあげてもよろしいのですが……フフッ♡実際に会ってもらうのが一番いいでしょう♡」
「まぁ、その話はいったん置いておきましょうかね……ナギサさん、ここまでやる必要がありましたか?」
ハナコが急に話題を変えナギサにそう聞く、それはもちろん補充授業部のことだ。
「「シャーレ」という最高権力まで動員してまでする必要はあったのでしょうか?」
「…………」
「最初から怪しい私やアズサちゃんは仕方ないとして……ヒフミちゃんとコハルちゃんに対してはあんまりだと思いませんか?」
「特にヒフミちゃんとは、仲が良かったじゃないですか。どうしてこんなことをしてしまったんですか?ヒフミちゃんがどれだけ傷つき、悲しむのか、その小さい脳みそだと考えることが出来なかったのでしょうね。」
「さすがの、指揮官もドン引きでしたよ?『仲の良い人間にここまで人の心が無い所業ができるのですか?』と。」
ハナコの言葉がブスリ、ブスリと言葉の凶器としてナギサの罪悪感ですでにボロボロになっている心に追い打ちをかけるように突き刺さっていく。
「…………」
(……私は……私は……ヒフミさんの事を……傷つけ……悲しませ……あの私にとってまぶしすぎる笑顔を……私の手で……私のせいで……しかし……これはトリニティのためで……)
「だんまりですか……フフフ♡何とも滑稽ですねぇ。あなたはどうせ今、トリニティのためだからという、薄っぺらい大義で自分の行った、鬼畜の所業を正当化しようとしているのでしょうね。」
「ここまでくると、笑いが止まりませんね♪
「エデンに囚われ過ぎて、周りを信じられなくなった愚者ですね♪あなたの羽が駝鳥の羽に見えてきましたね……フフフ♡我ながら良い視点です!ぴったりですね♪」
「…………」
「……ハナコ……そろそろ。」
ハナコは自身の質問に答えないナギサを見て、攻勢を強めていく、しかし誤っても今この場で壊さないように調整をしながら、ゆっくりとゆっくりと亀裂を入れていく。
それを見ていたアズサはさすがに見ていられなくなったのか次のステップに移行するように促す。
「そうでしたね、少し楽しくなってしまっていました♡指揮官に叱られる前にさっさとナギサさんを移動させちゃいましょう!」
「ど、どこに、連れていくつもり……ですか……?」
「今知らなくていい……目が覚めたらいやでも分かる。」「おやすみなさい、ナギサさん♡」「ヒッ!?」
ガガガガガガガガッ!!
ナギサは気を失う直前の光景は、サクラコに迫らんとするほどの暗黒微笑を浮かべたハナコと、ガスマスクで顔を隠したアズサの冷たい視線、そして蜃気楼のような影だった。
「……目標を確保……至近距離で5.56mm弾を丸々一弾倉分叩き込んだから、しばらくは気を失っているはず。」
「分かりました♡では敵の誘導をお願いしますね、二人とも。」
「OK、ハナコの仮説どうりに行けば、アリウスの奴らも急がざる負えないだろうからな。」
ハナコとアズサ、そしてクロークを解除したヒョウが気を失っているナギサを見下ろしながら会話をしている。
「まだ分かっていないことも多くあり、はっきりしたわけではないですが……「本当の裏切り者」についても、個人的には確信が付いています。」
「ハナコもか、俺も大体予想は出来た*3。」
「そうなのですか?なら戻ったらお互いの考察でも話し合いませんか?」
「そうだな……余裕があったらな。」
ヒョウはこれから起こることを頭の中で整理しそう言う。
「それにしても……あれはちょっと言い過ぎじゃないのか?」「ハナコ……怖かった……」
「フフフ♡あそこまでやんちゃしてしまった子には、しっかりとお仕置きは必要でしょう?そしてやるなら徹底的に。そして、するならちゃんと粉々に打ち砕いてあげないと、再構築が面倒になりますからね♡」
「「…………」」
(恐ぇ!?恐ぇって!!どうやったらあそこまでのどす黒いオーラを出せるんだ!?)*4
(……マダムよりも断然怖い……)
「では、あまりおしゃべりをしている暇もなさそうなので私は戻りますね。えぇと……確かこの端末にこの端子を挿入すればいいのですね♡」
「……まぁ言い方はあれだが……その通りだ……しっかりと桐藤ナギサを持っておけよ?」
「分かりました♡ではお願いしますね。」
そうしてハナコはしっかりとナギサを抱えて、俺が渡した端末に端子を差し込む。するとハナコはその場から消えて、ヴォイドネクサスの裂け目がその場に出現する。
「おぉ……これがヒョウの言っていたヴォイドネクサスというやつなのか。」
「あぁ、今頃ハナコと桐藤ナギサは合宿所に置いてきたヴォイドネクサスに戻っているころだろう。」
「こんな短時間で、この距離を?」「そうだ、便利だろう?」
ヒョウとアズサは少しの間会話をする。
「さてと、これから来るアリウスの兵力はどのくらいか分かるか?」
「詳細は分からない、でも備えはしてきたから大丈夫だ。」
「それなら安心だな、俺も色々と準備した。」
「じゃぁ、お互いある程度アリウスの戦力を削ったらヴォイドネクサスを使って戻ること。後で合流するぞ。」
「了解。」
そうしてヒョウとアズサはお互いに行動を開始するのだった。
ナギサ様脳破壊は恐らく次か次々回になると思います。
良ければ感想とか書いていってください。
ヒョウ君は、誰に一番最初に食べられると思う?(あくまで皆さんの予想を聞いてみたくなったので作りました、誰が最初に『いただきます』するかはすでに決めているのでそこはご了承ください。)
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先生
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ラブ
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ヒフミ
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マコト
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ホシノ
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ネル
-
ハスミ
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イブキ
-
シロコ
-
ワカモ
-
チナツ
-
ヒナ
-
ユウカ
-
アズサ
-
カンナ
-
イロハ
-
アル
-
ジュンコ(!?)
-
アリス(!?)
-
その他