銃弾が飛び交う学園都市?!んでもって銃の耐性なし?!・・・やってやろうじゃねえかこの野郎!!   作:オーバジン

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何か凄い、タイトルだなぁ……()
良ければ見ていってください。


脳破壊?いえいえ精神破壊です。

 しばらく後のセーフハウスにガスマスクを付け、武装した少女たちが突入してくる。

 

「隊長!警備の者たちが無力化されています!」

 

「恐らく「スパイ」が無力化していたのだろう、速やかに「スパイ」と合流しターゲットの確保をするぞ。」

 

 アリウス兵は隊長の指揮に従って警備の心配がないセーフハウスを進んでいき屋根裏部屋の前にまで行く。

 

「ここがターゲットのいる部屋か、総員準備しろ、私が合図を出したら突入する……3、2、1、突入!」

 

 そうしてアリウスの少女たちは部屋に突入する、しかし……

 

「隊長!ターゲットは見当たりません!」

 

「馬鹿者!入って一瞬も経ってないのに判断するな!先客があったか……あの情報が本当だったとは……周辺を捜索しろ!出来るだけ静かに!」

 

「それと合流するはずの「スパイ」も探せ!」

 

 そうしてアリウスの少女たちは部屋も含め捜索に入る。

 

「隊長!ここに起動されているパソコンがあります。」「パソコン?そんなもの放っておけ。」

 

「しかし先ほどから画面が揺れています。」「……一応何か情報が無いか見てみるか……。」

 

 少女たちはPCに近づき画面をのぞき込む、するとそこには『機密文書』と書かれたファイルがそこにあった。

 

「機密文書?」「もしかしてエデン条約の情報なのでは?」

 

「にしても、こんな露骨に情報を残すだろうか?」

 

「うーん、しかしこのパソコンはターゲット専用の物で、誰にも見られるしんぱいがなかったからなのでは?」

 

「……何にせよ少しでも情報が多いことにこしたことは無いだろう、開いてみるか。」カチッ

 

『ピ───!』

 

 そうしてファイルを開く。しかしパソコンの画面は真っ白になって甲高い音が響く。

 

「うわぁ!?な、なんですかこれ!?」「クッ!?罠だったか!?全員構えろ!何が来るか分からんぞ!」

 

 その場にいる全員が武器を構え周囲を確認するが何かが作動したり何かが迫ってきている気配もない。

 

「た、隊長、何かが来る気配はありませんが……」

 

「……油断するな……マダムの言っていたホラーゲームというやつでは油断したところで襲ってくるのが定石だと言っていた、だから気を抜くな……。」

 

「りょ、了解!」

 

 アリウスの少女たちは隊長の言葉で、さらに警戒を強める……その時パソコンの画面に変化が訪れる。

 

「た、隊長!パソコンに変化が!」「なに?」

 

 一人の少女が変化に気付き報告し、全員の視線がパソコンの方に向く。

 

『You are an idiot! ha haha ha ha ha haaa! ah hahaha haa~~♪』

 

 画面にYou are an idiotと言う文字と共に三つのニコニコマークが写り、小バカにしたような陽気な音楽と共に白黒に点滅していた。

 

「You are an idiot?隊長、これはどういう意味ですか?」

 

 初めにパソコンを見つけた少女は意味を分かっていないようだ。しかしその少女以外は身体を震わせている。

 

 ドォン!

 

「た、隊長!?」

 

「絶対にこんなふざけたものを作ったやつを引きずり出して──────(とても人には聞かせられないこと)にしてやる!!」

 

「絶対ぶっ殺してやる!!」

 

「すべては虚しい……だけどこれを作った奴には虚しさも残らない程粉々にする!」

 

「な、何で皆怒ってるのぉ……?あれ?まだ画面が写ってる……ヒッ!?」

 

 隊長はパソコンに向かって銃弾をぶっぱなし、他の隊員たちは怒り心頭と言った様子だ。

 

 そしてそれをよそに弾が当たったパソコンは画面にヒビが入り煙を吹いているにも限らず画面はまだ写っている、その画面は表示された先ほどの画像が小さくなり大量に増殖していき画面全体を埋め尽くしていく。

 

 音と音声が重なりどんどんと不協和音のようになっていく、その様子に隊長と隊員たちは怒りが沈み怯えが見え始める。

 

「な、なんですか!?あれ!?」「こ、壊れたのですか!?」

 

「い、いや。わ、分からない……と、取り敢えず「スパイ」と合流を……」

 

『こ、こちらチームIV、き、奇襲に遭遇!』

 

「な、何っ!?」

 

『「スパイ」が、「スパイ」が裏切りました!!う、うわぁぁぁぁっ!?』

 

 全員のインカムに別のセーフハウスへと向かったチームから報告と悲鳴が入ってくる。

 

「「スパイ」が裏切った?いや、それよりも大丈夫か!?おい、返事をしろ!!」

 

『裏切り、それ以上でもそれ以下でもない。』「!?」

 

「目標は私が先に貰った。」

 

「な、何故だ!何故そんなことを……!」

 

「早く終わらせて試験を受けないといけないから。」

 

「……は?」

 

 アズサの言葉に隊長が困惑の声を漏らす。

 

『こちら。チ、チームⅤ!こ、こちらも仮面をかぶった謎の人物によって襲撃されています!!』

 

「な、何!?裏切り者がまだいたのか!?」

 

『い、いや、裏切り者が出た訳じゃない!本当に誰なのかもわからな、』プツッ

 

「おい、チームⅤ?返事をしろ、チームⅤ!」

 

 詳細を聞いているとチームⅤの通信が急に途絶える。

 

『そうか、向こうも動いたか、私もさらに動かないとな。』

 

「ま、待て!貴様以外にもいるのか!?」

 

『裏切り者とかじゃない、ただの協力者。』

 

『……ちなみに協力者からの伝言……「作ったブラクラは楽しんでもらえたかな?」らしい……』

 

「は……?」

 

『正義実現委員会に報告は届いてるから、逃げるなら今のうち。』ピッ

 

 アズサは最後にそう言い通話を切った。

 

「ど、どうします?退却しますか?」

 

「……いや、ブラフだろう、情報が正しければ正実は絶対に動かないはず、気にすることは無い、行くぞ!」

 

「「「了解!」」」

 

 そうして隊員の一人が入ってきた扉を開ける。

 

 ピッ『ちなみに出る側から扉を開けると罠が発動するから気を付けた方が良い。』

 

「「「「は?」」」」

 

 バチィ!!

 

『あ、遅かったか』

 

 そのアズサからのついでのアドバイスをもらった瞬間部屋全体に配置されていたフェンス*1から電気が放電され全員気絶するのだった。

 


 

『ヒョウ、さっきまで私たちがいたところの奴らは全員気絶した。』

 

「あぁこっちも確認した。作戦を続けようか。」

 

『了解。』ピッ

 

 アズサからの連絡と、先ほどフェンスが反応したのを確認して確実に戦力を削っているのを確認する。

 

 ヒョウの足元には何人ものガスマスクを付けた少女が倒れている。

 

「こいつらは確かチームⅤだったか、このようだとまだまだいそうだな。」

 

 ヒョウは髑髏のような仮面*2を持っている。

 

「顔はあまりばれない方が良いと言われたからな、よし、次の場所に向かうか。」

 

 ヒョウは仮面をつけて音もなく壁を上る。

 

「確か次はあそこだったな。」

 

 ヒョウは機械刀を持ち狙いを定め両手で構える。

 

「フェーズティア*3

 

 そう言うと同時に構えた刀を思い切り目の前の空間を切り裂く、そして先ほど狙いを定めた場所にも空間の裂け目が発生する。

 

何故先ほどの者たちを気絶で済ませたのですか?さっさと殺してしまえばいいものを。奴らはあなたを害そうとするものなのでしょう?敗者に情けなどいらないはずですよ?

 

(うるさい、あんたの価値観と一緒にするな、話しかけてくるならリード博士もいる状態で話しかけてこい。)

 

 そうしてヒョウは痛む心臓を気にすることなく裂け目に触れてその中に入っていくのだった。

 


 

「先ほど指示があったように我々も移動するぞ!外部隊チームⅡの情報によると旧校舎の方にターゲットがいるという情報が入った!」

 

「「「了解!」」」

 

 チームⅢは情報をもとにチームⅡの応援に行くため建物から出るため移動していた。誰もいない廊下を走っている。

 

「……全員止まれ。」

 

 チームⅡの隊長の言葉で全員が足を止める。目の前には黒い靄のようなものが漂っている。

 

「あれはなんでしょうか?」「分からないが……決していいものではないだろうな。」

 

 アリウスの少女たちはそれに向けて強い警戒を見せ、銃を構える。すると中から髑髏のような仮面をかぶったヒョウが出てくる。

 

「あれは……」

 

「恐らくチームⅤが言っていた謎の人物だろう髑髏のような仮面、間違いない。」

 

 ヒョウはウィングマンを取り出す。

 

「チームⅤの報告によると奴の武装はあの拳銃と、いくつかのグレネードだ。それと不規則な動きをするらしいから惑わされるな。」

 

「「「「了解!」」」」

 

 アリウスの少女たちとヒョウは同時に動き出し戦闘が始まるのだった。

 


 

 別のセーフハウスでは

 

「なんなんだこのロボットどもは!?」

 

「隊長!一体一体の装甲が固すぎます、なかなか破壊できません!」

 

 チームⅥの部隊は謎のロボットたちと戦闘を繰り広げていた。彼女たちと戦っている謎のロボットはスペクター*4とマーヴィン*5というヒョウが作ったロボットだ。

 

「使用している武器も見たことのないものばかりです!」

 

「怯むな!相手はロボットだ、撃ち続けていればいつかは壊れる!」

 

「その前に弾が尽きちゃいますよ!?って近づいてきて……」ガンッ!

 

 そう言っていた少女はスペクターの近接攻撃により気絶する。もちろんロボットなのでただ殴るだけでもかなりの攻撃になるため近接戦も気を付けないといけない。

 

 チームⅥは苦戦を迫られているのだった。

 


 

 はたまた別のセーフハウス

 

「な、なんですかあの生物は……」

 

「私にも分からない……だが見つかれば碌な事にはならないだろうな……」

 

 カサカサ……カサカサ……

 

 チームⅦは「それ」に見つからないようにゆっくりと移動している。少女たちの視線の先にはスパイダー*6と言う横幅140㎝ぐらいで高さが少女たちの膝ぐらいまでありそうな蜘蛛のような生物が何十匹も動いている、さらに壁や天井にはその生物の卵が無数にある。

 

 はぐれていた一匹を撃ったため殺すことが出来るのは確認済みだが、さすがにここまでいると苦戦するのは目に見えている。そして何よりも見た目が気持ち悪いのだ、アリウスの少女たちにとって蜘蛛は身近にいたため慣れているが、さすがにあの大きさの蜘蛛は……というか人間にとって膝ぐらいまである蜘蛛は生理的に無理だろう。

 

 ちなみにヒョウはスパイダーの小さい個体をペットとして飼っている。しかし女性陣、というかヒョウ以外はスパイダーが苦手のようなのでヒョウが主に面倒を見ている。大きい個体はヒョウの飼っている小さい個体が産んだものだ。

 

 それに先ほど殺した時にスパイダーは最後の抵抗でねばねばとした糸を吐き出してきたのだ、それも相まって少女たちは見つからないように静かに移動している。

 

「ゆっくり……ゆっくりだぞ……」「わ、分かってます……あ……」

 

 ガシャン!

 

 一人の少女が棚にぶつかり花瓶を落としてしまう。

 

 ……! カサカサカサ!! フシャァーー!!

 

「キャアァァ!?」「ヒエェェ!?」「こ、こっちに来るなぁー!?」

 

 その音に反応したスパイダーたちはアリウスの少女たちに気付き、一斉に襲い掛かっていく、そして卵からもどんどんとスパイダーが出てくる。少女たちは悲鳴を上げながら銃で応戦するのだった。

 


 

 合宿所では

 

「う、うーん、此処は?し、縛られている?」

 

 桐藤ナギサは目を覚まし自身が椅子に縛られていることに気付く。

 

「確か私はあのセーフハウスで眠れずに過ごしていたら……」

 

 ナギサは自身に起こったことを思い出していく。アズサとハナコが自身の元に来て連れ去ると言った事、そしてハナコに言われた言葉を思い出す。

 

「わ、私は……ヒフミさんを……そして私はこれからどうなって……」

 

 ガチャ……

 

 ナギサが縛られている扉が開く。ナギサは反射的に扉の方を向く。

 

「あらあら、起きられたのですね?」「ハ、ハナコさん、アズサさんまで……」

 

 そこにはハナコと、一足先に戻ってきたアズサの姿があった。

 

「ちょうどよかったです♡」「指揮官がナギサに会いたいらしい、大人しくしていろ。」

 

(指揮官ですか……一体どんな人物なのでしょうか……私はその人に殺されてしまうのでしょうか……あぁ……ヒフミさんに謝っておきたかったですね……許してもらえるとは思っていませんが……それにミカさんにエデン条約を押し付けてしまうのも……。)

 

 開きっぱなしの扉から人影が現れる。

 

「この人が私たちの指揮官のファウスト様です♡」「こ、この人が?」

 

 ファウストと呼ばれた人物は紙袋を頭にかぶっていて目だけが見えている。

 

「桐藤ナギサさんですね?」「ッ!?」

 

 その人物の発した言葉にナギサは驚愕する、何せその声はナギサ自身が何度も聞いたことのある声だったからだ。

 

(この声は……まさか!?いや……そんなことはあり得ません!あの子はこんなことをする人ではないはずなのです!あのまぶしい笑顔を向けてきたあの子が!)

 

 ナギサは違うと頭の中で全力で否定しようとしている。しかしそんなナギサにまた声がかかる。

 

「貴方はここまで血も涙もないお方だったんですね、親しい人すらもこのように退学に追い込もうとして、どんな感情でこれを実行したのですか?」

 

「そ、それは……」

 

「でも、こうやって補習授業部まで作ったのですよね?ならその向けていた友人という立場も演技だったのでしょうね。ヒフミさんがどれだけつらい思いをするかも分かっていたのに実行に移せるということは。」

 

「ち、ちがっ……」

 

「でもよかったです。」

 

「え……?」

 

 ファウストのその言葉にナギサは困惑の表情を浮かべる。そしてファウストはかぶっている紙袋に手を掛けゆっくりと素顔をさらしていく。

 

「あ、あぁ……」

 

 ナギサはファウストの声を聴いてもしかしてとは思ったが、ファウストからヒフミという名前が出たから本人ではないと希望を持っていた。しかし素顔が見えてくるにつれナギサに絶望の表情が浮かんでいく。

 

 そして紙袋が完全に外され、ファウストの素顔が明らかになる。そしてその人物は笑顔で口を開く。

 

「アハハ……それなりに楽しかったですよ。ナギサ様とのお友達ごっこ。」

 

 ナギサは紙袋を取った裏切りの指揮官、ヒフミに真正面で、そしていい笑顔でそう言われる。

 

 パキン……

 

 それを聞いたナギサの中で、何かにヒビが入る音がした。

 

 今までの生活で擦り切れ、ハナコの言及で刺された心が、ヒフミの言葉によりヒビが入ったのだ

 

「ナギサ様のつまらない話も、余計なおせっかいも、多少は楽しめましたよ……アハハ……」

 

「…………」

 

 それ以降の言葉はナギサの耳には入ってこなかった、いや理解したくても、脳が拒絶していたのだ。

 

(最初から……私は……友達とすらも思われていなかったのですね……それに私の話を聞いていたヒフミさんの表情は?いつもどんな表情をしていましたか?)

 

 ナギサはヒフミと話していた時の表情を思い出す、

 

(彼女の表情はいつも……苦笑い……)パキパキ……

 

 考えれば考えるほどナギサの心のヒビ割れが広がっていく。

 

(そんなの……まるで……私の……)

 

「見ていて滑稽でしたよ。ナギサ様の独り相撲。。」

 

「アッ……」

 

 バキンッ!!

 

 ガラガラ!!

 

 その最後の言葉を聞いた瞬間、ナギサの心は大きな音を立て割れ、ガラガラと崩れていったのだった。

*1
ワットソンのアビリティ

*2
旧レブナントの顔面

*3
アッシュのアルティメット

*4
旧ストームポイントの保管庫で出てくる敵対ロボット

*5
パスファインダーの原型のロボット

*6
APEXスパイダーで調べてみよう!虫が苦手な人は止めておくんだぞ!




楽しい、書いてて楽しい……あっ……ミスって脳破壊じゃなくて精神を破壊しちゃった♪
まぁヒョウ君が何とかしてくれるやろ!(丸投げ)
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