銃弾が飛び交う学園都市?!んでもって銃の耐性なし?!・・・やってやろうじゃねえかこの野郎!!   作:オーバジン

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良ければ見ていってください。


間章3
アリスのママは?①


 コツコツコツ……

 

 ミレニアムの廊下を少年が歩いている。

 

「今日の依頼は午前中で全部終わってよかった……」

 

「あ、ヒョウさんこんにちはー」

 

「お、よっす。」

 

 その少年は道を行きかうミレニアムの生徒達と挨拶を交わしていく。

 

「何か俺の顔も知られて来たな……まぁアリスが言ってるのか?まぁいいか。」

 

「何か久しぶりに来た気分だな……まぁ最近はずっとトリニティの方に付きっ切りだったからな……」

 

 少年、新城ヒョウは、愛しの娘(義理)に会いに行くためにゲーム開発部へと歩を進めている。

 

「アリスには最近構ってやれなかったし、俺も正直疲れてるからな今日はたくさん愛でるとするか。」

 

(これから忙しくなるだろうし……これが終わった後俺が生きているのかどうかも分からない……俺が死んでもアリスはモモイやミドリ、それにユウカやネル、ウタハ、ミレニアムの皆がどうにかしてくれるだろうし……今のうちにたくさん遊んでおいた方が良いだろうな。)

 

 そんなことを考えながらゲーム開発部の部室を目指す。

 

「アリスの母親問題をどうするかねぇ……」

 

 ヒョウのここ最近の悩みはアリスの母親についてだ、アリスは一応高校生としてミレニアムに所属しているが感性で言えばまだ幼児に近い。常識こそはあるもののとても考え方が幼いのだ。

 

 そこのところを教えてやろうにも時間が無い、基本的に依頼で予定が埋まっているためそこのところの教育をできていないのだ。

 

 誰か母親の代わりになってくれる人がいてくれればいいのだが……俺の仕事や、性格的に彼女を作ることは難しいだろう……それに義理とはいえ娘持ちなのだからなおさら難しいだろうな。

 

 もし誰かに母親もとい彼女になってくれるとしたら誰がいいのだろうか……

 

 ヒフミはどうだ?ヒフミはアリスと仲が良い事務所に来た時も二人で仲良くゲームをしている、一緒にいると楽しそうだしそれにヒフミなら常識人だから教育にも向いているだろう、しかしヒフミは母親というよりはアリスの姉の方が似合うような気がするな……

 

 ユウカはどうだろうか?ユウカはしっかりとしているし面倒見もいい、それに同じ学園の生徒だから何かあってもいつでも頼ることもできる、それに太腿がたいへんエッ……ゴホンゴホン……しかしロリコンという噂があるらしい、アリスの教育には悪いかもしれないな……

 

 それならアルちゃんは?確かに彼女も面倒見もいいし、便利屋の社員たちも良くしてくれるだろう、特にハルカはアリスと仲が良い、それにアルちゃんは俺の好み……ゴホッゴホッ……だがアルちゃんたちはお尋ね者だ、普段を見ているとそんな感じはしないが指名手配されているらしいし……

 

 ならマコトは……うーん……アリスの教育に悪いな……うん……俺の好みドストライクで、しかも芯があっていい女ではあるのだが……如何せん普段の言動がなぁ……教育に悪いんだよなぁ……なんかアリスがとんでもないいたずらっ子になっちまいそうだ……

 

 ほんなら先生は?先生なら現役教師だからしっかりと教育はしてくれるだろうし「シャーレ」という大きな後ろ盾は大きい、それに先生は顔が広いから先生の娘とあらば何かあっても各方面から助けを貰いやすいだろう、それに大きなダブルメロンが最高……ゲフンゲフン……今後やアリスの事を考えると先生が一番丸い気がする、だが俺はまだ未成年、未成年と結婚となると世間的にはあまりよろしくはあまりよろしくない……いやそもそも未成年なのに娘がいる俺がおかしいのか?そうかな……いや、そうだな……

 

 こうなると、やっぱラブになるか。あいつも昔からの付き合いで俺と一緒に住んでるし、アリスもラブに懐いている、それに料理も洗濯、家事もしてくれる、それに前にアリスにラブの事をどう思っているか聞いたところ

 

「ラブはまるでママみたいです!一緒にいて楽しいです!」

 

 と言っていたからアリスの気持ち的にも大丈夫そうだ。

 

 まぁ……そもそも今言った全員、告ったところで受けてくれるかどうかわかんないんだがな!ハハハハ!!……ハハハ……ハハ……ハ…………何見てやがる!!

 

「……うん?そういやここ何階だっけ?……一階ズレてるじゃねぇか……疲れてるのか、俺?」

 

 普段ならもうすでに部室に着いていてもおかしくないはずなのにまだドアが見えてこないことに不思議に思ったヒョウが階層を確認するとゲーム開発部のある階層から一つ上の階にいたのだ。

 

「あー……うん、疲れてるんだろうな俺……早く癒されよう。」

 

 そう呟くとヒョウの後ろ腰辺りに機械の尻尾が出現する。

 

「えぇと……確か部室の真上は……確かこの辺りだったはず……うん、この辺だ、ヴォイドパッセージ*1。」

 

 尻尾の先端が開き棘が出てくる、それを床に向けてエネルギーを撃ちだし次元の穴をあけ、その穴へ触れ床を抜けゲーム開発部に侵入する。

 

「おーっす、アリス来たぞー。」

 

「アリスのママはモモイです!」

 

「ちょっ!?アリス!?」「   」

 

「お姉ちゃんが……ママ?……ヒョウさんとお姉ちゃんが夫婦?……ウッ……頭が……」

 

「あ、アワワワ……」

 

 ……モモイか……モモイか~~……うん、確かにモモイとなら毎日退屈しなさそうだし、あんな感じだが仮にも姉だ、思ったよりも面倒見がよい……確かにアリスの母親適正は高いな……母親適正は。

 

 部室には天井から出てきたが予想外の言葉を聞いて困惑している俺が見たのは、顔を少し赤くしてアリスの口を塞ごうとするモモイ、白目向いて衝撃を受けている先生、なぜか頭を抱えて苦痛の表情を浮かべるミドリ、とてつもなく慌てているユズだった。

 

 ……なにこれ?

 


 

「大変ですよ、ちーちゃん!!」「大変ですよチヒロ!」

 

「なに?二人そろって急にどうしたの?」

 

「アリスちゃんが!」「アリスが!」

 

「あー、もう同時に言わないで耳が痛い、それでアリスがどうしたの。」

 

「モモイの事をママと呼んだのですよ!」

 

「へ?」

 

「モモ……なんで……なんでモモが……」

 

「マキ!?ちょ、大丈夫!?マキ!?」

 


 

「見えていますか?」

 

『えぇこっちもしっかり見えているわ、あなたはこのままそのまま監視を続けて頂戴。』

 

「了解。」

 

『私たちが何故彼を監視しているか分かるわね?』

 

「はい、私たちの計画において彼は必ず障壁になります、なので今のうちに彼の弱みや、彼が使う不可思議な能力を把握しておく。」

 

『そうよ、名もなき王女を破壊するためには彼を超える必要がある、これはそのための準備よ。』

 

「はい……しかし、彼も……その……殺す必要はあるのでしょうか?」

 

『彼の力は危険よ、彼が抱えているあの力、下手をすれば世界を壊すほどの力なのよ。』

 

「……」

 

『彼と、名もなき王女はお互いに信頼しあい親子のような関係を築いているわ、この場合どちらかを破壊するとどちらかが暴走するのは目に見えて分かるのよ、だから同じタイミングで破壊、いや……殺すのよ。その方が合理的なのよ。』

 

「……了解しました、このまま監視を続けます。」

 

『頑張って頂戴、私は少しデータを調べてくるわ。』

 

「…………あまり気乗りしませんね……」

*1
オルタ―のアビリティ




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