先生やってる兄貴の女性関係が終わってんだが?   作:グラビトン

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はい、昨日の続きです。
ちょくちょく見てくださる方が多くて嬉しいです、頑張ります。


生徒と先生の恋愛は犯罪じゃない?さいですか

俺がこのキヴォトスに来た切っ掛けは単純だ

銃社会で教師をやってる兄を親が心配してるから、俺が直接見る為………そして俺が単純にキヴォトスって場所に興味があったからだ。

 

暫くは長期的な休みに入るから、いい機会だと思って俺は地元からこの学園都市にやってきた。

ここまでの道程は色々あったけど、とりあえずここに来て感じた事は…………想像以上に常識離れしてるって事だ。

 

アニメみたいに犬猫が服きて話して歩いてるわ、ロボットが当たり前のようにそこら中にいるわ、頭に天使の輪を乗せた人がいるわ、そいつらは今日見渡した感じ女の子しか居ないし不自然にみんな可愛いし………そして銃社会の名の通りみーんな当たり前のように銃火器携帯してるし。

 

そして見た感じ技術とか外よりずっと発展してるっぽいし、柴関ラーメンに行く途中住人たちに道を尋ねたりして声掛けしたけど、マジでアニメの世界に来た気分になった。

 

そしてキヴォトスのニュースとかも、爆発とか当たり前に銃が絡んでまるで海外みたいな事件とかがあって本当に危険だなって感じ………こんなとこで生身の人間が教師をするどころかまともに住めるのかという疑問は当然だろう。

 

………ま、それでもなんだか街を歩いて見て回るだけでもすげー新鮮な気分になったし、さっきも言ったけどアニメの世界に入れた気分で変にテンション上がったし………それに。

 

 

「(ラーメンもめちゃくちゃ美味かったし)」

 

 

柴犬の大将には面食らったけど、そんなの関係ないくらいに美味かったな………また今度行こうとも考えた。

それと、俺がここで食ってるという報告を兄貴にしてラーメンを食べてる間………なにやら5人の美少女達が俺をチラチラ見てるわ会計済ませようとするとキャリーケース盗られ掛けるわ色々あったが、結果事なきを得て兄貴にもようやく再会できた………そんでろくに連絡しないアホの腕を一本取ろうとしたが、まぁその辺にして置いた。

 

そして俺がシャーレの先生の弟と言うことを、対策委員会って人達が知ったところから話を再開しよう。

 

 

 

 

 

◾︎◾︎◾︎◾︎

 

 

 

 

 

「いてて……何も出会い頭腕の関節キメようとしなくていいじゃん……」

 

「そう思うなら母さんに連絡をこまめにしとけ、こんな危険な所で仕事してんのならな」

 

「連絡はしてるよ………時々忘れるけど」

 

「それがアウトだっつってんだよハゲ」

 

「………ん、先生の弟は結構厳しめ?」

 

「厳しくしとかなきゃ直ぐにどっか行って問題起こすか首突っ込むんすよ、ここでもそんなばっかなんじゃ無いんすかコイツ」

 

「そうだね〜、そういう仕事なのもあるけど………本当、目を離したらどっかに行くからさ」

 

現在、窃盗犯がしょっぴかれた後兄貴と対策委員会という人達を混じえて、柴関ラーメンの席に座って話をしていた。

俺がコイツの弟だと言うことを知ったこの人らの反応はやたらでかかったな、そんな驚く事かね………?

 

「えっと、弟さんは兄である先生の様子を見る為にキヴォトスへやってきたって事でいいんですかぁ?」

 

「(でっか)うす、後普通にキヴォトスに興味もあったんで、兄貴はついでで」

 

「つ、ついでなんだ……?」

 

兄貴がここに到着するまで俺の事をチラチラと見ていた対策委員会の人達と話をする、誰も彼も俺に興味津々って感じではなしかけてくる。

 

「(にしても………なんだこりゃ)」

 

犬耳……と思ってたが狼の耳を銀髪の頭部に生やしている、クールな印象を受ける砂狼シロコさん。

 

のほほんとした話し方と雰囲気、そして一部に目がいきそうになるくらいのスタイルを持ってる十六夜ノノミさん。

 

黒髪メガネっ娘で、エルフのようなとんがった耳が特徴的な奥空アヤネさん。

 

猫耳黒髪ツインテツンデレとかいう、古の萌えを詰め込んだような美少女の黒見セリカさん。

 

ビンク髪のロングヘアーとアホ毛、この中でのんびりとしてて1番幼そうだけど最年長らしき自称おじさんの小鳥遊ホシノさん。

 

 

うーーーーーん………みんなくっっそレベル高いんだが??

 

 

「(全員別嬪さんってどういう事なん?ここに来るまでにも生徒と呼ばれてそうな人たち全員女の子だったし、漏れなくレベル高かったし、そういう場所なのかここ?)」

 

不自然なくらいに属性もりもりな美少女生徒達がこのキヴォトスでは当たり前なのだろうか、こんな子達が俺の高校に居たら注目集めすぎて崇められる程じゃないのか、その内アイドルにもなって話題掻っ攫うんじゃ無いかと思うくらいだ。

 

……………そんで兄貴はそんな美少女達に教鞭を振るってんのか、死ねばいいのに………それで、だ。

長年兄貴の女性関係を俺は見てきたから何となく分かる………この人達は、多分兄貴に気がある。

 

 

「(ん、弟にアピールしたら有利になるかも)」

 

「(目つきは似てませんが、雰囲気は何となく似通ってますね〜……先生の好みとか知っているのでしょうか?)」

 

「(様子を見に来たってことは心配してたって事だよねぇ………先生にはバリアがあるけどそれでも一歩間違えたらだしなぁ………もしかしたら最悪連れて行かれる?………嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ)」

 

特に砂狼さん、十六夜さん、小鳥遊さんから良からぬオーラを感じる………特に小鳥遊さんがやたらと圧が強い気がするのは何故?多分勘違いしてる節あるよなアレ?

 

 

………兄貴は昔から女性を誑し込む悪癖がある。

何がタチ悪いかって無意識でそんな気は皆無だと言うことだ、それを勘違いして兄貴の隣に立とうとした女性は元の世界でも何人も居る………そんで撃沈されてる所を何度眺めたことか。

 

そしてそれがこのキヴォトスでも同じ事が起きてる可能性が高い、しかもここの住人は俺達よりもずっと上位の存在なんだろ?一見………諸々の部分に目を瞑ると俺と変わらない人間って感じだが、倫理観とか身体の構造とかまるっきり違って、特に力に差がある事は何となくわかった。

 

そんな人達を兄貴はまた誑していたらどうなるか………しかも見た感じ、元いた場所よりもこの学園都市は女性比率がかなり高い気がする………てか今思い返したら俺や兄貴みたいな人の姿をした男性を見かけてない。

 

もしかしたらそういう相手が居ないことが拍車を掛けて、前よりもずーっと落としているならえらいこっちゃだ。

………と、とりあえず………この人達から色々話を聞いてみるか。

 

「えーっと……対策委員会の皆さんは兄貴、じゃねぇな……先生とは付き合いは長いんすか?」

 

「そうですね……最初私がシャーレに依頼した形で関わることになりまして、今でも手助けしてもらっています」

 

「ん、砂漠で迷ってた所を私が助けた」

 

「マジすか、世話掛けました」

 

「平気、この中じゃ先生といち早く関わったから私が一番先生と関係は深いから」

 

「お、おう……?」

 

「何言ってんのシロコ先輩……詳しい事情は長くなるから話せないけど、先生は生徒が困ってたら首突っ込んで力になろうとするからさ、私達以外のところでも身体張って大人の責務とか言って無茶してるんじゃないの?」

 

「はは、それが私の仕事だからいだっ!?」

 

「その仕事でアンタ無茶してんだろ、どうせ」

 

「うんうん、もっと言ってやって弟君」

 

「………ホシノ先輩は人の事言えないですよね」

 

「う、うへぇ……ごめんってばアヤネちゃん〜……」

 

……うーん、やはりと言うべきか聞いた感じここでも兄貴はバカをやってるらしいな、昔からずっとだ………こいつは誰かが困ってりゃ脇目も振らずに駆け出してお節介を焼く、一昔前のラノベ主人公みたいなことを平気でやるお人好しだ。

 

それをこのキヴォトスっていう元いた世界よりも危ない場所でやっている、分かっちゃいたがこうして確信させられると頭痛てーなオイ……。

 

……………そういう所は美徳かもしれんが、悪癖と言っても差し支えない、少しは心配してくれる親の顔を思い浮かべて欲しいものだ。

 

「あのー弟さん、私からも質問をしていいですか?」

 

「なんすか奥空さん」

 

「………貴方たちの親御さんは、今の先生をどれだけ知っているのでしょうか?」

 

「……………アンタ何も教えてねぇだろ?」

 

「……まぁ、うん」

 

「はぁ………」

 

ひとつため息を吐き、少し不安げな表情を見せる対策委員会のみんなに俺は口を開き始める。

先生の親の事を気にするってことは、やっぱ命張ってるって事でいいのかね…………でもまぁ、心配してくれてるなら言わない訳にもいかんな。

 

「俺も親もコイツが具体的に何してるかわかんないので、でも銃社会と呼ばれるキヴォトスで暮らしてんのなら、いつ身体に風穴開くか分かったんもんじゃねぇですし……………ていうかさ」

 

一区切りして、隣にいる兄貴に視線だけ移す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう、空いてんじゃねぇの」

 

 

 

 

 

その一言を皮切りに静まり返り、誰も言葉を発さなかった。

俺が問いただしている相手も、何も言わずに俺の目をただ真っ直ぐに見つめ返すだけだった。

 

……………チッ、やっぱりか。

 

 

「……………だろうと思ったよ」

 

「………」

 

「………そういう事も考えてるから、正直父さんからは今すぐ辞めて欲しいって言わてれるんすよ、俺がどうしても行くならそれを直接伝えて来いって」

 

「ッ………」

 

「………でもまぁ、それを伝えたところで首を縦に振るような奴じゃねぇのは知ってるんで………だろ?」

 

「……あぁ、誰に言われても辞めないよ、私がやるべき事は山のように積み重なってるからね」

 

「…………親の心配を振ってもか?」

 

「申し訳ないとは心から思ってるよ、それでもこのキヴォトスに居る生徒達の導くのが先生であり、大人である私の務めなんだ」

 

「……んだよ私って、似合ってねぇよ」

 

「……やっぱり、弟さんも心配で来たんですよね」

 

「別に、ついでと言ったでしょ?………つーか、俺がとやかく言う資格なんざ無いっすよ」

 

「え?」

 

「皆さんが、連れて行って欲しくなさそうな顔をすりゃね」

 

少し笑って告げて、対策委員会のみんなは少し驚いた表情を見せた。

俺らの会話に無言で耳を傾けてたが、徐々に震えたり怖がってたりしていた、もしかしたら………なんて事を考えていたのだろう。

 

多分この人達以外にもそういう生徒がこのキヴォトスにゃ沢山居ると思う、そういう奴を放って置きたくないのが兄貴の考えなのだろう。

 

死にかけでも尚、だ………筋金入りで頭が痛くなるが、この人達の反応が答えだ。

……………必要不可欠、それがシャーレの先生ってところか。

 

「心配しなくても、俺個人はコイツを連れて帰るために来たわけじゃないっすよ、あくまでも兄貴の様子とキヴォトスを見に来ただけなんで、後女関係が一番気がかりなんすよ、実際どうなんすか?」

 

「えっ、いやそれは」

 

「………ん、弟の予想は当たってる、私達以外にも先生へ心から信頼を寄せてる生徒たちは山のようにいる」

 

「………それは大半が、そういう事って事で良いんすか?」

 

「………………ん」

 

「……そういう事ってなにぐがっ!?」

 

「黙ってろクソボケ兄貴」

 

脇腹を殴って何も分かっていないクソボケの口を封じる、何となく察してたが当たってた………こんな美少女達に囲まれて何の気も起こしてないとかどうなってんだコイツ、そんで掛けてるのだから始末に置けねぇ。

 

目の前の彼女ら見ろや、頬赤らめてんのが見えんのか………そしてそんな人達がまだ他に大勢居る可能性があるんだろ?ラノベよろしくなハーレムでも作る気なのかコイツは。

 

「ところで弟さんに私からも質問なんですけど〜、先生って元いた場所だと彼女さんとか居たんですか?」

 

「いや居なかったっすね、女には囲まれてたけど」

 

「………そうなんですか〜、昔からなんですね〜」

 

先程までの暗い雰囲気は何処へ、優しそうな十六夜さんの笑顔だが目は全く笑ってない………なんだ、予想以上にお熱なのかこの人ら。

………昔から兄貴に入れ込む女性は多いけど分からんなぁ………一体コイツの何がいいんだ?俺には理解できねぇ………。

 

「………とりあえず話戻すんすけど、俺は見に来ただけで連れ戻すつもりは今んとこ無いっす、キヴォトスは俺達にとっては危険な場所かもっすけど、今の俺にとっては見てて楽しい場所になってるんで、コイツの事は生徒達の皆さんに任せるっすよ」

 

「そっか〜、是非見て回ってね弟君〜………それに先生の安全は私達が確保するからさ………もう絶対に、傷1つつけないから」

 

「……うす」

 

なんかこの中で小鳥遊さんが一番情緒不安定な気がするぞ………とりあえず、言われた通りにこのキヴォトスを見て回ろうと思う。

 

気がかりなのはどういう場所か、兄貴は無事か、女関係はどうなってるかだったけど………とりあえず女関係に関してはより面倒になってそうだ。

 

「とりま先生……つーか兄貴の事は今後ともこき使ってやってください、後そういう関係になるのは相当苦労するんで覚悟しといた方がいいっすよ?てか先生と生徒がなんのはリアルだとヤベーんすけど」

 

「ん、大丈夫……別に犯罪にはならないから」

 

「マジすか」

 

どーなってんだいキヴォトス………想像以上に兄貴の女性関係が終わりつつあるのかこれ。

 

 

 

 

 

◾︎◾︎◾︎◾︎

 

 

 

 

 

「それじゃあみんな、私達はこれで失礼するよ」

 

「またラーメン食べくるんで、それじゃ」

 

「はい、それではー!」

 

夕焼けに染まる砂が舞う街中で先生と、今日突然やってきた弟君が背中を向けて去ってゆく。

………並んで歩いてゆくその後ろ姿を見て何となく、兄弟なんだなって強く感じた。

 

それにしても先生に弟が居たなんておじさんびっくりだよ〜、先生の様子を見る為にキヴォトスにやってくるなんて………ちょっとぶっきらぼうだけど根は兄想いなんだ。

 

最初は連れ戻す為になんて考えてたけど、彼にそのつもりが無いことが分かって安心した。

先生は頼れる大人だけど銃弾一発で致命傷となりうるくらいには脆いからね、先生の父さん母さんも心配するのは仕方ないけど…………正直に言って、先生が私たちの目の前から消えるなんて事態は受け入れられない。

 

最初は大人だったから信用出来なかったけど、アビドスの問題と私達の事件に巻き込まれても私達の為に身体を張って助けてくれた恩人………いつの間にか私を含めてみんな意識しちゃってるけどね。

 

 

 

…………だからこそ何処にも行かせたくない、いつかまた体に穴が空くと思うとじっとしてられない。

 

やっぱりアビドスに留めるべきか?………いやダメだ、最悪キヴォトス全土が敵になる。

 

私たちの同じような事を先生が他の生徒達にしていると思うと………良いことなのは間違いないけど胸が騒つく。

それはきっと私達と同じ気持ちを生徒達に抱かせていると言うことだ………それは正直、嫌だって思う。

 

「(………もっと居たいなぁ)」

 

内心ではそう思っているが今の先生はあの時よりもずっと忙しそうだ、当番の時くらいしか行く口実も無いし、前みたいにお時間を頂く暇も無さそうだ。

 

……………あーもう、そんでもって先生は私達の気持ちをこれっぽっちも察してくれないしさぁ………シロコちゃんが度々襲いたくなるもの少し分かる気がする。

 

「ん、それにしてもそこまで弟にアピール出来なかった」

 

「先生の好みも聞きましたけど、あまり参考に出来なさそうですね〜………先生自身がそういった事に興味も無さそうなので………やっぱり色仕掛けするしか無いですかね?」

 

「ノ、ノノミ先輩の色仕掛けとか破壊力高そうだけど………いやダメですよ!?」

 

「………うへぇ、自分の武器を理解してるなぁ、アヤネちゃんとやったら先生も耐えられなさそうだね〜」

 

「やりませんよ私は!?」

 

 

………それにしても先生の弟くんかぁ。

先生は気怠げな印象を受けるけど、弟君は少しマイペースって感じかなぁ………目は死んでないけど、根っこは先生と似通ってるのかな。

 

彼が兄である先生をキヴォトスから離れさせる為に来たわけじゃないのは安心した、でも親御さんは先生を心配してるんだ、もしもまた傷つくような事が起きて弟君経由で知らされたら………今度はその人達が直接来て、先生を連れて行ってしまうかもしれない。

 

 

 

そんなことは許されない、先生は何処にも行かせない。

先生には絶対に傷1つ付けさせない、私の命と引き換えにしてでも守ってみせる。

 

 

それに………なんだか予感がする。

 

「(彼自身が波乱を起こすことを望んでる訳じゃないけど、先生を含めてひと騒ぎ起こしそうな………)」

 

あくまでも予感だけど、そんな気がする。

先生と同じ外の世界から来たから………とかじゃなくて、あの人の家族ってだけでみんな気になって………シロコちゃんやノノミちゃんみたいに唾をかけようとするかもしれない。

 

アビドスみんなや、数歩譲ってヒフミちゃんとかなら良いけど………他の人達にやらされるのは癪だ。

 

「(………やっぱり明日にでも押し掛けようかな)」

 

………一重に先生を誰にも渡したくないって気持ちが、今の私を支配していた。

 

 

 

 

 

◾︎◾︎◾︎◾︎

 

 

 

 

 

「………まさか、職場があんたの家なのか?」

 

「うん、下にはエンジェル24もあるから便利だよ?」

 

「それでもなんか嫌にならねぇか?家と職場が同じってよ……しかもクソデカイな、これ全部がシャーレってとこの建物なのか?」

 

「正確に言えば連邦生徒会の所有物だけどね、とりあえずお前は明日からどうするの?」

 

「さっきも言った通り見て回る、ちょっち危険なのは百も承知だが………まぁ大丈夫だろ」

 

「まぁお前はな……そう言えば百鬼夜行ってところがあるんだけどさ、もう少ししたらお祭りが開始されると思うからどう?」

 

「日本に近いとこだっけか、お祭りかぁ……美味ぇもん沢山あるかね」

 

「そりゃあるけど、程々にな?」

 

 

アビドスから離れ、俺は兄貴の居住地であり職場であるシャーレのビルに到着していた。

とりあえず明日からは適当に見て回ろう、折角ならキヴォトスにある学校とかも見学してみたい気持ちもある、兄貴の権限なら行けるんじゃねぇかな。

 

そんな事を考えながらエレベーターで上がってゆく、今向かってるのは兄貴が主に使ってる仕事場らしい。

 

家と職場同じって、社畜かよアンタ………そうこうしてる内にエレベーターは止まり、兄貴に着いていく形で歩く。

 

そして兄貴の言う仕事場に到着する、そこには…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お帰りなさいませ、先生、お仕事お疲れ様でした」

 

「……えっ、トキ?」

 

「??」

 

「構って欲しくて来たのですが不在だったので、軽くお掃除と夕飯の準備をさせて頂きました、そういう事ですので褒めて…………おや?」

 

なんか………メイドさんが居た。





キヴォトスの住人からは弟、弟さん、弟君と呼ばれる、本名?知らんな。
現時点ではネームドとの恋愛とかはありません、あくまでもハーレムの俯瞰者なので。


小鳥遊ホシノ
みんな大好きおじさん、公式から先生に対して激重なのは知ってるな?



飛鳥馬トキ
みんな大好きパーフェクトメイド、ピース。



というわけで次回から、ミレニアム編になります。
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