残虐あり。ポケモン虐待描写あり。
「ギャアアアア!!」
「に、逃げろ! 殺される!」
ポケモンを解放するために奪い取るとか言っていた集団が私から逃げようとしている。
どうして? おかしいわよね?
私は正義を実行してるのよ? 私は正しいの。
「何処に行くつもりなの?
私は正しい。正しいから何をしても構わない。
貴方達は悪。悪は死ねば良いわ。私が殺すの。
ねえ貴方達本当にマリネットを追い詰めたの?
こんな弱い人達にすら勝てないくらいマリネットは弱いの?
答えて答えなさい言え言いなさい言わないと殺すわ言っても殺すけど死体から記憶は抜けるから問題ないかオーベムの仕事が増えちゃうわねまあ良いけどさあ答えて誰がマリネットを追い詰めたの?」
私から逃げようとしていた悪を一匹オーベムが壁に磔にしたわ。
ああオーベム貴方は本当に優秀よね貴方が娘なら良かったのにマリネットみたいな何とも言えないのが娘じゃなくて貴方なら。
「な、なんですか!? この女は!」
「アスラ様! お逃げください!
この女、ヤグルマの森でアスラ様が始末するのを邪魔されたマリネットの関係者みたいで」
「オーベム♪ 釣れたからそれはもう良いわ!」
「ガッ……ハッ……」
オーベムが念力で首をへし折ってゴミを一匹殺したわ。
口から血を吐いてる。芸術的な死に様ねゴミにしては素晴らしいわ。
うん素晴らしいわねオーベム貴方は! 流石私の自慢のポケモン!
「よくも同志を! 許しませんよ!
ヤナッキー! 同志の仇を!」
「……ええ? こんな弱そうなのにマリネットは勝てないの?」
期待外れも良い所ねマリネットは本当に役に立たない反抗的で弱くて要領悪くて使えないどうしてあんなのを英雄に仕立て上げようなんて考えたのかしら私が直接レシラムでもゼクロムでも従えてイッシュを灰にした方が早いんじゃないかしらでも私にあのガラクタは反応しないのよねこんなに力があるのに私は素晴らしいのに。
「ヤナッキー! 『タネばくだん』を!
あの女に当てて構いません!」
「萎えたわ。こんな弱いのを潰しても足しにもならない。
オーベム、適当にその猿潰しなさい。
腕か足の一本くらい構わないわよポケモンなら簡単に生えるだろうし悪の手持ちなんだから死んだって一緒よ」
オーベムがサクッとヤナッキーを叩き潰した。
腕も足も潰したのね偉いわそれなら簡単には立ち上がれないでしょこの死体を捨てにいかないといけないから面倒なのよね。
「な! ヤナッキー!! ぐふっ!」
弱い老人を蹴り飛ばしてそのまま適当な所に捨てておく。
こんなのがジムリーダーを駆けつけさせたの弱いわねえ。
「あ~あ、弱い弱い。こんなのに勝てないなんてマリネットって本当に私の娘なのかしら私の娘ならこんな雑魚簡単に倒してくれないと困るのよね手持ちのポケモンがゴミなのかしら私が躾けたポケモンを渡した方が良いのかなでもそれだとチェレン君やベルちゃんと力の差が開いちゃうわねライバルごっこは感動話のために必要だからそれも出来ないか面倒くさいわねホント」
私が若返れたら、私自らプラズマ団もその信者も正義の名の下に皆殺しにしていってイッシュを統べる英雄になれたのに。
なんでマリネットなんて役立たずを英雄に仕立て上げて私は英雄のママとして権勢を振るえるようになんて面倒くさいやり方をしないといけないのかしら。
私がレシラムもゼクロムも従えてイッシュの英雄に君臨して私のイエスマンで周りを固めてリーグも政治も全て私の物にしてしまえたらどれほど楽か。
あーあ、私が10才~15歳くらいの「英雄」「天才トレーナー」と簡単に認められるような年齢だったらなあ。
「皆の都合のいい操り人形になったマリネットちゃんは素晴らしい英雄になり、私に素晴らしいプレゼントを持ってきてくれましためでたしめでたしなんて感動ストーリー、完結まで長すぎるわやっぱり失敗したわね」
お金を積めばなんだって手に入るブラックシティだけど、個性が優れた娘までは手に入らなかったわね。
人間はメタモン使ってもポケモンみたいに増やせないのよねえ……。
「えっと、とりあえずオーベムが殺したこのゴミはソウリュウシティの辺りに捨てておきましょうか。
後は適当なポケモンも1ボックスくらい始末して、野生ポケモンに襲われて死んだ可哀想なトレーナーって事にしておきましょ。
事件だーって騒いだとしても、所詮イッシュの警察だから何も出来ないでしょうし。
封鎖くらいしか出来ないでしょうね無能だもの」
無能と言えば、今のチャンピオンもそうよねえ。
アデクとか言ったかしらあの弱いの。
見た目だけは貫禄あるけれど、遊び歩いて仕事もしてないボケ老人一歩手前だったかしら。
あーあ、私がマリネットの年齢だったなら自分が旅に出て圧倒的な力で勝ち上がって楽に終わらせられたのだけれど。
四天王もろともサクッとやってしまって、私がイッシュの頂点に君臨したとしても。
こんなおばさんの見た目じゃ物語性も何もないもの。
カルネみたいな女優業でもないし、シロナみたいな年齢不詳美人でもないし。
やたら強い謎のおばさんが勝ちまくってイッシュ最強になった! なんて言っても、話題性は全くない。
写真やイラストに映える美少女もしくは美人の体ならいくらでも話題になったでしょうけれど。
私の記憶だけ移した子供の体は買えないのかしら?
ブラックシティで手を尽くしても買えないものがあるのよねえ。
オーベムの力借りても上手くはいかないよのねえ。
「それにしても……経験値はたっぷり入れてあげてるのに進化しないわねえ……このイーブイ。
やっぱり石を使うしかないかしら?
こんなに大切にしてあげてるのにどうして進化できないのかしらおかしいわよねねえどうして進化しないのもうかなり経験値はつぎ込んだでしょ基礎ポイントのためにヒトモシとリグレーたくさん殺したわバスラオだってたっくさん。
な の に ど う し て?」
貴方もマリネットみたいな悪い子なの?
アローラとか言うところでイーブイ殺して回ってエーフィが乱入するのを狙うしかないのかしら使えないわねえ。
「やっぱり野生ポケモンは駄目よねえ。
タマゴからたくさんたくさん孵化させてその中で最も優れた子供だけを選別しなきゃ。
私の教育を受け入れられる素晴らしい子はやっぱり私自らの手で作らないと駄目よね。
野生のイーブイなんかやっぱり使えないわねメタモンこのイーブイ好きにしちゃって良いわよたくさんたくさんタマゴ作って貴方の作った中から最も優れた子に私の愛を注ぐわだってそのイーブイなつき進化しないもの悪い子よ」
年中発情期みたいになってる私のメタモン。
私が抑えなければ誰彼構わず交尾しちゃう可愛い子。
相手がボロボロになってもお構いなし。
休む必要なんて無い。私がお薬でそう作り変えたから。
逃げ出そうとしたイーブイはすぐさま捕まり、メタモンと1つになってしまったわ。
ああ……メタモン、貴方は本当に良い子ね。
オーベムの次に素晴らしいわ。
オーベムは別格。野生のポケモンなのに唯一何も手を加えなくても私にちゃんと服従してくれるのだから。
「あらあら……メタモン、たまには抜いて放ったらかしにしてあげないとタマゴが出てこれないわよ?
あらまあ……こじ開けて取ってくれるの?
偉いわねえ貴方は……」
イーブイの中に出来たタマゴをすぐさま吸い出して私に渡してくれるメタモン。
ああ、本当に素晴らしい……。
育て屋なんて必要無いもの!
そんな事を考えてる間にコロコロコロコロタマゴが転がってくるわ本当に早いし素晴らしい。
「これくらいあれば良いわね。じゃあ割りにいきましょうか。
あらオーベム、そのイーブイは捨てておいて構わないわよ。
さっきのゴミと違って単なる悪い子。殺すほどの価値もないわ。この街の噴水広場にでも捨てておきましょうか」
良かったわねイーブイちゃん。
自由の身よ貴方は。プラズマ団にでも見つかって保護されたら素晴らしいと思うわ!
そのズタボロの身体はプラズマ団の保護欲やイッシュの人間のトレーナーは悪だという感情を高めると思うもの!
……さて、ソウリュウシティの近くにこのゴミを捨てに行かないと。
ママ……年齢さえなんとかなれば私が直接行動したのに。この冴えないおばさんの見た目で勝っても映えないからねえ?
オーベム……本当に野生。ママと意気投合しちゃった。
メタモン……薬物で精神を壊されて常時発情期。育て屋に入れたら目の前を往復する度に「ちょっと来てくれ!」しそう。なお相手はボロ雑巾のようになる。
イーブイ……なつき進化しなかったからこんな目に。野生産で懐ける方がレアなので他にもこんな犠牲者がいる。