白く染まる世界   作:快晴Ⅲ

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2020年以降の年表

2020年 4月18日、オーストラリアへ向かう輸送タンカーがインド洋東部で原因不明の事故により沈没。イランや海賊による関与が疑われ、国際関係が急激に悪化、米艦隊の派遣や海峡封鎖などが行われた。

2020年 9月22日、インドネシア海軍のフリゲートが国籍不明の勢力と交戦し、撃沈される。その時に「海の上に人が立っていた。」という内容の通信が行われる。これが、深海棲艦の初確認となる。

2020年 10月4日、アメリカ海軍の第三艦隊が国籍不明の勢力と交戦。インドネシアのフリゲートと交戦した勢力と、特徴が一致していたため、アメリカはこの勢力を敵と認定した。この戦闘で空母エイブラハム・リンカーンが損傷するなどの被害を受け、敗北。中東からの撤退を決定した。

2020年 10月13日、大西洋アゾレス諸島近海で、イギリス海軍が国籍不明の勢力と交戦。この戦闘で二隻目の沈没艦が発生した。このころから、日本では深海棲艦、という名称が使われ始める。

2020年 11月12日、大スンダ列島に深海棲艦による大規模な襲撃がおこなわれ、沿岸部は壊滅、ボルネオ島への大規模な避難が行われた。

2020年 12月4日、オーストラリアポートへッドランド周辺への襲撃。

2021年 1月28日、国際連合が召集され、国連軍を組織し、インド洋への艦隊の派遣が決定される。

2021年 2月14日、国連艦隊が深海棲艦と交戦。甚大な被害を被り、敗北。

2021年 2月18日、国連艦隊の敗北に伴い、インド洋の封鎖を決定。ただ、広すぎて失敗。

2021年 2月27日、セイロン島が艦砲射撃を受ける。

2021年 3月21日、マダガスカル島が艦砲射撃を受ける。

2021年 4月18日、オーストラリアが再び襲撃を受ける。

2021年 4月29日、アメリカが大西洋で深海棲艦と交戦。規模が小さかったこともあり、勝利。これが人類初の勝利となった。また、この戦闘で砲撃の有効性が確認される。

2021年 6月24日、フィリピン海軍が太平洋で深海棲艦と交戦。この通報を受けて、海上自衛隊が出動した。

2021年 8月11日、白霜、インド洋東部にて顕現。

2021年 8月14日、白霜、ジャワ島に到着。

2021年 11月13日、アメリカが新両洋艦隊法を制定。戦力の大規模拡充を開始。

2022年 2月11日、深海棲艦がオーストラリア東部に上陸。これは撃退した。

2022年 6月4日、アメリカ海軍が大西洋にて、深海棲艦と交戦している存在を発見。これがのちの「艦娘」と呼ばれる存在との初邂逅となる。彼女はBB-45Colorado(コロラド)。

2022年 7月13日、日本が戦艦長門と邂逅。後に「円卓の騎士」と呼ばれる艦娘はここから順々に世界に顕現していく。また、世界中、特に第二次世界大戦時の列強海軍国家だった国々で、艦娘との邂逅が報告される。この時期の人類と邂逅した艦娘は新世第一世代艦艇と呼ばれる。

2022年 10月16日、国連がオーストラリア及びインドネシアからの退避、避難を決定。東、東南アジアの海上輸送能力を総動員して、住民の避難が行われる。

2022年 11月8日、フィリピン近海で深海棲艦による襲撃を受ける。また、フィリピンのミンダナオ島が襲撃を受ける。

2022年 12月30日、国連がフィリピンからの退避を決定。

2023年 3月4日、ハワイ島が艦砲射撃を受ける。

2023年 4月14日、ウルグアイが襲撃を受ける。

2023年 4月19日、ブラジルの沿岸都市が次々と艦砲射撃を受ける。

2023年 6月6日、艦娘の建造技術が確立される。

2023年 6月19日、瑞鳳、ボルネオ島北方で顕現。

2023年 11月27日、瑞鶴、フィリピン東方で顕現。

2024年 6月23日、西インド諸島南部で大規模な海戦が勃発。人類側が勝利した。

2024年 9月17日、南米大陸南部に上陸。国連が退避を決定。

2024年 10月30日、艦娘との認識のずれを補正すべく日本の自衛隊が解隊され、日本軍と改称した。

2025年 2月28日、南アフリカに上陸。国連が退避を決定。

2025年 5月27日、アメリカが第三次両洋艦隊法を制定。

2025年 7月2日、艦娘の建造が開始される。この年で、日本では36隻が建造され、世界では174隻が建造された。この世代を新世第二世代艦艇と呼ぶ。

2025年 11月26日、日本が新艦隊更新法を制定。潜水艦と輸送艦、掃海艇を除く既存の艦艇の生産を中止し、艦娘の建造を拡大する。

2025年 11月27日、白霜、リンガ泊地に到着。

2026年 4月6日、瑞鶴、人類と接触。仙台警備府に配属。

2026年 10月18日、国連がアイルランドからの退避を決定。

2027年 3月27日、瑞鳳、人類と接触。志摩半島警備府の配属。

2028年 8月26日、オーストラリアからの退避が完了。

2028年 12月24日、マニラ湾とトラック諸島に補給基地を建設。

2029年 1月18日、オーストラリア及びニュージーランドが陥落。

2029年 9月29日、第二次南太平洋海戦。日本海軍の戦略的勝利に終わったが、約二割の戦力を失う。また、ここで、他の深海棲艦とは一線を画す能力を持った「異常個体」を確認する。

2029年 12月13日、日本の釜石が襲撃を受ける。

2030年 8月4日、瑞鳳と瑞鶴がトラック諸島に到着。

2030年 12月25日、暗黒のクリスマス。ハワイ諸島が陥落、防衛隊は壊滅し、日本やアメリカからの派遣艦隊の約四割の戦力を失う。また、ここで「魔女」を確認。

2031年 8月26日、アメリカがハワイに対し、核兵器を使用。一時的に、ハワイの深海棲艦を殲滅する。

2032年 5月5日、白霜、人類と接触。そのままリンガ泊地に配属。

2035年 2月18日、深海棲艦の攻勢に耐え切れなくなり、トラック泊地が壊滅。瑞鳳は横須賀鎮守府に、瑞鶴は再び仙台鎮守府に配属。

2037年 10月13日、「魔女」により、パナマ運河が破壊される。

2037年 10月24日、第二次捷号作戦発令。フィリピンの防衛に成功。

2037年 12月1日、深海棲艦の襲撃で仙台鎮守府が壊滅。瑞鶴は一時的に大本営に配属。

2039年 1月5日、瑞鶴、横須賀鎮守府に転籍。

2039年 6月27日、白霜、提督を殺害し、自沈未遂。

2040年 3月14日、八代樹希、ラバウル泊地に着任。

2040年 3月22日、アゾレス諸島近海で海戦が勃発。人類側の勝利に終わる。

2041年 9月26日、ラバウル泊地壊滅。ここから東南アジアでの戦線の崩壊が始まる。

2042年 6月13日、パナマ運河修復完了。

2042年 4月7日、古川屋久斗、横須賀鎮守府に着任。

2043年 10月20日、第三次捷号作戦を発令。フィリピンの防衛に失敗し、陥落。

2043年 11月20日、台湾や南西諸島への空襲が始まる。

2044年 10月14日、リンガ泊地、壊滅。一部艦隊は脱出。白霜が提督を殺害。

2044年 10月15日、第四次捷号作戦を発令。失敗。

2045年 1月14日、白霜、横須賀鎮守府に転籍。

2045年 10月2日、横須賀鎮守府提督、古川屋久斗及び、横須賀鎮守府関係者を全員逮捕。

2045年 11月6日、八代樹希、横須賀鎮守府に着任。関東南部が空襲を受ける。

 

 

登場人物

 

八代樹希・・・2045年時点で年齢は25歳。誕生日は5月22日。階級は大佐。以前はラバウルに新設された泊地の提督だった。2029年の釜石襲撃の時に家族を失っており、血縁者はいない。駆け付けた円卓の騎士に保護され、その後は三河の元に身を寄せていた。

 

古川屋久斗・・・横須賀鎮守府の前任。通称、ブラック鎮守府を運営していた。2045年 10月2日に関係者とともに逮捕された。

 

三河恒太朗・・・2045年時点で68歳。誕生日は9月3日。階級は大将。自衛隊時代から戦い続けている。護衛艦まや、で複数の撃沈を記録、日本軍に移行したあとも艦娘を率いて戦った。周囲からの信頼も厚い。

 

 

用語解説

 

新世第一世代艦艇・・・2022年から、艦娘建造技術が確立されるまでに世界に顕現し、人類と接触した艦娘のこと。他には見られない能力を持っていて、非常に強い。アメリカに二十四隻、日本に十三隻、イギリスに十九隻、イタリアに十一隻、フランスに十二隻、ドイツに九隻、ロシアに六隻が存在する。白霜、瑞鳳、瑞鶴もこれにあたるのだが、人類との接触が遅れ、認知されなかったため、数えられていない。

 

新世第二世代艦艇・・・建造技術が確立され、その年内に建造された艦娘のこと。こちらも新世第一世代艦艇程ではないが、特殊な能力を持っており、非常に強い。

 

円卓の騎士または円卓の艦娘・・・日本の新世第一世代艦艇の十三隻のこと。

所属艦娘は

戦艦・・・長門、山城

 

航空母艦

正規空母・・・赤城、大鳳

軽空母・・・龍驤

 

巡洋艦

重巡洋艦・・・高雄、足柄

軽巡洋艦・・・夕張、川内、木曽

 

駆逐艦・・・深雪、秋雲

 

工作艦・・・明石

 

 

人間主義派・・・自分たちは人間、艦娘は兵器と区別している派閥。ブラック鎮守府を作っているのはだいたいこっちのほう。ただ、全員がブラックというわけでもない。

 

人権派・・・艦娘は人間であるという考えを持っている。

 

2045年時点は戦況が不利になっており、とにかく艦娘を増やして戦力を増強せよ、という雰囲気が海軍内にあり、人間主義派が増えている状況。

 

異常個体・・・他の深海棲艦とは一線を画す能力を持っている個体。戦艦から駆逐艦まで幅広く存在する。2045年末時点で世界で三十八隻が確認されている。今後も増える可能性あり。新世第一世代艦艇でも撃破が困難。

 

魔女・・・ハワイやパナマ運河を破壊した深海棲艦。異常個体ともくらべものにならないほどの強さを誇り、新世第一世代艦艇すら歯が立たない。記録すらほとんど残されておらず、はっきりとした装備や容姿は依然として不明。現在は所在不明。

 

 

2045年時点での国際関係と世界の状況

まず、日本は位置的に孤立しており、中国とロシアとのつながりを強化している。日米同盟は日本軍の創設に伴い、対等な関係となったが、ハワイの陥落により、アメリカからの支援が届かなくなってしまい、形骸化している。一応、アラスカ経由で交流が行われている。

欧米はNATOの集団安全保障に基づき、共同で防衛、反撃を行っているが、アメリカは分断されている。大陸沿岸の制空、制海権は維持しているが、中央海嶺付近は全く手が届いていない。

インド洋は完全に深海棲艦の勢力下におかれ、沿岸地域は壊滅している。そのため、日本と欧州も分断されている。一応、イギリスとイタリアのインド洋艦隊はいるが、アラビア海の制空、制海権の維持で手いっぱい。

陸上は赤道以南はほぼすべてが深海棲艦の勢力下におかれている。アメリカはパナマ運河を死守し、アフリカは補給の届く北部まで後退している。東南アジアは、マリアナの防衛には成功しているが、台湾、南西諸島は激しい攻撃を受けている。また、マレーとインドシナへの上陸を許している。

 

 

艦娘の扱いについて・・・艦娘は海の上に立つことができるのは当たり前として、陸上での扱いについて。海上ではその艦に合った砲として扱うことができる。しかし、陸上では、艤装の大きさに合わせて、”それ相応の砲口径”に変化する。例えば、大和型戦艦は海上では46cm砲を装備していると判定され、実際の大和型戦艦と同等の火力を発揮できるが、実際に46cm砲を持っているわけではないため、陸上では主砲の威力は重機関銃とほぼ同等の威力まで落ちる。しかし、装填速度は海上にいるときと変わらないため、重機関銃よりも弱い。防御力、装甲は実際の艦の装甲と同等であると判定されるため、防御力は変わらない。そして、防御力も陸上では”それ相応の装甲圧”となる。そのため、小銃くらいなら余裕で防げるが、30mmレベルになると、貫通される。そして、服は艤装の一部として扱われる。最後に艦娘自身は、艤装を装備して海上にいるときは、その艦と同等の力を発揮できる。陸上にいるときは海上にいるときに比べ、力は落ちるが、それでも、人間と比べると遥かに強い。これは艤装を外さずに、格納しているときでも同じ。ただ、艤装を外せば、常人の域になる。

 

改装について・・・ゲームのような改、改二とはまた少し違う。例として、第十話瑞鳳と瑞鶴の二隻で136機運用できると瑞鳳が言っていたが、本来は補用機を含めて最大で114機のみ、常用機だけなら99機が限界だが、この二人は常用だけで136機運用できる。瑞鳳が40機で、瑞鶴が96機。これは、2035年のトラック島陥落前に行われた改装によるもので、全長の延長と格納庫の大型化、飛行甲板の装甲化高角砲、対空機銃の増設とそれに伴う重心の上昇に対応するためのバルジや増設、水雷防御の強化、重量増加に伴う速度低下に対応するための機関出力の向上、新型着艦制動装置の搭載などの変更が行われた。一応、ゲームの改装のようなステータスアップではないのでそこは注意していただきたい。ただ、ステータスアップのような項目も付け加える予定なので安心してください。

 

天山改(仮称)・・・こちらは瑞鳳が扱っている航空機。ベースは天山一二甲型。変更点は発動機を火星二五型から試作に終わった誉四二型に変更、燃料タンクの大型化と防弾板の追加、翼内固定機銃20mm二挺、胴体13mm一挺、上部旋回機銃13mm、下部旋回機銃13mm、搭乗員を三人から二人に減らし、真ん中の搭乗席に20mm斜銃がそれぞれ一挺ずつ。自動空戦フラップの装備。自重は3,960kgに増加。最高速度は軽荷状態で574km/h。正荷状態で562km/h。

彗星改(仮称)・・・こちらは瑞鶴が扱っている航空機。ベースは彗星一二型。発動機の変更はないが、プロペラを直径3,5m、四肢に変更。燃料タンクの大型化と防弾板のついか。翼内固定機銃20mm二挺、右翼に13mm一挺、上部旋回機銃13mm一挺。最高速度は軽荷状態で583km/h、正荷状態で576km/h。自重は3520kgに増加。第九話で、大淀さんがエンジンをアツタ改に変更したといっていましたが、実は変更していません。ただ、現代技術で製造されているため、クランクシャフトのニッケルの使用量や製造工程に違いが発生し、別の型式ととらえられてもおかしくはないです。

 




作者(快晴ⅲ)について・・・誕生日が8月11日ですので、白霜の顕現も8月11日にしてあります。今は学生ですので、4月になったら、投稿頻度が落ちると思います。好きなアニメは宇宙戦艦ヤマトです。というか、それしか見たことがない。ゲームはソシャゲ一つだけ、しかも無課金で。周りが強すぎる。そして、そのソシャゲーは、なんと!艦これではありません!艦これ未プレイです!なので、艦娘の性格や話し方に違和感を覚えてもスルーしてください。お願いします。ごめんなさい。
ちなみに、どうやって知ったかというと、宇宙戦艦ヤマトの大和そのものや磯風型、村雨型、金剛型と、言った艦艇に興味を持ち、調べようとしたら、検索の候補欄に「〇〇 艦これ」というものがあって、それで興味を持った感じです。
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