白く染まる世界   作:快晴Ⅲ

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第七十一話

 

「新型はどれくらい確保できそう?」

「新しく、各8機ずつの組み立てが終了して、7機ずつが最終組み立ての段階に入っている。」

「明日の朝までには?」

「4機ずつぐらいじゃないか?」

「最大で19機が三つの・・・57機か。それに、一号機から十号機までを加えたら88機か。エンジンは?」

「かなり多めに作ってある。それに、設備が整ったから、かなり耐久性も上がったはずだろうが、検査ができていない。交換は頻繁にした方がいいだろう。300台は生産してある。」

「それだけあれば十分ね。明日の朝、全部詰め込むわよ。」

「分かった。伝えておく。」

「新型機は、ある程度数をそろえられそうだね。でも、しばらく試験はお預けか・・・。」

「北方に行く前に終わらせたかったのに・・・。」

「残留組がやっておこうか?」

「本当?ありがとう。よろしくね。」

「相変わらず参謀本部は強引だな。」

「まぁあそこは艦娘を否定してるからねー。」

「人間だけでこの戦争に勝てるのかって話だよ。まったく。」

 

***

 

「?白霜、どうしたんだ?」

「いや、硫黄島に行くにあたって、色々情報があるからね。一応共有しておこうと思って。」

「そうか。助かる。あそこらへんの海域はどんな状態になっているんだ?」

「時々、水上艦隊が進出してくるけど、そこまでの規模ではない。それより問題なのが、潜水艦だ。あそこらへんはとにかく大量にいる。この前は退避していたんだろうが、もう戻ってきているだろうな。」

「分かった。対潜装備を多めにするか。」

「ただ、状況は急速に変化している。水上艦隊も増えてるかもしれない。まぁ、バランスよくだな。」

「そうだな。」

「それと、燃料は大量に持っていくといいよ。」

「なんでだ?」

「・・・レーダーサイトの設置はどれくらいで終わる?」

「移動コンテナ式だから・・・、クレーンでの揚陸と、設置を考えると、最短で四時間ぐらいじゃないか?それがどうした?」

「四時間か・・・、ちょっと短いな。」

「何かすることがあるのか?」

「帰りに寄り道をしてみたらどうだ?」

「どういうことだ?それに、どこに?」

「小笠原だ。」

「なにがあるんだ?あそこには特に何もなかったと記憶しているんだが。あったとしても、壊滅し放棄された小笠原泊地しか・・・。」

「いや、まぁでも、提督なら無視はできない。まぁとにかく、寄り道できるんなら行ってみなよ。大量に持っていく燃料もそこで使うからさ。」

「・・・状況次第だな。」

 




まーた短くなっちゃったよ。この拙作を読んでくださる読者の皆さま、長さはどうでしょうか?
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