「新型はどれくらい確保できそう?」
「新しく、各8機ずつの組み立てが終了して、7機ずつが最終組み立ての段階に入っている。」
「明日の朝までには?」
「4機ずつぐらいじゃないか?」
「最大で19機が三つの・・・57機か。それに、一号機から十号機までを加えたら88機か。エンジンは?」
「かなり多めに作ってある。それに、設備が整ったから、かなり耐久性も上がったはずだろうが、検査ができていない。交換は頻繁にした方がいいだろう。300台は生産してある。」
「それだけあれば十分ね。明日の朝、全部詰め込むわよ。」
「分かった。伝えておく。」
「新型機は、ある程度数をそろえられそうだね。でも、しばらく試験はお預けか・・・。」
「北方に行く前に終わらせたかったのに・・・。」
「残留組がやっておこうか?」
「本当?ありがとう。よろしくね。」
「相変わらず参謀本部は強引だな。」
「まぁあそこは艦娘を否定してるからねー。」
「人間だけでこの戦争に勝てるのかって話だよ。まったく。」
***
「?白霜、どうしたんだ?」
「いや、硫黄島に行くにあたって、色々情報があるからね。一応共有しておこうと思って。」
「そうか。助かる。あそこらへんの海域はどんな状態になっているんだ?」
「時々、水上艦隊が進出してくるけど、そこまでの規模ではない。それより問題なのが、潜水艦だ。あそこらへんはとにかく大量にいる。この前は退避していたんだろうが、もう戻ってきているだろうな。」
「分かった。対潜装備を多めにするか。」
「ただ、状況は急速に変化している。水上艦隊も増えてるかもしれない。まぁ、バランスよくだな。」
「そうだな。」
「それと、燃料は大量に持っていくといいよ。」
「なんでだ?」
「・・・レーダーサイトの設置はどれくらいで終わる?」
「移動コンテナ式だから・・・、クレーンでの揚陸と、設置を考えると、最短で四時間ぐらいじゃないか?それがどうした?」
「四時間か・・・、ちょっと短いな。」
「何かすることがあるのか?」
「帰りに寄り道をしてみたらどうだ?」
「どういうことだ?それに、どこに?」
「小笠原だ。」
「なにがあるんだ?あそこには特に何もなかったと記憶しているんだが。あったとしても、壊滅し放棄された小笠原泊地しか・・・。」
「いや、まぁでも、提督なら無視はできない。まぁとにかく、寄り道できるんなら行ってみなよ。大量に持っていく燃料もそこで使うからさ。」
「・・・状況次第だな。」
まーた短くなっちゃったよ。この拙作を読んでくださる読者の皆さま、長さはどうでしょうか?