デート・ア・ライブ 幻想の精霊   作:パオン・セブ・ガロウズ

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あー先の展開考えすぎて先ずやらねばならん導入がぐっちゃぐちゃ
見切り発車だからどぉーか見守ってくだせぇ


プロローグ

「はー……ここが雷禅高校かぁ……」

 

大きな校門の前に立って、私は思わず口に出してしまった。今日から始まる新しい学校生活。転勤族の父を持つ私は、こうやって転校するのは今回が何度目になるだろう?数えるのも面倒なくらい慣れているはずなのに、やっぱり緊張はするものだ。

 

(それにしても空間震で半壊した校舎がこんなにも綺麗だなんて……確か壊れてから1週間くらいしか経ってないよね?)

 

深く考えても分からないのでもうやめておこう

 

〔そうそう無駄なこと考えずに気楽に行こうぜ主人格サマ〕

 

(もうっ!急に喋りかけてこないでよ!第一印象が大事なんだから私の部屋以外では出てこないで!)

 

〔ひっでーなぁ…わーったよ〕

 

この子は…なんて言うか…『もう1人の私』…かな?

物心ついた時から私の中にいたんだけど何者かは自分でも分からないらしい。二重人格って言うにはちょっと違うというか…明確に別人なんだけど…説明が難しいや

 

とそんなこんなしていると職員室前に着いてしまった

 

「失礼します!2年4組に転校してきた悠城彩羽です!」

 

職員室の引き戸を開けると、隈が目立つ女性教師が柔らかい笑顔で迎えてくれた。

 

「…やあ、待っていたよ。校内はシンが案内してくれる」

 

「えっと…シン…?」

 

「おーい、こっちこっち!」

 

明るい声と共に現れたのは制服姿の男子生徒。爽やかな笑顔が印象的だった。

 

「君が転校生の悠城さん?俺は五河士道。今日は君の案内役を務めるからよろしく」

 

「こちらこそお願いします!」

 

思わず背筋が伸びてしまった。

 

五河君の後について歩き始めると、校内の隅々を丁寧に教えてくれる。体育館裏に咲く桜のこと、購買部の人気パンのこと……どれも楽しい情報ばかり。この人のおかげで最初の不安はあっという間に消えていった。

 

「じゃあ次はこの階段を上がったところが音楽室だけど……って危ないッ!」

 

突然足元がふらつきバランスを崩した瞬間―――グッと身体を支える温かい感触。気がつけばお姫様抱っこの様な状態になっていた。

 

「だ、大丈夫か!?怪我は!?」

 

至近距離で見る瞳がすごく澄んでいて……

 

「……ありがとうございます……」

 

真っ赤になりそうな顔を伏せて答えた。そのとき胸の中で何かが弾けたような感覚があった。これが恋…なのかな?自分でも信じられない気持ちだけど……

 

「悠城が無事で良かったよ…あぁ、悪いすぐ下ろすよ」

 

「あ…」

少しだけ名残惜しかった自分が恥ずかしい。

 

その後の説明中も頭の中ではさっきの出来事がぐるぐる回りっぱなし。隣にいる五河君の横顔を見る度に鼓動が速くなっていく。まさか転校初日にこんな形で運命的な出会いがあるなんて思わなかった。

 

――これからどんな毎日が始まるんだろう?

期待半分・不安半分の新学期が今始まろうとしていた。

 

(続く)




なるべく乙女にしてくつもりです…ぐぎぎ、乙女の気持ちがわからん…!
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