強化人間C4-621が、人として幸せになる為に   作:03-AALIYAH

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パジャマコユキが来ましたね。

私のご友人は天井して咽び泣いておりました。

私はそれを見て、今度自分も天井したらどうしようと危機感を抱いております。


MISSION06 出立

出立の前日、私は準備の為に学校へ行かなかった。

 

 

学校へと向かうホシノを見送った後に家の居間の床に鞄を広げて、一つずつ中へ必要な物を押し込んでいく。

 

鞄の布は少し硬く、金具は薄く錆びている。

 

手のひらに伝わるその感触を確かめるたび、これが私の旅の道具になるのだと、少し不思議な実感が胸に灯った。

 

 

 

これを見つけたのは、先日旧校舎で行った宝探しの時だった。

 

三人で古びた地下室の床板をめくり、ほこりにむせながら古いロッカーをこじ開けて、体育倉庫の奥の木箱を引っ張り出した。

 

粉塵の匂い、薄暗い光、壊れかけの扇風機が風を切る音に包まれ、そのとき私は床下に転がるこのバッグを見つけたのだ。

 

穴が開いて使えないと決めつけ、放り出そうとした私の袖を、エアの声が引き止めた。

 

 

『修繕すれば使えるかもしれません』

 

 

エアがそう言ったことがきっかけで、ユメとホシノに教わりながら、私は人生初となる裁縫なるものに挑戦したのだ。

 

 

慣れない手つきで針を握る私に、ホシノは手を取って針の持ち方やミシンの使い方、玉結びのやり方などを教えてくれた。

 

 

ユメは隣で「そこはちょっと強めに引っ張っていいよ」「返し縫いを二回したほうが丈夫になるからね」と、優しい声色でアドバイスしてくれる。

 

裁縫などしたことのない私にとって、その時間は意外なほど穏やかで、どこか暖かかった。

 

 

 

そうして出来上がったこのバッグは、白主体に紺色の底(ジーンズ生地と言うらしい)になっていて、なかなかの大容量となっている。

 

そうして出来上がったバッグの縫い目はよく見ると不揃いで歪だが、ユメは「大丈夫、気にしなくても平気だよ」と言ってくれた。

 

そして私はそれにまた、あたたかいものを感じたのだ。

 

 

そんなことを思い出しつつ、今夜使う物以外の着替えや必需品を入れて用意を終わらせると、いつの間にか夕方になっていた。

 

 

玄関の扉が開く音に気付いて顔を上げる。

 

 

見ると、いつも通り帰宅したホシノの後ろには何故かユメが白い箱を抱えて着いて来ており、そのまま上がってきた。

 

 

「あれ、ユメ?それにその箱は…」

 

 

「ふふふ、後でのお楽しみだよ、レイヴンちゃん。ホシノちゃん、これは冷蔵庫に入れとくね」

 

 

「分かりました。今日はレイヴンがアビドスに居る最後の日だから、ユメ先輩も一緒に来たんだよ」

 

 

「なるほど」

 

 

「それじゃあ、ご飯の準備しよっか。レイヴンちゃんも少し手伝ってね、今日はカレーだよ〜」

 

 

「分かった」

 

 

 

 

鍋から立ち上るスパイスの香りが部屋を包む。

 

配膳された皿が小さく音を立て、のせられた夕食から湯気が立ち上る。

 

三人で使うには手狭なテーブルに体を寄せると、不思議と空気がほんの少し温かくなった。

 

 

そうやってごく普通のカレーを食べ終わると、ユメが冷蔵庫から白い箱を取り出し、開封した。

 

それは黄色い生地のようなものに白いものが塗りたくられている。

 

 

「これは…?」

 

 

「ケーキって言ってね。ちょっと特別な食べ物なんだ」

 

 

「私と先輩で一緒に作ったんだよ」

 

 

ユメが包丁で、そのケーキを切り分けた。

 

ホシノがそれを皿に配っていく。

 

私はというと、待っててねと言われたので椅子に座ったまま待機している状態だ。

 

 

「はい、召し上がれ。感想も聞かせてね?」

 

 

ユメが私の前に小さな白い皿とフォークを差し出して言った。

 

 

「私には味覚がないから、分からないよ」

 

 

そう返すとユメの顔がわずかに曇って、でもすぐにまた笑った。

 

 

「それでもいいの。食べて、感じて、それを教えて?」

 

 

『折角なので食べてみましょう。こういった食べ物は時間が経つと溶けてしまうらしいですし』

 

 

エアの言葉もあって、私はフォークでケーキをすくい、そっと口に運んだ。

 

 

ふわりと、冷たさや柔らかさが舌を撫で、喉の奥へ静かに落ちていった。

 

 

味の輪郭はまだ掴めない。

 

けれど、喉の奥に残るそれは、二人が私のために準備してくれた時間そのものに近い。

 

私は喉を少し鳴らして、感じたままに答えるしかなかった。

 

 

「ふわふわして、溶けそう。味はまだわからないけど…二人が自分のために作ってくれたから、これは多分、おいしい……と言うべきなんだと思う」

 

 

言葉を終えると、ユメとホシノは顔を見合わせて笑い、小さくハイタッチをした。

 

その光景を見て、私の胸の奥がふっと温かくなる。

 

 

そのあと三人でケーキを食べきり、片付けを終えると外はすっかり暗くなっていた。

 

 

「もう遅い時間だけど、ユメは帰らなくて良いの?」

 

 

「今日は泊まりに来たから大丈夫…ほら」

 

 

聞かれ、ガサゴソとバッグの中から寝袋を取り出すユメ。

 

 

「確かに、それなら大丈夫そう」

 

 

「でしょ?お泊まり会…小さな夢が叶って私は嬉しいなぁ」

 

 

ホシノはいつものベッドからマットレスを外し、リビングへと運んでいた。

 

 

私はようやく、さっきテーブルを折りたたんで片付けていた理由を理解した。

 

 

今夜はリビングで寝るらしい。

 

 

風呂に入り、歯を磨き終えると、私はいつもの着ぐるみパジャマに着替えた。

 

ユメはそれを見るなり「やっぱり可愛い」と笑い、私はなんだかこそばゆくなって視線を逸らしながら頬を指でかいた。

 

ホシノはそれを見ながらも不器用に黙って布団を整える。

 

 

電気の消えた部屋にて三人で並んで寝転がると、窓のカーテンからこぼれる月の光が、淡く私たちを照らした。

 

 

私が少しあくびをし、重たくなるまぶたをこすっていると、ユメがそっと笑いかける。

 

 

「そろそろ寝よっか」

 

 

「そうですね、もう11時ですし」

 

 

「…うん」

 

 

 

 

夜中、私は目を覚ました。

 

 

横を見ると、ホシノのヘイローは既に消えていて、深い眠りに入っているのが分かる。

 

だが反対側を見るとユメはまだヘイローを灯したままで、天井をぼんやりと見ている。

 

 

「起きてる?」

 

 

小さく尋ねると、ユメは少しだけ首を傾けて答えた。

 

 

「うん、ちょっと眠れなくてね」

 

 

外の風が窓枠をカラカラと鳴らす。

 

私はしばらく黙って彼女の横顔を見つめ、それから静かに聞いた。

 

 

「なんで眠れないの?」

 

 

ユメは少しだけ目を伏せ、小さく息をついてから言った。

 

「眠ると、明日が来ちゃうからかな」

 

 

「明日が来るのは嫌なの?」

 

私は続けて訊く。

 

 

問いかけると、ユメは微かに笑って、首を横に振った。

 

 

「嫌なわけじゃないんだ。ただ、少し名残惜しいなあって」

 

 

「どういうこと?」

 

 

ユメは目を伏せ、小さな呼吸を一つしてから話し始めた。

 

彼女の雰囲気からは、よくわからない深い思いを感じ取れた。

 

 

「……ホシノちゃんってさ、レイヴンちゃんが来るまではね、いつも何かに怒ってるように見えてて。あまり思い詰めてほしくなくて、私は先輩として、肩の力を抜いてあげようとしていたんだけど…空回ってばかりで、結局はホシノちゃんに助けてもらってた。情けない話だけどね」

 

 

ユメは続ける。

 

 

「でも、そんな時にレイヴンちゃんが来た。それからね、ホシノちゃんが笑ってる時が増えたような気がしたの。ホシノちゃんがアビドスに入ってくれたときも私は思ったんだけど、これって奇跡みたいなことだよねって、そう思って。夢なんじゃないかって考えたら、覚めてほしくないなって」

 

 

「…でも私は、明日には出るよ」

 

 

「うん、やっぱりそうだよね。出来れば残ってほしかったけど…でも、無理だから」

 

 

沈黙。少しすると、またユメが口を開いた。

 

 

「レイヴンちゃん」

 

 

「何?」

 

 

「ちょっとしたお願いがあるんだけど…聞いてくれる?」

 

 

「うん」

 

 

聞かないよりは聞いたほうが良い。

 

 

「ふふ、ありがと。それでさ。ホシノちゃんって、私にはもったいないほどの良い後輩だから、きっと私が卒業してキヴォトスを出ても、これからアビドスへきっと来てくれる子達にとっても、いい先輩になってくれると思うの。でもさ」

 

 

「でも?」

 

 

「ホシノちゃんって、なんでもひとりで抱えようとしちゃうところがあるみたいなんだ。それに、こんな場所だから、アビドスへ新入生が入ってこない、なんてこともあるかもしれない。それで、私がここに居られるのは今年まで。だからさ」

 

 

「レイヴンちゃんには、もしもホシノちゃんがひとりで何かを抱えたり、それで困ってたりしていたら、そういうところを見つけたら。助けてあげてほしいの」

 

 

「……分かった、約束する。ここで過ごした時間は、多分【充実した】っていう言葉が当て嵌まるようなものだと思うし、二人は見ず知らずの私にとても良くしてくれたから」

 

そう、深く頷いてから私は言った。

 

受け入れる理由はあっても、断る理由はない。

 

 

ユメはほっとしたように笑った。

 

 

「ありがとう。でも、これは契約だとか取引とかじゃなくて、単なるお願いだからさ。そんなに難しく考えず、出来ればで良いからね?」

 

 

「うん、分かってる。それでさ」

 

 

「…それで?」

 

 

「ユメ自身のお願いは無いの?」

 

 

「私?…考えたこともなかったや」

 

 

どうやらユメは、どこまで行ってもお人好しのままらしい。

 

さっきのお願いはユメのためとかじゃなくて、ホシノのことを思ったものだった。

 

 

「私は、ホシノだけじゃなくてユメにも世話になった。だから、ユメ自身の為のお願いも聞きたい」

 

 

「う〜ん、それなら…そうだ」

 

 

「何?」

 

 

「レイヴンちゃんにはアビドスから出た後に経験したたくさんのことを、いつかキヴォトスを出た時に、私へ教えてほしいな」

 

 

「経験…」

 

 

「そう。いろんなことがあるよ、きっと。キヴォトスはとても広いんだもん」

 

 

「そっか。ユメがそう言うなら、そうだよね。いつか必ず、伝える」

 

 

「うん、楽しみにしてる」

 

 

そうユメは言った後、ふわあぁ、と大きなあくびをした。

 

 

「おやすみ、ユメ」

 

 

「うん、レイヴンちゃんもおやすみなさい」

 

 

そう言って、ユメは目を閉じた。

 

私は静かに、もう一度だけこの場の景色を眺め、胸に刻んでから目を閉じた。

 

 

 

 

朝日を浴びたことで、私はごく自然と目が覚めた。

 

周りを見ると居間は既に片付けられ、寝袋もマットレスもこの場にはなく元どおりとなっている。

 

おもむろに身体を起こし、布団を片付ける。

 

パジャマは畳んでバッグへと仕舞い、台所に居るホシノとユメへと声をかけた。

 

 

「おはよう、今何時?」

 

 

「おはよう、レイヴンちゃん。今は七時丁度だね」

 

 

「おはよう、レイヴン。ご飯はもう出来たから一緒に食べよう」

 

 

どうやら私はいつもより目覚めるのが一時間ほど遅かったらしい。

 

 

ホシノは台所で味噌汁をよそい、ユメは手早く卵を焼いていた。

 

朝ごはんはいつも通り素朴なものだったが、やはりどこか温かい感じがする。

 

米の湯気、味噌の香り、焼けた魚の香ばしさ。

 

三人で向かい合って食べると、二人の笑い声が食卓に満ちる。

 

朝の光は意外に厳しく、窓からは砂の粒子が混じった外の空気を白く透かしているのが見えた。

 

 

「それじゃあ、もう出るね」

 

 

──朝食を食べ終え、私はバッグの紐を肩へとかけて、立ち上がろうとした。

 

するとユメが手を上げてそれを制する。

 

 

「あ、ちょっと待ってね。レイヴンちゃんへ渡したいものがあるの」

 

 

言われるがまま二人と一緒に学校へ向かい、生徒会室へ入る。

 

ユメが隅から長い包みを取り出し、私へと渡してきた。

 

 

「開けてみて」

 

 

促され、それを慎重に開ける。中身は見たところショットガンだった。

 

 

「これ、どこから…」

 

 

「ふふふ、聞いて驚かないでよ?実はこれ、レイヴンちゃんが最初に使ってたものを改造したんだよ」

 

 

「レイヴンがあんまり危険な戦い方しないようにって、ユメ先輩が提案して…それで、やっと昨日完成したんだ。結構、大変だったんだよ」

 

 

あまりの変わりようで気付かなかったが、言われてみるとどこか見覚えのある部分が散らばっていた。

 

銃身は若干詰められ、元々のグリップはストックになって、追加の持ち手が取り付けられている。

 

手に持つと、どこか既視感がありつつ「今の私」に馴染むような仕上がりだった。

 

 

「構えて撃ってみて」

 

 

ホシノが促す。

 

私は言われた通りに外へ出て、適当に構えて狙いを定めた。

 

トリガーに指先を置くと、銃の重心が掌に静かに馴染む。

 

そのままほんの少し力をこめて撃つと、遠くの砂丘へ拡散した弾痕が残る。

 

 

ユメが説明してくれた。

 

 

「蹴ってばっかだって聞いて、それはちょっとまずいと思ってね。だから改造したの。散弾仕様で遠めでも制圧できるし、弾種を変えれば元のように狙撃も出来る。可能な限りレイヴンちゃんの戦い方に合わせたつもりだよ」

 

 

「そんなに資材を使って大丈夫だった?」

 

 

私はちらりとユメの方を見て、そう訊いた。

 

ユメは肩をすくめて笑う。

 

 

「前、花火を掘り出したことがあったでしょ?百鬼夜行の人たちがそれをかなりの金額で買い取ってくれてさ、お金が入ったの。で、それで工具を買い替えつつ、どうせ使わないし、売れないだろう備品を寄せ集めて作ったんだ。だからこれは私たちの感謝の気持ち。受け取ってくれる?」

 

 

受け取ったそれは、確かに私の手に馴染んだ。

 

 

自分が単独で動いたときのライン────遠距離から数を減らしてから接近しての殲滅──に沿うよう設計されていて、大きな安心感が指先に宿る。

 

 

銃は道具で、戦闘を効率よく終わらせるためのものだ。

 

そこに情はないはずなのに、二人が私のために用意してくれたことを知ると、不思議と胸の奥が締まる感覚がする。

 

 

私はそっと銃を抱えて、ユメに言った。

 

 

「大事に使う」

 

 

私の返答にユメはにっこりして、さらに膝から小さなカメラを取り出した。

 

確か…インスタントカメラって言うんだっけ。

 

 

「さ、並んで最後に写真を撮ろう。レイヴンちゃんはスマホ持ってないんだし、これの使い所さんだよね〜」

 

 

三人で肩を寄せ合ってポーズを取った。

 

いつもの真顔でピースをしていると、ユメがそれだと可愛くないよ、だとか言って表情を指導して来た。

 

 

「もっと笑って。自然に。そうそう、目は優しく」

 

 

ホシノは私の肩に手を添え、ぎこちない私の笑顔を微笑んで眺めた。

 

 

「…よし、そろそろ撮るよ〜」

 

 

そして時間差設定をしていたカメラから、シャッターを押す音がパチンと鳴り、白い四角い写真がゆっくりと現像されていく。

 

 

写真には、ユメ・私・ホシノの順に並んだ三人が写った。

 

ユメはにっこり、ホシノも珍しく口角を上げている。

 

私も笑顔はぎこちないが、確かにそこに写っている。

 

 

「はい、これ」

 

 

「ありがとう…うん、大切にする」

 

 

渡された写真をバッグへと仕舞い、ショットガンをもう片方の肩へと掛ける。

 

そのまま門を出るとき、私はホシノにだけ聞こえるように、小さな声で告げた。

 

 

 

「ユメはいつまでもここにいるわけじゃないから、感謝は日頃から伝えたほうがいいよ」

 

 

「……余計なお世話だよ」

 

 

ホシノは一瞬驚くような顔をし、すぐむきになったようにそう言った。

 

 

 

「またね、元気で!」

 

 

ユメは大きく手を振り、そう叫ぶ。

 

 

「うん。いつか、また」

 

 

二人がずっと手を振っているのを見ながら、私はゆっくりと歩き出した。

 

 

背中に、ずっと感じてきた温かさが残っている。

 

振り向かなくても伝わるものがあるのだと、歩きながらわかった。

 

砂埃の匂いと金属の冷たい匂いが混じる道を進みつつ、この1ヶ月間の日々を反芻した。

 

 

 

 

初めて出会った時のこと。

 

 

買い出しに行って服を買って、一緒に弁当を食べたこと。

 

 

水着を着て宝探しへ行ったこと。

 

 

裁縫を教えてもらったこと。

 

 

ケーキのふわりとした食感、二人の思い、夜に交わした約束、用意してもらった銃、そして最後に撮った写真。

 

 

そのすべてが重なって、私の中でひとつの塊になる。

 

それを抱えて行くのだと私は思った。

 

 

ここへ戻るか戻らないかはわからない。けれど、約束はした。

 

 

ホシノが困ったら助けると。

 

キヴォトスで経験したことをいつか沢山、ユメに伝えると。

 

 

それが、私にこれからできるほんの少しのこと。

 

 

 

歩みは止まらない。

 

足跡は砂に刻まれて、やがては消えるけど、私はきっと覚えているからそれでもいい。

 

 

ハンドキャノンに宿る友人へ向けて、こう言った。

 

 

「行こう、エア」

 

 

『はい、レイヴン』

 

 




これにてアビドス生徒会編は終了となります。


それとまた言いますが作者は銃器にわかです。

なので今回のものも、当時はこれでいいのかなぁと思いつつ書いておりました。

まぁ現実では恐らく中途半端でカスみたいなコンセプトでしょうが、レイヴンが使いこなせる技量を持っているのと神秘のアレコレの影響ということでここはひとつ。


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