モノづくり大好きライバーによるハッピーエンドの作り方   作:超かぐや姫!脳焼きの民

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死ぬほど難産だったので初見です。

いつも閲覧、感想、誤字報告ありがとうございます。

書きたい内容があるのに、うまく文章化できない...難しい...

スーパー脳筋彩葉の妹概念とか、料理バカ上手ノンデリ真実's彼氏概念は出てくるのに...




酒寄家へのご挨拶

2032年のいつか。

 

遠田と彩葉、かぐや、ヤチヨの4人は関西、京都に来ていた。

 

彩葉の母である酒寄紅葉に遠田と彩葉の交際についての報告兼挨拶。

 

そして、かぐやとヤチヨの紹介こそが本命である。

 

「彩葉、緊張してるんか?」

 

「流石にね...」

 

彩葉にとって母・紅葉は憧れであり、自らを縛る枷でもあった。

 

そんな母と正面から相対する。

 

これほど緊張する出来事はない。

 

東大の二次試験を遥かに凌駕する緊張。

 

「大丈夫だよ、彩葉!かぐや達がついてるんだから!」

 

「そうそう。お母さんに何か言われてもヤッチョ達が何とかするから!」

 

そんな彩葉を励ますように声をかけるかぐやとヤチヨ。

 

「あんたらを紹介することが一番緊張するんやけど...」

 

彩葉は、胃のあたりを押さえながら溜息をついた。

 

彩葉の緊張の原因は月からやって来たトンチキお姫様2人のようだ。

 

酒寄彩葉、19歳の夏。

 

人生で一番大きな報告は、前途多難な幕開けを予感させていた。

 

 

 

 

 

「よう帰って来はったね、彩葉」

 

玄関で、帰って来た彩葉を迎え立つは酒寄紅葉。

 

「ただいま。お母さん...」

 

彩葉の声は、母という存在への根源的な緊張でわずかに上ずっている。

 

そんな娘の隣に立つ少年に、紅葉の双眸が向けられた。

 

「で、隣は...」

 

紅葉は遠田に目線を向ける。

 

「お久しぶりです。遠田匠と申します。

あの時は母がご迷惑をおかけして...」

 

遠田は東京土産を手に、去年の冬に遠田母が紅葉にダル絡みをしていたことを謝罪する。

 

「ご丁寧にどうも...

可能ならあなたの母親をどうにかして欲しいんやけど...」

 

紅葉の言葉には、社交辞令では隠しきれない本気の疲労が混じっていた。

 

厳格な紅葉にとって、あの「大阪のおばちゃん」成分100%の遠田母は、彼女の人生において初めて出会った「理屈の通じない天敵(化け物)」だったのだ。

 

「いや~。あの母を制御できるならとっくの昔にどうにかしてるんですよね...」

 

遠田の苦笑い混じりの返答に、紅葉は深く、深いため息をついた。

 

この少年がどれほど優秀で、どれほど娘を想っていようとも、その背後に控える「大阪のおばちゃん」という最終兵器の影が、酒寄家の平穏を脅かしている事実を再確認した瞬間だった。

 

そんな遠田の背後。

 

京都の静寂を切り裂くような、あまりにも高純度な「陽」のオーラ。

 

紅葉の視線の先には、これまでの人生で一度も出会ったことのない毛色の生命体が2体、満面の笑みで立っていた。

 

「後ろの子らがメールで言ってた、かぐやちゃんとヤチヨちゃんやな」

 

「はい!私がかぐやで!」

 

「私がヤチヨで~す!」

 

ひまわりが咲いたような屈託のない挨拶。

 

だが、その一瞬の邂逅で、紅葉の鋭い直感が警鐘を鳴らした。

 

この二人、遠田の母親とはまた別の意味で、この家の、いや、この世界の理から浮いている。

 

「...そう。あんたらについては後で聞くわ」

 

紅葉は静かに踵を翻すと、衣擦れの音だけを残して奥座敷へと消えていった。

 

 

 

 

 

「彩葉、かぐやちゃんとヤチヨちゃんをあんたの部屋に案内したり。

私は彼と話があんねん」

 

リビングへ一同を招き入れた紅葉は、淀みのない所作でそう告げた。

 

娘に否を言わせない絶対的な母の威厳が宿っている。

 

「えっ...分かった」

 

一瞬、遠田を1人残すことに彩葉は躊躇いを見せる。

 

しかし、紅葉の射抜くような視線に圧され、頷くしかなかった。

 

「行こう、かぐや、ヤチヨ」

 

彩葉はかぐやとヤチヨを連れて、自室へと向かう。

 

「彩葉の部屋!」

 

「卒業アルバムとかあるかな?小さい時の彩葉の写真とかさ」

 

不安に駆られる彩葉をよそに、かぐやとヤチヨは既に彩葉の私室を物色する気満々である。

 

嵐のような賑やかさを引き連れて、3人は2階へと消えていく。

 

パタン、と扉の閉まる音が、リビングに重い静寂を呼び戻した。

 

去って行く彩葉たちの背中を見送り、遠田は目の前の紅葉に向き直る。

 

紅葉の鋭い目が遠田を射抜く。

 

「...さて。座り、遠田君。

...お茶入れ直すわな」

 

張り詰めた糸のような、あるいは凍てつく冬の夜のような、静謐で重苦しい沈黙。

 

その中心で、紅葉は扇を置くような静かな動作で、遠田へと視線を据えた。

 

あの子(彩葉)と付き合ってるんやんな?」

 

「はい。彩葉とは今年の3月末からお付き合いさせて貰ってます」

 

淀みない返答。だが、紅葉の瞳はまだ笑っていない。

 

彼女が行っているのは、単なる確認ではない。

 

自身の娘である彩葉の隣に立つ男として、遠田匠という人間が相応しいのかどうかの「品定め」だ。

 

この男に(彩葉)を託して良いのか。

 

「あんたは彩葉を幸せにすると約束できるんか?」

 

紅葉から放たれたのは、母親として、そして1人の女性として、最も重く、最も核心を突く問いだった。

 

「幸せ」という、形もなければ正解もない概念。

 

それに対する覚悟を問われ、遠田は一瞬の沈黙の後、真っ向からその視線を受け止めた。

 

「確約はできません」

 

予想外の、突き放すような否定。

 

紅葉の眉がわずかに動く。

 

だが、遠田の言葉はそこで終わらない。

 

「ただ、彩葉を心の底から笑わせて見せます。

彩葉が『楽しかった!』と言えるようにして見せます」

 

未来の幸福なんていう不確かな約束はしない。

 

けれど、今この瞬間の彼女の笑顔を、そして彩葉が人生を振り返った時に「楽しかった」と胸を張れる時間を、自分の手で作り続ける。

 

弱冠18歳の少年が導いた答えは、稚拙かもしれないが、何よりも噓偽りのない、彼自身の魂がこもった誓いが宿っていた。

 

「...そうか」

 

紅葉は目を閉じ、考え込む。

 

リビングに流れる時間が、1秒ごとに重みを増していく。

 

やがて、彼女はゆっくりと目を開くと

 

「彩葉を頼んます」

 

そして紅葉は深く頭を下げる。

 

そのあまりに真摯な、1人の親としての請い。

 

遠田は思わず目を見開き、驚きを隠せずに固まってしまう。

 

「なんや、そんな意外そうな顔して」

 

顔を上げた紅葉は、心底不服そうに言う。

 

まるで自分がお堅いだけで、娘を愛していないとでも思われていたような。

 

「いや...彩葉から聞いとった話からのイメージとの乖離がすごくて...」

 

「あの子は、一体私のこと何て話してんのやろ...

厳しく育てることと、娘を大切にすること、愛することは両立するやろ?」

 

呆れたように吐き捨てた紅葉の言葉には、不器用ながらも深い愛情が滲んでいた。

 

その厳しく、キツイ物言いの裏には、『強く生きてほしい』という願いが隠れていたのだ。

 

 

 

 

 

 

「申し訳ないけど、あの子ら呼んできてくれん?」

 

紅葉は遠田にそう告げると、彩葉たちの分のお茶を用意し始める。

 

その背中を見送り、遠田は彩葉の自室へと足を向ける。

 

初めて訪れた酒寄邸の2階。

 

どの部屋が彼女の自室なのか、正確な場所までは知らされていなかった。

 

だが、迷う必要など一切なかった。

 

廊下の突き当たりから、テンションが振り切れ、もはや物理的な振動すら伴いそうなあの2人の声が響き渡っていたからだ。

 

「この時の彩葉もかわいい~!!」

 

「ヤッチョはこの時の彩葉がお気に入りだな~」

 

遠田が部屋の扉を軽くノックし、恐る恐る開ける。

 

そこに広がっていたのは、ベッドの上でアルバムを漁り倒し、もはや宝の山を前にした海賊のような有様のかぐやとヤチヨ。

 

そして、自らの過去を白日の下に晒され、真っ白に燃え尽きた灰のような姿で座り込む彩葉の姿だった。

 

「彩葉のお母さんが呼んどるで」

 

「「は~い!」」

 

かぐやとヤチヨは、まるで学校の休み時間のチャイムを聞いた児童のように元気よく返事をすると、アルバムを放り出して一目散に部屋を飛び出していく。

 

取り残された遠田は、未だに魂が抜けかかっている彩葉の肩をそっと叩いた。

 

「だ、大丈夫か?」

 

「...たくみ...たすけて...」

 

「すまん。多分手遅れや...」

 

魂が抜け、真っ白に燃え尽きた彩葉に肩を貸し、遠田はリビングへ向かう。

 

 

 

 

 

紅葉の目の前に座る彩葉。

 

そして彩葉の隣にかぐやとヤチヨが座る。

 

「さっきの紹介したけど、金髪の方がかぐや、白髪の方がヤチヨ。

今、この4人で暮らしてるんやけど...」

 

彩葉は意を決したように、紅葉に対して2人の正体を説明し始めた。

 

「高2の夏ごろにアパートの前の虹色に輝く電柱の中からかぐやが産まれてきて...」

 

「ちょい待ち、彩葉。

今、電柱の中から生まれてきた言うた?」

 

紅葉の手が止まる。

 

京都の長い歴史の中でも、電柱から人が産まれたという話は、流石の彼女も聞いたことがない。

 

「うん。

月からやって来たかぐやがライバーとして活動を始めて、9月に月に帰っちゃって...」

 

「だから、ちょい待ち言うとるやろ!

かぐやちゃん、本気で月から来たん?」

 

「そうだよ~!」

 

かぐやが、屈託のない笑顔でVサインを作る。

 

紅葉の眉間の皺が、かつてない深さで刻まれていく。

 

だが、彩葉の暴走(紅葉目線)は止まらない。

 

「で、月から地球にもう一回やって来ようとして、8000年前の地球に不時着したのがヤチヨで、

その輪廻をなんやかんやして、無事に現代へ帰って来たのが今のかぐやで...」

 

「...かぐやちゃんとヤチヨちゃんが、同一人物??」

 

「8000年の経験があるかないかの違いはあるけど、魂のルーツはほぼ同じ……かな」

 

「,,,」

 

紅葉は、静かに湯呑みを置いた。

 

目の前には、金髪と白髪の美少女。

 

隣には、真面目そのものの顔をした娘と、それをどうやって補足したものか悩んでいる遠田。

 

紅葉は目頭を押さえ、大きく息を吐く。

 

その背中には、愛娘が「取り返しのつかない領域」に足を踏み入れてしまったという、親としての悲壮な覚悟が漂っている。

 

紅葉の中で、点と線が最悪の形で繋がってしまったのだ。

 

「...彩葉、今から警察行こか...

母親として、最期まで付き合ったるさかい...」

 

「待って、お母さん!?なんか根本から勘違いしてへん!?」

 

あまりに厳格に育てすぎた反動で、娘が現実逃避のために

――あるいは悪い友人にそそのかされて――

違法な薬物に手を染め、集団で奇天烈な幻覚を見ているのだ。紅葉はそう結論付けた。

 

「匠...薬物って何?」

 

「薬物ってのは、使ったら脳が委縮しておかしなるクスリのことやな。」

 

修羅場と化した酒寄親子の裏側で、遠田とかぐやが深刻な顔でこそこそと密談を交わす。

 

「い、彩葉~!かぐやが無理ばっかりさせたせいで~彩葉の脳がイシュクしちゃったんだね〜〜!」

 

薬物という単語の不穏さに怯えたかぐやが、泣きながら彩葉に縋りつく。

 

その様子が、紅葉の目には「幻覚に苛まれる哀れなジャンキーたちの抱擁」にしか見えない。

 

「かぐや!?薬物なんてやってへんから!!離れて、今は火に油やから!!」

 

「知り合いの腕のええ弁護士に頼んだるから...

な、彩葉。今ならまだ、更生の道はある。警察、行こか」

 

「だから~~!!話を聞いてぇな!!」

 

「...このままやと、本気で自首させられるな」

 

遠田は冷や汗を拭い、隣のかぐやとヤチヨに素早く耳打ちした。

 

その内容に、二人は顔を見合わせると「なるほど!」と言わんばかりに力強く頷く。

 

「彩葉のお母さん!よく見てて。これが、私たちが『幻覚』じゃない証拠だから!!」

 

「,,,何、最後に悪あがきするつもり...?」

 

彩葉の制止も間に合わず、2人は紅葉の目の前に並び立った。

 

冷徹な視線を向ける紅葉の前で、異変が起きた。

 

かぐやの輝くような金髪が、瞬時に鮮やかな蒼に染まっていく。

 

それと呼応するように、ヤチヨの白銀の髪は炎のような朱色へと変色し、その肌の質感までもが、人間ではありえない無機質な美しさを帯びて、瞬時に切り替わって見せた。

 

目の前の生命体が、生物学的な法則を無視して変化する光景。

 

「...えっ?...は?」

 

紅葉の口から、掠れた声が漏れる。

 

合理的な思考も、これまでの人生経験も、すべてを粉々に打ち砕く未知の奔流。

 

「お母さん! 大丈夫!? これが、かぐやたちの――」

 

彩葉が駆け寄ろうとした瞬間、紅葉は糸が切れた人形のように、ゆっくりと後ろへ倒れ込んだ。

 

予測不能。奇想天外。

 

あまりにも現実離れした光景に、彼女の優秀な脳のキャパシティは、ついにオーバーフローを起こし強制終了したのだ。

 

 

 

 

 

意識が帰って来た紅葉が最初に感じたのは、空腹をダイレクトに刺激する香ばしく、どこか温かい良い匂いであった。

 

「...んっ...」

 

「お母さん、大丈夫...?」

 

目を開くとそこには心配そうにこちらをのぞき込む彩葉の姿がある。

 

紅葉は、先ほどまで自分の脳を蹂躙していた極彩色の幻覚(現実)を必死に手繰り寄せる。

 

「...彩葉。あの光景は...夢、やったんやろ?」

 

「お母さんが見た光景は、ほんまやで。...全部」

 

「......そうか」

 

紅葉は再び目を閉じ、深く、深く息を吐き出した。

 

紅葉にとって、電柱から産まれた娘や、髪色を自在に変える生命体は、受け入れるにはあまりにも劇薬すぎたのだ。

 

「...分かった。私は今の、見なかったことにする。

全部あんたの設定やと思うことにするさかい...もう、好きにしい」

 

それは敗北宣言であり、同時に紅葉なりの、最大限の容認だった。

 

理解できないものを、理解できないまま隣に置く。

 

それは彼女にとって、かつてないほどの譲歩である。

 

「ありがとう、お母さん。

今、かぐやがご飯作ってるから」

 

彩葉の顔に、ようやく安堵の笑みが戻る。

 

台所の方からは、トントンと小気味よい包丁の音と、楽しげな鼻歌が聞こえてくる。

 

「彩葉、この後予定ってあんの?」

 

起き上がった紅葉は、乱れた髪を軽く整えながら、日常のトーンを取り戻そうとするかのように娘へ問いかけた。

 

「元々、この後、匠の実家に行こうと思っててんけど、お母さんが倒れちゃったから、明日にしてもらったから大丈夫」

 

「そうか...彩葉、今日は泊ってき。

遠田君には朝日の部屋使ってもらえばええさかい。」

 

紅葉の言葉に、彩葉は意外そうに目を丸くした。

 

厳しい母のことだ、自分たちが連れてきた得体の知れない居候(かぐやとヤチヨ)ごと、すぐにでも追い出すのではないかと思っていたからだ。

 

「いいの?ありがと...お母さん」

 

朝日が使っていた空き部屋を遠田に貸し出すという提案は、紅葉が遠田匠という少年を、酒寄家の客として、そして娘の大切な人として正式に認めたという無言の証明でもあった。

 

「...ただし、あの2人はあんたの部屋でしっかり見張っとき。

夜中にまた電柱から何かが産まれてきたり、髪の毛の色変えたりされたら、今度こそ私の命が危ないわ」

 

「分かってるって。変なことはさせへんよ」

 

ようやく母の口から漏れた皮肉交じりの冗談に、彩葉は心の底から笑った。

 

一時は警察沙汰の危機まで迎えた挨拶回りは、香ばしい夕飯の匂いと共に、穏やかな家族の時間へと溶けていった。

 

 

 

 

 

「泊めてもろてありがとうございました」

 

「ええよ。こっちも迷惑かけたし、お互いさまや...」

 

玄関先まで見送りに来た紅葉に、遠田は深く頭を下げた。

 

昨日の二者面談を得て、2人の間には、奇妙な連帯感のようなものが芽生えていた。

 

「「ありがとうございました!!」」

 

かぐやとヤチヨが、弾けるような笑顔で声を合わせる。

 

そんな2人を見て、紅葉は何とか返事を絞り出したものの、その頬は微かに引き攣っている。

 

一晩同じ屋根の下で過ごしたとはいえ、この規格外の二人組に適応しきれなかったようだ。

 

「...お母さん、また来るね」

 

彩葉が、真っ直ぐに母の目を見て告げる。

 

それは、彼女にとって確かな大きな一歩だった。

 

昨日、かぐやたちの常識外れな姿を見て目を回した母の姿。

 

完璧だと思っていた母の、あまりにも人間味溢れる動揺を目の当たりにしたことで、彩葉の中で「厳格で遠かった母」との距離が、ぐっと縮まったように感じていた。

 

「...また、帰ってき」

 

紅葉は短くそう答えると、視線を遠田へと移した。

 

「遠田君、彩葉を頼んます」

 

「頼まれました!」

 

力強い、迷いのない返事。

 

その言葉を合図にするように、4人はゆっくりと酒寄家を離れていく。

 

そうして彩葉たちは酒寄家を離れていく。

 

これより向かうは大阪でもトップクラスの魔境・遠田家。

 

昨日のことすら前座に思えるような、嵐のごときイベントと、底知れぬ精神的疲労が彼らを待ち受けていることを、今はまだ、誰も口にはしなかった。

 

 

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