【悲報】ワイ、化け物になってしまった模様 作:rat cat
1:名無しの化け物
てな訳で始まって参りました
配信リンク...このリンクから入ってな
2:名無しの転生者
ミソノサマの結界の中って能力使えへんのやろ?
どうやって配信するつもりなん?
3:名無しの転生者
そういえばそうやったな
4:名無しの化け物
仕組みは内緒やけど配信する方法見つかったんでね
仕組みは内緒やけど
5:名無しの転生者
ご都合主義やめてね
6:名無しの転生者
なんか含みある言い方やな
7:名無しの化け物
ほな凸るわ
8:名無しの転生者
目の前にあるんが結界か...めっちゃ立派やな
9:名無しの霊媒師
めちゃくちゃ強い結界やな
ワイの世界でもこのレベルの結界は無いわ
10:名無しの化け物
そうなんやな
ほなぶち壊すわ
11:名無しの転生者
なんかやばそうな力がイッチの近くから溢れ出しとるんやが
12:名無しの転生者
近づくだけで死にそう
13:名無しの転生者
派手に割れとは言ったけど...
14:名無しの転生者
ここまで派手にするとは思わんやん
15:名無しの転生者
ラピュタの雷みたいやな
16:名無しの転生者
結界がゴミのようだ!
17:名無しのゴリラ
ウホッ
18:名無しの転生者
急に景色変わったな
19:名無しの転生者
なんかめっちゃ立派な神殿やな
和と洋が混ざった感じで
20:名無しの化け物
オラッ!
21:名無しの転生者
と、扉が吹っ飛んだァ〜!?
22:名無しの転生者
おいイッチ!今の攻撃ヤベェな!
23:名無しの化け物
(ワ○ピ構文)やめてくれ、降参だ
24:名無しの転生者
なんか奥の方のオーラやばいな
4つくらい見えるんやけど
25:名無しの転生者
無○城みたいなオーラの出方してて草
26:名無しの化け物
他の同格と群れてて草、悔しく無いんか?
27:名無しの転生者
イッチをここで今殺すという強い意思を感じる
28:名無しの化け物
ちな全員寄生済みの模様
29:名無しの転生者
草
30:名無しの転生者
草
31:名無しの転生者
イッチ居らんからったら終わってたなこの世界
32:名無しの転生者
いや、思い出せ
イッチのせいでこうなったんだぞ
33:名無しの転生者
マッチポンプ酷すぎんだろ
34:名無しの化け物
う、動けん...馬鹿な...
35:名無しの転生者
いきなり戦闘かよ...早速拘束されてて草
いや、そんなことはどうでもええか
ミソノサマ美人やなてっきりイッチみたいな化け物かと思ってたわ
36:名無しの化け物
タイプじゃ無いけど可愛いわな...あとはワイちゃんはイケメンやぞ
話を戻すけどあいつワイ専用に結界作り直しとったみたいやわ
ちょっとやばいかも
37:名無しの転生者
やばそうな割にはスレ打つ余裕はあるんやね
38:名無しの化け物
まぁ多少はね?
39:名無しの転生者
イッチさんは同格3体から攻撃喰らったら死ぬらしいけど大丈夫なんすか?
40:名無しの化け物
同時に喰らったらな
でもあいつら協調性無いし大丈夫やろ
41:名無しの転生者
...そいつら寄生されてますよ
42:名無しの転生者
あっ
43:名無しの転生者
...統率は取れてるンゴねぇ
44:名無しの転生者
もしかして:ピンチ
45:名無しの化け物
ちょ、ままてよ
46:名無しの転生者
あっ
47:名無しの転生者
イッチバラバラにされてて草
48:名無しの転生者
やりましたね...ミソノサマ...
49:名無しの転生者
おや?イッチの様子が...
50:名無しの転生者
おめでとう!バラバラ白骨○体がイッチに退化した!
51:名無しの転生者
ミソノサマ〜後ろ後ろ〜
52:名無しの化け物
非道いなぁ...人の心とか無いんかァ?
53:名無しの転生者
イッチ復活ッ!イッチ復活ッッ!
54:名無しの化け物
今のは痛かったぞッ!!ムカついたから吹き飛ばしたるわ!
55:名無しの転生者
あぁ...なんか赤いやつが吹き飛んでった
56:名無しの転生者
獄門疆みたいなんがイッチに伸びてきた
57:名無しの化け物
同じ技を喰らうわけ無いやろが...オラッ!
58:名無しの転生者
なんか天使みたいなんがイッチの上に移動してない?
59:名無しの霊媒師
相手を影の中に入れることが操るトリガーなタイプの怪異やな
言わんでも分かるやろ詰みや...死ぬでワイら
60:名無しの化け物
繧峨?√i繧√∞?
61:名無しの転生者
まずい...次元移動出来る奴が寄生されてしまわれた。
62:名無しのゴリラ
ウ、ウ、ホ
63:名無しの化け物
>>61 何が不味い言ってみろ
64:名無しの転生者
>>63 冗談ですやん
65:名無しの化け物
神経に寄生するタイプみたいやけど
残念なことにワイに神経は残っとらんのや
66:名無しの転生者
なかなかにエグい奴やん
67:名無しの化け物
ほな引きずり出すわ
ワイのこと見下しやがって
68:名無しの転生者
>>65 その理屈はおかしいやろ
イッチ花粉症なっとるやん
69:名無しの転生者
本体キッショ
70:名無しの転生者
こんなん早く○せ
71:名無しのゴリラ
まじか
72:名無しの転生者
>>71 ゴリラが喋った!?
73:名無しの転生者
お前喋れたんかい!
74:名無しのゴリラ
ウ、ウホホ?
75:名無しの転生者
誤魔化すなや
76:名無しの転生者
ゴリラに集中し過ぎてラスボス倒すとこ見れんかったわ
どうしてくれるん
77:名無しの化け物
で、これからどうしよかな
ミソノサマ死んじゃったけど
78:名無しの転生者
何しとんねん
79:名無しの転生者
全ての罪をミソノサマに擦りつけようや
80:名無しの化け物
>>79 そうするか
81:名無しの転生者
可哀想すぎる
82:名無しの化け物
とりあえず痕跡を偽造してきたで
83:名無しの転生者
絶対とりあえずで済ますことじゃない
84:名無しの転生者
ミソノサマって実は裏があったとかでも無いんやろ?
85:名無しの化け物
はい
86:名無しの転生者
はいじゃ無いが
87:名無しの転生者
ミソノサマ無しで結界はどうする気なん?
88:名無しの化け物
まぁ何とかなるやろ
89:名無しの転生者
これは人類の敵
90:名無しの化け物
ほなワイはそろそろ失礼させてもらおうかね
91:名無しの転生者
バイバイイッチ...
92:名無しの転生者
次はどうなるんやろなぁ
◇◇◇
仮眠室の硬いベッドで私は悪夢にうなされながら目を覚ました。全身の筋肉が悲鳴を上げている。
なぜならこちらへ帰って来る道中で行く手を阻む怪異との連戦続きだったからだ。
それはもう不自然なほどに狙われた。
そんなに苦労したのに、たどり着いた瞬間に結界は元通りになった。
キレそう。
ベッドから起き上がって窓の外を見てみる。
そこにはいつも通りの平和な空が映ってる...事はなく、差し込む光は不自然に赤く、空気が震えていた。
「結界がまた消失しました! 神域にて未知の反応あり!」
「夢かな...」
二度寝しようとするが、局内に響き渡る絶望的なアナウンスがそれを現実だと知らせてくれる。
廊下を覗くとパニックが起きている。
私は痛む体に鞭打ち、昨日届いたばかりの予備の刀を掴んで神域へと走りだした。
神域の入り口には何事もなく辿り着いた。
そこにあるはずの扉はまるで巨人に踏み潰されたかのように、無惨な瓦礫となって散らばっていた。
内部へ進むにつれ異様な光景が私たちの視界に飛び込んでくる。
正体不明の怪異の痕跡が辺り一面にこびり付いていたからだ。
ミソノサマと同等クラスの痕跡が3つ...
そして、祭壇の奥に座していたはずの主...ミソノサマがうつ伏せになって倒れていた。
「どうなってやがる...」
高槻が隣に居た。いつの間に来たのかも気になるが、それよりもミソノサマの頸椎から噴き出している黒い粘液と細い線に目がいった。
それは祭壇の下に転がっている天使と繋がっていた。
「....まさか、昨日からの結界の混乱は.....ミソノサマ自身が、人類を食い物にするために仕組んだものだったのか?」
調査班のリーダーが震える手で痕跡をスキャンした後、そう言った。
「何を言っているんだ?」
「見てください...この痕跡を...ミソノサマは裏で測定不能級の怪異を呼び込んでいた。我々が守り神と崇めていたものはこの国を滅ぼすための最悪の爆弾だったんだ!」
周囲に戦慄が走る。信頼していた神が実は自分たちを殺そうとしていた裏切り者だったという事実...
だが、その事実に勝るとも劣らない衝撃が調査班の次の報告によってもたらされた。
「...待ってください。何か...不自然です。これほどの怪異たちを短時間で、かつ徹底的に無力化したのは……」
調査員が、現場に残された一箇所の痕跡を指差す。
それは神域の床に残る禍々しい霊圧の残滓。
「......以前、報告に上がった骸骨と痕跡が完全に一致します」
私達の間に、奇妙な静寂が訪れる。
「あれは...味方なのか?」
「わからんが...少なくとも利害関係は一致している」
「本当に...俺たちを守っていたのか...」
捏造されたかのようなミソノサマの裏切りの証拠とそれを討った骸骨という結果がそこにあるのだ。私が否定しようとも無駄だろう。
兎に角、私たちは助かった。
◆◆◆◆
数日後、私は対策局の最深部、窓一つない審問室に呼び出された。
「それで...貴様を呼び出した訳だが...」
正面に座るのは対策局の最高幹部たちだ。幹部達は私を見下すような高い場所に座っており、何かの術を使っているのか顔が見えない。
席は6つあるようだ。
「現場の調査により、あの骸骨がまた、人類のために動いたことが確定した。そして我々は一つの仮説に辿り着いた」
「あの化け物はだが、過去の記録を見る限り、君に対してだけは明確に保護の意思を見せている」
「......保護? 私はただ偶然......」
「貴様はあの化け物にとって...何か特別な存在なのではないか?」
「...」
「勘違いしないでね...別に貴女を監視するとか監禁するとかいう話では無いの...ただ、話を聞きたいだけなの...」
女性のように聞こえる声が私に優しくそう喋りかける。
「何か知っていることがあるのなら隠さずに教えてほしい」
「私は...何もしりません...」
「そういうことにしておこうか」
本当に知らないのに...勘違いされてるみたいだけど...反論する気にもならない...
「近々、大規模な再編を行う。貴様にはその中心に立ってもらう...これで以上だ」
「お疲れ様、出口は右側の扉だよ!」
「君には期待してるよ」
彼らの指示に従って扉を出るとそこはロビーだった。振り返ってもそこには扉は無く、壁があるだけだった。
「どうだった審議会は?」
私のことを待っていた高槻が私にそう問いかけた。
「緊張した...」
「だろうな...いきなりで悪いんだが...次の再編の話をしていいか?」
「ええ、構わないわ」
「場所は──」
◇◇◇
1:名無しの元神
なんだこれは
2:名無しの転生者
どうした?新入り?
3:名無しの元神
>>2 貴様は誰だ
4:名無しの化け物
ん?もしかして...アンタは
5:名無しの元神
貴様は...まさか...
勘違いされるのはイッチだけだと...いつから錯覚していた?
あの後、他の同格達は元の場所に帰りました。
最後のは一体...誰なんやろなぁ...
次は多分番外編を投稿すると思います。
厚切りレンコン様、神経操天のアイデアをありがとうございました!
神経操天(しんけいそうてん)
神経操天は、生物の神経にのみ触れることができる怪異である。
骨や肉、血管などの物質には一切触れることができず、神経だけを掴み操作する。
その姿ははっきりしない。
多くの場合、逆光の中に浮かぶ影のような存在として認識される。
神経操天は対象の身体から神経を外へ引きずり出すことができる。
引き出された神経は細い糸のように空中へ伸び、神経操天はそれを操り人形の糸のように扱う。
糸を引くことで身体を動かし、緩めれば動きを止める。
操られた身体は自分の意思とは関係なく動き、どこか人形のようにぎこちない。
ただし神経操天は無条件で神経へ触れることはできない。
次の二つの条件が揃ったときのみ干渉できる。
・影が重なったとき
・対象が強い恐怖を感じているとき
恐怖によって神経が過敏になった状態で影が重なると、
神経操天はその影を通して神経を掴むことができる。
そのため神経操天は
・逆光の位置に立つ
・長い影を作る
・対象に恐怖を与える
といった行動を取る。
神経操天が操っている存在として知られているのが天使である。
天使の身体から伸びた神経が上空へと続き、その先で神経操天が糸を操っている。
遠くから見ると天使が空に立っているように見えるが、
よく見ると身体から細い神経の糸が伸びていることがある。
神経操天は自ら戦う存在ではない。
しかし一度神経を掴まれれば、身体は完全に支配される。
強力な存在を操った場合、その力をそのまま利用できるため
高位存在すら操る可能性を持つ危険な怪異とされている。
危険度:S