【悲報】ワイ、化け物になってしまった模様   作:rat cat

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感想や高評価をして頂き、本当にありがとうございます!







【分からせ】影盗むだけの雑魚がイキってて草www

 

 

 

 

 

70:名無しの化け物

影盗むだけの雑魚がイキってて草www最高速度で分からせたる! 

ライブ配信のリンクはこれな  Live

 

71:名無しの転生者

草に草を生やすな

 

72:名無しの転生者

...一応聞いとくけどこの配信ってどこから撮ってるん?

 

73:名無しの化け物

女の子の影からやけど

 

74:名無しの転生者

頼むイッチ!上向いてくれ!

 

75:名無しの転生者

俺からも頼む!

 

76:名無しの化け物

ダメです

 

77:名無しの転生者

ざけんなや

 

78:名無しの転生者

話を戻すけどなんやこの配信...こんなん任務じゃなくて

女の子とB級怪異狩りのデートやん

 

79:名無しの脳みそ

脳が破壊されました

 

80:名無しの転生者

>>79 脳みそしか無いのに脳破壊されたらどうなるんだ?

 

81:名無しの転生者

死ぬ

 

82:名無しの転生者

再生する

 

83:名無しの転生者

どちらもありうる...そんだけだ

 

84:名無しの転生者

サンキューカッシー

 

85:名無しの転生者

今地下鉄は封鎖されてるから2人っきりなのか...

男女が2人...暗い場所で何も起こらない筈が無く...

 

86:名無しの転生者

いやベンチに人座ってるからそれは無いで

 

87:名無しの脳みそ

脳破壊は免れた

 

88:名無しの転生者

良かったな

 

89:名無しの転生者

ん?

 

90:名無しの転生者

どした?

 

91:名無しの転生者

いや...今地下鉄って封鎖されてるやんな?

 

92:名無しの転生者

せやね

 

93:名無しの転生者

じゃあさ...ベンチに座ってるのは誰なん?

 

94:名無しの転生者

......

 

95:名無しの転生者

俺らは気付いても伝える術がないのが悔しいところ

 

96:名無しの転生者

いやイッチならいける筈

 

97:名無しの化け物

今回は傍観するつもりやで

さすがにヤバくなったら介入するけど

 

98:名無しの転生者

可愛い子には旅をさせよって言うしな

 

99:名無しの転生者

可愛い子(意味深)

 

100:名無しの転生者

なぁ...やっぱりこれデートじゃない?

 

101:名無しの転生者

ついに本人達もデートじゃない?って言い始めたよ

 

102:名無しの転生者

あ...あぁ...

 

103:名無しの化け物

まぁワイが先に唾つけてるんやけどなw

 

104:名無しの転生者

>>103 死ね

 

105:名無しの霊媒師

>>103 君を殴る

 

106:名無しの転生者

お?2人とも違和感に気づいたみたいやで

 

107:名無しの転生者

2人とも警戒態勢に入ったな

 

108:名無しの転生者

間男は拳銃使いなんやね

 

109:名無しの転生者

なぜ撃った!

 

110:名無しの転生者

厄丸さんは帰ってもろうて

 

111:名無しの転生者

なんも起こらんくない?

 

112:名無しの転生者

いやよく見てみ、間男の影がおかしい

 

113:名無しの転生者

線路の奥に薄らと繋がってるな

 

114:名無しの転生者

左足の影が無くなっとる

 

115:名無しの転生者

膝から下の影無くなったぞ

 

116:名無しの転生者

ここまでわずか5秒

 

117:名無しの転生者

これって影完全に奪われたらどうなるん?

 

118:名無しの霊媒師

このタイプやと眷属にされるな

分かりやすい例でいうと『先のない扉』とかやね

 

119:名無しの転生者

2人とも不利を察したから撤退選んだみたいやね

 

120:名無しの転生者

...逃げ道奪われてますやん

 

121:名無しの転生者

大魔王からは逃げられない!

 

122:名無しの転生者

なんやこのアナウンス

なんかバグってないか?

 

123:名無しの化け物

なんか0番線がワイに気付いてから挙動おかしくなっててワロス。

めっちゃ吃るやん

 

124:名無しの転生者

これ演出やなくて普通にイッチにビビってるだけかw

 

125:名無しの転生者

ホームなんかめっちゃ老朽化してない?

 

126:名無しの霊媒師

蛍光灯の数減らして影を強くしてるのを老朽化してるように見せかけてカモフラージュしてるの狡い怪異やな

 

127:名無しの転生者

怪異センサーみたいなの鳴ってるけど遅すぎやろ

使いもんにならんやん

 

128:名無しの転生者

こういうホラー系の世界でセンサーが役に立ってるイメージは無いな

大体真っ先に潰されてるか無能かの二択な気がする

 

129:名無しの転生者

それにしてもこの間男のメンタル凄いな

 

130:名無しの霊媒師

影とかって奪われたらその部位が機能しなくなるから普通立つのは不可能なんながな

 

131:名無しの転生者

もしかして人間じゃ無いとか?

 

132:名無しの転生者

そんな訳w

 

133:名無しの転生者

人影みたいなんがいっぱい見えるけどもしかしてこれまでの被害者かいな

 

134:名無しの転生者

通報があったのは3件だけやったけど実際被害者は多かったんやな

 

135:名無しの転生者

認識阻害持ちっぽいからなまぁ気づけんのも仕方ない

 

136:名無しの化け物

こいつ人のお気に入りの影奪おうとして来たぞ

させるか

 

137:名無しの転生者

人?おっそうだな

 

138:名無しの転生者

女の子もちょっと驚いとるやん

すぐに落ち着いて抜刀の構えしてるけど

 

139:名無しの転生者

シン影流簡易領域!

 

140:名無しの転生者

負けフラグやめてね

 

141:名無しの転生者

刀に光反射するのかっちょええな

ワイも頭で真似してみるわ

 

142:名無しの転生者

よぉハゲ

 

143:名無しの転生者

また髪の話してる...

 

144:名無しの化け物

ワイも骸骨やから今はないねん...

 

145:名無しの転生者

よぉハゲ

 

146:名無しの化け物

殺すぞ

 

147:名無しの転生者

ハゲ民イライラで草

 

148:名無しの転生者

部屋にイッチらしき骸骨が出現した件

世界跨いで移動してくるのおかしいって...

 

149:名無しの転生者

怖すぎ

 

 

 

◇◇

 

 

 

 

最初に攻撃したのは彼だった。

撃たれて影が怯んだその隙を逃さず私が斬る。

 

私の背後へ次の影が床を滑るように迫るが、

彼がそれをカバーし、また刃が振り抜かれる。

 

空気が裂ける音がホームに鋭く響いた。

 

 

 

影の身体が真っ二つに裂け消滅........するはずだった。

 

 

 

黒い体は確かに斬ったのに手応えが全く無かった。

 

「.....ッ」

 

彼も気付いたらしい。

影はそのまま形を崩していき黒い染みが床を染めた。

 

次はその染みが意思を持ったかのようにゆっくりと集まり始める。

 

「......効いてないわね」

 

 

彼はすぐ次の影へと頭と心臓目掛けて弾を撃ち込む。

 

影が弾けるが....すぐに再生してしまった。

 

 

(再生するなら...一撃で仕留める!)

 

影を霊力を込めた刀で跡形もなく消し飛ばしたが、影はまるで最初から何もされていないかのように目の前に立っている。

 

「......普通の怪異じゃない」

 

こういうタイプの怪異は何かギミックがある筈だ。

そのためにまず攻撃しまくる!

 

辺りを警戒しながら考察していると、

影が三体同時に動き距離を詰めてくる。

先程と同じように斬ろうとしたら...

 

 

「下がれ!」

 

彼が叫んだ。その指示に従い私は横へ跳ぶ。

すると先程まで私がいた場所が影で押しつぶされた。

あのままあそこに居れば...致命傷を受けていたに違いない

攻めることだけに集中して視野が狭くなっていて周りへの注意が疎かになっていた。

 

 

(危なかった...)

 

「ナイス判断よ!」

 

振り返ると彼に影の手が触れようとしていた。

 

 

「避けて!」

 

一つめの影はなんとか回避したみたいだけど、背後の影には気づいていない。

 

カバーをしに行くが届かない

 

私が影を切る寸前に影が彼に触れてしまった。

吸い取られたように彼の黒い輪郭が少しだけ薄くなる。

 

「.......」

 

彼が一瞬だけ足を止めたその隙をもう一体の影は見逃さなかった。

 

 

私は反射的に刀を投げた。

 

それが命中した影の身体がばらばらに散るがまた復活する。

 

しかもその速度は先程までとは比べ物にならない程早くなっていた。

 

 

「再生してる訳じゃないみたい!

まるで逆再生みたいに...」

 

「あの野郎!復活までが短くなってやがる...!」

 

「私とは相性が悪いわね」

 

私は単体の敵なら即死させることが出来るが、あのように復活するタイプの怪異とは相性が悪い。

 

 

 

影が復活した瞬間を狙って切り刻んでみるも手応えはない。

 

(復活直後もダメか)

 

何度斬ろうが何度祓おうがただ散るだけではこちらが消耗するだけだ。

 

 

「まるで存在してないみたいね」

 

「クソッ....」

 

 

私たちに向かって奥の暗闇から黒い手が伸びて来た。

 

私は咄嗟に跳んで避けることが出来たが...

 

彼は避けきれなかった。

 

黒い腕が影に触れると彼の影がさっきよりも大きくはっきりと削れた。

 

 

「大丈夫!?」

 

「右腕以外は動かせない...だがまだ戦える!」

 

 即答だった。

 

 

彼は影を睨みまた発砲する。

 

さっきから同じことの繰り返しだ。

 

 

「.....おかしい」

 

 

違和感...

 

(そもそも影はどこから伸びて来ているんだろう)

 

 

私は天井を見上げた。

そこには少ないが蛍光灯が並んでいる。

 

白い光で明るいはずのホームなのに影だけが異様に濃い。

 

一つの考えが頭をよぎった。

 

「...もしかしたら...」

 

 

私は天井をもう一度見た。

光が無ければ影は出来ず、影は光から生まれる。

 

私は彼へ伝えるために叫んだ。

 

「先輩!」

 

彼がゆっくりと振り向く

 

「光よ!蛍光灯から影が伸びてる!」

 

彼の眉がわずかに動いた。

 

自分でも半信半疑だったけどこのままジリ貧になるよりかはマシだと思う。

 

斬っても効かず、祓っても散るだけで意味がない。

ただの影みたいにまた床に戻るだけなら影を作っているものを消すしかない。

 

 

彼は一瞬だけ天井を見上げた。

 

「今から全部壊す!ダメでもそん時は頑張るしかねぇ!」

 

次の瞬間彼は蛍光灯に右腕を向ける。

 

 

ガンッ!!

 

蛍光灯が砕け、ガラスが散り、白い光が一つ消える。

 

 ホームが少しだけ暗くなったけどよく見ると目の前の影が揺れた。

 

「....効果はあるみたい!」

 

 

黒い身体がぐにゃりと歪み、その輪郭が崩れる。

 

やっぱりだ。影は光があるから存在できる。

勝ち筋が見えて来た。

 

「全部壊して!」

 

 

言い終わるや否や影が動いた。

 

さっきより何倍も速く黒い腕が床を這う。

私のことは避けて彼へ迫る。

 

「ッ!」

 

 彼を持ちあげて避けるとさっきまで私たちがいた場所に黒い腕が叩きつけられコンクリートがひび割れる。

 

「......え?」

 

思わず声が漏れる。

今の攻撃は明らかにさっきより強かった。

 

彼も気づいたらしい。

わずかに眉を寄せる。

 

「.....濃くなったか」

 

影が再び立ち上がる。

黒い身体はそのままだがさっきより輪郭がはっきりしている。

 

明らかに影が濃くなっていた。

 

 

 

「光が減るほど...影が強くなる...でも倒すにはそれを続けるしか...」

 

(でも一つ壊しただけでこれ?)

 

 影が一斉に動き、五体が同時に迫る。

 

さっきより速い黒い腕が伸びてきた。

避けた先でコンクリートが削れる。

 

「危なッ.....!」

 

「下がれ」

 

言葉に従いバックステップで下がる。

彼が詰めて来ていた影の頭を的確に撃ち抜く。

 

黒い身体は崩れ床に散るが、コンマ1秒も経たないうちに復活する。

 

「もう少しで弾が切れちまう!」

 

しかし蛍光灯はまだいくつか残っている。

 

「一個壊すだけでこれかよ...」

 

「壊すことだけに集中してちょうだい!」

 

彼は一瞬だけこちらを見ると頷いた。

 

「わかった...やるぞ」

 

 

短い言葉の後、空気が弾ける音が聞こえた後、蛍光灯が6つ砕ける。

 

白い光が消えていき、ホームがさらに暗くなる。

 

そして影は膨れ上がり、黒い身体が二回り大きくなる。

 

 

影が一体跳んだ。

 

今まで滑るように地上を動いていたのに。

 

黒い塊が空中を飛ぶ。

青年が銃を撃つ...が

 

 

「効いてないッ!?」

 

影の腕が振り下ろされ彼は吹き飛ばされる。

壁に衝突してしまう前になんとか庇うことに成功した。

 

(誰かを守りながら戦うのは難しいな...)

 

 

「これからは俺を庇わず、敵を攻撃することを考えろ」

 

そんな私の心境を察したのか彼はそう指示を出す。

 

「...了解」

 

 

銃声と蛍光灯が砕ける音を背にに私は戦う。

奴の黒い身体はさらに濃くなり、空気が歪み始める。

 

 

影が音速並みに速く飛んでくるが避ける。

 

そこから間髪を挟まず、また攻撃が飛んでくる。

 

刀で受け止めるが...

 

「ッ!折られる!」

 

愛刀が折られそうになる。

私は刀が無くなれば戦えなくなってしまう。

武器を失うかダメージを受けるか...後者を選択した私は吹き飛ばされた。

 

 

受け身をとって床を転がりダメージを最小限に抑えたが、

吹き飛ばされた時に肋骨にヒビが入ってしまったらしく、ズキズキと痛む。

立ちあがろうとするが...立ち上がれない...

 

それをチャンスと見た影が私を踏み潰そうとしたその瞬間

 

 

 

 

蛍光灯が一斉に砕けた。

 

 

 

 

 

白い光は消え、ホームが闇に沈む。

 

闇と同化して存在を保てなくなった影がようやく消滅した。

 

地下鉄のホームが先ほどまでは嘘だったかのように沈黙する。

 

5分にも及ばない短いバトルだったがドッと疲れた。

 

 

「身体が元に戻りました!」

 

 

彼の奪われた影も元通りになったようで一安心だ。

これで終わればいいんだけど...

 

 

 

ホームの奥から呻き声が聞こえる

 

 

ああぁあアァァ!!!レテケレテぃケレテケレテケ!

 

 

(まぁそんな都合よくはいかないわよね)

 

 

銃弾が尽きたらしい彼は銃をホルダーに戻して上着を脱ぎ拳を構えた。

 

 

「やっと出て来たわね」

 

「第二ラウンドってとこだな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






今回はあんまり進展しないっすね。



0番線の怪異は『先のない扉』をモチーフにしています。



参考元: scp1983
http://scp-jp.wikidot.com/scp-1983

CC BY-SA 3.0
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