【悲報】ワイ、化け物になってしまった模様 作:rat cat
1:名無しの市民
引越しすべきかなぁ
2:名無しの市民
ミソノサマを倒せる奴って誰やねん
3:名無しの市民
噂によると骸骨らしい
4:名無しの市民
死にたくないなぁ
5:名無しの市民
>>3 骸骨ってあの測定不能のやつ?
6:名無しの市民
せやね
7:名無しの市民
ミソノサマおらんのやったら結界外の怪異攻めて来てるんちゃうん?
8:名無しの市民
さっきまで来てたらしいけど今は反応無くなったらしい
9:名無しの市民
>>8 そんなことあるん?
10:名無しの市民
全く情報が開示されんからわからん
ただ今のところ襲ってきてないのは確かや
11:名無しの市民
怖いなぁ...
12:名無しの市民
知り合いが神域の警護してるんやけど天使が確認されたってんやって
13:名無しの市民
今怪異が襲ってきてないのは天使のおかげなんかな
14:名無しの市民
状況が全くわからんな
───
200:名無しの市民
【速報】ミソノサマ復活
201:名無しの市民
>>200 まじで?
202:名無しの市民
良かった...
203:名無しの市民
結局復活までの間に攻められることはなかったな
204:名無しの市民
元凶の骸骨はどうなったん?
205:名無しの市民
その場から立ち去ったらしい
206:名無しの市民
噂によると自分自身を信仰するカルト団体の書類を置いてったらしい
207:名無しの市民
つまり宣戦布告ってわけか
208:名無しの市民
この国の勢力図が切り替わってまう...
209:名無しの市民
ミソノサマ復活したところでそれを下せる骸骨いるんやったらもう無理じゃね?
210:名無しの市民
そうなんよな
211:名無しの市民
まぁミソノサマにも何かしらの策はあるやろ
212:名無しの市民
それよりお前ら明日バレンタイデーやけどチョコ貰えそうか?
213:名無しの市民
>>212 そういうおまえはどうなん?w
214:名無しの市民
生涯で0個のワイが通ります
215:名無しの市民
>>214 まぁ...きっともらえるよ
216:名無しの市民
命の危険がなくなった瞬間にこれよ
◇◇◇◇◇
「なぜ怪異共は攻めてこない?」
誰に向けたわけでもない問いが夜気に溶けた。
首都結界の外周には防衛ラインが敷かれている。測定機を積んだ大型トラックが等間隔に並び、唸るような低音を響かせている。隙間を埋めるように、重装甲の戦車が砲塔を外へ向けて静止していた。
そして俺は腕を組み外縁を睨んでいた。なぜなら....眼の前でで夥しい数の怪異が蠢いているからだ。
ただ群れとして存在しているクソッタレ供は本来ならとっくに押し寄せてくる頃合いだったのに、まるで見えない壁でもあるかのように停止している。
「.....なんか増えていないか?」
「反応は増加してますが、距離は一定を維持したままです」
「そうか....いや、それよりも空だ。あれを見てみろ」
局員がゆっくりと視線を上げた。その視線の先には人影が空の逆光の中に浮かんでいた。
天使....ミソノサマの使い...報告ではそう呼ばれている存在だが、どうもきな臭い。
防衛ラインが出来てからいつの間にか奴はそこにいた....まるで俺達を監視しているようだ。
「あの天使どもはどうなんだ?」
「報告によると味方だそうですが...わかりません」
「あいつが来てから怪異の侵攻は止まったが...」
その時、天使がわずかに動いて位置をずらした。
ほんの数メートルだけだろうが...それだけでも地面に落ちる影の角度は変わる。
次の瞬間。外周にいた怪異の一体が不自然に引かれた。
「総員ッ!!!待機ッ!!!」
砲塔が即座に照準をあわせた。俺もライフルを群れに向ける。こちらからは仕掛けない。奴らの動向を伺う。
隣の局員が息を呑む音か聞こえた。
家族のことを考えているのだろうか....彼には最近子供が生まれたらしく、ずっと自慢してきていた。もし俺達が突破されたら無事ではすまない。絶対にここを守り切らなくては....
群れから飛び出して来たその怪異は、関節が噛み合っていないような、不自然な動きでこちらに近づいて来ている
「まるで0番線みたいですね...」
「あぁそうだ──」
だが俺の脳裏に浮かんでいたのはあの骸骨。ミソノサマを沈めた、測定不能個体。
「──いや、あれはこんな細かいことをする存在じゃない」
「え?」
「この状況を作っているのは骸骨だ」
「怪異の進軍を止めているのも配置しているのも全部あいつの意思だ」
局員の顔が強張った。
「.....目的は?」
「わからん。だが──」
言い切る前に何か...空気が変わった。
「........なんだ?」
「........来るぞ」
誰かがそう呟いた。
空に変化が起き始めた。測定機の針が振り切れそうな勢いで跳ね上がっていた。
「反応が急速に増大! 場所は神域!」
神域の中心から光の柱が空を貫いた。
「うおっ.....!?」
誰かが声を上げた。柱は脈打つように明滅し、周囲の空間を巻き込んでいく。
光の柱がさらに広がった。網のように空へと伸び無数の線となって結界の骨格を再形成した。
測定機の数値が一斉に戻った。トラックのエンジン音がやけに遠く感じる
「......結界、安定しました」
観測員の声が、わずかに震えていた。それも無理はない。
首都結界が、今は何事もなかったかのように空を覆っているのだから。
ゆっくりと空を見上げると、薄く青く発光する結界が街全体を包み込んでいる。
「......本当に、戻ったのか」
「はい。霊圧、反応ともに正常値........ミソノサマは完全に復活しています」
「そうか.......」
「助かった...のか?」
「...あぁ、助かったんだよ」
「ハハ....終わったんだな....」
「マジで生きた心地しなかったわ......」
誰かがその場に座誰かが無線越しに「大丈夫だ」と家族に伝えている。
戦車のエンジン音が落ち測定機の警報音も静かになる。
緊急態勢は解除されていく。
あのミソノサマが復活した。それだけでこの首都圏の均衡は保たれる。他の怪異がどう動こうと関係ない。
「高槻さん」
「とりあえず...交代要員来るまで休みません?」
「...そうだな」
「コーヒー、まだ残ってますよ」
「それはありがたいな」
トラックの横に腰を下ろし、紙コップを受け取った。
「...生きてるな」
いつのまにか怪異の群れは消えていた。
「今日はもう何も起きねぇな」
「フラグか?」
「まずいですよ!」
結局、その日一日防衛ラインに緊急事態が発生することはなかった。
【決戦前日】 ミソノサマ無事復活ッ!
1:名無しの化け物
ミソノサマ復活ッ!
2:名無しの転生者
ミソノサマ復活ッッ!
3:名無しの転生者
ミソノサマ復活ッ!
4:名無しの化け物
試合してェ〜〜
5:名無しの転生者
明日やろ?確か
6:名無しの化け物
せやね
7:名無しの転生者
全員のバレンタインデーを潰す害悪怪異イッチ
8:名無しの転生者
マジで可哀想
9:名無しの転生者
対戦相手の様子はどうなん?
10:名無しの化け物
なんか寄生されとるわ
11:名無しの転生者
ふぁっ!?
12:名無しの転生者
特大ニュースやんけ!
13:名無しの転生者
寄生する奴多くない?
14:名無しの化け物
実力無いくせに楽して力を手に入れたい奴が増えた影響かもな
15:名無しの転生者
辛辣で草
16:名無しの転生者
ミソノサマの寄生に気づけんのはなんでなん?
17:名無しの転生者
それな無能すぎるよな
18:名無しの化け物
藁にも縋りたい状況なのに神様疑えるか?
19:名無しの転生者
>>18 おまいう
20:名無しの転生者
>>誰のせいなんやろなぁ
21:名無しの化け物
ワイは花粉症でくしゃみしただけや
勝手に倒れたんはあっち
22:名無しの転生者
まぁ明日の結果は見えてるよな
23:名無しの転生者
分からんぞ案外WBCみたいに大番狂せ起きるかも
24:名無しの転生者
なんで前世の野球を観れてるんですかねぇ...
25:名無しの転生者
イッチほどじゃ無いけど異世界に干渉出来る奴は多いぞ
例えばあのゴリラとかやな
26:名無しの転生者
まじでなんなんあのゴリラ
27:名無しの化け物
話戻すぞ
28:名無しの転生者
そういえばイッチ果たし状渡せてないよな
29:名無しの転生者
あ
30:名無しの転生者
つまりミソノサマは奇襲されるのか
31:名無しの化け物
そういえばそうやったな...最近物忘れが酷くて困るわ
せやな...ワイの登場方法で安価とろうかな >>40
32:名無しの転生者
まぁ脳みそ無いもんな
33:名無しの脳みそ
...
34:名無しの転生者
天空からギターを響かせながら神域の真上に登場
35:名無しの転生者
地底から禍々しいオーラを出して登場
36:名無しの転生者
海から死者を甦らして登場
37:名無しの転生者
いきなりミソノサマを○す
38:名無しのゴリラ
ウホッ♡
39:名無しの転生者
餓者髑髏の姿になって百鬼夜行
40:名無しの転生者
結界を破壊して派手に登場
41:名無しの転生者
すぐ結界を壊されるミソノサマが不憫でならない
42:名無しの転生者
ミソノサマ何分持つかで賭けようぜ
43:名無しの転生者
ワイは1分持てばいい方やと思う
44:名無しの転生者
ワテは10秒
45:名無しの転生者
いや5秒持つかどうかちゃう?
46:名無しの転生者
大穴狙いでイッチが負ける
47:名無しの転生者
負けるわけないやん
48:名無しの転生者
アンチ乙
49:名無しの転生者
まぁイッチが勝つやろうな
50:名無しの転生者
あぁ...イッチの勝ちだ
個人的に好きな作品があるのですが、ランキングした後、低評価爆撃されたようで悩まれておりました。
自分もランキング入ってから低評価多くなったからぴえんです。
宿命なんだろうけど...やっぱり悔しいです。
胃袋吐くまで笑わせるような文書を頑張って書きます!