三矢あやめ(みつや・あやめ)
十師族三矢家に連なる魔法師。とある事件をきっかけに三矢家に養子入りすることとなったが、家族仲は良くなく義妹の詩奈以外とは滅多に話さない。魔法の研究が趣味であり、飛行魔法の代替魔法として高速移動魔法「ストーム・ドライブ」を開発した。他にも様々な成果をあげており、その功績が認められた結果、魔法科高校が開校して初の飛び級入学生となった。物腰は控えめで大人しいが、計算高い一面もある。
吉祥寺真紅郎(きちじょうじ・しんくろう)
弱冠十三歳で、仮説上の存在に過ぎなかった基本コードの一つ加重系統プラスコードを発見した天才魔法研究者。カーディナル・ジョージという異名で知られている。同じ研究者として三矢あやめと何度か顔を合わせており、一つ年下ながらも懸命に魔法を磨く姿に自分が彼女を守らなければと考えるようになった。あやめに好意を寄せている。
一条将輝(いちじょう・まさき)
十師族一条家に連なる魔法師。若武者然とした美男子。クリムゾン・プリンスの名で知られ、女子生徒からの人気も高く、一部からは一条様と呼ばれ慕われている。同じ十師族として三矢あやめを気にかけているが、あくまで同じ責務を持つ者としての配慮であり恋愛感情はない。吉祥寺真紅郎とは親友同士で、その関係上あやめと行動を共にする機会も多い。
一色愛梨(いっしき・あいり)
十師族を補佐する師補十八家一色家の令嬢。エクレール・アイリの異名で知られている。実力主義の気質が強く、三矢あやめの実力を高く評価する一方で、あやめに対して十師族としての振る舞いを求める傾向があり、その点をあやめから内心で煩わしく思われている。
十七夜栞、四十九院沓子と三人で行動することが多く、あやめを自分たちの輪に引き入れようとしているが、さりげなくかわされ続けている。
十七夜栞(かなう・しおり)
かつて「数字落ち」となった家の生まれで魔法の才を見込まれ、十七夜家の養女となった。金沢魔法理学研究所にて、己の魔法の素質を磨いており、その過程で吉祥寺真紅郎とは面識がある。一色愛梨とは中学からの付き合い。
四十九院沓子(つくしいん・とうこ)
神道系古式魔法を受け継ぐ名家の出身。その源流は、かつて神道の大家と称された白川家にまで遡る。水系統魔法を得意とし、独特な、のじゃ口調が特徴。三矢あやめに対して特別な偏見はなく、純粋に親しくなりたいと考えているが、飄々としてトリッキーな言動のため、あやめからはやや苦手意識を持たれている。