梅宮が5年生で挑んだ夏の大会、足立ロケッツは東京都予選準優勝という結果で終わった。
この大会の終了をもって、6年生はリトルリーグを引退する。
それにより、梅宮や南朋たちの代が最高学年となる。
このころ足立ロケッツの5年生達は夏の大会の好成績により、やる気に満ち溢れている。自分達の代では、全国大会へ行くぞ!と。
それとともに、梅宮と南朋、特に梅宮頼りになってしまっている現状に、悔しい気持ちと申し訳ない気持ちがある。
ガッちゃん(近藤大樹)←センター
「このままじゃ俺たちダメだよな」
公太(犬伏公太)←ファースト
「あおおおおおん(そうだな)」
アリー(有賀来人)←サード/キャッチャー(南朋が投手の時)
「梅ちゃんと南朋くんに頼ってばかりではな。」
テル(大西照美)←ライト
「いくらあの2人がいたって、それだけじゃ野球は勝てない」
三雲(三雲正美)←セカンド
「梅ちゃんと南朋くんが全国大会へ出れるかは俺らにかかってるってことか」
翔(丸山翔)←ショート
「あの2人を俺たちが全国大会へ連れてってやろうぜ!」
「確かに」「そうだな」「あの2人が全国大会へ出れてないのはおかしい」「それに試合に勝つってやっぱ嬉しいもんね」「それな、最近特に野球が楽しい」「よし、家で素振りの数増やすか」
1年後
足立ロケッツは、圧倒的な力で下剋上を成し遂げた。
全国大会に初出場ながら、初優勝そして連覇と。
春、夏の全国大会2連覇を達成した。
梅宮と南朋は引き続きチームの中心として活躍したが、他のレギュラー陣の去年からの成長がなによりすごかった。
秋、冬を通してたくさんバット振り込んできたことが明らかだった。
積極的な走塁もチームカラーといえるだろう。
このバッティングと積極的な走塁で、梅宮が球数制限で投げない日でも打ち勝って勝ち進んできた。
それとは対照的に守備は丁寧に守り、投手を助けていた。
これが足立ロケッツが2度も全国のリトルリーグの頂点に登り詰めた要因だろう。
そんな最高の成績を残した足立ロケッツの梅宮達6年生メンバーも引退だ。
side 梅宮
リトルリーグ最後の1年は最高の結果で終わることができた。
原作でも登場した、南朋以外の足立ロケッツから一緒の鵜久森高校メンバーがめちゃくちゃ練習しはじめてびっくりしたぜ。
おそらく、原作のときより俺が超パワーアップして、5年生の夏の大会の予選で準優勝して、やる気がでたっぽい。
絶対、原作とはかけ離れてるが、いいほうの変化だから大歓迎だ。
みんなでたくさん練習して、勝ちまくってきたから、すげー仲良くなった。それは原作通りか。
それによって一番大きな変化は、シニアでもこのメンバーで全国制覇しようってみんな同じシニアチームに所属することになったことだ。
原作ではおそらく、中学時代はバラバラだったはずだ。
梅宮も一度野球からドロップアウトしたり、南朋とは別々のチームに所属していたっぽい。
中学時代の南朋の事故でみんなまた集まって、鵜久森高校へ行くって話だったはずだからな。
これでなんとしても、南朋の事故を回避して、みんなで中学時代も野球を続けるぞ。
リトルリーグ引退時
※リトルリーグ基準
梅宮聖一
右投げ/左投げ
球速:max 122km
ave. 118km
キレ:S
コントロール:S
スタミナ:S
球種:チェンジアップ (3)
右/左
ミート:S
パワー:S
走力:A+
肩力:S
守備力:A+
リトルリーグを引退して、足立ロケッツの梅宮世代は、足立シニアに所属した。
シニア1年目は、リトルリーグ全国制覇した足立ロケッツのメンバーもすぐにレギュラーとはいかなかった。
やはり、中学3年生と中学1年生では身体の大きさが全然違っていて、パワーに差がある。技術的な面でも、経験不足なこともあり、1年生からレギュラーをとれたメンバーはいなかった。それは南朋も例外ではない。
唯一、レフトのポジションでならレギュラーを獲れたであろう、梅宮は…
絶賛、成長痛で苦しんでいた。
小学校を卒業してから背がどんどん伸びてきたため、けっこう成長痛がひどかったのだ。
栄養バランスの考えられた食事をたくさん食べていたため、原作よりも身長が伸びたと思われる。
もともと高いほうではあったが、中学一年時だけで10センチ以上は伸びた。
無理をすれば野手としてなら試合に出ることができたが、シニアの一年目で無理をする必要はないと判断して、一年間は試合から遠ざかっていた。
その期間は、じっくり鍛えて、シニアで闘える身体作りに励んだ。
中学2年生に進級したぜ。
ようやく成長痛も無くなってきて、実践的な練習をおこなっている。
中学1年のときはじっくり身体を鍛えたから、身長だけでなく筋力的にも成長している。
これからやっていきたいことは、そろそろ変化球に本格的に取り組むことだな。原作でも俺が投げていたスローカーブと、俺が考えたのはツーシームだ。スローカーブは緩急、ツーシームは球数を減らすためだ。原作でも手先が器用だったからそう難しくはないと思う。
これまでも何回か試してみたり、実際には投げなくても、俺がこれから投げる予定の変化球の握りを手に馴染ませたりはしていた。
肘の靱帯や肩の腱も日頃のトレーニングで鍛えているため、そうそう怪我することもないだろう。投げすぎなければ。
あとは中学2年といえば、原作では南朋の事故が起きてしまった年だ。
原作とは、いろいろ変わっていることも多いため、実際に起きるか分からないが、今年は南朋にずっと張り付くつもりで回避に全力を尽くそうと思う。