下剋上が征く   作:アポロ魔王

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2話


2話

おっす、俺、梅宮聖一10歳(小学4年生)まで成長したぜ。

 

いやーこの丈夫な体で両親の支えもあり、すくすくと健康に育ったたぜ。

好き嫌いもせず、バランスよく食事をとり、特に米(炭水化物、糖質)、タンパク質(肉、魚)は意識してたくさん食べてるぜ。

まだあまり、一回でたくさんの量を食べることができないため、回数を分けて特に運動後は30分以内に食べることができるように、母上に頼んでるぜ。

 

母上は穏やかな人で

「聖ちゃんは食いしん坊さんねぇ」と

とても協力的だ。ありがとう母上。

 

父上も

「いっぱい食べることはいいことだ。強い身体は野球をやる上でとても大切だ。」

と後押しをしてくれている。ありがとう父上。

 

食事に関してだけではない。

 

俺が6歳から10歳の間始めた習い事にも積極的にサポートしてくれている。

特に、送り迎えや道具を揃えてもらったり、練習の手伝いをしてもらったりしている。

さらに父上は、仕事終わりでも嫌な顔一つせず、キャッチボールにつきあってくれたり、休みの日にはバッティングセンターに連れていってくれている。(母上はバッティングセンターやキャッチボールで撮影係。後からフォームチェックをするため。とても助かっています母上。)

 

 

このように、とても優しく、協力的で、のびのび自由に育ててくれている両親には本当に頭があがらない。これは必ず、結果で示して将来絶対恩返しをしなければなるまい。

 

よし、改めて決めたぞ。両親のためにも世界一の野球選手になって、あなた達の息子は自慢の息子だと胸を張っていってもらおうじゃないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side 梅宮ママ

 

私たちには息子が1人いて梅宮聖一という。

聖ちゃんと呼んでいるが、この子は本当に昔からやんちゃで、目が離せなかった。

良く言えば活発な子で、悪く言えば落ち着きがない子だ。笑

でもやっぱり男の子は活発なくらいが、可愛くていいわ。

この前も

聖ちゃんが

 

「俺ももうすぐ小学生だ!昔よりだいぶ落ち着いてきただろ!ドヤッ」

 

と言っていたが正直言って私にはまったく違いがわからなかった。むしろより活発になっているような?

 

(このとき主人公は、前世の記憶が梅宮聖一に入ったことで急激に性格が変わったのでは?と心配になり、母上にこのような質問をさりげなくした。

結果は杞憂である。

なぜなら主人公は前世からわりと原作の梅宮聖一の性格に似ており、さらに今回の転生も、原作の梅宮聖一と前世の記憶が混ざったようなものであるため、性格的な面ではそれほど原作の梅宮聖一と乖離していない。さらに前世の記憶があるとはいえ、現在の精神年齢に引っ張られているためそこまで違和感はない。)

 

梅宮ママsideに戻る。

 

そんな活発な息子の聖ちゃんはとても食いしん坊だ。

まあ食事をこまめに摂るし、こだわり?があるみたいだし大変な部分もあるけれど、作ったものを、美味しい美味しいと言って残さずきっちり食べてくれるからこっちも嬉しいわ。

食べ過ぎで太るのではないかなと思ったけれど、パパも野球選手になるならいっぱい食べて身体をつくるのはいいことだと賛成してるみたいだし。

それに聖ちゃんはたくさんの習い事や野球の練習をしているからぜんぜん太ってないしね。

だからこれからもいっぱい美味しいご飯を作りますか!

 

それにママからしたら、聖ちゃんは身長もすくすく伸びて(同級生と比べても高い方)健康に育ってくれて、ちょっとやんちゃだけど、根は素直ないい子に育ってくれて自慢の息子よ!

 

これからも無理はせずに頑張れ息子よ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side梅宮パパ

 

俺たちには息子が1人いる。聖一だ。

聖一は小さい頃から、野球が大好きだった。

俺が大好きな野球に興味を持ってくれてとても嬉しかったのを覚えている。

 

俺も元高校球児で甲子園を目指して白球を追っていた。

最高成績は最後の夏の地方大会で県準優勝だ。あれは悔しかったなぁ。

そこから大学野球を経て、社会人野球をやっていたんだが、現在は現役を引退している。現役時代は投手で一応エースを張らせてもらってた。バッティングも結構自信あるぞ。

 

そんな俺だが、最近はめちゃくちゃびっくりしていることがある。

 

 

息子が、聖一が

 

 

天才である!!

 

 

一応俺もいわゆる野球エリートと言われる、人生を送ってきている。

幼い頃から神童、天才と騒がれてきた。

 

しかし、聖一はモノが違う。

 

俺が天才なら聖一は怪物か?

 

 

今でも鮮明に覚えている。

聖一と初めてキャッチボールをしたときのことを。

あれは6歳か7歳ごろだったかな。

 

 

まず、俺がゆる〜く手加減して投げたボールをあまりにも自然に、いや今まで何万回とボールを捕ってきたようにキャッチした。

ゆる〜く投げたボールとはいえ、初めてだと捕れなかったり、ぎこちない動作になるのが当然だ。

聖一のキャッチにはそれがまったくなかった。

そして次に驚いたのが、聖一の投げた球だ。

これまた今まで何万回いやそれ以上投げてきたような、自然な立ち仕草に、体の回転、腕の振り、そしてキレのあるボールが返ってきたのだ。

 

 

 

 

 

(え、え、ええええええ、ど、ど、どういことだ?

はあ?夢か…?)

 

「聖一、どこでそのフォームとボールの捕り方教えてもらったんだ?

父ちゃんとのキャッチボールは今日初めてやるよな。」

 

 

聖一

「投げるフォームはテレビでみたプロ野球選手たちのフォームをちょっとずつ取り入れて、俺が投げやすいようにしてみた!

捕り方も同じように、テレビで見るようにしてみた!」

 

 

 

 

 

ボソッと 「、、、あかん、、俺の息子、、天才や」 と思わず呟いてしまった。

 

 

 

とまあこんなことがあったんよ。

 

それからも、聖一はキャッチボールするたびに、球のスピードもキレもコントロールもフォームも順調に育っていっている。

 

さらにバッティングも同様に、力強い綺麗なスイングをしており、ピッチングと同じくらい楽しみだ。

 

 

これからの聖一の野球人生が楽しみで仕方ない!!

 

聖一よ、お父さんとお母さんがサポートするから、悔いのないよう楽しんで野球をやるんやで。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに初めのキャッチボールのとき

聖一は

 

(やっっっつべぇぇぇええええ!!

さすがに初めてにしては、やりすぎた!!!

こんなやつおらんって!さすがにやばいか?)

 

と思ったが

 

梅宮パパがボソッと

 

「、、、あかん、、俺の息子、、天才や」

 

と言ったのを聞き

 

 

(あっぶねええええ、ギリ耐えたか

てか親バカすぎるやん、パパよ

元野球エリートの目が息子のこととなると曇りまくってるやん!)

 

 

と思っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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