ついに、小学5年生になったぜ!
いやーー長かった。
毎日、毎日地道なトレーニングの積み重ね。
もうさっさとリトルに入ってしまおーかと思ったが、その気持ちをグッと押し込め、グツグツと煮えたぎる気持ちに蓋をして、予定通りのトレーニングをして過ごしてきたぜ。
だがしかし!そんな日々ももう終わりだ!
これからは、リトルにカチこんで、大暴れしていくぜぇ〜
いろいろプランは練ったが、まあすべてが順調にいくとは思わん。
それに原作は高校が舞台のため、明らかになってない部分が多すぎる。
まあそこは行き当たりばったり上等よ!
全てが思い通りになってもつまらんしな。
ってことでいざ、尋常に勝負!!!!
「おーい、聖一そろそろ行くぞ〜」
「おっけー」
バタンッ
ブオォォオオ
ブーブー
梅宮パパ
「聖一いまさらだけどさ、本当に近くのリトルチームでよかったのか?
お前の実力なら名門のリトルチームでもいいんじゃないか?」
俺
「んーいいよ、1番近くで。楽だし。」
梅宮パパ
「送迎なら俺か母さんが協力するぞ。」
俺
「うん、ありがと。でも本当に近くのチームで大丈夫!
それに名門って呼ばれてるようなチームは、指導者がうるさそうだし笑」
梅宮パパ
「おい笑 近いことよりそれが理由だろ笑
まあでも、聖一はのびのび自由にやったほうがうまくいきそーだな。」
俺
「だろ!だから自分で考えながらやっていくわ。
それに、強いとこを倒したほーがおもしれぇだろ!」
梅宮パパ
「フフ、さすがは俺の息子だ。よく言った!
じゃあこのまま向かうぞー
足立ロケッツに」
はい、ということで
足立ロケッツに入団します
これは当然よ。当然よ。
逆にこれ以外の選択肢はない。
1つ懸念していることは、原作通り仲良くなれるかってことだけど、まあ大丈夫やろ!
だって、ダチの夢叶えるため同じ高校行って、さらにはその夢もしっかり有言実行で叶える(外伝より)って、えぐすぎやろがい!かっこよすぎだわ!
その中には俺も含まれてるわけで。
そんな奴らなら結局ダチになるだろ!
あ、あとやっぱり
あいつのことは、どうにかせんとな。
そのための最初の一歩が、足立ロケッツに入ることだ。
おっとそろそろつきそうだな。
よしゃ!!気合い入れていくぞ!!!
「おーーい、みんなちょっと集合してくれ」
ザワザワ
「ん?なんだ?」
「監督が呼んでるぞ」
「とりあえず行くか」
監督
「よし!全員集まったな。じゃあ紹介するぞー。
今日からうちに入団することになった子だ!
みんなに挨拶してくれ。」
俺
「うす!俺は梅宮(うめみや)聖一(せいいち)だ!
○○小学校の5年だ。
あだ名は「梅ちゃん」で。しっくりくるからな。
んで希望ポジションはピッチャーだ!
みんな夜露死苦(よろしく)!!」
ザワザワ
「けっこうでかいな…」
「ピッチャーか…」
「キャラが濃いなぁ…」
「あれ?変な漢字変換されてたような…」
監督
「ンンッ 元気よく挨拶ありがとう梅宮くん。いや梅ちゃんか。
みんな、今日から梅ちゃんも「足立ロケッツ」の仲間だ!
最初のうちは分からないことも多くあるだろうから、慣れるまではサポートしてあげるんだぞ!」
「はい!!」
監督
「じゃあ、みんなは練習の続きに戻ってくれ!
あ、梅ちゃんと同学年の南朋(なお)だけ残ってくれ。」
「梅ちゃん、今日はジャージで来てくれているし、少し身体動かしていこうか。」
俺
「うっす!自分もそのつもりできたっす」
監督
「おぉやる気があっていいぞ、じゃあ南朋と一緒にアップして、ピッチャー希望って言ってたからピッチング見してもらおうか。その後、バッティングも少し見してもらえるかな」
俺
「もちろんっす!」
監督
「じゃあ南朋、怪我しないようにうちでやっているアップ教えてあげてくれ。そのままピッチングも受けてもらえるか。」
南朋
「はい!」
俺
「あー監督さん、俺いままで個人で練習してたんですけど、野球経験者の親父の協力もあって、それなりにこだわってアップのメニュー考えてるんっすよ。だから普段通りのアップやっていいっすか?」
監督
「お、おう、そうか。なら今日のところはそのアップでやってくれ。(外見どうり我が強いなぁ。でも、これくらいの年代の子が軽視しがちなアップに対して、それだけこだわりがあるってことだろう。それはすごくいいことだ。)」
俺
「うっす!あざす!じゃあアップしてきます!
あ、南朋って言ってたよな?よろしくな!」
南朋
「うん、こちらこそよろしく!梅ちゃん。(主張は強いけど、悪い子ではなさそうだな。仲良くなれそうだ。それにどんなピッチングするか楽しみだな。)
じゃああっちに広いスペースが空いてるからあそこでやろうか。」
俺
「わりぃな、練習中だったのに付き合わせちゃってよ」
南朋
「ぜんぜん大丈夫!それに梅ちゃん、いいガタイしてるし、お父さんと練習してたって言ってたから、どんな球投げるか気になってたし。」
俺
「そう言ってくれて助かるぜ。さんきゅーな南朋
じゃアップしてくるわ。」
南朋
「うん、じゃあ僕は身体暖まっててるから、素振りでもしながら待ってるよ。」
俺
「おう!」
監督・南朋
(………いやいや、アップ長えよ!!
悪いことじゃないから、急かすのも違うし。
こだわってるって言ってたけど、本当にめっちゃくちゃこだわってるわ。
それにほとんど見たこともないような動きしてるな。初めて見るアップばかりだ。あれはどんな効果ぎあるんだ?
おっ、やっと終わったみたいだ。
じゃあピッチング見してもらいますか。)