下剋上が征く   作:アポロ魔王

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6話


6話

 

カキィィィイイイイン

 

カキィィィイイイイン

 

…

 

カキィィィイイイイン

 

 

 

フゥー やっぱ広いグラウンドでのフリーバッティングは最高だな!

 

 

俺の打撃フォームは、前世の知識から、右も左もバレルゾーンを意識したアッパー気味のスイングだ。

 

ノーステップとは言わないが、頭の位置がぶれて目線がズレないようにはしている。

 

それでもパワーはちゃんと出るぞ!

そのために、股関節まわりの柔軟や体幹は鍛えてるからな!

リストも強いしな!

 

右も左も今のところは満遍なく鍛えることができている。

相手ピッチャーに合わせて、打席は変えるつもりだ!

 

 

おっと、そろそろこの楽しい楽しいフリーバッティングも終わりか。

 

 

監督

「梅ちゃん、ナイスバッティングだ!」

 

 

俺

「あざす!それと俺、スイッチヒッターなんで左も打てるんですけど。」

 

監督

「そうなのか!じゃあ左も見せてくれ。

ピッチャー、もう少し投げてくれ。」

 

 

 

カキィィィイイイイン

 

カキィィィイイイイン

 

…

 

カキィィィイイイイン

 

 

「うわぁ」

「左もえぐいぞ」

「同じくらい飛んでるな」

 

 

監督

(リトルでスイッチヒッターはそこまで珍しくないが…

このレベルでとなると…)

 

「左もナイスバッティングだ!

よし、今日はここまで!

みんなと一緒に片付けとダウンをしてくれ。」

 

「うっす!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん?

 

「梅ちゃんがきたぞっ」「すごいねっっ」「ピッチングもすごかったらしいよ…」「俺もあんな風に飛ばしてぇ…」etc

 

 

びっくりしたぜ!

 

 

南朋

「梅ちゃん、ナイスバッティング!バッティングもすごいね!

でも、あんなバッティングするからみんな興奮してるんだよ笑」

 

 

「みんな、あらためて梅宮聖一だ!

これからよろしくな!!」

 

 

「「「うん!!」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやぁーー、やっぱ野球は最高だぜ

あっという間だったな!

早く次の練習日にならないかな!

 

はい、ということでお疲れさん!!

家に帰ってきた、梅宮聖一だ!

 

いやぁーー最高に楽しかったぜ

 

 

 

「お疲れ様、聖ちゃん。

どうだった?初めての練習は。」

 

「最高だったぜ!やっぱ野球は楽しいな!」

 

 

「いやぁ、やっぱ俺たちの息子はすごいぞ!

監督やチームメイトの子達もすごい驚いてたぞ笑」

 

「いやぁ〜それほどでも!」

 

「そうなのねぇ〜まあお母さんは怪我なく楽しくやってくれたらそれでいいわぁ」

 

「それはお父さんもだな!」

 

「おう!これから色々お願いすることもあると思うけど、引き続きよろしく!」

 

「うん!」「もちろんだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入団した日から2ヶ月くらいがたった。

 

みんないいやつばっかりで、だいぶチームに慣れてきたと思う。

 

特に、南朋やガッちゃん(近藤大樹)、公太(犬伏)などの原作の鵜久森高校の同級生達とはオフの日に遊ぶくらい仲良くなったぜ!

 

あ、そういえば入団した日の次の練習で、初めて左投げを見せた時のこいつらの顔とリアクションがめちゃくちゃおもしろかったな笑

まあ監督とコーチの反応も相当なもんだったけどな!

 

 

そういえば、この約2ヶ月の間で、リトルリーグの春の全国大会の東京都予選があったんだよな。

 

結果は2回戦負け。

 

うん、俺は出てない。

 

これはまあしょうがない、俺が入団してすぐの大会だったから、いきなり試合に出るのは良くないだろう。

しかも最後の春の大会である6年生がいるし。

 

5年生で試合に出ていたのは、南朋とガッちゃんと公太だけだったな。

あとは全員、6年生が出ていたな。

 

 

試合を振り返ってみると、

 

初戦は、とにかく南朋が活躍してたな!野球センスが頭抜けている。

キャッチャーとしては、6年生ピッチャーをうまくリードしていた。いやピッチャーだけじゃないか。すべてのポジションの選手に指示を飛ばして、試合を完璧に支配していたな。

さすがは、原作で梅宮に「俺よりセンスがあった」と言わしめた男!おそろしや〜味方でよかったぜ!

 

バッティングも打ちまくってたな!さすがだぜ!

 

ガッちゃんと公太も一生懸命やってはいたけど、まだ鵜久森のときみたいに野球に本腰入れてないから、これからに期待だな。

 

ま、そんな感じで初戦はけっこう大差で突破した。

 

2回戦は、中堅リトルって感じのレベルの相手だった。初戦よりは強かったな。

 

それで、その試合6年生ピッチャーが荒れに荒れて序盤から大量失点。さすがに南朋でもどうしようもなかったな。あれはリードのしようがない。

 

そして6年生ピッチャーの後にピッチャーをしたのは

 

南朋だった。

 

実は南朋は俺が入団するまでは来年のエース筆頭だったらしい。

今までは主に正捕手で時々登板するくらいだった。(6年生にピッチャーがいたから)

 

 

南朋は肩も強く、野球センス抜群なためピッチャーとしてもレベルが高い。しかし、ピッチャーよりキャッチャーのほうが魅力を感じていたらしく、キャッチャーをしたかったが、来年のチーム事情を考えると、仕方ないかと思っていたらしい。

 

そんなときに現れたのが俺ってわけよ!!

まあ、これからも球数制限とかで俺が投げられないときは投げてもらうけどな!

 

 

 

おっと、試合内容から少し脱線してしまったな。

 

 

試合は南朋が継投してその後をしっかり抑えたが、序盤の失点が響いて敗北。

攻撃でも南朋を中心に追い上げていたが、後一歩及ばず。

 

 

って感じで、足立ロケッツの春の大会は終了した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、もうすぐ始まるのが、夏の大会だ!

 

俺は次の大会は出るつもりだぞ!!

 

そのためにも、これから多く組まれている練習試合で結果残して、エースと4番はもらっちゃいますか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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