どうやら、魔法()と百合らしい世界にTS転生したらしい。 作:モモル
あの後、後半の授業を終えて親友2人と放課後に街に遊びに行った。ショッピングも2人に誘われてかなり行くようになったけど、未だに2人に着せ替え人形にされるのは慣れないな……
というか、僕を着せ替えて遊ぶのが目的になってない?あと、視線が凄かった。2人も息を荒げながら「お持ち帰りしてもいいかな?」とか言ってるし、店員さんからも生温かい目を向けられてた!あれ、「私も若い頃は……」って顔をしてた!
その後は家に帰ってお風呂入って……10時位にはぐっすり寝て……
そんなこんなで学校。今日も今日とて親友2人と一緒に登校してある授業の時間。この授業では年合同で日常魔法の使い方を教わる授業だった。僕も得意とはいえ、覚える魔法は意外に多いのでしっかりと教わる。魔法を実習を行う際に僕の後輩がやってきた。
「先輩、この魔法の使い方教えて。」
「いいよ。いい、この魔法は……」
この子は僕の後輩、ナナ。クール系の寡黙っ子で切れる目付きに黄色い瞳。鮮やかな水色の髪が肩まで伸びていて、身長は僕と同じ位。他の子には塩対応だが、僕には懐いてきてくれている。でも、そんな塩対応がイイと言う人も多いんだとか。
ナナは日常魔法があまり得意ではない。理由を聞くと、ナナは細かい魔力の制御が苦手で、日常魔法ですら下手な魔法より威力が出る。その為、魔力の制御と魔法の使い方を教えることで、適正量の魔力で魔法を使えるように僕が教えている。
「なるほど、先輩の話は分かりやすい。教師になるべき。」
「あはは、そんなに分かりやすかった?嬉しいけど、教師はいいかな。」
「じゃあ、私のお嫁さん。」
「それはもっとないよ!?」
ビックリした……ナナは流れるようにこう言うことを言ってくるので、心臓に悪い……それに冗談かどうか分かりにくいんだよねぇ……
「先輩は私のお嫁さんは嫌?」
「い、嫌じゃ無いけど僕たちまだミドルだし……それに女の子だよ?」
「愛に性別は関係ない。先輩が好きな気持ちは止められない。」
う、うーーーーん……嬉しいけど僕女の子だし……というか、僕の恋愛対象ってどっちだ?男だって気持ちもあるけど、女の子だって気持ちもある……分かんないなぁ。
「僕のことが好きなのは嬉しいけど、僕にはまだ恋愛は分からないかな。」
「そっか……なら、先輩が私をしっかり見てくれるまでアタックする。」
つ、強い……この場合僕ってどうすればいいんだ?
「と言う訳で先輩、距離を詰める。」ギュッ
「うぇぇ!?ち、近いよ……」
「いつも他の先輩2人とこの距離間でいる。だから大丈夫。」
うぅ……心なしか他の場所から視線と圧が……とくに親友2人からの視線が……
「ふふん。先輩2人に見せつける。ほら先輩、はやく教えて。」
「こ、この状態で!?うぅ……」
ひぃ……怖いけどここは教えるしかない。あと他の人、「ロリ×ロリサイコー!!」「先輩後輩の関係でありながらこの身長の小ささの尊さ、このリハクの目をもってしても……」「えへへぇ……1人位持っていっても、バレへんか。」とか言ってるんじゃない。あと僕はロリじゃない。身長がちょっと低いだけだから!!
「ナナちゃんったらズルーーい!!教えてもらう体でアルちゃんに近づいて、あんなに見せ付けてくるなんて!」
「まぁまぁ、私達の方がいつもくっついているんだから。」
「でもでも、私だってアルちゃんといつも一緒にいたい!もっとくっついてたい!」
「なら、この後しっかりと"充電"させてもらわないとね。」
「そうだね!よーーし、この授業も早く終わらせるぞー!」
「リリーはまず魔法を発動させる所からね。」
R-18でも書いてみたいな。