GPDをプレイしていた男はGBNを謳歌する   作:余楽

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どうも余楽です
ガンダムビルドダイバーズを見返したり、他の人の作品を読んでたら自分も描きたくなったんで見切り発射で書いてますが楽しんでもらえたら嬉しいです


初めてのGBN

 

 

ーーーーーーーーー宇宙空間ーーーーーーーーー

 

 

2色のビームが飛び交いそこら辺を漂うデブリを破壊していく

一機のガンプラが逃げかるのようにスラスターを吹かし距離を離すが、それを追うように白を基調としアクセントに黒と灰のシンプルなカラーリングのガンプラが光の翼を展開し更に加速して一気に相手のガンプラに接近するが、相手も近づけない様に機雷やビームを放つが白いガンプラはまるでに気にもせずビームをすんなり交わし、機雷をビームライフルから放ったビームで破壊して突き進んでいく

 

このままでは埒が明かないと察した相手のガンプラはライフルやバズーカを投げ捨てビームサーベルを構え突貫し、それを目視した白いガンプラは、同じビームライフルを投げ捨て改造を加えた対艦刀を取り出すと対艦刀に合った構えを取り突っ込んで行く

2機のガンプラが互いの近接武器が届く距離まで接近すると白いガンプラは対艦刀を振り上げ、相手のガンプラはビームサーベルを振るう

互いの武器がぶつかり合い鍔迫り合いの状態になると刃を形成するビームが飛び散り周囲を照らす

 

2機が距離を取るとすぐさま接近し互いの武器を振るう

互いの武器が再びぶつかり合おうとした瞬間、視界は暗転した

 

 

 

 

 

 

 

 

目を開けるとカーテンの隙間から朝日が入り込んでくる。

少し鬱陶しさを感じつつも欠伸を噛み殺しベットから出ると先程見た夢を思い出す

 

 

「随分と懐かしい夢を見たもんだ」

 

 

そう誰も居ない部屋で呟くと棚に飾ってある愛機と相棒が目に入る

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

そういえば最近は手入れが出来てなかったな、仕事から帰ったら手入れでもするか。そんなことを考えつつ寝室を出てキッチンへ向かう

キッチンへ立つと手際良く朝食の準備を始める、数分後机に簡素な食事を置くと椅子へ座る

 

 

「いただきます」

 

 

そう言うとすぐに朝食に手をつけ始めた

ニュースを見るためにリモコンに手を伸ばし掴み取るとテレビに向け電源ボタンを押すとテレビに電源が入りニュースが画面に映し出された

 

内容は『GBN接続プレイヤー数2000万人突破、今最も流行っている遊びについて』

 

と言う内容だった。

何だかニュースを見る気が失せ電源ボタンを押しテレビを消すと項垂れる

思い出すのは数年前の記憶GPDがまだ全盛期の頃、バトルを介して中の良くなった友人達と共に新作のガンプラや己の愛してやまないガンプラ、個人的にオススメのガンプラを持ちあって集まり語り合った日々、

自身の作ったガンプラが最強なのだと意地を張り合い何度もバトルした

忘れられない、忘れることのないありふれた極々普通の日常でも記憶に残る色濃い青春の思い出が脳裏に過ぎる

 

 

「GBNか……」

 

 

GBNはあの頃を思い出させてくれる様なゲームなのだろうか?そんなことを考えながら時計へ目にやると時計の針はすでに7時を指しており、このままでは遅刻する

急いでスーツに着替え鞄を持ち部屋を飛び出して行った

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

とあるビルのオフィスの一角、月城龍次は自身に与えられた仕事をやっていた。心地よいタイピングを刻みながら手際良く資料を作っていくがその顔はいつもより元気はない

原因は今朝見たGBNに関するニュースが原因だ、懐かしいと同時に思い出すと少し辛くなってしまう。もう元には戻らない日常だと分かっていても割り切れないものだ

既にあの頃から数年も経っていると言うのに

 

そんなことを考えていると頭の上に暖かい缶コーヒーが置かれる

 

 

「月城先輩大丈夫ですか?なんかいつもより元気無いし目つきがめっちゃ悪いっすよ?」

 

 

言葉通り目つきの悪い月城にハッキリと容赦なく言ったのは月城の後輩 小鳥遊 凪だった。

彼女が入社した頃は、かなり緊張しており可愛げのあった後輩だったが半年経った頃にはこのように距離を詰め、色々言うようになっていた

正直に言うなら割とありがたかったりする。

先輩後輩と言った関係は個人的には好きではないので今の距離で接してくれる凪には感謝しているが本人には言うつもりはない、何故だって?

そんなことを言ってみろ確実に調子に乗る

 

凪から缶コーヒーを受けると蓋を開け、コーヒーを流し込む

 

 

「お前の何でもかんでもハッキリもの言うとかろは好感持てるな

気に掛けてくれてありがとな、大したことじゃないさ

それよりも凪が俺に話し掛けるってことは何か頼みたいことがお願いでもあるんじゃないか?」

 

「さっすが先輩!アタシのことよく分かってますね!」

 

 

何故分かったかって?これは入社同時から凪が困った時に何度も俺にやってたのだ。それを数年間続けられれば誰だって分かるもんだ

さて今回は何の相談だろうか?仕事でミスをした?それとも今日分の仕事が終わらないから残業を手伝って欲しいとか?

 

様々な可能性を考えていると凪は少し頬を赤らませ恥ずかしそうに耳打ちをしてきた

 

 

「月城先輩!そ、その今度の土日付き合って欲しいんですけどいいですか?」

 

「構わないが何に付き合えばいいんだ?」

 

「……月城先輩、私と一緒にGBNをやってくれませんか!」

 

「………………」

 

 

GBNか……何とも答え辛いお願いだ。やってみたい気持ちはある…たがGBNはGPDは違う点が多過ぎて俺に合うかどうか分からない

それにGPDの様な心が沸るバトルは出来るのだろうか?

 

1人で考え込んでいると中々返答が返って来ないことに不安になった凪は少し悲しそうな声で話し掛けてきた

 

 

「その……ダメですか?」

 

「俺じゃないとダメなのか?」

 

「アタシの同期にはガンプラやってる子が居なければ先輩みたいに同じ趣味をやって気楽に頼める人も居ないんです。だからお願いします!一緒にGBNやってくれませんか!」

 

 

少し唸り声を洩らしながら考える

もし自分に合わないと恐れてやらないのは良く、それに珍しく凪があんな声で頼んでいるのだ断る理由はない

 

 

「分かった、分かったよ。今度の土日だなやってやるから余計な予定入れんなよ」

 

「やったぁ!ありがとうございます先輩!先輩と一緒にGBN!えっへへ〜楽しみだなぁ!」

 

 

嬉しいそうにする凪を眺めながら月城は優しく頬み見守りつつまだ終わってない仕事を片付ける為にパソコンに向き直り作業に戻る

何だが先程よりも少しだけ気分が軽くなったような気がした

 

 

 

 

二日後、凪と約束した日となった

待ち合わせ場所は東京お台場のユニコーンガンダム像の前だ。理由としてはシンプルに周りが開けていて分かりやすく俺が目立ちやすいそうだ

此処に来て毎度思うがよくこのユニコーン像にビームマグナムとシールドを持たせられたもんだ、普通だったら建築基準法そこらに抵触しそうな気がするんだが実際どうなのだろうか?

 

すると聞き覚えある声が聞こえてきた

 

 

「せんぱ〜い!月城せんぱ〜い!すいません待ってました?」

 

「いや、ついさっき着いたからそんな待ってない。それじゃあ行くか」

 

「はい!」

 

 

2人は7階のガンダムベースに向けて歩み出すがふと気になることがあった。何故、凪はGBNをやりたいと思ったのだろうか?

あの時は急過ぎて頭から抜けていたが冷静になって考えてみればあまりにも急過ぎる、いや興味を持ったらすぐにやる彼女だから急にGBNをやりたいと言っても不思議ではないが

 

考えて仕方ない本人に聞いた方が早そうだ

 

 

「凪、聞きそびれてたんだがどうして突然GBNやりたいなんて言い出したんだ?」

 

「えっと……恥ずかしいんですけど、暇な時偶然YouTubeで GBNのプレイ動画を見つけて見てみたら本当に面白うでやってみたくなったんです。お互いが一方も譲らずお互いの作ったガンプラが強いんだってぶつかり合う姿が本当に熱くて…!  あっ、すいません先輩」

 

 

珍しく夢中になって話している凪に多少驚きつつもそれを顔には出さず

少し微笑みながら言う

 

 

「気にすんな、それにしてもやってもないのにガンプラバトルに夢中になって語るなんてさてはそうと動画を見まくったな」

 

「あっ、やっぱり分かります?」

 

 

スマホを鞄から取り出しGBNをやる為の手順を確認しながら返答する

 

 

「まぁな、取り敢えずガンダムベースに着いたら受けの人に話し掛けてダイバーギアとやらに色々と登録する必要があるらしいが大丈夫だろ

登録を終えたらガンプラもスキャンするらしいから今更だがちゃんと武装とか忘れてないかしっかり確認しとけよ」

 

「先輩は心配性ですねーちゃんとこの日の為に準備をしてたんです!

忘れる訳ないですよ!」

 

 

凪は自信満々に鞄を漁りガンプラを箱を取り出して中身を確認する

最初こそキラキラと輝いていた瞳だったが次第に光が失われ、青ざめていき、最終的に分かりやすく慌て始めた

 

 

「………凪、まさかとは思うが…」

 

「…………………………武器…忘れちゃいました……」

 

「お前なぁ……」

 

 

何となくだが、やからすかも知れないとか思ってたが本当にやらかすとは……ちゃんと朝に確認するようにLINE入れた筈なんだが

 

 

「ガンプラはある、だが武装が無いとなるとガンプラバトルをするのは少しキツイかもな」

 

「ど、どうしましょう先輩!?」

 

 

顎に手を当て考える。思いつく解決手段は3つほどある

1つ目、今からなら家に戻って何か適当な武装を見繕って持って来ることは出来なくもないが、それでは凪の戦闘スタイルもといプレイスタイルに合わないだろう。後普通に時間の無駄

 

2つ目、彼女の家に武装を取り帰る。これが一番いいとは思うが問題もある彼女の家はお台場から少し遠い、一度家に帰ってまたお台場に来るとなると面倒でしかない

 

3つ目、ガンダムベースで拡張セットかガンプラを購入する。この中では最も手早く済む手段だ

ガンプラ本体を作るとなれば時間が掛かるが武装だけならすぐにでも完成するだろうしベース内だからGBNに参加出来る

 

この中なら3つ目が一番いいな。

 

 

「武装なら最悪ガンダムベースで買えるから何とかなるぞ。もうすぐベースに着くから中に入ったら何か使いたい武装のあるガンプラ持って来いよ、そのガンプラ代は払っておくから。買ったら作業スペースで一緒に作るぞ」

 

「あ、ありがとうございます!先輩!」

 

 

凪はガンダムベースに着くや否や大急ぎでベースに入っていく

その後ろ姿を見つつ「走るなよ」言うと「分かってまぁ〜す!」と返事が返って来た

まったく落ち着きのない後輩だ、そう思いながらベースに入る

 

棚には作品別にしっかり分かられたガンプラが棚に置かれている

HGは勿論SD、RG、MG、PGの品揃えも豊富で見ていて飽きない、せっかくガンダムベースに来たのだ何かガンプラでも買っておこう

そう考えながらベース内を歩いているといつの間にかプレバンのコーナーへと来ていた。そのまま歩を進めていると偶然トーリスリッターの箱が目に入り、その箱を手に取る

 

トーリスリッターはギミックが豊富で可動域も並のガンプラよりあるそれに色分けもしっかりしているが、股関節周り軸が脆いのと武装の色分けが雑な所が欠点だ。でも関節はザウォートの関節を使えばその問題も解決出来るし、色分けに関しては部分塗装すればいいから買って損はない。トーリスリッターを眺めていると凪が此方を見つけるとAGE-1のガンプラを抱えながら近付いてきた

 

 

「せんば〜い!AGE-1買ってもらってもいいですか!!」

 

「あぁいいぞ。買って来るから作業スペースに先に行って席確保しておいてくれ」

 

「わっかりましたぁ!先行ってます!」

 

 

そう言うて凪は此方にAGE-1を預け作業スペースへと向かって行った

そして,AGE-1を受け取った月城は購入する為にレジへと向かうと複数人がガンプラを抱え並んでいるのが見える、ガンダムベースならよく見る光景だし、新作ガンプラが出た時は今より列は長いしそれと比べればマシだ

そんなことを考えていると既に自分の会計の番となりレジへ向かう

トーリスリッターとAGE-1をレジに置くとそれを手に取った茶髪のショートヘアの女性店員が此方に声を掛けてきた

 

 

「彼女さんへのプレゼントですか?」

 

 

先程のやりとりを見てたから勘違いしてしまったのかも知れない

会社で勘違いされ何度も質問をされたことを此処でも聞くことになるとは思わなかった。早く誤解を解かなければ

 

 

「彼女は私の勤める会社の後輩なんですよ。今日は彼女の頼みでGBNをやりに来たんです」

 

「そうだったんですね。GBNの受付はあちらでやってるのでガンプラの準備が出来たらお声をお掛け下さい!……それとあぁ言う子は油断してると他の男に取られちゃいますよ」

 

 

誤解を解こうとした筈なのにどうしてアドバイスをされたのだろう…

ガンプラ購入を終え凪が待っている作業スペースへと向かう作業スペースに入るとすぐに凪が目に入る

凪の座る席に近づき声を掛ける

 

 

「凪、AGE-1買って来たぞ、それと必要な道具も」

 

「え!?さ、流石に悪いですよ!せめて道具代くらいは払わせて下さい!」

 

「気にしなくていい、ほら時間が勿体ない早く作ったらどうだ?」

 

「で、でも……」

 

 

もし訳なさそうに此方を見上げる凪の頭に手を置き優しく撫で、微笑みながら凪を言う

 

 

「凪が本気でやりたいと思ってんだろ。なら先輩として手伝ってやりたいしたまには格好つけさせてくれ」

 

「もう!最後で台無しですよ!もぉ……でも、ありがとうございます先輩!」

 

 

眩しい程の笑顔を向けて笑う凪に此方も笑い返す

凪の目の前の席の椅子を引き座ると月城は凪に制作手伝った方がいいかと確認するが「流石にお世話になり過ぎたんで武器制作くらいは1人でやらせて下さい」と言われてしまった

流石に世話を焼き過ぎたな月城も反省する。とはいえ完成を待っている間は暇なのでアダッシユケースからガンプラを取り出し机の上に置くとそれに気付いた凪が話し掛けてきた

 

 

「それ、先輩のガンプラですか?見た感じアストレイ系がベースでデスティニーとミキシングしたんすか?よく作り込まれてますねぇ〜」

 

「あぁ、数年前に作ったガンプラでなGBNをやる為に棚から引っ張り出したんだ。そういえば凪のガンプラはどんな感じなんだ?」

 

「ふふん!見て下さい!アタシのガンプラを!」

 

 

凪が自身満々に机の上に置いたのは、ガンダムAGE-FXベースのガンダムAGE-2アスティメスのミキシング機だった

よく見ると両サイドの肩にはアスティメスを示す特徴的なアルティメス・ロングレンジライフルはあるがそれ以外は無い、一応戦えなくはなさそうだが流石にアルティメス・ロングレンジライフルだけとなると初めてガンプラバトルをやる凪にはまず無理だ。武装の買い出しを提案したのは正解だったな

 

約5分程が経った頃、武装を完成させた凪は自身のガンプラに武装を持たせて何回かポージングを取らせた後、2人でガンプラを持ちGBNの受付へと向かうと先程レジで会った女性店員と出会った

 

 

「あっ、さっきガンプラ購入してた人」

 

「さっきはどうも、ガンプラ買ってすぐで申し訳ないのですがGBNに登録をしたいのですが大丈夫ですか?」

 

「分かりました!すぐに準備しますので少々お待ちください!」

 

 

そう言うと女性店員は近くのカウンターに向かい何かを手に取りすぐ此方に戻ってくる。その手には三角のプレート状のアクションベースの様な物を手に持ってくると女性は説明を始めた

 

 

「これは、ダイバーギアと言って貴方達のプレイヤーデータの保存やガンプラのスキャン、ログイン用の端末としての役割りがあるのこれを無くすと同じデータやガンプラは使えなくなるから気を付けてね」

 

 

説明を終えると彼女は此方にダイバーギアを手渡した

それを受け取ると店員に案内されるまま店の奥に入ると複数の操縦席を模した機械が置かれており部屋の内装はまるで映画とかでしか見ないような近未来的な装飾がなされていた

 

 

「うわぁ〜〜〜!!な、何というか本格的ですね!先輩!」

 

「そうだな。取り敢えず始めようか」

 

 

2人は席に座ると台座らしき物が視界に入る台座はダイバーギアがスッポリとハマるサイズだ

此処にダイバーギアのセットするのだと察した2人は台座にダイバーギアをセットすると上に設置されていたVRゴーグルのロックが外れ装着する様に表示された

 

2人はその表示に従いゴーグルを装着するとダイバーギアに電源が入り音声と共に文字が表示された

 

 

      『ID date confirmed.

     Please scan your Gunpla.』

 

 

音声と共にガンプラがスキャンさせる

スキャンを終えるとゴーグルに音声に合わせ文字が表示される

 

 

 『Login data compound. Are you ready?

        DIVE REAOY

          GO』

 

その音声共に周囲の景色は一変する、データで構築されたトンネルの様な物を潜ったと思えばまるで無限に広がったかの様な空間へと移動する

これまでの人生で一度も体験したこのない現状に少し混乱しながら真っ直ぐと先を見据える

 

何故なのかは分からないが心が昂り、少しだけ興奮し始めた

GPDを初めてプレイしたあの時と同じ気分になる

 

空間を進んでいると目の前にゲームで見るようなゲートが現れ再び文字が浮かび上がる

 

 

       『WELCOME

          TO

          GBN』

 

 

そう書かれたゲートを潜ると再び景色が変わりGBNで使うであろうキャラクターが現れた

 

なるほど、今からはキャラクタークリエイトと言う訳か。だがどうしたものかあまりに拘る理由はないが適当と言う訳にもいかない

取り敢えず、凪に俺だと認識してもらう為にリアルのをベースに髪は白髪にし体格もリアルのままにする

正直な話し今の身長(185cm)以下にしてもそれ以上にしたら、現実に戻った際にそのキャップで色々と面倒になりそうだ。さて、服装はどうするか?

ファンタジーな服も良いかも知れないがやはり俺はこの服以外会う気がしない

服装を選び終えると最後にプレイヤーネームの設定画面が出て来た。

 

名前か、少し捻った名前でもいいかも知れないがそれだと向こうで凪と落ち会えない可能性もあるなら無難に自分の名前でいいか

 

 

 

キャラクリを終えると再び景色が変わり目の前にドアが視界に入り

一歩進むとドアは勝手に開きロビーへと出る

目に入る景色は現実からかけ離れた程近未来的で見入っていると1人のピンク髪の凪くらいの身長の女性ダイバーが話し掛けて来た

 

 

「あ、あの!先輩で合ってますよね?」

 

「その言い方、凪だな。早々に合流出来て安心だよ」

 

 

凪は自分が話し掛けたダイバーが月城だと分かると安堵の息を漏らした

 

 

「はぁ〜〜〜良かったぁ〜間違えたらどうしようかと思ってましたぁー…」

 

「それにしても随分とシンプルな衣装だな」

 

「…その似合ってませんか?」

 

 

凪のアバター格好は余計な装飾は無く、腕やお腹周りの布は無くズボンもショートパンツと動くことを前提で考えたような服装に上からポンチョを羽織った。シンプルな格好だった

 

 

「いや、良く似合ってるよ凪」

 

 

御世辞抜きで本心を伝えると少しだけ頬を紅潮さへた凪と目が合い数秒の沈黙の末に月城たちは周りからの視線を感じる

凪を手を握り立たせつつ質問する

 

 

「なんか周りからの視線を感じるな?」

 

「原因は明らかに先輩っすよ。周りを見て下さい、私みたいにファンタジーな格好をしてれば原作キャラを再現した格好とかケモナーが好きそうなキャラデザしてるのに先輩と来たら!全身黒スーツに黒い手袋なんて浮くに決まってるじゃないですか!」

 

 

言われてみると確かにこの格好は浮かれるのは分かるが自分にはこの格好しか合わないという考えは変わることはない。アバターの話から変わりバトルをどうすれば出来るのか2人は分からず2人で話し合う

 

 

「それはそうとバトルどうやってやるか凪は知ってるか?」

 

「………分かんないです」

 

「そこカップルダイバーさん何か困り事?私で良ければ教えてあげるわよ」

 

 

2人でうーんと唸っていると背後から女性の声が聞こえ2人が振り返るとそこには綺麗な紫色の髪に赤いジャケットを羽織ってはいるが誰から見ても分かるほどガタイの良い男性が立っていた

 

 

「カ、カカカカカカカップル!?!?い、いやアタシ達はそ、そそそんな関係じゃぁーーーうぅぅぅ////」

 

 

凪は、顔を真っ赤にし動揺しながら否定しようとしたが結局恥ずかしさと嬉しいのコンボで否定し切れる唸ってしまう

一方で、冷静だった月城はすぐに否定する

 

 

「いや、この子は俺の後輩でそういう関係ではないですよ

それはそうと貴方は?」

 

「むぅぅーーーう!!」

 

 

すると声を掛けた人はかなり予想外だったのか顔には驚きの表情が現れていたがすぐに元の表情に戻ると自己紹介を始めた

一方で凪は頬を膨らませ不服そうな顔をしていた

 

 

「オネエさんはマギー初心者プレイヤーにGBNを楽しんで貰えるようナビゲーターを買って出てるお節介よ。よろしくね」

 

 

自己紹介をしながら手際よくフローティングウィンドウを操作し自身のプロフィールを2人に見せた

マギーのプロフィールを見た2人は目を見開いた

 

 

「わ、ワールドランキング23位!?」

 

「2000万のプレイヤーがいる中で23位ってなると…上澄みもいい所だな…」

 

「見た感じ貴方たち初心者よね。まだGBNについて何も分かってないでしょ?私で良ければ案内するわよ」

 

 

初心者である2人からすれば有り難い申し出だ。断る理由はないのでマギーさんに案内をお願いした

マギーさんにガンプラバトルがやりたいことを伝えるとまずは練習をした方がいいと言われミッションカウンターへと案内してもらうことになった。移動中、自分たちが自己紹介をしてなかったのを思い出した各々自己紹介をしているとミッションカウンターへ到着していた

 

 

「ここがバトルやミッションを受注出来るミッションカウンターよ!

最初から初級ミッションやフリーバトルは受けられるけどガンプラの操作が分からないとかなり辛いから、チュートリアルバトルオススメするわ。ガンプラの操作に慣れるためにもね

安心して私は、ギャリーモードで教えて上げるから」

 

 

月城がカウンターの前に立うとウィンドを開きミッションやフリーバトル、チュートリアルバトルとなどが書かれており一目通しているとマギーさんが一番上の【ガンプラ大地に立つ!】を選択するように言われ同じ名前のミッションを押し受注する

 

 

「受注したわね。次に格納庫に行って機体のチェックをしましょう」

 

「格納庫?どうやって行くんですか?見た感じ何処にも行けそうな入り口無いっすよ?」

 

 

凪の純粋な疑問に答えるべくマギーは再びフローティングウィンドを開き手慣れた手つきで操作する

その手つきに合わせて目まぐるしく変わっていく景色に驚いているといつの間にか格納庫に到着しており、目の前には自分たちの作り上げたガンプラがMSサイズになって佇んでいた

 

 

「うわぁあーーー!!✨アタシのAGE-アルティメスFXが本当のMSのサイズになってる!」

 

      !」

 

「ここで自分のガンプラのチェックをするのぉ!機体の状態や武装の確認とかね。それにしても貴方のガンプラ良く出来てるわね!ちゃんと愛を込めて作られているのを感じるわぁ!」

 

「ありがとうございます!先輩と一緒に作った甲斐がありましたね!」

 

 

誇らしげに言う凪にマギーは優しく微笑みながら月城のガンプラへ目をやるとマギーは月城のガンプラに違和感を感じ取った

違和感と言っても完成度低いと言う訳ではない、なんなら完成度に関しては凪のガンプラ以上に高いのだが違和感があるのは()()()()()()()()()()調()()()()()()()()()ことだ。

初心者のガンプラ完成度が高い初心者もたまにいる、元々ガンプラバトルには興味のないモデラーが友人に誘われてガンプラバトルとやるとなって自信作を持ってくるから自然と完成度が高いのはよくあるが彼の場合は、違う完成度を除いてもあまりにもガンプラバトルに特化し過ぎている。

何故GBN初心者が此処までガンプラバトルに特化した調整が出来たのだろうか?それに何故これ程分からずいが修理跡があるのだろうか?

 

 

マギーが考え込んでいると凪がマギーに近付き興奮しながら質問をする

 

 

「マギーさん!早くバトルやりたいです!どうすればいいんですか!!」

 

「あぁ、ごめんなさい。ボーッとしちゃってたわ

出撃と言えば恒例のアレよ!」

 

 

ウィンクをしながら言うマギィに凪は首を傾げながら「アレ?」のマギィの発言をオウムのように返すとマギーはニヤリと笑い、コクピットへ乗るよに促された

 

コクピットに乗った後、通信後にマギーの説明を聞き指定された場所へと向かうとそこはカタパルトデッキだった

カタパルトといえばガンダムのお決まりでどの作品も出撃シーンは必ずと言っていいほどド定番の出撃方法だ

両脚をカタパルトに乗せるとカタパルトが横にスライドし射出口にセッティングされる

 

 

『発進と言ったら、アレをやるのが基本でしょう』

 

 

此処までくれば誰だって分かる

機体の姿勢を前屈みにしスラスターを噴射する

 

 

「ナギ!ガンダムAGE-アルティメスFX」

「ツキシロ、ロードデスティニーΩ」

 

「行きます!」

「出るぞ」

 

声を張り上げ自信満々に言い切る凪と落ち着いた声で言い切る月城

それと同時に両機のカタパルトは急加速し勢いよく空中に飛び出して行った

 

 





最後までご閲覧ありがとうございます

個人的に読者参加型みたいなのやってみたいですけどよく分かってないので出来ないんですよねぇ
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