AI凄すぎてワロタ   作:AI最強時代

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アンプルを3本打つ。オルトがこちらに意識した。敵だと。
立香はアルトリアキャスターを召喚。即令呪を使い宝具を展開する。


スノーフィールド6話目

バイクのハンドルを握る藤丸立香の指先は、すでに感覚を失っていた。

ヘルメットの中は血の匂いと熱い吐息で充満し、肺を引き裂くような激痛が走る。

 

「……ッ、まだだ……まだ、止まれない……!」

 

彼女は震える手で、ホルダーから三本のマジックアンプルを抜き取った。

それは魔術回路を強引に励起させ、肉体の限界を無視して生命力を魔力に変換する劇薬。常人なら一本で廃人、三本打てば死は免れない。

立香は迷わず、それを首筋の防護服越しに叩き込んだ。

 

「――――あ、あああああああああ!!」

 

血管を焼印でなぞられるような激痛。だが、暗転しかけていた視界が、パッと白光を帯びて蘇る。

心臓が、壊れた時計のように狂った鼓動を刻み始めた。

 

### 捕食者の視線

 

その瞬間、300キロ先から歩みを進めていた「銀色の蜘蛛」が、初めてその動きを止めた。

 

これまでは、単なる路傍の石を砕くように、無機質に前進していたORT。

だが今、この惑星の「異物」は、その数多の複眼を、一直線にこちらへ向かってくる「一点の光」へと固定した。

 

**「敵」だ。**

 

この惑星(ホシ)の生命ではなく。

この惑星の歴史そのものが、自分を排除するために送り込んできた「毒石」であると。

ORTから放たれるプレッシャーが変質する。それは「捕食」ではなく、明確な「殺意」を孕んだ重力波となって、立香を押し潰さんと襲いかかった。

 

「……来るッ……!!」

 

大気が結晶化し、逃げ場のない光線が四方八方から降り注ぐ。

モルガンの魔術障壁が悲鳴を上げ、ナポレオンの砲身が熱で歪む。

 

「……まだ、届かない……! 守って、選定の杖!!」

 

立香は最後から二画目の令呪を、その命と共に燃やした。

 

### 楽園の守護

 

「――呼びましたね、マスター! 貴方の進む道なら、地の果てまでお供します!」

 

眩いばかりの星の光を纏い、一人の少女がバイクの後部座席に現れた。

素朴な旅装、そして手には「選定の杖」。

**アルトリア・キャスター。**

 

彼女は現界した瞬間、目の前の絶望的な光景――星を喰らう蜘蛛と、ボロボロになりながら走る立香の背中を見て、すべてを悟った。

 

「令呪をもって命じる……! アルトリア、皆を……この世界を、守って!!」

 

「はい、お任せください! ――これが、貴方が守り抜いた星の輝きです!」

 

アルトリアが杖を高く掲げる。

彼女の背後に、この世のどこにもない、けれど誰もが夢見た黄金の都が幻視される。

人理の防人が積み上げてきた「希望」を、ORTの「絶望」から切り離すための聖域。

 

**「――『真円集う戴冠の剣(ラウンド・オブ・アヴァロン)』!!」**

 

ORTが放つ、惑星をも穿つ極光。

それが、立香たちを包み込む十六の純白の盾に阻まれ、霧散した。

絶対防衛。

星の終焉すらも拒絶する、人理の最果ての守り。

 

### スノーフィールド:王の感嘆

 

「………………」

 

ギルガメッシュは、もはや言葉を失っていた。

彼の「全知なるかな神の眼」が捉えているのは、もはや一人の魔術師の戦いではない。

 

かつて異聞帯の地で、絶望を分かち合い、共に歩んだ少女たちの絆。

それが、本来なら交わるはずのないスノーフィールドの偽りの聖杯戦争という舞台を塗り替え、本物の「神話」を現出させている。

 

「……素晴らしい。雑種、貴様、これほどまでの輝きを隠し持っていたか」

 

ギルガメッシュは、自らの宝物庫から一つの黄金の杯を取り出した。

酒を飲むためではない。

その杯に、遠く離れた戦場で、命を賭して疾走する少女への「敬意」を注ぐかのように、彼は空へと掲げた。

 

「見よ、エルキドゥ。あの輝きこそが、我らが愛した人間の、執念の極みよ。あの蜘蛛の牙すらも、今のあの娘には届かぬ!」

 

### 最終距離

 

「ありがとう、アルトリア……!」

「お喋りは後です、マスター! 舌を噛まないように、しっかり掴まって!」

 

アヴァロンの守護に守られ、結晶化の嵐の中を一直線に突き進むバイク。

時速は200キロを超え、もはや物理限界を突破している。

 

現在距離、10キロ。

目の前には、天を衝くほどの巨大な銀色の脚。

そして、その奥で脈動する「銀河の心臓」。

 

背後には、最後の一振りを待つ「山の翁」。

隣には、道を切り開くモルガンとナポレオン。

そして背を支える、アルトリア。

 

藤丸立香は、血に濡れたバイザー越しに、ついにORTの本体をその視界に捉えた。

 

「――次で、終わりにする!!」

 

最後の一画。

人類の、そして彼女自身のすべてを賭けた「最後の一撃」の準備が整った。




アンプルのデメリットも書いてくれてました。
ちゃんと令呪も3画あると認識してます。
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