暴食姉妹が侵食現象で主人公の記憶を見たらの反応   作:通りすがりの逃亡騎士

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妄想が止まらねぇ!!!!!
ケケケ!!!どんどん曇らせちゃおうねぇ...


これちゃんと晴れるかな??
曇らせは晴れるまでが曇らせなんだぞぅ??


現代での水没都市の記憶

 

 

 

 

ノアとの記憶を見た私達を眩い光が包む

 

 

 

 

 

 

 

「...っ、次はなんだ?」

 

「姉さん、みて!!」

 

「ん、どうしたリーズ、何かあった...か...?」

 

 

リーズに言われ周囲を確認する、そこには

 

 

 

 

『フー...フー...ッ!吸血鬼ハンター...!!!』

 

 

 

私の戦友で、処刑人を任せている吸血鬼がいた。

 

 

 

 

「な...おいッ!何がどうなって、なんだその姿は?どうしたんだッ!?」

 

 

『この方は渇望の月に精神を焼かれたのでしょう...感情が既にコントロール出来ていない。』

 

『ジョゼ、あぁ...ジョゼ...俺ももうすぐ...』

『あぁ...くそっ...くそぉっ!!!助けられなかった...!俺は誰もぉ...っ!!』

 

 

『そんなことない、安心しておじちゃん...俺が、俺達が変えてくるから。』

 

『...吸血鬼ハンターの言葉なぞ信用できるか...ジョゼの未来を、俺達の未来を奪ったヤツなんかをッ...!!』

 

 

『......行きましょう。』

 

 

『...うん』

 

 

「...アイツは心無いことを言われても、それでも前に進むんだな...」

 

 

 

何時だってそうだった。

リンネのエネルギーの分散封印がされ、アイツとルゥは封印から自由になった。

 

だが、それ相応に人、それに吸血鬼の寿命は分散封印される前に比べればかなり減った。

 

それを良しとしない、自分本位な愚か者共に心無い言葉を投げかけられてもアイツは困った様に笑っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『おーい、みんな!!朗報だ!今日は魚が釣れたぞ!!』

『今夜はジョゼお手製の魚料理が食えるぞ!やったな!!!』

 

『おーい!ジョゼ!!!運良く大量に魚が釣れたんだ!!これで人間達に料理を作ってくれよ!!』

 

『まてまて!!??釣り過ぎだ!!!どんだけ料理させるつもりだ!?』

 

 

 

そこには処刑人の彼と同じく、拠点の防衛を任せている吸血鬼がいた。

 

 

 

 

 

「お、懐かしいな!この後、暫く魚の臭いが取れなくなったんだったな!」

 

「臭い取れなくなるって...どれだけ調理してたの...?」

 

 

 

 

 

『吸血鬼ハンターの襲撃だと!?どうして突然...!?』

『ジョゼは1人で戦ってるのか?こうしてられるか、俺達も行くぞ!誰も死なせるなよ!!!』

 

 

 

『アッ...ぐ...あぁぁぁぁ......!!!』

 

 

『ジョゼ!!!聞こえるか、ジョゼ!!!』

『しっかりしろ!!!俺達がついてる!!自分を見失うな!お前は...っ!!!』

 

 

眩い、忌々しいあの光が辺りを照らす。

 

 

『...ジョゼ...ミンナ...』

 

そこに居たのは変わり果てたバケモノ(戦友)だった。

 

「っ!?」

 

「姉さん!!!」

 

 

『おレ...たチが、ツイ、テる...カラ...』

『ミンな...ごメん...な...ジョゼ...を...』

 

 

 

「いやだ!いやだいやだいやだ!!!!こんな...知らない!!!!こんな光景...記憶なんて知らない!!!!!!」

 

「姉さん!落ち着いて!!大丈夫だから...」

 

「なにが!?私はアイツからリーズの制御装置を受け取って、あのリンネ兵器を止めた!!!なのになぜ!?なぜ私の戦友はバケモノになっている!!!」

 

 

 

「私の知っている記憶と何も合わない!!!!なぜ!!なんでアイツはこの記憶にいない!!!???」

 

「姉さん...」

 

 

リーズは私を抱きしめてくれる。

 

 

「いい?姉さん、落ち着いて聞いて」

 

「この記憶は多分、あの人が過去に来なかった時の記憶」

 

「この記憶の世界だと、私は制御装置を完成させられなかった、若しくは完成させられたけど姉さんに届けられなかった。」

 

「だから姉さんの力は暴走し、周りの全てを巻き込んでしまった。」

 

「あ、ぁぁ...」

 

「これは過去の記憶、それにあの人の時代の史実の歴史。」

 

「この歴史を変えるためにあの人は過去に来た。」

 

「あぁ...う...ぁぁぁ...」

 

 

 

 

「うん...今は落ち着いて...」

 

 

──────────暫くして──────────

 

 

 

 

 

「落ち着いた?」

 

「...あぁ、迷惑かけた。」

 

 

そうだ、これは過去の記憶

アイツが通ってきた道なんだ。

ここで嘆き悲しんでも、私達に過去は変えられない。

 

 

『ルゥ...この記憶の人も過去を改変したら救えるのかな?』

 

『え...どうでしょう...?記憶を見た感じですと、英雄ジョゼと近しい人物に感じられました。改変した場合、助けられる可能性は高いかと。』

 

『そっか!なら世界を救う次いでに救っちゃダメかな?』

 

『こんな記憶みて、俺には関係ない、なんて胸糞過ぎて出来ないよ。』

 

 

 

 

だが、アイツらは変えられる。

 

 

「...はは、アイツらしい」

 

「多分、次いでって言ってるのにそっちが本音だよね。」

 

 

 

2人して笑う。

 

 

"世界を救う"

 

 

そんな責任を負い、戦っているのに自分が嫌と感じた出来事に牙を剥く。

子供のようだろ?とアイツは言っていたが、そんな子供のような行動に何度も救われてきた。

 

 

 

 

 

 

─────────────────────────

 

 

また風景が変わる

 

 

 

 

 

 

 

「なんだ...アレは...?」

 

私の目線の先には花のような、繭のような巨大な何かがあった。

 

 

 

 

 

 

『これが、英雄ジョゼの封印殻...』

 

 

「...え」

 

 

 

今なんと言った??

 

私の...封印殻...??

 

 

『ァ...ァァァ...ァアァアアア...!!!!』

 

 

「姉さんの声っ!?」

 

 

『皆...皆は何処に...』

 

『リーズ...ァァァ...リーズ...ゥゥゥ...!!!』

 

 

そうか...この"私"はアイツと会えなかった。

それだけじゃない、何もかもを救えなかった。

アイツが居たから全てが救われた。

だから当然、アイツが居なければ私もこの"私"と同じ道に進んでいた。

 

 

 

『誰か...私...を...』

 

 

 

『ここから、過去の水没都市に時間移動します』

 

『そして英雄ジョゼと接触し、封印の鍵を探す...』

 

『あぁ』

 

『...行きましょう』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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