暴食姉妹が侵食現象で主人公の記憶を見たらの反応 作:通りすがりの逃亡騎士
し、仕方ないね!最初の侵入者のハンターさん達はこの世界だと来なかったからね!!!!!
それだけ何処ぞの、声と顔の良さと人間に対してだけは友好的なゴボウの指示はデカかったんやなぁ...(シミジミ)
ジョゼ SIDE
「うぅん...痛た...酷い目にあった...」
「あ、起きた?自分がやった事だけど、大丈夫?」
目を覚ますと先程までの様子が嘘だったかのようなリーズの心配そうな顔が目の前にあった。
何もあそこまで怒ることはないじゃないか...
「あ、あぁ大丈夫だ。だが、いきなり頭を殴りつけないでくれよ...」
「し、仕方ないじゃない!姉のバカな行動を抑えるのも妹の役割なんだから!」
バカとはなんだバカとは
「お、お前だって経験あるはずだぞ!!お前もアイツの血を飲んで抑えが効かずに押し倒したそうじゃないか!!!」
「へぇ!?なんで知って...!?」
「アイツが恥ずかしそうに言ってたぞ!!なんでも、『...姉さんには内緒ですよ』だそうだな!!!」
「ハ、ハンターさん、なんで言っちゃったんですかぁ...」
顔を真っ赤にして蹲るリーズ
「はは!アイツは私の許嫁なんだ、少し
「うぅ...」
──────────暫くして─────────
リーズSIDE
『ぅ...うぅん...ここは...頭痛い...』
『あ、起きた?具合はどう?』
ハンターさんが起きたようだ、まだ顔が青いけど大丈夫だろうか...
『すみません...ここはどこでしょうか?』
『ん?あぁ、まだ意識が朦朧としてるのかしら?ここは水没都市、ジョゼ...この水没都市の管理者の拠点の医務室になっている所よ。』
「...姉さん」
「うぐ...悪かったって...」
バツが悪そうな顔をしながら目を逸らす
『まさか...あのジョゼがこんな幼気な子に...ねぇ...』
『あの...何か含みがありません?』
『え?貴方...ジョゼにヤラれたんじゃないの?』
「「『...へ!?』」」
『今、拠点は大騒ぎよ。やれ淫魔だ、暴食ってそう言う...とか、暴食の血族じゃなくて色欲の血族じゃねぇかとか』
『...色欲の血族への風評被害が過ぎる』
『今さっき広間でジョゼへの裁判やり始めたけど...一緒に行ってみる?』
「姉さん私、恥ずかしい」
「おい!それはどういう意味だ!?」
「同じ暴食の血族として」
「さっき隣で一部始終見てたじゃないかぁぁぁぁああぁぁ!!!!!!!」
──────────大広間─────────
大広間に着くとそこには複数人で押さえつけられてる
『この者は、昨夜自室にて幼気な少年に対し、淫行を強要した疑いがある。』
『おい!まて!?私はそんなことしてない!!!???』
『うるせぇぇ!何が暴食だー!!色欲の間違いだろー!?』
『私達信じてたのにー!!この淫魔ー!!!!』
『私達との事は遊びだったのかー!!!!!』
『敵の潜水艦を発見!!!!』
『ダメだ!』『ダメだ!』『ダメだ!』
『ちくわ大明神』
『『『誰だ今の?』』』
もうなんだか収拾つかないような感じになってる...
「姉さん、信頼って...落ちるの早いね...」
「だ、だから勘違いなんだって!!!」
『従って、古の作法に倣い、無報酬強制労働10年に処す。』
『まてって!!おい!?』
『待ってください!!!』
突然の声に全員が振り向く、そこには医務員さんの肩を借りながら立つ
『あの子が...被害にあった子だな...』
『まだ子供じゃない...あんな子に対してヤったの...??』
『...割とタイプかも』
『『おい』』
小声で皆が喋る中、
『そこの、押さえ付けられてる...ジョゼ?さんは無罪です!』
『なに...?なぜそう言い切れる?君が被害者なこと周知の事実だが、なにかあるのかい?』
『はい!!ジョゼさんとはその...え、えっちなことはしてないからです!!!』
『...なに?』
顔を真っ赤に染めながら証言する
困惑する周囲。
『どういうことだ...?』
『ジョゼは犯してない...?』
『少年のあの顔...嘘をついている様な顔じゃない...それに初心だ。』
『その...俺は気にしてないので、ジョゼさんを離してあげてください!!』
『うむ...被害者の彼が言うならば捕らえておく必要はない...か...離してやれ。』
『『はい』』
押さえつけられていた姉さんは解放され、裁判は終わった。
何だか一部始終を見ていた手前、なんとも言えないけど、無事に終わってよかった。
『大丈夫?』
『痛た...あぁ、お前のおかげで疑いも晴れた...助かったよ』
『うん、君がしたのは"無許可"で首筋に噛み付いて俺の血を吸ってきたことだもんね』
『ちょ!?それは...そうだが...だが、寝てる時に枕元に立ってたお前も悪いんだからな!?』
『あれは寒そうだったから上着を掛けてあげようかと...』
「姉さん、一応ハンターさん侵入者ってことでいいんだよね?」
「この記憶を見た感じそうだな。」
「皆、呑気が過ぎない...??」
「...言うな、この時は吸血鬼ハンターの襲撃も収まってて、娯楽がなかったんだ。」
そうは言うが、あまりにも呑気が過ぎる。
これでいざ襲撃があった時どうするのだろうか...?
『捕らえろ』
突然、処刑人の彼が命をだす。
「『『えっ!?』』」
捕らえたのはそう、
裁判は終わってなかったのだ。
『まてまてまて!!??終わったはずだろう!?』
『今さっき聞き捨てならない言葉が聞こえたのでな。』
『幼気な少年の血を"無許可"で吸血したと言ったな?人間への無許可での吸血行為は御法度!!これは全吸血鬼共通の認識である!!!』
『よって!!古の作法に従い、拠点のトイレ掃除3ヶ月に処す!!!!』
...古の作法って杭打ちの刑じゃなかったっけ?
「姉さん...」
「言うな...分かってる...」
『そ、そんなことってないだろぉぉぉ.........』
─────────1日後───────────
『昨日はすまなかったな...改めて名乗ろう、ジョゼ・アンジューだ。この水没都市の自治を任されている。』
『その...情けないところを見せたな...あんなに美味い血を飲んだのは初めてでな、些か変な気分になってしまった。』
お互いにソファに腰掛ける姉さんとハンターさん。
...なんでハンターさんの太ももに手を置いてるの姉さん?
『ううん、気にしないで...いや、少しは気にしてくれると助かる。』
『あぁ、すまなかった...さて、次はお前の話を聞きたいんだが、ここに来た目的はなんだ?』
『実は雇い主を探しててね、この水没都市を纏めてるジョゼに雇ってもらえないかなぁと』
『ん?追放されたということか?それはまた難儀なことだ...まぁ、安心しろ!私が受け入れるのなら他の誰も否定はできん、ここがお前の居場所だ。』
すごい、さっきまであんなに情けなかったのに今はとても輝いて見える。
ふと横を見るととても誇らしげな姉さんの姿
「ふふん!この頃から私はアイツのことを気にかけていたというわけだ!」
「そうだね、"無許可で吸血して勝手に発情してる変態吸血鬼"って印象がハンターさんの第一印象ってことだけは言っとくね。」
「へっ!?おま、お前...そんなに口強かったか...??」
『とはいえ、ここで暮らしていく以上、仕事はしてもらうぞ?実は腕の立つやつを探していたところなんだ。私に雇ってもらいたいってことは腕は立つんだろ?』
『この水没都市は様々な問題を抱えている、そのうちの一つが電力の問題だ。都市の変電所がバケモノに占領されていてな...』
『奴らを排除する為に、お前の力を貸してくれないか?』
『うん、わかった。力になるよ。』
『よし!決まりだな!!!』
ホント、かっこいいなぁ...姉さんとハンターさん...
『あぁ、それと1つ個人的なお願いがあるんだが...』
『ん、なに?』
「あ」
下を向いていた顔を上げる姉さん
その顔は、蕩け、潤んだ瞳と荒い息遣いの正しく"淫魔"だった。
『ハァ...ハァ...また血を吸わせてくれないか...?お前の血を吸ってから身体が疼いて仕方ないんだ...』
『え゛』
「姉さん」
「な、なにかな?リーズ??」
「正座」
「はい...」
これでまだ、許嫁にはなってないんですよねぇ...
ジョゼとリーズとのイチャラブR-18物書きたい(小声)