暴食姉妹が侵食現象で主人公の記憶を見たらの反応   作:通りすがりの逃亡騎士

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曇らせが足りない...
いちゃラブも書きたい

文才欲しいねぇ



過去の水没都市:アクアリウム

ジョゼSIDE

 

 

アイツの過去、リンネの器、イドリスとゼノンとの関係...

アイツの家族...気になる事が多すぎる。

そして、その事実のことを何も知らなかった自分に腹が立つ。

 

そして記憶を見てからずっと青い顔で顔を覆っているリーズ

 

「リーズ...」

「姉さんっ...わたし...!!何も知らなかった...っ!!」

 

慟哭が響く

 

「ずっと!!ずっと!!ハンターさんのこと強い人だと、何も怖いものなんてない人だと思ってた!!!」

「こんな過去があるなんて知らなかった!!」

「頼ってくれなかったことが辛い!!!!」

「でも...ハンターさんのことが知れたことが嬉しい...そんなこと思ってる自分が嫌い...っ...」

 

「リーズ、そう思ってるのは私もだ」

「ノアとの記憶で見た、死んでも蘇る事もこの過去も、何度もアイツと身体を重ねているにも関わらず何も知らなかった...」

「この記憶の世界でアイツの隠していた事が知れて嬉しいと思っている」

 

そっとリーズを抱き締める。

 

「...これからどんな記憶を見せられ続けるのかはわからない、だが私達はアイツと共にある...そうだろ?」

 

「うん...」

「それはそうと」

 

リーズの両手が私の頭を掴む

 

「えっ...り、リーズ...??」

 

「"何度も身体を重ねた"って言ったよね??」

「...はっ!?」

「...お仕置しよっか」

「い、や、やめ...」

「やめる訳ないでしょ!!!この淫魔ぁぁぁああ!!!!」

 

「みぎゃああああああ!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

─────────アクアリウム────────

 

『あれが汚染の核となっている、リンネ種の残滓...』

『気をつけろ、残滓といえども強力なエネルギー体だ』

 

アクアリウムの中央にある、残滓...

私とリーズ、いや水没都市を蝕む全ての元凶...

 

残滓を包む殻がヒビ割れ、中に眠っていた残滓が姿を現す

 

『でっか...』

 

『あぁ、残滓となっても姿はあの時のままだな...久しいな...また会えて嬉しいぞ』

 

『え、昔からあの大きさなの?栄養豊富だったのかな?』

 

『ふふ...きっとたくさん食べたんだろうな』

 

そんな場違いな事を言いつつも戦闘態勢をとる私達

 

『あの日失ったもの...奪われたもの...その全てに!!』

 

左目に制御装置を付け、安定していく己の力

そして、安定しきった瞬間背後に新たな力(ルーンブレード)として顕現する。

その力はリーズと私、そして隣で笑ってくれているコイツの想いの結晶。

 

『代償を払ってもらう!!!!!』

 

 

 

────────────────────────

リーズSIDE

 

 

 

戦いはあまりにも一方的だった。

姉さんとハンターさんの攻撃に為す術もなくボロボロになっていく残滓

 

その巨大な腕は受け流され(パリィ)、下腹部から出す酸は噴出口ごと潰され、口から出そうとした焔は姉さんのルーンブレードで口内で爆破させられた。

 

まさに阿吽の呼吸、次にやろうとする行動全てを直前で潰されていく

そして倒れ、消滅していく残滓。

 

『は、ははは...こうも呆気なく倒せてしまうとはな...』

 

『不満なの?楽なのはいいことでしょ?』

 

『いや、それはそうなんだが...お前が討伐作戦の時にいてくれれば...と思ってな?』

 

『んな無茶な...』

 

笑い合うハンターさんと姉さん

...本当に討伐作戦の時にハンターさんがいれば全てが変わってた気がする

 

『まぁ!何はともあれ、これで汚染も食い止められただろう!』

『リーズ...ありがとう、お前のお陰で多くの命を守ることができそうだ』

 

『ん...なぁに?リーズだけじゃないでしょ?』

 

『はは!!もちろんお前のお陰もあるさ!!』

 

『ならよし』

 

『ここに辿り着く為に必要だったもの、その全てを繋いでくれた...お前のお陰だ...』

『お前が隣にいてくれて本当に良かった...』

 

『よし...近くに来てくれ』

 

あれなんかデジャヴ

 

『...ん』

 

想像通りキスをする2人

この淫魔は...本当に...

 

唇を通じて流れ込む暴食の力

その力は姉さんと同じくルーンブレードとしてハンターさんの背中に現れた。

 

あの...力の継承は別に腕からとかでも良かったんじゃ...?

キスで渡す必要なんてないし...舌まで絡めてるし...

 

「この...変態っ!!!!」

「ほんと、仰る通りです...はい...」

 

『ん...はぁ...私と妹の暴食の力の一遍をお前に継承した...きっとお前の未来を開いてくれる...』

『これまでの全てに対して、私からの...いや、私達からの感謝の気持ちだ、受け取ってくれ。』

 

『...うん、些か貰い過ぎ感があるけど、有難く貰っとくね』

 

『さ!みんなの所へ帰ろう?最高の報告が出来そうだ!!』

 

 

 

───────────拠点─────────

 

ジョゼSIDE

 

『先ほど、計器に変化があった!』

『水質汚染が緩やかになったようだ、あとは俺達が作った浄化槽の力があれば時間はかかれど、汚染の影響を無くすことができるだろう!』

 

『やったんだな!!』

 

『ふふ...ああ、無事に汚染の原因を取り除くことができた、全部コイツのお陰だ。』

 

『ほんとお手柄ね!!これでこれからもここで暮らしていけるってわけだ!!』

 

『うん、あんたとジョゼのお陰だ。』

 

『食料貯蔵庫を開けてこよう、今日くらいは贅沢してもいいだろう』

 

『あ、なら俺からも食料出すよ、大量に持ってるから』

 

『はは!なら私は調理を担当しよう!』

『拠点にいる者達全員集めてくれ!夜になったら宴だ!!!』

 

 

 

 

《リンネ種の残滓の討伐お疲れ様です、ジョゼさんから受け取った力についてお話がありますので、心の重なりに1度来てください。》

 

 

『...わかった、ジョゼ〜!少し離れるからね!』

 

『あぁ!わかった!夜には帰ってくるのだぞ?許嫁殿?』

 

『『『『...まだ許嫁って言ってるのか??もう夫だろ?』』』』

 

『う、うるさい!!!!』

 

 

 

『......帰りたくないな』

 

 

そうか...もうこの時から過去に来た目的は果たしていたんだな...

 

 

 

─────────心の重なり────────

 

『大型リンネ種の討伐、お疲れ様でした。ご無事で何よりです』

『先程申した通り、ジョゼさんから受け取った物たちについてご報告します。』

『受け取った力、生成した武器、そして貴方からジョゼさん凄まじい想いを感じます。』

『...時を超えても尚、色褪せないほどの強い想いが』

 

『...英雄ジョゼを解き放つ「鍵」とは貴方自身です』

 

『名残惜しいですが...私たちの時間に帰る時が来たようです』

 

『嫌だって言ったらどうする...?』

 

『...許されません』

 

『...そっか』

『わかった、でもせめて、これから始まる宴が終わるまでは...ジョゼと、みんなと一緒に居させて...?』

 

『...はい、少しでも悔いを残さないように楽しんでください』

 

「ハンターさん、元の時代に帰るのが嫌になるほどみんなのことを好きになってくれてたんだね」

 

「...」

 

「姉さん?」

 

「は、反則だろぉ...」

 

「...気持ちはわかるけども」

 

 

──────────宴の時間──────────

 

夜になり、宴の時間が来た。

 

『よーし!みんな居るな?今日この時、この水没都市における厄介事の1つにケリがついた!それも皆が頑張ってくれた事と、我が許嫁が居たからこそだ!!したがって、ここに宴を開催する!!みんなグラスは持ったな!?それじゃあ、乾杯!!!!!!!!!!』

 

『『『『『『『『『かんぱーい!!!!!!!』』』』』』』』』

 

最初の音頭が終わり各々宴を楽しみ出す。

アイツも早速、料理に手を伸ばし食べていく。

だがその顔は暗い、この宴が終われば自分の時代に帰らなければいけないからだ。

 

『...うまい、だけどなんでだろ...寂しい...』

 

『辛気臭い顔をしてるな、許嫁どの?』

 

『あ...見られちゃったか』

 

『見てるとも、お前のことだからな...何があったんだ?』

 

『...帰らなきゃいけなくなった』

 

『...そうか』

 

『帰りたくない、もっと...ジョゼと一緒にいたかった』

 

『ふふ...愛されてるな』

『いいか、よく聞け?どんなに離れていても、私の愛も身体も心も魂すらも全てお前の物だ』

『それはお前もだ、お前の愛も身体も心も魂すら私の物』

『忘れるな、私はいつまでもお前のことを愛し続ける』

 

『うん、俺もいつまでもジョゼを愛し続ける』

 

...今思うと結構恥ずかしいこと言っているな私

 

「ずるい」

 

「り、リーズ?」

 

「ずるいずるいずるいずるい!!!私も言われたい!!!!」

「姉さんだけずるいよ!うわああああん!!!!!!」

 

「お、おい!?お前そんなだったか!?」

 

リーズの近くに転がる酒瓶が複数

 

「まさか飲んだのか!?というか飲めたのか!?」

 

ほとんど意識体みたいな状態の私たちが飲めるわけが...

 

「おい!姉さん!!!」

 

「は、はい!?」

 

「毎回毎回私の前でイチャイチャしやがって!!!少しは私の気持ちも考えろ!!私だってハンターさんのこと好きなのにぃ!!!!」

 

「わ、わかってるよ...」

 

「むぅぅぅぅうぅぅ!!!!!!!!!!!」

「寝る!!!!!!!!!!」

 

そう言うとその場で倒れ込み寝てしまうリーズ

 

「えぇ...」

 

こんな酒癖悪かったか...?

 

 

 

───────────翌朝───────────

 

「うぅ...頭痛い...」

 

「当たり前だ、あんなに酔っ払ってたんだから」

 

頭を押さえて二日酔いに苦しむリーズ

...私と違い酒には弱いのに手を出すからだ。

 

『おはようジョゼ』

 

『あぁ、おはよう...さぁ、みんな待っているぞ』

 

あの後、酔い潰れたリーズを介抱していた時に聞こえたが、アイツの送り出しの挨拶をするらしい。

 

 

─────────大広間─────────

 

 

『昨日の宴中に話した通り、我が許嫁はこれから遠くへ行く。』

『いつ帰って来れるかはわからない、だから皆に宣言する』

『我らの想い、そして心は常に我が許嫁と共にある!!』

 

『『『『『おおおお!!!!!』』』』』

 

『そして、ここにいる者たちだけに次いでに伝えよう』

『我が許嫁...もとい、我が夫と私、ジョゼ·アンジューはここに結婚する!』

『これは極秘事項だ、ここにいる者たち以外に伝えることを禁ずる!!』

 

『『『『『やっと結婚するのか!!!』』』』』

 

調子乗ったな...隣の妹の目が怖い

 

『さぁ!我が夫を共に送り出すぞ!!!』

 

『『『『『いってらっしゃい!いつでも戻ってきてね!!』』』』』

 

『いってきます、みんな元気でね!!!』

 

 

「さぁ、覚悟出来てるよね?姉さん??」

 

「あぁ...優しくしてくれ...」

 

 




愛のパワーでリンネ種の残滓は瞬殺されました。
それはそう、覚悟と愛がガンギマリのジョゼと普通におかしい主人公くんだもんね。
過去編これで終了か...



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