貴方は淫魔の国へ渡る   作:ばばばばば

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 驚いた貴方の顔を見ながら彼女は寂しそうな笑みを浮かべる。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あれだけ貴方の心を覗けると言っていた彼女は、なぜか貴方とは目を合わさない。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                              

 

 

 

 

 彼女はそれ以上は貴方を見ずに、俯いたまま絞り出すように話を続ける。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結局のところ、貴方は彼女の協力なしでは何もできない弱者だ。

 貴方は彼女を動かす為に言葉を投げかけることしかできない。

 

 

 

 

 

   それでも、元居た場所に帰りたいと彼女に伝える

 

   恐怖を押し殺して、彼女を恐れていないと伝える

 

   ただひたすらに哀願しながら彼女に慈悲を求める

 

 

 

 

 


hint:騙されてはいけない、君は常に注意深くあれ

 

 

 

 

 

 

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 理屈が聞かないなら感情で伝えるしかないだろうと、貴方は考える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

   
                 

 

 

 

 

 

                        

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

「汚したくない」「対等になりたい」「曖昧な欲望で繋がりたくない」 

 

 それらは貴方の本心だ。 

 

 しかし、それらを全部束ねている思いが貴方にはあった。 

 

 

 

 

 

 

 




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                          

 

 

 貴方は―― 

 

 

 

 彼女が落ち着くまで背中をさすった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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