貴方は淫魔の国へ渡る   作:ばばばばば

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3-09 出社の遊覧飛行二回目

 

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 貴方は彼女に起こされて寝ぼけ眼を擦り目を覚ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちょうど出勤ラッシュとでも言うのだろうか、貴方の目にはすれ違い、合流し、あるいは追い越していく淫魔達の姿が見えた。

 

 


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ここで貴方はふと、彼女の話す淫魔の種別とでもいうべき話を思い出した。

 

 

 

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 彼女は貴方の言葉を聞いて、可笑しさからか少し吹き出してしまったようだ。

 

 

 


 

 

 

 

 


 

 

 

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 貴方のそんな考えが伝わってしまったのだろうか、彼女はすこし説明に悩むような表情をする。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 


 

 

 彼女の珍しくニヒルな横顔は雄弁に“それが出来たら苦労はしない”と語っているように貴方には見えてしまう。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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  貴方の世界で言うなら、大企業の社長や財閥の当主に近いのだろう。

 上級淫魔とやらは街を歩いていて偶然会うような相手ではない、まさに殿上人と言っても差し支えない者達だということは理解した。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

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 貴方は―― 

 

 

 

思いついた疑問を投げかけながら、彼女と職場へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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