貴方は淫魔の国へ渡る   作:ばばばばば

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 貴方はこれ以上何も考えることはできない。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貴方にとって、その目に映る光景は今際の際にしては余りにも突拍子がなさ過ぎた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その女性の姿を言い表すならば痴女であった 

 

 

 

 

 

 早口でまくしたてられる意味不明な単語たちが貴方の元へ雨あられと降り注ぐ。

 

 

 

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 貴方は考えるのを止めた。

 

 そんな体力など貴方に残されてなどいない。

 

 

 

 

 

 

 

 貴方は気力を振り絞りだしてなんとかその一言を目の前の痴女に伝えた。 

 

 

 

 

 

 

 そんな偏食宣言を受けながら貴方の意識はすでに朦朧としている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 貴方の意識に限界が訪れる。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 貴方は意識を完全に失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 貴方は風を切る音と、揺れからほんの一瞬だけ意識が浮かび上がる。

 

 

 

 

 

 貴方は空を飛び、霞んだ瞼からその世界を見た。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 急な方向転換と加速に、貴方の意識は刈り取られる。 

 

 

 

 

 

 貴方は淫魔の国へ渡る

 

 

 

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