貴方は淫魔の国へ渡る   作:ばばばばば

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 貴方は何と戦っているのだろうか?

 それは貴方にしか分からない。

 

 

 

 ただ一つ言えることは貴方を止められるものは誰もおらず

 貴方でさえそれを止めることが不可能なほど、貴方の猛りは凄まじかったということだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 貴方に精液を食べる様な趣味はない

 趣味はないがこれはそのような次元の話ではないと貴方は考える。

 

 

 喉に流れ落ちる全てが粘液を穢し、胃に落ちようとも這い上がり肺と鼻を侵す。

 

 

 

 

 

 

 それでも貴方は食べた何かに追われるように……

 

 

 

 

 

 

 それでも貴方は食べ進める。 だが――

 

 

 

 残り一口となった時、貴方の手がピタリと止まる。

 

 

 

 貴方の体、頭のてっぺんからつま先に至るすべてが、拒絶の警鐘を鳴らしている。

 

 

 

 

 胃が捩じれ、喉は締まり、口は堅く結ばれる。 

 

 

 

 

 貴方の体の全てが敗北を認めていた。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 貴方は、貴方の精神は、身体を超越し、全てを捻じ伏せた。

 

 

 

 

 

 貴方は勝者だ。 

 

 

 例え見る者がいなくとも、貴方は己を超越せし者であり、誰よりも自由な男であったのだ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それはそれとして貴方はお腹を壊した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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