貴方は淫魔の国へ渡る   作:ばばばばば

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 貴方は驚きの声を上げ尻もちをつく。 

 

 

 

 

 

 

 淫魔は空を飛べるので階段はいらない。

 確かに納得ができなくもないが、死にかけた貴方はそれどころではない。

 

 

 そして、残念ながら、貴方は下半身に生暖かいものが伝っていることに気づいた。 

 

 

 

 精神と肉体への衝撃により貴方の膀胱は決壊してしまったのだ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これでは彼女の子ども扱いも否定しきれないと貴方はため息をつく。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  世間話でもするような雰囲気で、見知らぬ淫魔が話しかけてくる。

 彼女と違い肌まで黒く、その虹彩は金色であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし向こうは、閉じようとするドアに体を入れてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            ――なにを言っているかは何となく分かる――

      

 

       

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな誰かから聞いたような言葉を使う貴方。

 そして目の前の淫魔の反応を伺いながら密かに喉を鳴らした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 貴方は賭けに勝った。 

 

 

 

 目の前の淫魔は貴方のことを不審に思いながらも、人間とは思わなかった。

 

 

 

 

 

                                                       

 

 

 

 貴方はにじり寄る淫魔を制止する。

 

 

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




hint:外は危ない、貴方が約束を守れなかったゆえの結末だ。
   普通の淫魔に会えばどうなるか、貴方は説明を受けたはずである。

   回避する方法は簡単だ。
   戻る意思があるならそうするといいだろう。
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