貴方は淫魔の国へ渡る   作:ばばばばば

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■

 

 

 

 

 

 

 

                               

 

 

 貴方は彼女と同衾してもことに及ぶつもりがない事を説明する。 

 

 

 

 

 それを聞くうちに彼女は柱の様に固まったまま、愕然とした表情を浮かべる。 

 

 

 

 

 理解できずに困惑する彼女に貴方はほんのわずかに罪悪感を覚えた。

 

 

 

 

 

 

 言ってしまったものは仕方がない。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 貴方は彼女に背を向けるように寝返りを打とうとし――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まるで達人に投げ飛ばされたように横へ一回転した貴方の腹の上にはいつの間にか彼女がまたがっていた。

 

 

 

 

 

 

                    

 体をどかした彼女の目からは、先ほどの捕食者のような雰囲気は霧散していた。

 

 

 

 

貴方も危険な行動をとるつもりはない事を彼女に伝える。

 

 

 

 

 

 

 貴方は彼女からくたびれた雰囲気を感じた。 

 

 

 

 

 

 そしてその悩みは貴方の世界にも通じるものであるため

 貴方は差し出がましいと思いつつも彼女の悩みを聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どうやら淫魔の社会というのは中々に世知辛いものらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ならばと貴方は言葉を変えて彼女に自身の気持ちを伝えることにした。

 

 

 

 

 

 なにせ命の恩人である。

 

 彼女という存在がいたこと、それに対する感謝を貴方は述べた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

されるがままになるしかない貴方は疲れ切って寝入るまで撫でられ続けた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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