貴方は淫魔の国へ渡る   作:ばばばばば

68 / 281


 

 

 そうして貴方は寝入ろうとするが…… 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 貴方がそんなことを考えれば、彼女は先んじて笑顔で肯定する。 

 

 

 

 

 

 

 貴方はそういうが、彼女の意見はどうやら違うらしい。 

 

 

 

 男としてはそれを誉め言葉と素直に受け取れない貴方である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう言った彼女はほんの少しだけ目を細め、誘惑するような流し目を貴方に送る。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いつの間にか、普段の快活な笑顔を見せる彼女。 

 

 結局貴方は彼女の認識を改めさせるつもりが逆に圧倒されてしまった。

 少なくとも貴方は彼女に比べれば小動物のようにか弱い存在であることは間違いない。     

 

 

 

 

                                                                                           

 実際、彼女無しでは生きられない貴方は、この扱いも仕方なしと考え直してしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 貴方は少し、興味が湧き彼女の仕事を聞こうとするが

 その前に彼女は目を伏せて、話を打ち切ってしまう。

 

 

 

 

 

 貴方は彼女の疲れた様子を見て、顔を見られるぐらいは安いものと考えた。 

 

 

 

 

 彼女はベッドから離れると宙に浮かび上がり、まるで胎児のように身を丸める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貴方はその言葉に短く言葉を返すと目を瞑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。